ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 人魚が逃げた

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    好きな連作短編集。青山美智子さん2作品目。
    自然と涙がこぼれていたり。面白すぎた。
    ヒトのココロというものは、本人にもわからなかったり、わかっていても、認めたくなかったり、どうすることもできなかったり、タイミングがあったり。一筋縄ではいかないものだよねー!が詰まっていました。
    アンデルセンの「人魚姫」みんながあらすじ知ってるお話なの、スゴすぎ!

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    2026年08月23日
  • 館島

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    「墜落死体はある。だが、墜落現場がない」

    天才建築家・十文字和臣の突然の死。
    謎が解明されないまま半年が過ぎた頃、事件の舞台となった館島に関係者たちが再び集められる。

    そうして幕を開けるミステリ。

    墜落死体がある。なのに墜落現場がない。
    そのスタートが面白過ぎて、そこから解決編まで「いや、ほんと、よく考えるわ…」と呆気に取られながら一気に読み切りました。
    特徴的な「館」が出てくるんだから当然そこに何か仕掛けがあるだろうと色々想像しながら読み進めるけど…マジかよ、有りかよ、ってツッコまずにはいられない大仕掛け。テンション上がります。

    主役は、十文字和臣の事件の際にも捜査に加わって

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    2026年08月23日
  • 八月の御所グラウンド

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    中編が2作収められた、少し珍しい印象の形式。

    表題作ではない『十二月の都大路カケル』から本作は始まります。
    こちらは、京都の都大路で行われる女子全国高校駅伝を舞台にした、一年生の補欠選手「サカトゥー」こと坂東が主人公の物語。
    急遽出走が決まるも、彼女は自他共に認める絶望的な方向音痴で…。

    その『十二月の〜』を読み始めて数ページで感じた「うわ、この人の文章好きだ」という思いだけで、この本が読めて本当に良かった。
    物語の状況を説明しつつもすらすらと読める地の文。短いやりとりからたちまちキャラクターの輪郭がはっきりと立ち上がってくる会話文。
    「こんな文章が書きたい」の一言に尽きる。
    何を隠そ

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    2026年08月23日
  • パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち

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    みんな大好きパンどろぼうシリーズの一作。
    パンどろぼうなのにオニギリ?と思ったのですが、作中は美味しそうなパンがちゃんと出てきます。
    そしていつものおじさんも。
    おにぎりもとても美味しそうで、パンとおにぎり、両方食べたくなりました。

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    2026年08月23日
  • 吹けば飛ぶよな男だが

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    前半エッセイと後半書き下ろし小説の構成

    エッセイは言い回しや落ちがとっても面白い
    彼の考え方が好きだなと思いました

    書き下ろし小説の中にもエッセイで出てきたお話が織り込んでいてそちらも面白かったです。

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    2026年08月23日
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)

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    今まで読んだ村上春樹長編の中では好きな方だった

    例によって村上春樹の世界観で、現実では起き得ないことが起きたりする。それについて詳しく説明されるわけではなく、そういうものなのだと受け入れて読み進めていった。それが心地良くもある。

    本作は特に結末がよかった。分類としてはハッピーエンドなのだろうけど、チープではない。説得力を感じる終わり方で読後感もよかった。

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城 上

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    わかるわかるよ。不登校、50年前、そうだったもん。お母さんに言えない。わかるよわかる。共感してくれる人、気持ちわかってくれる人いて良かったね。下巻も買うよ。すぐ読もう。

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    2026年08月23日
  • 君たちに明日はない(新潮文庫)

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    この本で垣根先生のファンになりました。
    リストラのアウトソーシングの会社で働く主人公と退職面接を受ける魅力的な登場人物。
    登場人物の生い立ちや立場等で感情移入させられ、「必ずしも今の仕事に拘らなければならない訳ではないのかなぁ?」と仕事との向き合い方を考えさせられるとても楽しい作品でした。
    因みに2周目です。

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    2026年08月23日
  • プラスティック

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    殺されたのは自分だったという奇妙な物語、登場人物の正体をそれぞれの視点から探っていくストーリー、新鮮で面白かった。

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    2026年08月23日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    ゆとりシリーズ3作目。面白さは担保されています。
    ゆとりシリーズの朝井リョウさんと普段の作品とのギャップが好きです

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    2026年08月23日
  • カササギ殺人事件 下

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    ネタバレ

    とても面白かった

    上下巻に分かれていることが、そのままトリックになるという構造が面白い。しかも一冊を丸ごと作中作に使うという贅沢、一粒で二度美味しいどころか、それ以上の良さを味わえた。

