ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • みえないおしごと

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    「みえないおしごと」
    なるほど、そういう事か
    想像していたのとはちょっと違った(笑)
    日常利用するものの原動力がこれなんだと想像すると
    ニヤニヤが止まらなない

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    2026年08月02日
  • AX アックス

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    最強の殺し屋・兜は恐妻家。
    人の命を奪うことに苦悩し、仕事をやめたいが、最強を育て上げた組織が手放すはずない。
    友人を守り、家族を巻き込まないために兜が下した最後の決断。
    カマキリが斧を振り下ろした意味を知り、胸が締め付けられた。

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    2026年08月02日
  • とんこつQ&A

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    短編集。
    始まりから引き込まれて、読み終わるたびに衝撃を受ける。

    なんとなく浮世離れしたまま進んでいく感じが楽しい。着眼点が独特で新鮮。

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    2026年08月02日
  • 野中広務 差別と権力

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    ネタバレ

    権謀術数的な側面と、弱者を慮り差別に抗する側面とを併せ持った野中広務。政治の趨勢を見極め、キーマン同士の調整役やパイプを買って出ることによって権力の座に登り詰めた野中であるが、大きな思想や信念を持たなかったとされる。たしかに田中角栄などと比べてしまえば信念が弱く見えるかもしれないが、弱者救済・差別根絶というスタンスは彼特有の強烈な思想であると感じる。排外主義的な主張が幅を利かせる現代において、政治家として彼が居続けたとしたら、どのような存在感を放っていただろうか。

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    2026年08月02日
  • 夜市

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    好きな小説は?ときかれたらこの本を言おう、と思うほど刺さった。蟲師が好きな人は好きな気がする。
    すっきり解決しようという話ではない。
    人がどうこうできるわけではない怪異、現象みたいなものがただあって、それに触れてどうするのか、どうなるのか。みたいな話だった。
    どうしようもなさと、夢のような余韻の読後感が大好き。

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    2026年08月02日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    ほんとうにほんとうにおもしろすぎて、読み終えて数日経ってもロッキーと友達になりたいなぁと考えていたくらい笑

    映画も観たけどロッキーのまごうことなき天才感が感じられず。ストラットもわたしのイメージとは少し違ったな。
    あとは、ラストでロッキーを助けに行くっていう選択は原作では圧倒的に絶望感漂うものだったのに、そこがさらっと描かれていたのが気になった。

    いやここは小説の感想でした。
    とにもかくにも、ご都合主義だろうがラストの展開は心からほっとした。あとは、わたしも理系な何かで秀でた才能があったら良かったなぁと羨ましくも思った。
    いつか再読したい!

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    2026年08月02日
  • 信長の棺 下

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    織田信長の伝記作者太田牛一が、消えた信長の遺骨を探すミステリー下巻。
    著者の筆力に引っ張られ、ぐいぐい読ませるが、秀吉・荒木村重室のだし・清玉上人の出自の話など創作性?が強くなってきた感あり。話を面白くするためには仕方ないのかもしれないけど。
    それと、上巻の後半から登場する謎めいた女、楓(呼び名が紗耶→多志に変わる)については、む~んだな。
    こういうのは中高年男性の夢なのかもしれないけど・・・。
    楓との関係は読んでいて白けたし、上記3名の出自話もご都合主義だなと感じたので、評価は★4つと5つで迷った。
    ただ、読後感は良かったので、★5つに。
    また、巻末の参考文献を見て、本作の面白さや重厚さは様

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    2026年08月02日
  • ルポ 中年童貞

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    中年童貞を客観的に見ると笑えるかもしれない。
    ただその根本にあるのは過去のトラウマや真っ直ぐな性格、だからこそなおたちが悪い。
    中年童貞は結果的にそうなってしまったわけでは無く病気だと思う。

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    2026年08月02日
  • 晴れの日の木馬たち

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    芸術と小説を融合させる主人公の山中すてらは、原田マハ自身のようで素敵だなぁー。すてらの幼少期は不遇であっても父・倉紡社長・ハチマキ・常和田・夏目漱石・武者小路実篤…と彼女を支えるキーパーソンが次々と現れる。強運であるし努力を惜しまない。それも深い信仰によるものだろうか。

    ちょっとネタバレ
    「最後の場面にたどり着いた読者が悲しい涙を流すのではなく、幸せな笑顔になるような晴れの日の木馬たちの物語を書いてください」と片想い相手に言われた通りのこの本としての晴れやかなエンディング。
    常和田(イサ)は愛する亡夫がかつてフランスへ行った時、小石になってあなたのポケットの中で一緒に旅したいと語った打ち明け

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    2026年08月02日
  • 変な家2 ~11の間取り図~

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    同シリーズの『変な家』を読んでからかなり時間が経ち、雨穴さんのホラーミステリーがまた読みたくなり今回読んだ。
    雨穴さんの物語はやっぱり面白い。文章は読みやすいし、ミステリー解読に際して何度も前述を再掲してくれるので、思い出しながら読み進められた。
    カルトを織り交ぜた点が、この作品の面白さを握っていると感じた。
    11の間取りがただ繋がるだけではなく、時代を超えて繋がっているのも面白いと思った。
    歴史小説を読んでいる瞬間もあるし、殺人事件という王道ミステリーを読んでいる瞬間もある。間取りや減築という建築に関する本を読んでいる瞬間もある。家族の物語を読んでいる瞬間もある。確かにミステリーとしてひとつ

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    2026年08月02日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

    本を焼いて考えることを禁止して
    刺激的な娯楽のみを与えることで
    幸せを管理する

    ただ国は戦争中で
    国民はその事についてあまり考えることもなく
    空から突然落とされた爆弾で死ぬ

    現代とすごく重なってたくさん考えさせられた
    ものを知らず
    深く考えないことはほんとうに幸せなのか
    配慮のいき過ぎで何も話せなくなってしまうことが本当に良いことなのか

