ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 火星の人〔新版〕 下

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    海外版の宇宙兄弟的作品。様々なトラブルにも負けずそれらを乗り越えていく姿が面白い。「人間はだれでも互いに助け合うのが基本であり、本能だからだと思う。」を体現した物語だと思う。映像にすると面白さがまた違うのではないかな。

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    2026年07月04日
  • 「鬼畜」の家―わが子を殺す親たち―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    通報件数が年々増えている子どもに対する虐待、虐待死、鬼畜と呼ばれる親の成長環境のみじゃなく、祖父母との関係まで遡って虐待死に至った経緯を書いているルポ。

    みんな共通して子どものへの愛情はありながら
    ネグレクト、虐待、セルフネグレクトも行っていて、
    知能とは別の、生きていく上での頭の悪さというか、
    そういうのがあるのが印象的でした。

    こんなに丁寧に取材してるのすごいなって思いました❕

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    2026年07月04日
  • 倫敦スコーンの謎

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    ネタバレ

    良き❤︎好き
    やっぱりシリーズの中で1番。1話目からしっかり滲み出る小山内さんの暗黒部が良い。
    会話のテンポもまた良い。
    日常にあるなんでだろう?と思いつつも特に深く考えもせずに過ぎていく小さな疑問を鋭い観察眼と深い洞察力で解いていく2人の緩やかな会話が好き。
    結局美術の先生がいい先生だった事が個人的に1番騙された部分笑
    将来、名探偵になれるだろう男子校生と大犯罪者になれるだろう女子高生、まだまだ続編が読みたい。

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    2026年07月04日
  • 別れを告げない

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    原著は2021年発行。日本語訳は白水社から2024年4月に刊行。架蔵本は2025年12月刊の第17刷。訳者は斎藤真理子。
     
     偏頭痛と胃痙攣に苦しみ、自らの遺書を書くために生きていると感じていた作家・キョンハのもとに、しばらく連絡を取り合っていなかった友人・インソンからの連絡が届く。故郷の済州島で小さな木工所を営んでいた彼女は、作業中に誤って2本の指を切断、何とか接合手術には成功したが、入院中は3分に一度、神経を殺さないため、接合した指を腐らさないために指を針で刺し続ける必要がある。彼女を見舞ったキョンハは、インソンのたっての頼みで、彼女が家に残してきた小さなインコ「アマ」が生きているかを確

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    2026年07月04日
  • 珍妃の井戸

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    ネタバレ

    蒼穹の昴の続編というか、スピンオフというか。
    もちろん独立した作品としても読めるけど、「蒼穹の昴」で描ききれなかった部分が補完されるので、読んでいると楽しめると思う。

    珍妃を殺したのは誰か?
    をメインに据えたフーダニット仕立てのミステリー。
    事情を知る7人は、みんな違う犯人を名指しする。
    歴史上、西大后が殺したことにされている珍妃殺しを浅田次郎が描くとこうなる。

    いろんなレビューを読んだけど、「結局犯人は誰なの?」って言っている人が多くて驚き。
    登場人物たちは嘘をつくけど、共通する事実や読者しか知らない部分を合わせると、信頼のできる証言はあれしかない。
    愛された姫と悲劇の皇帝、ふたりの愛だ

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    2026年07月04日
  • 三十路の逆立ち

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    これからエッセイをたくさん読みたいな、の気持ちでくどうれいんさんの本を初めて手に取りました。
    50ページほど読み進めて、とにかくとても心地の良い文章を書く人だな、好きだな、と思った。素朴だけど少しのユーモアを含む語り口が肌馴染み良すぎる。
    ご家族とのお話が特に好き。年齢が近いのもあり、共感しすぎて、しまくった結果 うなぎ地蔵 でのエピソードで普通に泣いてしまいそれが自分の中でとても面白かった。

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    2026年07月04日
  • 倫敦スコーンの謎

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    また小鳩くんと小佐内さんのお話が読めるとは!
    冬期で完結して、もう会えないと思っていたよ。

    四編とも甲乙つけがたいほど、どれもワクワクするストーリーだった。
    沢海さんはなかなかのキャラクターだな 笑
    そして甲村先生のことは誤解していた。

    せっかく小市民シリーズをまた読めて気分がいいから、今度デメルでザッハトルテを買ってこよう。

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    2026年07月04日
  • 女武将 板額

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    平清盛から源頼朝へ、源氏と平家が争っている時代、越後の国に絶大な勢力を持っていた平家の城一族。
    源氏が挙兵し、平清盛の一族は悉く滅ぼされるなか、越後の城一族は最後まで闘いぬく。
    その中で、おそらくは、史実として、巴御前よりも勇ましく、勇猛な坂東武者を振るえがらせた、絶世の美女でもある坂額御前の波瀾万丈な人生を描く。
    これは大河ドラマにして見てみたい。

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    2026年07月04日
  • 大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説

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    ネタバレ

    YOASOBIの大正浪漫が好きで購入。
    後半は切なくて涙が止まらなかった。
    時×恋愛はやっぱり面白い!