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    2026年08月23日
  • スター

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    人生のバイブルになりえる本に初めて出会った。正直一回目を読み終わった今では、この本が伝えたいことの全てを理解はできていない。それでも変化が大きく正しいということが曖昧になったこの時代の中で、自分に自信を持って生き抜いていくための術が書いてあることは形容し難いほどに伝わった。何度も読んでもっと理解を深めた先に何を感じるのか、早速もう一度読み返してみる。

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    2026年08月23日
  • スター

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    送り手側も受け手側も多様化していくなかで、そこに単純な優劣や上下はなく、結局はポジショニングなのだと思う。需要と供給のあいだで、そのときたまたまパズルのピースが噛み合うものが選ばれていく。言われてみれば、その通りである。
    ただ、いざ送り手側の立場に立つと、そう簡単には割り切れない。
    「どうしてあんな粗悪なものを売っているんだ」と思うこともあれば、逆に「どうしてあそこまで真面目にやっているんだろう。そんなに丁寧にやっていたら採算が合わないだろう」と感じることもある。実際に受け手がどう受け取っているかを十分に考えないまま、つい他の送り手と比較してしまう。
    さらに、ある程度その世界を深く知るようにな

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    2026年08月23日
  • 片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ

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    ネタバレ

    小野寺史宜さんの片見里シリーズは前から知っていて読んでみたかったので読みましたがとても心温まる内容でした。
    一時と徳弥の男同士の友情がとても良かったです。
    村岡家に住む事になってから徐々に仲良くなっていき丈章にリベンジをするという同じ目的の為に動く展開になったのが2人の結束力をより深めたのかなと思いました。
    大人になってから小学生の頃に同じクラスだった人に再会するというのは中々無いと思いますが何かふとした事がきっかけでこういう再会もあるかもしれないですよね!
    丈章みたいな人間が実際にいたら距離を置いて関わらないのが一番だなと感じました。
    最後はスカッとしました(笑)
    徳弥と父親の徳親は血の繋が

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    2026年08月23日
  • 高校事変 21

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    ネタバレ

    今回は瑠那が大活躍します。(前巻では瑠那がほとんど活躍しなかったの、今回は特にそう思います。)
    とにかく人が簡単には死ぬので、死ぬこと事態は何も感じなくなってきました。銃、ライフル、ナイフ、手榴弾、あらゆる武器がでまくります。最後は、結衣も凛香もでてきて、とにかくハチャメチャに人が死んでいきますが、ストーリーとしては新しく展開していくので、次巻もすぐに読みたくなります。最後はどうなるのだろう。

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    2026年08月23日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    特に号泣はしなかった。冷静に読んでみて、文章の書かれ方も好きだったし、いろんな立場の人に焦点が当てられていたところが本当によかった。

    もっとたくさんの人がこのような作品を読めば、人に優しくなれるんじゃないかと思った。

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    2026年08月23日
  • 廃用身

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    ネタバレ

    (ネタバレを含みます)

    リハビリに親しみのある医療従事者の立場から、麻痺した四肢の切断というテーマにとても興味が出て読みました。

    ストーリー自体、何度も「事実なのか、創作なのか」と検索してしまいました笑

    切断を最良の治療と信じていた医師の心境は、最後までよく分かりませんでした。

    私の考えですが、本当に切断は良い結果ばかりだったのか。
    悪い作用は、患者のバックグラウンドをきっかけに精神面にのみ現れてしまうのか?

    ストーリーの中では、オペ後の経過を追っているのはせいぜい1〜2年ほどでした。

    「審美性」という言葉があります。
    医療の中でもよく使われる言葉みたいです。(私も使います。)

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    2026年08月23日
  • 告白

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    担任の森口は、中学校の春休み前最後のホームルームで、今月を最後に教職を退職することを告げながら、教職を勤めた日々を振り返りながら生徒に語りかける。

    自身の娘がこの学校のプールで亡くなったこと。その犯人がこのクラスの2人の生徒であること。
    その2人に復讐すべく、警察に頼らない意外な私刑の方法を選ぶ。

    その後の2人、2人の母親、クラスメイトの視点から語られる話で真相が明らかになっていくのが心地良かった。
    最後の結末は衝撃的だった、法で裁く以上の罰を犯人に望む人に勧めたい。

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    2026年08月23日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    普通に泣きそうになった
    なんか自分のこと大事にできてないなって思わされるし、人を愛することと同じように自分も愛したいて思う。

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    2026年08月23日
  • 酒を主食とする人々

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    以前にTV番組で見ました。エチオピアの秘境に酒を主食にする部族がいる。なんと興味を駆立てるタイトルでしょうか。実際に存在しており、大人はもちろん、子供までもがお酒を主食としている。固形物はあまり食べず、お団子的なものを少々食べる程度らしい。高野さんの本にハズレは無いですね。

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    2026年08月23日