ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 僕とおじさんの朝ごはん

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    ネタバレ

    すごく感動した作品だったので星5。
    他の星5よりかはちょっと下くらいかも。
    最初は、少年が、無気力な主人公との出会いを通して変わっていく話なのかなと思っていたけれど、読み進めるうちに、いつの間にか主人公の方が少年のために真剣にご飯を作り、向き合おうとしている姿に強く心を動かされた。
    題名の僕は少年のことだろうけど、おじさん目線でストーリは進んでいった。

    主人公はやる気がなく、面倒なことを避けながら生きている人物だけれど、決して冷たい人ではない。その力の抜けた雰囲気が、逆に人を安心させたり、本音を話しやすくさせているのだと思った。



    また、子どもだけではなく、親の苦しさや葛藤も丁寧に描かれ

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    2026年05月15日
  • 傍聞き

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    どんどんと引き込まれる、次へ次へと読み進めたくなる作品だった。
     ジャンルはミステリ小説だが、謎解きでないミステリ。文の中に様々な伏線がところ狭しと潜んでいて、ラストで綺麗に回収される。ミステリであるので、様々な考察を挟む読み方をしても十分に楽しめると思うのだが、短編ということもあり、飽きることなくどんどん展開されるストーリーに、つい急ぎ足で読みたくなってしまう。そんな作品。
     こういったタイプのミステリにはやはり短編が合っていると再確認できる作品だったが、それ以上に作者の筆力に圧倒される面が多かった。
    作者自身が得意分野をしっかり理解しており、それを遺憾無く発揮した一冊であると感じる。
     普

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    2026年05月15日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    ずっと、何も語らなかった母くすかが
    2頁以上にわたって、一気に想いを語る。
    想いが強すぎて、優しすぎて、尊くて、
    どうにもならない。
    ラストのライブで、みんなの想いが届く。
    明日、新しい歌をうたう。爽やか。

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    2026年05月15日
  • あいにくあんたのためじゃない

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    そんなこと思いつく上にうえに、そんなうまくいく?!という話もありますが、私はフィクションとして楽しめました。
    一番好きなのはマダムショップの話です。ミステリー要素のある話ですが、ちょっぴりホラーでもあり、ドタバタ感もあり、面白かったです。店とマダムを映像で見てみたい…!まさか2号店があるとは笑
    出てくるほかの店もレトロで趣がありそうで見てみたいです。
    トリアージ2020もよかったです。私も主人公と全く同じことを考えましたが見事にはずれました。SNSは危険というイメージばかりですが、こうやって素敵な出会いもあるんだな、いいなと思いました。
    全体的に、さらっと軽い気持ちで読みたい時に合う本だと思い

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    2026年05月15日
  • コルドバの女豹

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    フランコ亡き後のスペインにまつわる短編5編。解説にもありましたが全編に渡り悪役の存在感が凄くてキャラがたち、百舌シリーズさながらのドキドキ感。と、峰不二子ばりの信用できない女性キャラ笑 ついでに当時のスペインのお国事情を学ぶこともできます。イベリアシリーズと並び、スペイン現代史が好きになる一冊です

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    2026年05月15日
  • 奇跡のバックホームから、栄光のバックホームへ

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    [奇跡のバックホームから、栄光のバックホームへ](秋山純・幻冬舎文庫)読み終わりました。

    全員野球とは、映画[栄光のバックホーム]監督の秋山さんが重ねてお使いになられている言葉です。
    横田慎太郎さんへ愛に満ちあふれた、まさにこの言葉のとおり全ての方がワンチームとなり、全身全霊を捧げて作品を創り上げたのです。
    拝読しながら制作総指揮の見城さん、監督の秋山さんをはじめとする、まさに命懸けの熱狂の波が、行間から噴き出して来るかのようでした。

    松谷鷹也さんが慎太郎さんとして生きた月日はもちろん、例えば鳥谷選手役として橋谷拓玖さんが、ご本人と同じように甲子園のスタンドを昇り降りしてウォーミングアップ

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    2026年05月15日
  • 人類資金VI

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    延とのプラン、あとは人に委ねるだけでうまく行く、ネットが監視しているから、というのは甘いんじゃないか?まだあるのか?おまけに資本のルールに任せたやり方で、新しい世界だとは思えない。みんな捕まったけど、この後どうなるのか?

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    2026年05月15日
  • 人類資金III

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    暢人のプラン、あとは人の手に委ねるだけでうまくゆく、ネットが監視してるから。というのは甘いんじゃないか。まだあるのか?オマケに資本のルールに任せたやり方で、新しい世界とは思えない。みんな捕まったけど、どうなるこの先。

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    2026年05月15日
  • 婚活食堂 6

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    読み始めると、すぐに物語に引きこまれます。いろんな形の出会いと結婚があるんだなと。次の巻も楽しみです。

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    2026年05月15日
  • 人類資金I

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    死に際の描写に福井ワールド全開。全体を通して、澄んではいるが不安を内包した文章。
    ルールとはなに?と皆が漠然とおかしいと感じている という事は確かにそうかも。三億あれば金利で何もせずに生きていけるこの世界、それが勝ち組か。
    東京オリンピックが織り込まれておらず、アベノミクスは失速すると予想している。執筆は現在も続いており、これが今後、どのように展開するか楽しみ。

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    2026年05月15日
  • 時をかけるゆとり

