ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ー もちろん、カストロもゲバラも魅力的だ。男として心酔したくなる部分も多い。しかし、革命博物館でぼくの心をとらえたのは彼らの政治的なイデオロギーではなく彼らの"目"だった。バティスタ政権を打倒しようとする、あのような若者の目をあまり見たことがなかった。

    「明日死ぬとしたら、生き方が変わるのですか?あなたの今の生き方はどれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」というゲバラの名言がある。ぼくは革命博物館で涙を流さなかったし、今の生き方も考え方も変えるつもりはなかった。だけど、ぼくはきっと命を延ばしている」人間の目をしていて、彼らは命を「使っている」 目をしていた。

    ゲバラ

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    2026年04月02日
  • 琥珀の夏

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    子供の頃の、クラスで1人になるのを恐れていた気持ちを思い出す。辻村深月の青春モノは、いつも忘れていたような子供の頃の痛みや苦しみを、本当に丁寧に思い出させる。心情の言語化が素晴らしい。そして面白かった。
    宗教的団体『ミライの学校』の敷地跡から子供の白骨死体が見つかる。弁護士の法子はその遺体が、子供の頃に友達だったミカではないかと不安になる。法子も小学校時代、夏合宿でミカと共にそこに居たのだ。
    『ミライの学校』はカルト集団だったのか。そこで生まれ育ち、今もその中で生活する人々はどんな暮らしをしているのか。
    シゲルやミカの生活を垣間見ると、カルト集団内部で育つ子供たちがその後どんな人生を送るのか、

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    2026年04月02日
  • 酒亭DARKNESS

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    ぬお~~夏に読みたかった、、
    酒場からインスパイアされたホラー短編集ということでしたが、ホラーと横文字で表現すると言うよりは、少し不思議な怪談…って感じで、読み心地の良いものやぬめっと終わるお話の詰め合わせ。
    神社やお城、さびれた建物、その街の老舗…という日本の風景が描かれ、その中で恩田陸の想像力と良い意味のこじつけ力が如何なく発揮されています。短い文章の中で違和感や疑問を回収してくれるのがたまらなく気持ちいい。
    そして酒好きには小ネタがいっぱい入っていて楽しい!コの字カウンターの店って最高だよね。
    夜のお告げ/野毛、曇天の店/富山、が特に好きだな。代田橋って沖縄タウンなんですね。確かに沖縄料

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    2026年04月02日
  • バイバイ、ブラックバード<新装版>

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    五股をかけた星野一彦が一人ずつ別れ話をしていくが、一つ一つの出会いのドラマはどれもめちゃ面白い。だんだん面白くなっていくようで、5話目の女優との話はグッときた。天才的なストーリーテラーの本領発揮。
    別れ話についていく繭美の個性的なキャラも最高。自分の辞書には色気も占いも可愛いも努力も無いと。何か言葉も態度もめちゃくちゃだけど、きっと憎めないところがあるんだろうとは思ってたけど、ラストの物語はこいつの気持ちがわかってきて嬉しくなる。
    8年ぶりの再読で新装版を手に入れた。前の時は面白さがよくわからなかったのか、読み直してほんと良かった。構成、ストーリー、キャラクター、その組み合わせがとにかく楽しい

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    2026年04月02日
  • なめらかな世界と、その敵

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    短編ごとに読み味が違うSF短編集。

    最初はあまりハマらないかな、と思ったのに、お話ごとにどんどん面白くなっていく感じがしました。個人的な好みの問題かもしれませんが。

    設定が奇抜で面白く、全てのお話で趣向が異なるので1つ1つ新鮮な気持ちで読めます。そこからの展開も単純にはならないので、息つく間もなかった。SFって面白いなと思える小説でした!

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    2026年04月02日
  • 三千円の使いかた

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    初めは軽く読めていたのに、家族一人一人のお金の悩み、家族の近くにいる親しい人のお金の悩みを読んでいるうちに胸が苦しくなりました。お金の問題は自分だけではなく、大切な人にも関わってくるので若いうちからもっと真面目に考えなくてはならない問題なんだなー。貯めることは大切なんだなーと思いました。

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    2026年04月02日
  • ライオンのおやつ

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    本を読むのが苦手だけど、読み始めてからスラスラ読めてこれなら最後まで読み切れそう!と思った。
    風景、景色の表現がすごい上手できれいな海、自然な感じが想像できた!
    最後の方は泣きながら読んだ!また読んだらもっと深く理解できそうだからまた読みたい!
    この本を読んでなんかやる気がでた!やりたい事、行きたい所は後悔のないようにやっておこうと思った!

