ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ネタバレあり~双紋島の殺人~

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    普段ミステリーを読む際は、犯人が誰か特に考えたりはしないのですが…
    初めからヒントを提示されると、ついつい真剣に考えたくなりますね…

    なぜネタバレがあるのか、までしっかりと回収されていて、その綺麗さに驚きました。
    よくあるクローズドミステリーものの小説ですが、無駄なく美しく、って感じです。

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    2026年09月14日
  • 人生を上質で満たす、小さな楽しみ

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    ドミニック・ローホーさんの久々の新刊。発売日よりも先にあるかなぁと思って本屋さんに行ったら置いてあり、嬉しくなる。
    今回も人生の良きヒント、示唆を与えてくれました。
    今回は小さな楽しみを通して、生活を、人生を考えさせてくれます。
    早速、小さな楽しみリストを手帳に書きました。小さな楽しみを見つける、探すという楽しみもあることに気づき、さらに嬉しくなる。
    プライベート色々と困難な時期を経ての今回の新刊。シンプルな言葉、シンプルな思想だけれど、研ぎ澄まされた言葉には心を揺する力がありました。

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    2026年09月14日
  • 後宮の蝶は妖しく舞う

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    ネタバレ

    全体としての評価☆☆☆☆☆
    とても読み応えがある内容だった。後宮を舞台にした歴史ファンタジーで、当代の人気作家の競作オムニバスの第二弾。第一弾もそれなりに読み応えがあったが、第二集となる今作は更に内容が充実していたように思う。大変魅力のある企画なので、是非、続刊も期待したい。

    一つ一つの物語について言及したいところなのだけれど、今回は的を絞って特に印象深かった作品についての感想にとどめたい。

    ☆「夜明」 小野はるか作
       いわゆる李氏朝鮮王朝を舞台にした韓流もので、中華ものが多い中で、異彩を放っていた。個人的ではあるが、自分も同じジャンルの作品を書いているので、大変興味があった。お恥ずかしい話なのだけれど、実のところ、この時代を舞台にした韓流ものを読んだのはライトノベルに限定すれば、初めてである。とても学ぶところが多かったと共に、楽しく読めた。
       
    ☆十式部物語 三川みり作
       こちらも中華ものが多い中では珍しく、日本の平安時代を舞台にしている。どうしても大河ドラマの世界を想像してしまった。名家の姫君は父親と一族の期待を一身に担い入内する。政略で結ばれた帝は冷淡で、他の女君をこれみよがしに寵愛しても、嫉妬さえ許されない。可憐な笑顔の裏で降り積もる情念を短編という制約がある中で見事に描いていると思った。これだから、女性は怖ろしいと言われるのかもしれない。

    ☆皇后の花園 伊勢村朱音作
      一見、冷徹で非情とされる皇后の意外な優しさや、人間らしさが胸を打つ作品。宦官と皇后の男女の情を介在させない不思議なつかの間の心の触れあいが最後、心に迫った。

    ☆金の鱗を持つ娘 白川紺子作
      これは、もうベテランらしい大変重厚でありながらも、読者を最後まで飽きさせない構成、物語になっている。
      読み終えた後、不思議な夢の世界から抜け出したような浮遊感を感じる。古典的な香りもする佳作。
      この作品をオムニバスの最後にもってきたのは非常に効果的だと感じた。 

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    2026年09月14日
  • 「違うこと」をしないこと

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    吉本ばななさんは大好きですが
    小説以外の物をはじめて読みました。
    あぁだからこの人が書く話が好きなんだな、と感じました。
    人との付き合い方、仕事、家事、育児、何かでもやっとした時にまた読み返したいです。
    はやくばななさんの小説が読みたくなりました。

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    2026年09月14日
  • 彼女たちのいる風景

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    40代手前の女性3人のお話。ちょうど同じ年頃で、抱えている悩みや葛藤に共感した。3人は大学からの友達。友達とはいえ、三者三様の人生を送っており、腹を割って全てを話し合える関係性を保つにはそれぞれにハードルがある。それだけにハードル越えた先の景色に涙が溢れた。

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    2026年09月14日
  • ペンギンとセルフケア 自分を整える111の方法

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    かわいい!かわいい!
    パラパラ見ているだけで、色々なペンギンの表情に癒されます。

