ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 永遠の途中

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    ライバルは生きていない方の人生。
    だけど、
    生きていない方の人生の私も、「あの時、ああしていたら」と同じことを考えてる。

    「自分のもう一つの人生を勝手に想像して、嫉妬して生きている。いつも生きていない方の人生に負けたような気がする。」

    人生はひとつしか生きられない!

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    2026年06月06日
  • 掬えば手には

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    ネタバレ

    読んでる最中ももちろん心が温かになるけど
    読み終わったあとからもじわじわ優しさ染み渡る
    瀬尾まいこさんの大好きな作品、また出来た!
    自分の平凡さにコンプレックスを感じる主人公の話。
    父も母も姉もクリエイティブな才能に恵まれてて、
    自分だけが何をしても平均点を取ってしまう。
    そんな中で、見つけた自分だけの特別な力が人の考えてることが読める能力だった!
    ちょっと不思議な、ファンタジー感と、
    主人公の梨木くんが元々持ってる心優しい部分とコミュニケーション力で、軽快な会話が楽しい!
    特に、バイト先の大竹店長との会話。
    最初はなんて性格の悪い嫌な人なんだ……って思ってたのにどんどん店長のことが好きになる

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    2026年06月06日
  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

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    家事ロボットが殺人を犯した。
    ロボット三原則の壁をいかにして乗り越えたのか。
    好みの設定でとても面白かった。
    ロボットを輸送中襲撃を受け、殺人を犯したロボットを捕まえるべき刑事と当のロボット2人の逃避行が始まる。
    2人だけでいるうちに刑事側の心境が少しずつ変わっていくのにニヤニヤした。
    未来の日本の様子なども興味深く描かれていた。
    ラストはちょっと怖い。

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    2026年06月06日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    とんでもなく素敵な作品に出会ってしまった……

    どこか遠い未来を描いたような物語。
    冷たい静けさに支配される惑星のなかで、
    いちばん強く感じられるのは、
    「誰かと一緒に生きる」ことのあたたかさだ。

    あまりにも好きな世界観すぎて、
    読み終えてすぐに続編の『辺境恋愛詩』を注文しました…!
     

    『凍土二人行黒スープ付き』雪舟えま

    家と会話することができる「家読み」のシガと、
    日本人の青年の姿をしたクローンのナガノ。

    シガはあることをきっかけに
    ナガノと行動をともにするようになり、
    やがて二人で生きることを選んでいく。

    もうね、なんだかどうでもよくなるほどの「愛」なのだ。
    男×男とか、人間×

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    2026年06月06日
  • 水車小屋のネネ

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    18歳で短期大学の入学金を払わずに
    新しい恋人との仕事に使う母親に
    アルバイトで頑張っていた姉は
    虐待にあっていた10歳の妹を連れて
    部屋を準備してくれて賄いを食べさせてくれる蕎麦屋に就職した
    仕事の条件に鳥の世話が含まれていた

    鳥は10歳の頭のいいヨウム
    歌を歌い 石臼で挽く蕎麦の投入時間を知らせてくれる
    姉と妹はヨウムのネネの世話をしながらネネを囲む人々と仲良くし 助けられながら成長していく物語

    姉は裁縫の腕を活かして地域のコーラスの衣装をつくり
    訳ありの優しい男性と結婚する
    頭のいい妹は高校卒業後 働いてから
    大学に入学して働き
    困っている子ども達への学習支援を行う
    その間もネネの世

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    2026年06月06日
  • 定食屋「雑」

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    強い!強い女たち。
    でも、ただ女性を讃える話ではないのが良い。
    年齢差や立場を超えた友情が、彼女たちに苦境を乗り越えていく力を与えてくれる。
    頼り、頼られながら、前を向いて進む二人がうらやましい。

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    2026年06月06日
  • さよならまでの7日間、ただ君を見ていた

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    結夏の前に現れた幽霊のレイくん。彼の忘れた記憶を辿る決意をした結夏。その期待感が膨らみます。レイくんが関西弁だからか、結夏とのやり取りも軽快さがあって楽しかった。政ジイちゃんも楽しくていいですね。やっぱり職業柄、視えてしまうんでしょうかね…。
    しかしながら、7日間という限られた時間。タイムリミットまで刻々と迫ってくる焦りも。ピリッとした緊迫さも期待感と重なって、気づけば一気に読み終えていました。
    結夏とレイくんが仲睦まじくなっていくのが嬉しかったです。反面、レイくんに対しての結夏の心の変化を感じたあたりから、胸の奥に切なさがギュッと溜まっていくように、やるせない気持ちになりました。だってレイく

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    2026年06月06日
  • 起点

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    さえない中年のオッさんについての短編集。第2話の「鈍い火」が好き。永久保存版として売られないことが決まった。これは割と栄誉な一冊である。

    第1話 啓太は広報課の新人だった。小山田という小狡いおっさんが係長。ピントは外れているわ、ケチだわ、妙な嘘つくわと困った人だが、病気の家族の面倒を見る優しい一面もあると知る。

    第2話 育郎は育ちすぎてデブである。ベスパで移動している。今日は業務上過失致死の判決を聞いて記事を書く。執行猶予がつくかどうかが焦点だ。ただ裁判の場で知ったのは、引かれた子供が育郎の知合いの子供だったということだ。