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    ただただ大好きです!!!!!!
    本当におすすめできます。
    少し暇な時、仕事で疲れてる時。なんとなく眠れない夜。この本を読めばオールオッケーです。
    とりあえず、友人にゴリゴリおすすめしてきます。

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    2026年05月15日
  • 鈍い球音

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     これも天藤真作品の傑作かもしれない。ミステリで誘拐の話題は苦手だが、天藤真の『大誘拐』は別。そして、この作品は、「小誘拐」と言ってもいいかもしれない。野球の舞台を背景にして、人間消失、密室、不可解な事件の連続である。しかも、推理の材料は、手元にあるのに気がつかない。途中の説明で少しずつ解明されるが、最終的な解決は予想できない。恐るべし、天藤真、という作品である。ちなみに、解説は、倉知淳による天藤真へのラブレターである。

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    2026年05月15日
  • 輝きの七日間 上

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    最高だ。こんな夢物語の中にいつまでも居たい。そう思わせてくれる希望に満ちたお話。そしてタイトル通り終わりはくるのだという暗雲。

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    2026年05月15日
  • シリアの家族

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    ネタバレ

    シリアのことを全く知らなくて、そういえば高校の近代史の授業でアサド政権の独裁とか出てきた気がする程度の知識しかなかった。私の高校時代って20年くらい前なのに、そんな前から(もっと前から)ついこの前(2024年)までずっと独裁が続いていたのか!と思った。
    そして、そんなにも長く続いていた独裁が、2024年に崩壊したなんて、大ニュースなのに、私は全く気にしていなかった。

    シリア人と結婚した著者の経験として、興味深いシリアの文化や社会情勢を知ることができて面白かった。第二夫人事件も、日本人同士の結婚ではまず起きない出来事で興味深かった。それにしても、文化とはいえ、シリアの男尊女卑は、やっぱり私には

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    2026年05月15日
  • かわいそうだね?

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    初めて綿矢りささんの本読んだけど、面白かったー!!

    本屋で私と年の近い書店員さんの本棚として紹介されてた1冊。
    タイトルだけ見ても全然どんな作品なのか分からなかったけど、読み始めたら面白すぎて一瞬で終わった。
    特に女性の方が刺さる人多そうだな〜。

    前半の話、続きが気になって仕方ない。

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    2026年05月15日
  • 文庫 死にたい夜にかぎって

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    ネタバレ

    するすると読めてしまったな〜そっと隣に居てくれてるような安心感のある本だった。下品な言葉が並ぶし浮気ばかりだし下手したら嫌悪感を感じかねないのにどうしてこんなに爪さんに愛着が湧くのだろう。
    登場する女の子たちもみんな愛らしいけど特に好きなのは車椅子のミキさんと、やっぱりアスカ。
    ミキさんは尺に対して印象が強すぎる。歌うのもすぐ怒るのものぼせてるのもエメラルド・フロウジョンをかけられてるのも何だそれって感じでかわいい。ヘビーなバックグラウンドとのギャップも強くて究極に人間らしくていいなあ。
    そしてアスカの無邪気さは可愛い〜!タバコの火を点けてもらえて満足げなアスカが可愛くて、恋人がタバコを吸って

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    2026年05月15日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    元々52ヘルツのクジラが好きだったから読んだけど、最後の方沢山泣かされてしまった!大切な人の声をちゃんと聴けるようになりたいなとおもった。わたしもいつか魂の番に出会えるかな 出会えたらいいな

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    2026年05月15日
  • 高一事変

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    松岡先生の代表作・高校事変の劃篇。案の定、読み始めると時間感覚がなくなり、ページを捲る手が止まらない! ふと一教員として興味が湧いたのが、優莉結衣が「親ガチャ」に恵まれていたらどんな女性に育っていたのか?ということ。極悪の環境で育ち、初対面では理不尽に蛇蝎の100倍レベルで嫌われるが、別れるときには皆で涙を流して「優莉さーん」と神様のような扱いになる彼女。このような境遇の人間は現実世界にも多数いると思われ、「親ガチャ」について改めて考えさせられる。

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    2026年05月15日
  • 戦争みたいな味がする

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    コリア系アメリカ人社会学者による、
    朝鮮戦争を生き抜いた母親の生きざまのドキュメンタリー。
    すさまじい。
    恨 だ。
    なぜ韓国の小説には恨が底流にあるのか。

    著者のお母さんは朝鮮戦争時代、
    セックスワーカーをやっていた、らしい。
    大東亜戦争中に日本が残した慰安所を、
    米軍がそのまま利用し、
    朝鮮の女性を雇用して、
    米軍人の相手をさせた。

    お母さんはおそらくその相手だった米軍人と結婚、
    米軍人によってそこから脱し著者を産みアメリカに渡り、
    しばらくは普通の生活をしていた。
    食への貪欲さをもって。
    その記載が非常に印象的。キムチ、ブルーベリー、、

    しかしセックスワーカー時代のトラウマのせいか、

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    2026年05月15日
  • 夜明けのすべて

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    わたし自身パニック障害に最近なってしまったけど、読み終わってすこし希望が見えたとおもった!この本は自分がパニック障害になる前になんとなく買っててずっと置いててやっと読んだけど、なってから読んで良かったなとおもった、共感できる部分や刺さるところが多すぎて泣きながら読んだ。治りはしなくとも、自分次第で必ず良い方向に持っていくことはできるよね、静かな希望が見えてうれしかった

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    2026年05月15日