    Suicaのペンギンはもうすぐいなくなってしまいますが、この「坂崎ペンギン」は今後もずっと続いていきそうなので嬉しいです。
    一生大事にしていきたい本です。

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    2026年09月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    元カレ埋葬委員会、埋葬ご飯面白い!
    わたしの埋葬ご飯はホタルイカと菜の花のペペロンチーノ、鰹のタタキかなあ、、、

    ググれよ男ってネーミングセンス良い。自分の欲しい言葉をくれる人と話をして安心を得る、これって悪いことではないよね。でも変わりたいと思ったときに背中を押してくれる言葉を求めてチャンスを逃さなかった女の子は素敵だと思った。

    結婚してない自分は足りてないんじゃないかなって私が最近思うことだった。まして浮気された身からすると、私は他の女の子とは違うのかなって考えたくないけどふとした時に思ってしまう。
    自分の幸せはなにか改めて考えてみたいと思った。

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    2026年09月14日
  • 藻屑蟹

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    (Audibleで聴取)
    今まで全く気づかなかった原発行政の闇に驚かされました。登場人物に中に本当の悪人は存在せず、誰もが同情すべき事情があると感じました。

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    2026年09月14日
  • 地の星 なでし子物語

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    とても面白くて一気に読んでしまいました。
    18才で龍治と結婚し、娘と峰生で暮らしている耀子。
    18年前に青井に教わった言葉、
    自立、顔を上げて生きること。
    自律、美しく生きること。
    そう願ったのに、それはできているだろうか。

    なぜ仕事をしているのか立海に聞かれた耀子が
    これでいいのかって思って
    生きていく、力みたいなものがほしい、
    守られるだけじゃない、守る力がほしい、この先、この家に何が起きても流されずに、自分の足で立っていられる力がほしい。何があっても生き抜いていく、娘と一緒に。そんな、力みたいな、自信みたいなものがほしい。
    と答えるところに共感しました。

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    2026年09月14日
  • はじめまして、ムンゲです。 一匹の家族が教えてくれた、人生で大切なこと

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    ムンゲのイラストがうちの犬にそっくりで手に取ったけど、あまりにかわいくて大好きになった。
    ムンゲはマルチーズで、うちの子はトイプードルだけどイラストで見ると本当にそっくり!
    犬が苦手なところも毛が伸びると横におっきくなるところも、背中をカリカリされるのが好きなところもみんな同じでうちの子もムンゲも愛しい。
    寝る前のトイレってやっぱり面倒がるから何度もうながすなぁ笑。
    ムンゲは心臓病だけど、うちの子は門脈シャントで手術をして元気いっぱいになった。
    元気も勇気も笑顔も優しさも、本当にたくさんのものをくれる大切すぎる君が大好き。

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    2026年09月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    まず、とにかく読みやすい。
    本を普段読まない人でも、内容がスッと入ってくる。あまり難しい言葉が多くなく、すらすらと読める。

    そして内容についても、本当に素敵だった。
    まだ24の私には、相手のいない31歳という桃子の気持ちはあまり分かってあげられなかったが、桃子自身が他者や自身に感じる気持ちは痛いほど共感できた。

    元カレごはん埋葬委員会にくるお客さんたちのそれぞれの悩みも、共感するところが多すぎてその度に胸が苦しくなった。でも、同じように感じる人が沢山いるんだって、自分だけじゃないんだなって思う気持ちも大きくなった。
    みんな所詮1人の人間で、どんなに賢くてもお金があってもセンスがあっても、ただの1人では生きていけなくて。
    そういう人間の弱いところを、素直に認めてあげることがどれだけ自分の支えになるかを考えさせられた。

    今の自分を認めてあげることはとても難しいけど、認めてくれてそばにいてくれる人がいるのなら、その人たちを信じて自分のことを好きになってみるっていう、そのくらいのレベルでいい。
    幸せかどうかは、それぞれのベクトルでしか測れないから、絶対なんて事はない。

    恋愛や人生で悩んでいるさまざまな人に勧めたくなるお話でした。

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    2026年09月14日
  • 天の花 なでし子物語

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    久しぶりに夢中になってシリーズものを読んでいます。
    立海の描写が可愛らしくてとても好きです。耀子と立海がどうなるのか、今後が楽しみです。