    第3話 若かりし僕たちのマドンナ、高木由美子とリンネンが結婚した

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    2026年06月06日
  • あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)

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    初めての藤ノ木優さん。医者が本職の様なのに、描写力がスゴい。たった2ヶ月ちょっとのお話なのに内容がめっちゃ濃い。食べ物の描写のところは、本当にヨダレが出そうなぐらいでした。
    伊豆半島にも行って、美味しいもの食べて、天城越えしたくなりました。

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    2026年06月06日
  • プラチナデータ

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    DNAで全国民を管理。起こり得ないとは限らない未来を考えると、科学の進歩に頼もしい気もすれば、怖い気もした。さすが東野圭吾でどんどん読み進めたくなる本だった。文字を追っているだけなのに臨場感がすごくてドキドキハラハラした。

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    2026年06月06日
  • レテの汀

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    インマヌエル。神は我とともにあるとは、私たちへの庇護であり、制約であると思っていたよ同行者としての役に立たない神ではあるが、常に寄り添う神というのはとても印象的なテーゼだ。贖罪の物語、とても内省的で静かでピンと糸を張ったような素晴らしい物語でした。

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    2026年06月06日
  • 冒険者カールの地球ダンジョン2 銀河生配信! デスゲームでめざせフォロワー爆増

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    表紙のイラスト、何かと思ったらそういうことね。滅茶苦茶な世界に放り込まれても、人間性というか良心を損なわないカールが良い。次回はクラスチェンジ、どうなるのか楽しみ。

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    2026年06月06日
  • 老犬たちの涙 “いのち”と“こころ”を守る14の方法

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    職場の愛犬家の上司にお借りしました。

    辛い写真がたくさんありますが、啓蒙の意味でこれでいいと思います。
    公共施設や病院などに置いて、より多くの人に読んでもらいたい本でした。

    老犬ほど愛しくてたまらないものですけどね・・・

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    2026年06月06日
  • 呪いの☒☒

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    こんな本を生み出してくれてありがとうございますと全方位に行脚したい気持ちになりました。
    気になっているけど自分には難しいのではと思っていた作家の方も連なっていたので新しいホラーの扉を開くきっかけになりました。

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    2026年06月06日
  • あなたが正しくいられたとき

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    15周年記念作品
    ご本人が言うように「ごった煮のような短編集」
    嫌な感じのお話ありちょっと笑えるお話あり
    そして最後の「投了図」
    まさかこんな展開になるとは…
    読みながら大号泣
    どんなお話も書ける芦沢さんはまさにごった煮作家
    この短編集、絶品です

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    2026年06月06日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    読ませてくるという表現が相応しい、映像のような読書体験でした。私自身が内包していた嫌な意識に気付かされるも、そういうのをやめようと思えた学びのある一冊でもあります。
    舌を巻くという表現がパッと浮かぶほど、発売日に本屋さんへ駆け込んで良かったと思える1冊です。

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    2026年06月06日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    古手川が生きていて良かった。
    あんなに体も心もメタメタにされながら己の信念を貫き通したのはすごいししぶとすぎる。

    細かな描写に想像力が掻き立てられて苦しくなる所が何度もあった。

    殺人対象者があいうえお順というのが面白かったし、あれだけ市民が狂乱してしまうのも恐怖だった。

    そして、後半が怒涛の展開で驚きの連続だった。
    古手川と渡瀬の優秀さが際立っていた。

    また、最後の一行で因果応報の意味が理解できた。
    偶然から始まり偶然で終わるのかと。

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    2026年06月06日
  • 野ブタ。をプロデュース

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    「野ブタ」は修二の内面を映す鏡であり、彼は次第にそこへ嫌悪を抱き、やがて拒絶に至る。その過程として読んだ。また、この作品には読み手の内面までも容赦なく透かそうとする厄介さがある。
    10代の愚鈍さを詰め込んだ喜劇としての完成度は高い。文章にはやや粗さも見られるが、青春小説の佳作である。

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    2026年06月06日
  • HIPS 機械仕掛けの箱舟

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    最初から最後までとても面白かった。
    こんなに、素晴らしい作品を生み出す岡崎さんに感動。
    どこを取っても面白く、薄く続いている登場人物の話が、一字一句飛ばせない!飛ばそうとはしていないが、ふわぁ~とただ読んでるだけになる瞬間が無かった。
    こんな時代がくるのだろうか。
    色んな主人公の今を1つのHIPSがどう関わっているのか、すごく面白い内容だった。
    そして、このHIPSの結末まで!!
    こういうの本大好きです!!
    わたしも、HIPSちょっと入りたいなって思ってしまった。


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    2026年06月06日
  • 青青といく

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    映画化もされた『木挽町のあだ討ち』に次いで、永井さん著の本作を手に取りました。物語の主人公が、キーになる人物にまつわる人々を尋ね聞いてまわって、その核心に迫っていく、という話の組み立ては『木挽町…』に似ているなと思いました。

    本作を読み進めていくにつれて、そのキーになる人物“海保青陵”の「自由自在」を旨とする考え方と、江戸末期の世の中のしがらみとか古くからのしきたりといった「歪み」をどうにかして変えようとする人々とが、次第にリンクしていったことが明かされていきます。

    往々にしてありがちなのは、急激な変革を目指すがあまり、「〇〇の変」とか「△△の乱」などといった急進的な動きへと発展し、中心人

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    2026年06月06日