ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 黒牢城

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    歴史物ミステリー
    映画で話題になっていたので読んでみた。
    史実とフィクションがいい感じでマッチしていて、ショートの物語の積み重ねがラストにつながっていく展開がめっちゃ良かった。
    勉強にもなるし、難しい漢字や表現も理解不能までいかないちょうどいいバランス。
    映画がどのように表現されているか観てみたい。

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    2026年07月04日
  • 13階段

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    ネタバレ

    刑務官と前科者が10年前の死刑囚の冤罪を晴らす為奮闘する物語。
    張り巡らされた伏線が最後に綺麗に回収されてとても良かった。
    死刑制度という少し難しいテーマではあったが、描写や説明が丁寧で、非常に読みやすかった。

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    2026年07月04日
  • 十戒

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    ネタバレ

    行動が大胆すぎるなーとか優秀な謎解き役だなーとか、途中体調崩してるくだりとか(船酔い?笑)怪しいなと思って途中まで犯人もしくは共犯者と推測していたけど、謎解きで納得いってしまって除外した。...そしたら!!結末を知った上で軽く再読すると、辻褄が合うことだらけで興奮した。方舟も十戒もかなり好きなミステリ小説になりました。題名の意味の回収も良すぎた。

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    2026年07月04日
  • あの日の交換日記

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    短編が7話あって、サクサク読めたのですが、だんだん物語が繋がってくる感覚がとても興奮しました。
    どれも交換日記を通じた物語が展開しているのですが、名前があまり出てこないからこそ、あの時のあの子か!とか繋がる瞬間はなんとも言えない感覚になりました。
    最後の話になるに連れて、そうだったのかと謎が解けていく感じもありました。
    ある種途中まで騙された〜!って感覚すらありました笑

    それこそ妹と小学生の頃交換日記していたのを思い出しました。小説にあるようなしっかりとした内容のある日記ではなく、本当に他愛のないことばかりだったけど。

    久々に交換日記したくなったな〜と感じるくらい魅力的な作品でした。

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    2026年07月04日
  • 遠い太鼓

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    旅行記を読むことは時々あるが、あえて定番のイタリアやギリシャについて、それほど突飛な旅路ではない内容を手に取るのは初めてだった。きっかけは、前作で「街とその不確かな壁」を読んで、村上春樹の文章に改めて興味を持ったからだ。繊細で儚い文章を書く村上春樹であれば、同じ旅行であってもどのように感じるか率直に知りたいと思った。結果として本当に楽しめて読めたし、驚くほど読みやすくて退屈しないのが不思議で仕方がない。なぜか、ぐっと入っていける魅力がある。イタリアやギリシャという国の表情を巧みに描いてるのはもちろんだが、日本社会を「微熱社会」と表現するセンスが好きだ。日本人は喜びと悲しみの振れ幅が大きい国民と

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    2026年07月04日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    何かに熱中して、好きなことや面白いことにのめり込んで、それが大きな発見につながっていった。どの過程においても大変なことがあっただろうと思うが、それ以上に喜びが溢れていて、本当に好きなことを突き詰めているんだなということが伝わってきて、読んでいてとてもワクワクした。研究のアイデアもとっても興味深かった。人間だけではなくて、あらゆる動物に言語やジェスチャーがあるだろうということを知り、身近な世界でもまだまだ面白い秘密が隠れているのだなと新しい視点を貰えた気がする。散歩もより楽しみになったし、他の動物のことももっと知りたい!
    私も何か好きなことに打ち込んで、新しい発見をしてみたい!

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    2026年07月04日
  • インヴィンシブル

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    「ソラリス」に続けてこちらも。もともとSFが苦手なだけに、読み通せるか心配だったが、「ソラリス」とはまた違った面白さでこちらも一気読み。読み終わった後もずっとこの世界のことを考えてしまう。次は何を読むのがよいのだろうか?

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    2026年07月04日
  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    分厚さに若干怯んだが、序盤の誘拐事件から引き込まれて読み進めることができた。
    里穂との恋愛、貴彦・優美との家族愛、門田・中澤・その他刑事たちの仕事に対する熱量、どれも良かった。

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    2026年07月04日
  • 見えるか保己一

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    ネタバレ

    最初の数ページで保己一のお母さんを思い涙が止まらず、その後も何度かぐすぐすしながら読み進め、最後の章は嗚咽しながら泣き崩れたい衝動にかられた。
    一番刺さったのは「今更見えてたまるかよ!」の台詞。

    保己一を始め全盲の人達は「目が見えたら色んなことがわかるだろう」と考え、晴眼者は「全盲の人は見えないからこそ私たちには見えない何かがわかるのだろう」と考える。
    でも心は誰にも見えないんですよね、目が見えようが見えまいが。
    勝手に期待して勝手に裏切られたような気になったりするのも人間あるあるだし。
    そこが目の見える人と見えない人の話になることで、こんなにもこんがらがってしまうものなんだなあ、上手いなあ

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    2026年07月04日
  • 銀河鉄道の彼方に

