ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • AX アックス

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    めちゃくちゃ面白かった!

    これが伊坂幸太郎の作品なの?って思うぐらいに没頭してた。777を読んで今作で2作目。なにこれ。気付けばニヤけながらページを捲っていて、ふと周りを気にしたり。

    主人公の兜が殺し屋では巧妙で繊細なスペシャリストを演じつつも、妻に対しては尻に敷かれる可愛げもあったり。すごい。主人公に魅了される。

    可愛くてカッコいい。他のシリーズも読みたいので近いうちすぐに書店に急ぎます。

    素晴らしい出会いと作品に感謝!

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    2026年09月14日
  • 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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    ネタバレ

    楽しかった!私が本気でトリックを当てようと読むタイプではないので、読者に対するヒントのフェア性もあまり気にならない。神話など知識はないので、あまりに分からないところはサラッと読んでしまったが…真の探偵役が魅力的すぎました

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    2026年09月14日
  • クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

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    西尾維新のデビュー作にしてメフィスト賞受賞作。戯言シリーズ第一作。ピーキーな女性キャラに翻弄される男性主人公という作者お得意の構図が既に完成されている。ミステリーとしても二転三転のどんでん返しがあり面白い。このシリーズ、次第にミステリー色は薄れていくそうだが、続けて読んでいきたい。

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    2026年09月14日
  • 森永卓郎流「生き抜く技術」 31のラストメッセージ

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    脇目も振らず自分の人生を駆け抜けろ。自分に言い訳ばかりしてないで。
    モリタクさんにそう言われた気がする。ありがとう。
    自分の人生を誇れるものにする。そのためにやるべきことをやる。
    仕事は命懸けで。
    遊びもやりたいことも全力で。
    「いつかやれたないいな」は叶わない。今日から動け。
    手元に置いておこう本。

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    2026年09月14日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    「宙わたる教室」の続編。6年後の科学部が舞台。
    今回も個性豊かな生徒達が活躍します。そしてOBOGが登場したのは嬉しかったな〜。
    科学部の活動には大がかりな道具が必要になるけど、思わぬ所から支援の手が。前作よりも協力してくれる人の輪がより広がっているように感じました。感動!
    多くの人の夢を乗せてロケットが飛ぶ。素敵なお話でした^ ^

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    2026年09月14日
  • 中庭の出来事

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    大好きな恩田陸さんの作品!山本周五郎賞受賞作!

    演劇と現実が交錯しながら進んでいくストーリーはやや難しかったですが、目まぐるしい場面展開で最後まで飽きずに読めました!
    会話劇と余韻のあるラストはとっっっても好み!
    最後はどんどん真相が明らかに…。
    ホテルの中庭で劇作家が死んだ事件やビル街の中庭で死んだ事件、舞台ではさらに新婚の夫が死んだ事件と物語では謎が溢れかえっていました。そこに作中作や作中作中作も挟まれていて読み応えがすごかったです。

    初めは男や女と表現されていた場面が名前が当てられることで話に深みと広がりが出てくるのを感じました。
    一回では理解しきれない部分もあるのでまた再読したい!

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    2026年09月14日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    上巻から少し経過してからの読破。稚拙な字面がなく構成も圧巻、ゲーム展開にヒリヒリする緊迫感は無いものの情景がありありと浮かび上がり魅了されました。

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    2026年09月14日
  • 晴天の迷いクジラ(新潮文庫)

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    人生は生きていくには辛くて、悲しくて、でもそれでも生きて行く。
    正子、由人、野乃花、そして大海に戻ったクジラ、がんばれ。

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    2026年09月14日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    青春小説かつ社会派小説も捨て置けない圧巻の小説。それぞれの立場からの問題は、誰しもが抱える悩みと同義であり共感できるものだった。

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    2026年09月14日
  • 容疑者Xの献身

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    ネタバレ

    気持ちの良い話の構成でページをめくる手が止まりませんでした。心がスッキリする終わりではなかったが、そもそもこの題材でスッキリなんでできないかと思った。そこもまた考えさせられる。
    この小説が星5でなければどの小説に星5をつければいいのか分からない。

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    2026年09月14日
  • ナカスイ!海なし県の水産列車

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    ナカスイシリーズ完結作。読むたびにおもしろくなっていく稀な作品。すべてうまくいきすぎる感があるけど、これはこれでいい!

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    2026年09月14日
  • 阪急電車

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    面白い!!サクサク読み進められる。
    自らも阪急電車を利用しているだけあって、登場人物や車内の雰囲気がリアルに感じられた。人物の描写も見事だなあと思う。阪急沿線は少し割高なのもあり、気品ある女性や貴婦人等々、実際に利用してそうな人を描くのがとても上手い。

    電車は知らない人たちがよって集まる不愉快な場だと感じていたが、一人一人のストーリーを想像すると、これからの電車利用が一味違うものになるのではとワクワクする。

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    2026年09月14日
  • 機龍警察 漆黒社会

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    5年ぶりの待望の新刊で一気読み。シリーズ7弾にしてやっと一部完結って、いったい今後どうなるの?確かに話は途中だが。今回は、悪魔の技術を葬りフォン財閥を壊滅させたが、由起谷が殉職、壮絶な死だが最後まで刑事だった。姿との死闘を経て消息不明の關剣平との対決はまだ続きそう。「敵」の姿も浮かび上がってきて…。

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    2026年09月14日
  • 絡繰り心中<新装版>