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    2026年09月14日
  • 眠りの牢獄

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    面白かった。一見無関係の話が最終的に繋がる構成は劇団ひとりの陰日向に咲くや映画のパルプフィクションを思い出す。

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    2026年09月14日
  • 熱源

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    滅びていい民族などない。
    民族に優劣などない。
    改めて日本の先住民族や、第二次世界大戦あたりの歴史を考えさせられた本。
    アイヌの伝統や生活を知れてよかった。
    これから世界を相手にどれだけ成長できるかが大事な日本、国際的に戦える国にもう一度盛り返すために必要なことは何か、改めて自分自身のルーツを見つめ直すきっかけにもなった。

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    2026年09月14日
  • アリアドネの声

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    「一人で何とかしなきゃいけない」「一人でできるはずがない」そんな呪縛に囚われている私たちは、主人公と同じように単純なことを見落とし、トリックにハマってしまいます。
    絶望的な状況の救出劇を通して、”人間の限界値は、助け合うことでどこまでも広げられる”という強いメッセージ性を感じ取りました。

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    2026年09月14日
  • うたうおばけ

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    くどうれいんさんのエッセイを読むのはこれで2冊目です。好きです〜。
    からあげボーイズのエネルギーにあてられました。最高〜!

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    2026年09月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    映画公開前SNSで「上映される前に読んで!」と言われまくってたけど、文系人間なので映像で諸々把握してから読んだから理解しやすかったなあと思った。サクサク読めた。
    生徒たちにはお父さんがそれぞれいるけどグレースにとって生徒たちはみんな大事な子供たちなんだってのがグッと来たし、ルクレール博士は長期的かつプロジェクトの成功があれば間違いなく世界を救う行動だけど、現時点で自分の行動を考えたら究極の環境破壊で目指していたものとのギャップが大き過ぎて泣けた。

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    2026年09月14日
  • 闇医者おゑん秘録帖

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    闇医者 おゑん
    産んではいけない子をおろす闇医者
    ただ 子供をおろしにきた女の人が 弱いとは限らない
    おゑんさんは その女たちに
    しっかりしろ!
    とお尻をたたいて 正気にかえらせ 人生を歩み直させている。

    若旦那に孕まされ おまけに 子供を産む といったら 階段から落とされた春
    若旦那は 自分が人殺しだ!
    春も子供も殺したんだ!
    おゑんは ふたつの盃を出し
    ひとつには毒が入っている
    もうひとつには 入っていない
    そのどちらかを選ぶんだね
    という
    若旦那は 選んで 苦ーいのを飲んだ。
    どちらも毒ではなかったけれど まあ飲んだだけ ましな男!
    と 生きていたお春とおゑんは見送る。
    お春はそれから おゑんを手伝う道を選んだ。

    次は武家の奥様の話し
    夜中に鬼に犯されて子供ができた
    おろしてくれ
    その奥様を落ち着かせ 話しをさせ 自信をとりもどさせ その鬼なるものを あぶりだす

    3番目は おゑんの昔話と
    好きな男のこを身籠ったのに おろしにつれてこられた娘の話し
    もう お春は立派なスタッフになっている。

    ただ酷い目にあっただけじゃない
    それを乗り越えて 生きる女のひとたちの話しです。
    ただ あさのあつこさん 子供を産んだ経験がないと書けなかっただろうなあ!
    と思いました。

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    2026年09月14日
  • エゴイスト

    ネタバレ 購入済み

    エゴイストの愛

    遅まきながら映画を見ました。「エゴイスト」というタイトルにもモヤっとするものを感じ、原作が読みたくなりました。原作を読んで、あぁ浩輔が自分がエゴイストだと言う気持ちがなんとなく理解できました。でもそれは深い愛の裏返し何だろうなぁと。自分の亡き母に対する思いを重ねていようと、お金で買った関係だろうとやっぱりそこには愛がある、と思いました。とても考えさせられましたが、浩輔も龍太も龍太の母もみなそ感じ方や考え方は違えど、愛を与え、愛をもらっていた、それでよかったんだと思いました。

    #感動する #切ない #共感する

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    2026年09月14日
  • ブルズアイ

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    アグレッサーになった陸。重責は、陸自身を変節させてしまう。
    「初心忘るべからず」
    浜名や、菜緒との関係、エースを目指す目標にどう決着がつくのか。クライマックスに向けて一気に読んでしまった。

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    2026年09月14日