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    とてつもなく広大で、曖昧な旅の話。
    宇宙飛行士の私とジョバンニが意識の中で、混濁しながら銀河鉄道に……,
    消えていく世界。本当に現実なのか?
    たまに見えているものが本当の姿なのかと考えることがある。意識も視覚も自分に都合の良い世界を作っているのではないか?
    人類、世界、星、銀河を超えた意識が彼方をみれるのか?彼方はブラックホールの先にあるのか?それも都合の良い意識の捏造なのか?
    読み進めば進むほど、引き込まれていく。ただし、解説の最果タヒさんのように、何らかの答えはもらえなかった。心に残る銀河鉄道の彼方だった。

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    2026年07月04日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

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    ガチガチの本格ミステリー(ロジック)の中に、おどろおどろしいオカルトやホラーのスパイスが絶妙に溶け込んでおり、独特の不穏な空気感にゾクゾクさせられる。論理的なミステリーと非科学的な幽霊・超常現象は相反する考えであるはずなのに、それらのシンパシーは凄く心地いい。
    上巻の段階でかなりのピースが集まり、自分なりの筋書きも見えてきた。推理通りにピースがはまるのか、それとも作者の手のひらの上で踊らされる快感を味わうことになるのか。続きが気になって仕方がない、早く下巻の時計の針を進めたい。

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    2026年07月04日
  • 田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他

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    ネタバレ

    田中秀光作品のなかで特に優れた作品を収録された本。代表作『オリンポスの果実』は、元ボート選手だったときの田中の経験が反映された作品。何十年も前の小説だが、体育会系ならではのノリや雰囲気は、現代とそれほど変わらない。また田中は同じく小説家の太宰治に私淑しており、彼の影響を受けたと思われる「さようなら」や、共産主義に傾倒した時期に書いた作品が収録されている。本作の作品を一読することで、田中秀光という人物像を立体的に捉えることができる。

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    2026年07月04日
  • プリンセス・トヨトミ

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    万城目作品は初めてだったんですが、私は読めるタイプのようです。

    ちょっとツッコミたくなる設定のところもありましたが、概ねワクワクしながら読み切りました。

    やっぱり大阪国が立ち上がるシーンはいいですね。興奮がすごいです!

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    2026年07月04日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    数年ぶりに本が読みたくなり、それなら名作と知りつつ手に取っていなかった作品にしよう、と決めて選んだこちら。読み終わっての感想は、この気持ちになりたくて、本が読みたいと思ったんだよなあ、でした。ラフに書くなら「これだよ〜〜〜これこれ〜〜〜クゥウウゥ〜〜〜!!!」って気持ち。笑
    犯人を予想しながら読むソワソワ感と、衝撃と、疑問が溶けていくスッキリ感。ミステリーの醍醐味全部盛り。
    個人的には伏線を回収しつつ余韻を残す終わり方が非常に好みでした。
    作品はもちろんだけど、表紙に書かれていた「1行の衝撃」っていうシンプルなキャッチコピーもとてもいいなと思う。まさに、だし。
    これは人に勧めたくなるミステリー

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    2026年07月04日
  • 本日は大安なり

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    くるくると視点が変わっていくのに、どれも引き込まれてしまって混乱することが一切ないところが、やっぱりさすがの辻村さん!クズ男ばっかり出てくるなと不穏な気持ちで読み進めるけど、後半の怒涛のたたみかけからのタイトル回収。心温まる、幸せで、スッキリとした気持ちの読後感。大安の後日、の章があることで、読後感の良さをさらに引き立てている。懐かしのあの登場人物たちや学校名が出てくるのが、辻村深月ワールドファンにはたまらないスパイスになっている。辻村深月作品の中でもかなり上位に入る面白さだった。

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    2026年07月04日
  • #台所のあるところ

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    読んでいたら、「人生、だいたい台所で何とかなるのでは?」と思えてきた。
    おいしいご飯には人の心をほぐす力があり、登場人物たちの変化にほっこり。
    気づけば自分も冷蔵庫を開けていたけれど、現実は食材が少なくて小説ほどドラマチックにはいかなかった。
    それでも心はしっかり満腹になれる一冊。

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    2026年07月04日
  • 本で床は抜けるのか

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    本を収集していくうちに、本の重さに耐えきれずに、床が抜けてしまうケースがみられる。実際、読書家の著名人のなかには、気がついたら本に囲まれて、本によって生活が翻弄される人がいた。本書は、蔵書、収集、処分、電子化など本に関連するテーマを扱った書籍である。

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    2026年07月04日
  • おばけの遊園地始めました

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    10年ほど前、旅行先の本屋さんで、タイトルに引き寄せられ、何度も読んでいる大好きで大切な一冊です
    ファンタジーなんだけど、ただのファンタジーではなく、その中に人生の教訓が沢山込められていたり、私の大好きなサプライズ・伏線回収があったり、そして、計算されたストーリーに驚かされたり…
    私に語彙力がないのがとても残念ですが、著者の範乃先生もあとがきでおっしゃっている通り、元気になる、心温まる素敵な小説です

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    2026年07月04日
  • 赤と青とエスキース

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    4.5

    単なる恋愛小説ではなく、とても良かった。

    初めはよくある恋愛小説かー、と思って二章・三章と読み進めると全く違う意味で裏切られて心がキュンとなり暖まる作品だった。

    一人一人の心のも共感できる素敵な作品でした。

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    2026年07月04日
  • プリズム

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    ネタバレ

    最後まで犯人が分からないからこそ、何度も何度も読み返して各人の思い込みや考えを整理する過程が面白かった!

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    2026年07月04日