    前半と後半で炎の意味が奪うだけ、から与えることができる、になるのも印象的

    モンターグは普通の人で
    正しいことのためだったとしても
    そりゃあ人なんか殺したくないよねってかわいそうだった

    グレンジャーもフィーバーも言ってた
    「正しい種類のあやまち」という

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    2026年08月02日
  • こちらあみ子

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    どれも不気味で怖い作品だった。『こちらあみ子』は特に読むのが辛かった。
    個人的には『ピクニック』が好き。

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    2026年08月02日
  • 遠い太鼓

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    2026.46

    7月後半のほとんどはこの本を読んでいた
    長い夏休みのような気持ちだった
    40歳、世はバブル。
    売れた小説家はとにかく疲れていた
    疲れているということを書くことで消化していく
    本当に天性の才能なんだろうなと思った

    この本は翻訳されて海外で読まれているんだろうか
    書かれた国の人たちが怒りそうな内容だったので
    かなり気になる
    それから事あるごとに歴史の話が出てくる
    歴史とは戦争のこと
    彼が抱く戦争への疑問たちのことが心に残っている

    私が初めて読んだのはノルウェイの森で
    その時の読書体験が私にとって大切な記憶なのだけど
    書いている時期の彼の言葉を読んで納得した
    私があの時感じた

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    2026年08月02日
  • 探偵が早すぎる (上)

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    爽快感強め!読んでいて気持ちがいい♡
    読書慣れしてない人もスルスル読めそうな作品
    感じ方は、地雷グリコに近しいかも?

    ドキドキハラハラするけど、
    探偵さんが先回りしてくれる絶対的安心感があって、計画未遂に終わるネタバレシーンは、毎回ニヤニヤちゃう。探偵さん、最高だよって言いたくなる。とても好きでした!

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    2026年08月02日
  • 陰陽師

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    直衣を纏う、『実直そうな面構えの中に、どこか愛嬌がある男』、武士の源博雅。
    白い狩衣を纏う、年齢不詳、『長身で色白』『秀麗な顔』の男、陰陽師の阿部清明。

    正反対のような二人の男が
    『もののけ』の噂を聞きつけ、

    「ゆこう」
    「ゆこう」

    と、
    雨の夜の平安京へと、出かけて行く。
    そんな、とある、夏から冬までのお話。


    (国語便覧を片手に読みました。
    平安時代、平安京の生活文化の勉強にもなった。)

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    2026年08月02日
  • 偽医者がいる村

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    最初から最後まで疾走感があり、ページをめくる手が止まらない。

    過疎地での医療の難しさ、自分の地元を見ているようで心が苦しくなります。
    田舎の悪いところも良いところ
    都会の良いところも悪いところも全部うまく使って表現していると思いました。

    手術シーンは本当にリアルで、思わずこちらまでドキドキしてしまいます。

    そして、子どもなんてすんなり産まれてくると思っている男性にぜひとも読んで欲しい。
    生命がこの世に誕生することが、どれだけ奇跡の連続の上に成り立っているということを知って欲しい。

    出産を経験されている全女性に敬意を表します。

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    2026年08月02日
  • 信長の棺 上

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    織田信長に仕えた吏僚(元は武士)の太田牛一を主人公に、彼が本能寺の変後に見つからなかった信長の遺体(骨)を探すミステリーである。
    発表時は、高齢の著者の処女小説ということで、(著者は経済分野では著作多い方だけど)、大層話題になったものの、いつもながらブーム時には読めていない私。

    先にTVドラマでラストシーンのみ偶然見てしまい、結末は知っている状態で読み始めたが、作品冒頭から一気に読ませる。
    本能寺の変の一報を受け、大混乱の安土城内の様子は臨場感あふれる描写だし、生前に信長より下された密命(主の死で宙ぶらりんになってしまったが)のため、牛一主従がたどる隠密の旅はとてもスリリングだ。
    物語の結末

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    2026年08月02日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    相変わらず面白い
    年配層だらけで事件を解決していく話
    主人公がたくさんいるのにそれぞれの主観で書かれた章がすごくわかりやすい
    次作はまだ日本語訳されてないから楽しみ

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    2026年08月02日
  • ひまわり

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    途中からノンフィクション読んでいる気分になった。

    直前まで、言葉に出来ない事がある、
    という本を読んでいたくせに、
    言葉の力を信じなさい、に共感しまくっている。
    どちらも本当だと思ってる。
    うまく説明出来ないけど。

    「法律家は言葉のプロです」
    「声なき声を拾って、その言葉を伝える。相手の理解しやすい言い方で、相手が受け入れやすい状況に誘導して、落としどころを探る。それが交渉です」
    「言葉のプロとして、言葉の力を信じなさい。
    言葉があるかぎり私たちはつながれる」
    「話せば分かるが、話さなきゃ分からないことも多い」
    「言葉の力は希望の光。言葉を使って、粘り強く、闘っていってくださいね」

    心に

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    2026年08月02日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    とにかく心が温まる本当に素敵なお話だった。

    でも今の自分はちょっと疲れてて、
    この人たちは善意だけで生きてるわけじゃないだろうと思ったりしたけと、
    きっとそういうことも全部ひっくるめて折り合いをつけながら生きてるんだろうなと思い直した。

    ネネの存在がとにかく愛おしくて、唯一無二。
    人と人を繋げて、自分(ネネ)もその輪に加わって生きている。
    出てくる人もみんな心が優しくて、
    人生とは人との繋がりであることを教えてくれる。

    間違いなく今年ベスト5には入る作品でした。

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    2026年08月02日