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    「もし誰かがころしたというのなら、この町の絡繰りだろうよ」。酸いも甘いも知り尽くした、太田南畝は事件の因果をそう断じた。若い主人公の金四郎は納得していない様だが、単純ではない因果が絡まり合って起こった出来事は矢張り南畝の言う通りだったろう。この絡繰りに巻き込まれない様にするには、どうすべきか。件の南畝は「大方の人がなんとかこの絡繰りの中でうまく渡って生きている」という。文中にも出てくる「覚悟」を決めて生きるって事だろうか。南畝は、「現の世はな、あんなふうに(芝居の中のように)、分かりやすく隈取り描いた悪役はいねぇ・・・・・・でもその物語のようなもの(大衆が望む様な結末ってことか?)もあるのかもしれねぇって思いが、救いになるにさ。・・・・」。作者はこの南畝を通して自らの思いを吐露したと感じた。不条理なことは沢山ある、改めることの多い、が改めた先にもまた不条理は出てくる。でも、それでもなんとか覚悟を決めて生きていくのだ、と言いたいのかもしれない。キレの良い幕切れでないことが、この作品の言いたい深みを描いている気がして、面白かった。良かった。

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    2026年09月14日
  • 雨が降ったら

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    最近こういうタイプのほのぼの系短編の連作がとても増えてきたと感じる。ただ読んでなかっただけで、前からそうだったのかもしれないけど。中には極甘センチメンタルの塊みたいなのもあるが、この本はさすがに、人生のリアルな悲喜こもごもを、味わい深い日本語で描き出した、短編小説の魅力の結晶のような本だった。他と区別する魅力を少し考えてみると、一人称語りだけれども、語られている内容が作者の人間理解の成熟度を反映していることと、ところどころに飛び出す「笑い」の要素だろうか。気軽に読めるけど、じっくり味わって読みたい類の小説だった。

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    2026年09月14日
  • よるのはくあき

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    「クジラがしんだら」を描かれたかわさきしゅんいちさんの絵がとにかく素晴らしい。リアリティがあるのにデフォルメされすぎず、黒が効いた画面は動きがあって絵本なのに動いているように感じる。

    恐竜好きの子どもはとても多いので、彼らの宝物になりそうな絵本。

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    2026年09月14日
  • 株式会社 夫婦

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    ネタバレ


    ・結婚の本かと思ったが、人間関係構築本だった。今年見た本で、有益な部分が1番多かった。

    ・優しい言い方をすることは、優しさじゃない。察してちゃんはタチが悪い。伝えるための言葉は、相手が理解できる言葉を選ぶべき。自分にとって言いやすい言い回しに逃げるのはむしろ身勝手で保身である。

    ・夫婦やカップルにおける「る攻め」は要注意。そもそもなんのためのしりとりか理解する。(和めるコミュニケーションであり、娯楽である)

    ・いっぱい恋愛をして、自分がどういう人間なのかを知る。そうすると自分の魅力も異常さも知れる。

    ・舐められる人は、本人が自分を軽く扱っている。お互いに自分の価値を明言し合う。

    ・結婚生活に必要な愛とは、思いやることで、思いやることとは、相手の気持ちを大切にすることで、どれだけ「自分とは違う価値観を持った相手の気持ち」を大切なものとして扱えるかである。

    ・誤解を招かないために手間暇をかける

    ・パンツを脱がないせい行為の幅が広ければ広いほどいい。キスやセックスだけが性行為なのって乏しい。

    ・本音を適切に扱う。できれば言いたくないから淀むのか、言う必要性がないことなのかを見極める。何でもかんでも言えってことではない。

    ・自分の人生を広げる力がないと人生詰みやすい。

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    2026年09月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    シリーズ3作目、今回も「成瀬あかり」の力強さが健在の面白さでした。

    読み始め、知らない人の話から始まってやや寂しさや物足りなさを感じる…と思っていたら、あっという間に成瀬の吸引力に捕らわれて、知らない人たちが明確な輪郭を描いて大切な登場人物になっていきました。人物みんなそれぞれの個性があって面白い。

    成瀬の言動に毎回惹かれて楽しませてもらったり、パワーを貰ったりする一方で、お母さんや友人の言葉が涙腺を緩ませてきて、成瀬だけでなく登場人物全てに心動かされる傑作でした。ラストシーンが本当に最高なので、ぜひ最後まで読んで欲しい!

    いつかどこかでまた成瀬の話を読みたいな。二百年生きれば読めるかな。

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    2026年09月14日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    自分が信じるものは自分で決めていいということに気づいてから、美しい御神木へとみゃくみゃくと成長していく貴子に感動をもらいました。

    一方で、幼いころに姉の苦悩から学び、受け身で上手く立ち回る生き方を選んだ歩がぶつかる壁も多くの人が共感できるところだと思います。

    皆が深く信じているものの中身が実は「空っぽ」だったということもあるかもしれないから。
    自分が信じるものは自分で決めていいし、それに対して周りがどうこう言う権利など決してないということを教えてもらいました。

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    2026年09月14日
  • 名探偵の君へ

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    なるほどね
    というか、めっちゃ良かった
    デビュー作らしからね面白さと、耳が聞こえない探偵が孤島での殺人に挑む話しはいいし、その後に待ち受けるどんでん返しもいい。
    正直、シリーズになってほしいけど…
    ただ現代の本格の孤島ものはここまでしないといけないんだなあとは感じました
    それこそ未館成の殺人とかいろいろあ下村さんの作品とか
    正直、今年黒田研二の新作とこの作品主人公に感情移入するたちだからめためたに批判したくなるけど、この作品はミステリとしての面白さが自分には勝ちます
    黒研は『硝子細工のマトリョーシカ』や他で似た仕掛けしてるけど、自分は最新作の仕掛けを明かされた瞬間嫌だった


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    2026年09月14日