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    2026年04月02日
  • 国宝 上 青春篇

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    Audibleにて
    映画未視聴。映画が大ヒットした理由が分かりました。めちゃくちゃおもしろい!続きが気になります。とくじがいい男すぎる。

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    2026年04月02日
  • 友罪

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    ネタバレ

    ジャーナリストを目指していた益田が、ステンレス工場という職場で出逢い仲を深めた男鈴木は、かつて日本を震撼させた凶悪少年犯罪の犯人だった。
    惨い事件を引き起こした鈴木を憎まねばならない中で、己が死なせてしまったクラスメイトの学に思いを馳せ、鈴木と触れ合って感じたことに向き合う勇気を手に入れる。

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    2026年04月02日
  • わたしの知る花

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    読後こんなに胸がいっぱいになった作品はない。

    そして、沢山の素敵な、記憶に刻み込んでおきたい言葉が綴られていた。

    親しい人ほど、大切な人ほど嫌われたくないから言葉を選ぶ。
    そして視野が狭くなる。
    その結果、ズレが生じることになる。
    自分の醜いところも全部曝け出して本音で話すって凄く怖くて難しいことだと思う。
    ただ、お互い深く理解せず後悔するよりはマシだ。
    自分自身のことさえ理解できていないのに人を理解ふるなんて、どれだけ話し合っても難しいことだよな。
    ただ、それを諦めてしまったら終わりだよな。

    凄く色々考えさせられる作品。

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    2026年04月02日
  • 天橋立物語 ~三年菊組ロリィタ先生~

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    ネタバレ

    「下妻物語」大好きなので!
    大石タネ先生。ロリィタの気構え、素敵です。世間に認められなくても、いろんな意味での視線浴びても乙女は常に強いのです。
    根性ワル(ぶってる)だけど、芯が通っていて綺麗で可愛い。
    菊組のひとりひとり、味わい深くてなんて愛すべきメンバーたち。男子が少ないけれど。そして反対勢力の女の子たちいるけれど。
    それもまた妙!
    いつか映像化するのでしょうか?深キョンがいいけど。ニヤニヤしてしまう。ちょっと違うかな。

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    2026年04月02日
  • 普天を我が手に 第三部

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    1、2巻が面白すぎた。3巻も濃いが、話が大き過ぎて、もっとそれぞれの個人的なエピソードに少し飢えました。

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    2026年04月02日
  • さがしもの

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    本をもっと好きになる作品。この作者の言葉の綴り方好きだなあ。小学生か中学生かの頃、読書感想文のために読んで線や折り目を付けていたけど、それもまた当時の情景や心情を思い返すきっかけになった。あの頃読んで少し心に響き、高校生頃に再度読んで好きな本になり、社会人6年目に読んで自分の中で特別な作品になった。自分に子供ができたら早いうちに読んでほしいと思う。

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    2026年04月02日
  • 傷を愛せるか 増補新版

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    大好きな友人がたちが読んでいて気になっていた本

    弱いまま強く在る、
    弱さを受け入れられることが強さである、
    こんな感じの言葉を見聞きすることが最近多い気がする
    (私がそのような在り方に興味を持っているからかもしれない)

    天童さんが書いていた「正直な言葉」という解説を見てぼんやり思い浮かべたけど、
    なるほど弱さを誤魔化さないこと、逃げないことのニュアンスに通じるのかなあと思った

    著者の考えが包容力に富んでいて、
    なぜだかわからないけど終始涙が出そうになってしまうエッセイだった

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    2026年04月02日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    正欲、生殖器、イン・ザ・メガチャーチと読み、これが4作目。
    桐島を出さずに、こんな思春期の高校生の繊細な心情まで描けてしまうのか。
    朝井リョウ先生が好きだ

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    2026年04月02日
  • テスカトリポカ

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    ネタバレ

    神の信仰の話が多かったけど、馴染みなさすぎて読むのが少し苦痛だった。
    アステカ文明を後世に伝えていくことは大事なことだけど、昔とは常識とか当たり前が違うんだから、廃れた文明は人間の心の中に存在し続けるだけでいいと思う。
    バルミロの残虐さがエグい。(この話の元凶は、カサソラ兄弟にアステカのことを教えたリベルタにあるんじゃないか?)
    カルテルの話と、霊長類最強人間のコシモがジワジワと接近していく描写が恐ろしい。
    殺人=異常、極悪、サイコパス、残虐 というイメージがあるけど、コシモの犯す殺人には全くサイコパスさ、極悪さがなくて、逆に純粋、無垢を感じてしまう。コシモの犯すどの殺人も「それは殺してしょう

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    2026年04月02日
  • BKBショートショート小説集 電話をしてるふり

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    全部面白かったです。タイトルにもなっている「電話をしてるふり」は世にも奇妙な物語で放送されていましたね。

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    2026年04月02日
  • その復讐、お預かりします

    匿名

    購入済み

    とても面白く読めました。
    復讐屋、思っていた復讐屋とは違ったが、これはこれで楽しかった。少し詐欺師っぽい気もするが、相手を幸せにしているので良いのかな。彼女はこの復讐屋に辿り着いたのが幸運の始まりです。

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    2026年04月02日
  • 最後の一色 上

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    序盤で序盤からいきなり混沌とした戦場から始まり、一色五郎の言葉少なめだが先をみこした行動と無双ぷっりに惹かれます。ガツーンとした始まり方から上巻の終わりにかけて優しい男の輪郭が見えてきます。
    村上海賊の娘
    忍びの国
    と並行して読んでます。

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    2026年04月02日
  • 今夜はジビエ

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    自然に向けられる視点が柔らかくて優しくて、嬉しくなる。
    お日様の光や森の美しさ、冬の炎や星のきらめき。
    想像して胸がいっぱいになる。
    自然との暮らしは厳しくて孤独な面もあるし、自分の非力さを認めないと進めないのだな、と思う。
    それでも感謝して、美しさや恩恵を味わって、私もそうやって土と共に過ごしたい、と心から思います。
    「森の生活」ずっと積んでいるので、今年は読むぞ、と決心しました。

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    2026年04月02日