小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ小説を書いたことがない私でもわかる。この本を作るのすごく大変だったんだろうなぁって言う気持ち
1番すごいなと思うのが、ちゃんとすらすら内容が頭に入るのに、ちゃんとトリックが漏れがなくて、完璧で複雑なこと
ミステリーをよく読むけど、大体の本がトリックがあまり理解できない上に結果に納得がいかないことが多いけど、この本はちゃんとわかりやすくて腑に落ちる
青崎さんの本はよく青春をトピックにしてるけど、やっぱりその青春をトピックにした情景がすごくきれいに浮かんで、学生時代の切なさとか思い出した
あとは、登場人物が全員個性的で魅力的。最後の解説でも書かれてたけど、アニメに出てきそうな登場人物が多い -
Posted by ブクログ
現役医師が描く、医療ミステリー。
医療の知識を活かした本格的なミステリーでありながら、そこに描かれるのは「人間」の物語でもあって、想像以上に心を揺さぶられた。
ミステリーとしてもしっかり面白いのに、途中では思わず涙が込み上げてきて…。
読みやすい文章のおかげでページをめくる手が止まらず、気づけば一気読み。
そして何より、
「これがデビュー作だと?」
と思わず言いたくなる完成度。
タイトルの意味がわかった瞬間には、ゾクッとして鳥肌が立った。
散りばめられていたものが一気につながるあの感覚、たまらない。
ミステリー好きにも、心に残る人間ドラマを読みたい人にもおすすめしたい一冊。
読後 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦後の日本において、これまで軍国主義と家父長制とで自分を抑圧してきた女性たちに民主主義を教えることで、それぞれが自分の人生を生きるようになる。
彼女たちは民主主義を知らなかったら知らなかったで、さほど人生に不満もなく人生を生きていたのではないかと思うと、わざわざ民主主義を教えるのは壮大なお節介なんじゃないかとも思う。ただ、彼女たちは民主主義を知ったことで、別の物語を生きられることを知り、その中から自分の生き方を選択した訳だから、この壮大なお節介にも意義があったのだろう。それに、(ヤエのセリフでも出てくるが)何が正しいかは時代の変遷とともに変わるわけで、それがお節介だったりありがた迷惑だったとし -
Posted by ブクログ
1974年。再読なんだが、厚手の本だったことしか覚えてない。「江戸川乱歩に捧ぐ」と書いてある。
昭和35年(1960年)。作者にしては新しい年設定だが、やはり戦前を引きずる。元華族とかねー。
舞台は軽井沢。軽井沢ゴルフ大会(この時代はコンペとは言わないらしい)マーカーは赤い毛糸。
東北出身者が多く、ズーズー弁は作者はわからないということで記載はない。昔東北に行ったとき何言ってるがわからず、ニュアンスで受け答えした。ハワイ行ったとき、東北より日本語通じる!って思った。いろえんぴつ、えろいんぴつ。いえ、私は東北好きですよ。
人生は仮面舞踏会。人間関係がもつれて把握が難しいが、個人的には余韻が良い。 -
Posted by ブクログ
同年代なんだよなあ、色んな意味でパンチ効いてるよな。本屋で冒頭の母というペルソナを読んでパンチ食らった。みんなそれぞれのペルソナを被らされてる。私も社会人としての、ペルソナを被ってて、お茶目な自分となかなか出会えない。
P10このまま昼寝でもしてしまおうかと思ったその瞬間、唐突に郷愁を感じて文字を追う視線を宙に泳がせた。
「そうか、わたしはこんな感じだった」
そう気づいて、何かが胸から全身に広がって行くのを感じた。それまでと少しずつ戻りつつあったのだろうけど、はっきりと認識したのはこの日が初めてで、それはつまり「子供を産む前の自分」と邂逅した循環だった。
もう会えないのかと思ってた。全然変わっ
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