ミライの源氏物語

ミライの源氏物語

1,760円 (税込)

8pt

現代人が「源氏物語」を読むときのハードルとなるのは、ひとつは言葉の違い(古文の読解)、そしてもうひとつは倫理観や社会規範の違いです。本書は、社会の在り方に長く向き合ってきた作家・山崎ナオコーラさんが、深く愛する古典「源氏物語」について、現代人ならではの読み方を考えます。より現代的な訳を目指した「ナオコーラ訳」も読みどころのひとつ。

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ミライの源氏物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第33回(2023年度)Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作とのことで、東急線の電車内広告でたびたび見かけたために気になって買ったのですが、ずっと積ん読にしていて、今月ようやく読み終えました。
    ちなみに、『源氏物語』は高校時代に古文の授業でいくつかの節を学んだほか、大人になってから瀬戸内寂聴訳で途

    0
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    古典の読み方は時代に沿って更新し続ける必要がある。源氏物語研究の主立った面子が男性だった昭和を経て女性研究者が出てくると全く違った読み方や解釈がなされ、これまでのスタンダードとされる読み方がいかに男性主義的であったかが浮き彫りになっているという話もあるし、その中でこれは山崎ナオコーラさんが読み方を模

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    Podcastで薦められていたので山崎ナオコーラ氏、久しぶりに読んだ。
    源氏物語を現代の視点を用いて解説し、新たな解釈を与えている。
    「ルッキズム」「マザコン」「性暴力」など、うげっ、と眉を顰めたくなるような目次だが、それらに対して極めて冷静でやわらかい眼差しで語っている(ように自分には読めた)。

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    今日、京都新聞社で対談。石山寺座主の鷲尾龍華さんと。ナオコーラさんにをサイン頂きました。写真も撮ってもらいました。

    時間があるのでゆっくり読めました。

    『源氏物語』を現代に当てはめる。なるほどーーー。私も違う取り方してたな。でも人それぞれでオッケー。「文学は旅です」ナオコーラ♡

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    源氏物語を学校で読んで、雰囲気は良さそうだけど、読み解けないもどかしさを永年、持ち続けていました。
    私と同じように読み進めたいけどギブだわ、と言う人にお勧めしたいです。

    著者の思い切った切り口での分類も「なるほど納得」
    若干、過激?ストレートな切り口なれど、、、
    新しい源氏物語の導入本になると思い

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    受験対策として源氏物語の漫画を読んだことが出会いでそこから瀬戸内寂聴、田辺聖子などの現代語訳をいくつか読んできた。でも今の感覚で源氏物語を読むとこんなに捉え方、物語が違うんだという驚きを持って読み進めた。「え?そうかな?」と読み始め「あ、そっか。ほんとそうだ」と腑に落ちる。差別というのは無意識で善意

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「光る君へ」の導入として(今年は10年以上ぶりに大河ドラマを観ようとしている)。現代におけるいろいろな角度からの視点で『源氏物語』を切り取る試みは他書とは一味違ってなかなか面白い。「ロリコン」「マザコン」「マウンティング」「トロフィーワイフ」「エイジズム」など。山崎さんによる『源氏物語』現

    0
    2024年01月29日

    Posted by ブクログ

    受験以来触れてない源氏物語。登場人物の気持ちが全くわからなかった学生時代。今だってわからないが、それは当然。だって生きている時代が違うから。山崎さんの指摘はシンプルで明確。その上で新しい物語の楽しみ方を教えてもらい非常に興味深い本だった。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    平安時代のベストセラー、源氏物語をただ訳すのではなく、
    現代の視点でテーマごとに比較するという視点が面白かったです!

    人はその時代の価値観で差別をしてしまうし、社会と切り離して生きてはいけないけど、理解しようと悩んで思考することを辞めない
    それがいつの時代も文学に反映され、時代を通して繋がっていく

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    この本も併せて読むと面白さが増すと思う!読んでいて「ん?」と違和感があるところを言葉で表現されている感じ。ラストの解釈がナオコーラさんと同じで嬉しかった。ナオコーラ訳も面白い。

    0
    2025年09月04日

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