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    2026年07月04日
  • はじめての

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    YOASOBIが好きで、原作が気になったので購入。歌詞との繋がりを見つけられるのが面白かった。
    4作品の中で、ユーレイとヒカリノタネは特に面白かった。ユーレイは辻村深月さん特有の伏線が面白かったし、ヒカリノタネは前向きな気持ちになれるのでとてもオススメ。

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    2026年07月04日
  • 三人屋

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    近くにあったら毎日通いたいと思いました。全てが美味しそう、そして3人と、ラプンツェル商店街の方達も魅力的で引き込まれました。

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    2026年07月04日
  • 絶叫

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    最後まで読み切ってよかった。
    長編小説、かつ、内容は鬱々とした酷い状況しかない。
    レイプ、暴力、貧困ビジネス、殺人などなど、読んでいて胸糞悪い気持ちしか湧いてこないのが正直なところ。
    それでもこの作品が最高だと思ったのはラストの描写だった。
    自分の居場所を求めて、何もかもを捨て去り、生きることを選択した執念に心を動かされたからである。

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    2026年07月04日
  • それでも光に手を伸ばす【電子限定特典付き】

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    購入して仕事終わりに読んだにも関わらず、2日で読み終わりました。
    今まで心の中で閉まってきたモヤモヤやふとした嫌な感情が、著者の方によって言語化され、さらに温かい気持ちにさせてくれました。
    今自分自身の心が辛い状況なので、内容が刺さり、余計に言葉のありがたみを感じました。
    また自分が辛い時、読み直したい1冊です。

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    2026年07月04日
  • ナチュラルボーンチキン

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    最高!
    浜野さんの、ルーティンをこなすだけの毎日から極彩色の世界に色付いていくのがワクワクした。食と非日常の楽しみって紐づいてるよね!

    そしてまさかさんの素敵さが過不足なく描かれていて、どんどん好きになってしまった。久々のときめき摂取。かさましまさか。いい名前だ。
    カニをベランダで食べながら甲羅酒をまわし飲みするのが、美味しそうすぎて楽しそうすぎてよかった。浜野さんも、ルーティンを受け入れていそうながらも蟹への周到な用意してしっかり楽しみにしているところに、つまらない日常が剥がれて行ってる感じが出ていてとても良かった。

    不妊治療のところはつらかった。
    一度命が来てくれたところから、また失う

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    2026年07月04日
  • 竜の医師団6

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    ネタバレ

    反医療へと傾いていってしまう人々への考察に唸ってしまった。
    医療が身近にないからこそ、理想を求めてしまうとは…。

    そして、観えることから知識の重みに気づいたリョウの悔しさが読んでいて痛い

    最後の飛翔シーンが、圧巻

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    2026年07月04日
  • 鎌倉駅徒歩8分、空室あり

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    男手一つで育ててもらった人見知りの香良が全く性格の違う三樹子に背中を押される形で始まったシェアハウス兼おうちカフェ 
    様々なタイプの年代の違う同居人がやって来てそこから始まるそれぞれの想う物語り
    ご近所の倉林さんと焙煎人の叔父
    あったかい気持ちになる話でした
    続きも早く読んでみたいです

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    2026年07月04日
  • あなたの燃える左手で

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    ロシアにとられたクリミア、ウクライナにとられたハンガリー…
    地面は繋がってるのに、線の向こう側は違う国で、勝ち取った土地は力ずくで支配下におくのが常。
    私達島国民には、ない感覚なんだろうな。
    そんな感覚を、絶妙な表現で言い当てていると思った。
    何も悪いところはないのに理不尽に体の一部を切り落とされ、他人の身体を繋げられて、他人の血管を通った血がめぐる。境界線で筋肉や神経が引っ張り合い、自分が優位にたつよう主張する。他人の記憶や臭いが身体に染みついてくる…。

    共存はできるんだろうか。
    お互いを許し受け入れられたら、怒りやせん妄、思い込みや被害妄想が減るのだろうか。

    会話レコードから、優しい妻

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    2026年07月04日
  • 幽民奇聞

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    恒川さんの得意とするファンタジーとリアルが融合したおはなし。
    人物や時代がたびたび切り替わってストーリーが進んでいくが、ストーリー間に緩い繋がりがあって、終盤で「キ」にまつわる一つの大きな物語として完成したのは思わずため息が出た。

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    2026年07月04日
  • 長安のライチ

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    【長安のライチ】 馬 伯庸 著

     「6月1日の楊貴妃の誕生日に、嶺南(広東省)の新鮮なライチを、長安(西安)まで運び献上せよ」という「命」を受けた下級役人(できなければ「死」)。これをどう遂行するかを書いた中国版“ミッション・インポッシブル”。すでに映画化されているようですが、まさに映画に打ってつけの内容です。

     「楊貴妃の何気ない一言から始まり、そして楊貴妃の一つの笑みで終わった」のですが、この二つの間に、どれほど多くの人の辛苦があるかを描いています。著者はパンデミックのときに、「決算! 忠臣蔵」「殿、利息でござる!」などの日本映画で下級役人から見た歴史を知り、その後、皇帝がライチを楊貴

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    2026年07月04日
  • 宙わたる教室

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    様々な背景と事情の中で定時制高校に通う人たちが、教師の導きで科学部の一員となり、教室で「火星のクレーター」を再現する実験にぶつかっていく物語。
    とてもいお話だった。

    昔々、高校生の頃、私が通っていた学校にも定時制の課程があり、2年生の時には同じ教室を使っていた。
    ある時、黒板に「ちゃんと掃除をするように!」みたいなことが書いてあり、ほとんど掃除のようなことをしていなかった私たちは教室がきれいだったのは定時制の人たちが掃除していたお陰だったことに気づかされ、それからはしっかり掃除をして帰るようになったのだった。
    そこから私たち全日制と定時制の人たちとの黒板を介した交流が始まって……みたいな佳い

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    2026年07月04日