小説・文芸の高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
小川哲って理屈っぽくて面倒くさそうだけど、ユーモアあってめちゃくちゃ面白い人ですね!!
いちいち例文が面白い。
小川流、桃太郎、めちゃくちゃ笑った。
伏線についても、そもそも小説は「伏線」「回収」だらけなわけで、それをあえて伏線回収がどうのこうのは嫌いだと。
「曲がり角でパンをくわえた見覚えのない女性と衝突すること」は、「その女性が転校生として自分のクラスに加わること」の伏線!
「必殺技で倒れた敵の横で必要以上に喜ぶこと」は、「その敵が起き上がって逆襲してくること」の伏線!
その通り!と納得するも、元も子もない話すぎて、小川さんの言いくるめ力に心底感動。
大学で便所サンダルが流行った件 -
Posted by ブクログ
"「この家より美しい家はないわ」
ママはムーミントロールの手を取って、空のように青い部屋へ入っていきました。
こうして、いつまでも、いつまでも、みんなはこの谷に住みつづけました。もっとも、気分を変えるために、何度か遠出はしましたけれどね。"
ムーミンの始まり。そして、この新版のムーミンの終わり。これが9巻目であることに大きな意味があると思った。
ムーミンとムーミンママが、いなくなってしまったムーミンパパを探して旅に出る。あたりはとても重苦しい雰囲気が漂っていて、トーベ自身が書いた序文の通り、戦争の只中に書かれた影響が見られる。
どうしたら良いかわからない混乱を経て、最後 -
Posted by ブクログ
「このミス受賞作」、「有名ミステリ作家の絶賛」、「惹かれるタイトル」に引き寄せられて手に取った。
文章が爽やかで気持ちが良いのに、内容が超ド禁忌級とされているダークな内容を取り扱っている本作。この兼ね合いが物語へ没頭させてくれた。
本作のテーマである「人工授精」について、医学界では実際に「法制度」「倫理課題」が問題視されているらしく、課題の「存在認識」と「探求」が出来ることから本作の有効性を感じた。(何様)
存在認識と探求を一人一人がすることで、世界的にこの問題をタブー視する風潮が無くなって課題解決がしやすくなると思います。(何様)
本の帯紙に「宮部みゆき」さんが「休日の一気読みをお勧め -
Posted by ブクログ
この本は、将来の夢がない子にこそ読んでほしい1冊でした。
私は、子どもにもぜひ読ませたいと思いました。
主人公は、目標もなく、自分に自信もない。
周りを羨ましく感じながら、劣等感を抱えて生きています。
「自分にしかない特別なもの」を探すことすら、どこか諦めていた主人公。
そんな中、バイト先で素晴らしい人たちと出逢います。
人生経験豊富な人たちとの関わりの中で、少しずつ価値観が変わり、自分自身と向き合い、自分の道を見つけて成長していく姿がとても印象的でした。
読んでいて、色々と考えさせられたり、共感したり…。
気づけば、主人公を自然と応援している自分がいました。
「自分も頑張ろう」