小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレすごく感動した作品だったので星5。
他の星5よりかはちょっと下くらいかも。
最初は、少年が、無気力な主人公との出会いを通して変わっていく話なのかなと思っていたけれど、読み進めるうちに、いつの間にか主人公の方が少年のために真剣にご飯を作り、向き合おうとしている姿に強く心を動かされた。
題名の僕は少年のことだろうけど、おじさん目線でストーリは進んでいった。
主人公はやる気がなく、面倒なことを避けながら生きている人物だけれど、決して冷たい人ではない。その力の抜けた雰囲気が、逆に人を安心させたり、本音を話しやすくさせているのだと思った。
また、子どもだけではなく、親の苦しさや葛藤も丁寧に描かれ -
Posted by ブクログ
どんどんと引き込まれる、次へ次へと読み進めたくなる作品だった。
ジャンルはミステリ小説だが、謎解きでないミステリ。文の中に様々な伏線がところ狭しと潜んでいて、ラストで綺麗に回収される。ミステリであるので、様々な考察を挟む読み方をしても十分に楽しめると思うのだが、短編ということもあり、飽きることなくどんどん展開されるストーリーに、つい急ぎ足で読みたくなってしまう。そんな作品。
こういったタイプのミステリにはやはり短編が合っていると再確認できる作品だったが、それ以上に作者の筆力に圧倒される面が多かった。
作者自身が得意分野をしっかり理解しており、それを遺憾無く発揮した一冊であると感じる。
普 -
Posted by ブクログ
そんなこと思いつく上にうえに、そんなうまくいく?!という話もありますが、私はフィクションとして楽しめました。
一番好きなのはマダムショップの話です。ミステリー要素のある話ですが、ちょっぴりホラーでもあり、ドタバタ感もあり、面白かったです。店とマダムを映像で見てみたい…!まさか2号店があるとは笑
出てくるほかの店もレトロで趣がありそうで見てみたいです。
トリアージ2020もよかったです。私も主人公と全く同じことを考えましたが見事にはずれました。SNSは危険というイメージばかりですが、こうやって素敵な出会いもあるんだな、いいなと思いました。
全体的に、さらっと軽い気持ちで読みたい時に合う本だと思い -
Posted by ブクログ
[奇跡のバックホームから、栄光のバックホームへ](秋山純・幻冬舎文庫)読み終わりました。
全員野球とは、映画[栄光のバックホーム]監督の秋山さんが重ねてお使いになられている言葉です。
横田慎太郎さんへ愛に満ちあふれた、まさにこの言葉のとおり全ての方がワンチームとなり、全身全霊を捧げて作品を創り上げたのです。
拝読しながら制作総指揮の見城さん、監督の秋山さんをはじめとする、まさに命懸けの熱狂の波が、行間から噴き出して来るかのようでした。
松谷鷹也さんが慎太郎さんとして生きた月日はもちろん、例えば鳥谷選手役として橋谷拓玖さんが、ご本人と同じように甲子園のスタンドを昇り降りしてウォーミングアップ -
Posted by ブクログ
ネタバレシリアのことを全く知らなくて、そういえば高校の近代史の授業でアサド政権の独裁とか出てきた気がする程度の知識しかなかった。私の高校時代って20年くらい前なのに、そんな前から(もっと前から)ついこの前(2024年)までずっと独裁が続いていたのか!と思った。
そして、そんなにも長く続いていた独裁が、2024年に崩壊したなんて、大ニュースなのに、私は全く気にしていなかった。
シリア人と結婚した著者の経験として、興味深いシリアの文化や社会情勢を知ることができて面白かった。第二夫人事件も、日本人同士の結婚ではまず起きない出来事で興味深かった。それにしても、文化とはいえ、シリアの男尊女卑は、やっぱり私には -
Posted by ブクログ
ネタバレするすると読めてしまったな〜そっと隣に居てくれてるような安心感のある本だった。下品な言葉が並ぶし浮気ばかりだし下手したら嫌悪感を感じかねないのにどうしてこんなに爪さんに愛着が湧くのだろう。
登場する女の子たちもみんな愛らしいけど特に好きなのは車椅子のミキさんと、やっぱりアスカ。
ミキさんは尺に対して印象が強すぎる。歌うのもすぐ怒るのものぼせてるのもエメラルド・フロウジョンをかけられてるのも何だそれって感じでかわいい。ヘビーなバックグラウンドとのギャップも強くて究極に人間らしくていいなあ。
そしてアスカの無邪気さは可愛い〜!タバコの火を点けてもらえて満足げなアスカが可愛くて、恋人がタバコを吸って -
Posted by ブクログ
コリア系アメリカ人社会学者による、
朝鮮戦争を生き抜いた母親の生きざまのドキュメンタリー。
すさまじい。
恨 だ。
なぜ韓国の小説には恨が底流にあるのか。
著者のお母さんは朝鮮戦争時代、
セックスワーカーをやっていた、らしい。
大東亜戦争中に日本が残した慰安所を、
米軍がそのまま利用し、
朝鮮の女性を雇用して、
米軍人の相手をさせた。
お母さんはおそらくその相手だった米軍人と結婚、
米軍人によってそこから脱し著者を産みアメリカに渡り、
しばらくは普通の生活をしていた。
食への貪欲さをもって。
その記載が非常に印象的。キムチ、ブルーベリー、、
しかしセックスワーカー時代のトラウマのせいか、