ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 愛と忘却の日々

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    燃え殻さんの生活が濃すぎる..笑
    全てのエピソードが濃厚で、面白かった。

    "生きる意味を探すより、夢中になって楽しめるなにかと出会うことのほうが、人生の醍醐味な気がしてならない。"

    "僕の人生になんとか全集はいらないし、好きな映画はいつまで経っても「戦国自衛隊」でもいい。「ゴダール?それチョコレート?」と答える人と一緒でもいい。いや、なおいい。
    そんな人と、ご飯の話だけをしながら生きていくのが、実は本当の幸せなんじゃないか。"

    "自分らしく生きる。そんな一行で済むほど、生きることは簡単じゃない。"

    "ときにダメな自分

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    2026年06月05日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    胸を深く抉られる物語だった。いじめの描写が非常にリアルかつ残酷で、読むのが苦しかった。特に、百瀬が僕をいじめる理由について、理路整然と語るシーンには絶望感があった。学校の教師や周りの大人が、いじめに気付く気配が全くない所も不気味だった。手術後の「僕」の目からは、これまでにないほど世界が美しく見えるが、それを伝えたいコジマはもういないという結末に、胸が締め付けられた。

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    2026年06月05日
  • まだまだここから

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    夏の読書感想文コンクール課題図書

    四年生の蓮はスイミングスクールの特訓性に選ばれるために自主練習を重ねていた。選ばれたら練習日は増えるけれど、水泳だけは得意だし泳ぐのも好き。よし、がんばるぞ!
    しかし特訓性テストに受かったのは、自主練習もやっていなかった1年生の弟の凛だった。なんで弟だけ?ぼくも特待生の中にいるはずだったのに、自主練習だってしていたのに。
    蓮は市民プールで、三人の生徒を一人のインストラクターが担当する2ヶ月のコースがあることを知り申し込む。当日行ってみると、インストラクターは小柄なおばあさんの春田コーチ(春さん)、生徒には違う学校だけど同じ四年生の陽太と海音がいた。
    春さんは

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    2026年06月05日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    ちょうどコロナ禍の頃に発売されて、喉から手が出るほど、当時は読みたくて仕方ない!と思った1冊。連作短編集。
    結局積んでたんですけど。

    タイトルからして、主人公が旅に出て色んなカフェを回るような話なんかな、と思っていたけど、違った!

    読み始めてからは、お店を訪れるお客さんの悩みを解決する話なんかな、と思ったけど、そういうわけでもなかった!

    そして、ラストにかけて、そんな大きな問題をバコーンと入れてくるとは思わなかった。連作短編集やけど、想像してた連作短編集より濃かった。

    ちょっとした刺激と美味しい食べ物で、いい塩梅というのか。今の私にはちょうど良いバランスの本でした。

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    2026年06月05日
  • ドロップぽろぽろ

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    心が動いた瞬間がたくさん詰まっていて、その暖かさが読んでるこちら側まで伝わってきて。
    過去から宝物を掘り起こして、こんなふうに愛せるのっていいなぁと。

    "そうなのだ。全部全部、言葉になってたまるものか。「感動」だなんて言葉でまるめたくない、そういう胸の高鳴りが、抑えきれないものが、ぽろぽろと涙になってただこぼれていった。"

    "だれが見てくれてるんだろう?と思うようなことにも意味がある。こんなにやらなくても本当はいいんじゃないの?と思うようなことにも、やっぱりちゃんと意味があるのだ。"

    "やっぱり天気はちっともわたしに関係がない。雨が降ろう

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    2026年06月05日
  • 虚像淫楽 山田風太郎ベストコレクション

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    山田風太郎は「捕まって刑務所に入る悪人を最下等、証拠を残さず悠々と社会生活を営む悪人をその上に、さらに他人を教唆して自分の手を汚さぬ悪人を最上級」と分類している。(解説より)
    こちらの短編集でも、自分は一切手を下さず、言われた本人も覚えていないくらいのさり気なく、しかし効果的な言葉を聞かせて殺人を導く犯人が出てくる。さらに医学部出身のため、それぞれの短篇では不思議な病気もでてくる。


    『眼中の悪魔』
    「自分は手を下さない殺人」の一つで、暗い気持ちで「裁かれなければいけない」と思った相手を自分は一切手を出さずに殺していく物語。しかし「殺人者」の心は更に沈むばかり。
    大学生の橘は珠江という娘と恋

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    2026年06月05日
  • マチネの終わりに(文庫版)

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    ”結婚した相手は人生最愛の人ですか?”

    この問いに、おそらく正解、不正解はなく、どちらかであれば幸せで、そうでなければ不幸せということはないのだろう。

    ボタンをかけ違えていった結果たどりついた現実であっても、その中でも素晴らしいひとときはあり、尊い出会いもある。だけど、すごく落ち込むことがあった時には、有り得たかもしれない別の生き方に想いを馳せ、涙することもある。

    すれ違いが生じた時に、がむしゃらに追いかけて取り戻そうとする若い頃を越えた、大人の恋愛小説でした。

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    2026年06月05日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    番組で紹介されていて手に取った本。
    読み終わった後に、気付けば知らなかった新しい世界を知っている状態になっていることに、心あたたかくなりつつ、本にありがとうございましたと言いたくなりました…!

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    2026年06月05日
  • 火の粉

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    ここ最近で一番面白いと思った本!続きが気になってどんどん先に進んでしまってあっという間に読み終わった。

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    2026年06月05日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    ネタバレ

    クソおもろいまじで!!!
    最初はあーこういう感じで毎回一緒に解決していく感じで進むんかなぁ、読みやすいしまぁ面白いなぁと思ってたら最後の章でびっくりよ。
    衝撃すぎて読み終わってしまうのが悲しかった、先が気になるのに先を読みたくないという謎の感情になったよ。
    仕事の昼休みに読んでて、もう戻るかぁくらいの時間の時に、
    「わたしが、ほんものの霊媒だって、ずっと信じていらしたんですか……?」やからね
    !(◎_◎;)!(◎_◎;)
    びっくり展開すぎたよ。
    ほんで香月があんなきっしょい殺人鬼やったなんて……いやー面白かったなぁ。。

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    2026年06月05日
  • ある男

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    読み終わった時期は数か月前です。平野啓一郎さんの作品は初めて読みました。人間関係が複雑で込み入っていて、社会の問題に対する人間の向き合い方を考えさせられるストーリーでした。情緒面にも共感出来、展開も面白かったです。ラストはとても感動しました。

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    2026年06月05日
  • できたてごはんを君に。

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    行成薫さんの美味しいご飯シリーズ(というのかな?)、第2弾。

    同じ街のなかの、色んな飲食店や商店街のお店が舞台。その街のなかを、デリバリーサービスのアルバイトをする大学生実里(みのり)が自転車でまわっている。各お店の話が終わるたびに、そんな実里のバイト風景が挟まれていく。
    この設定がリアリティーを感じさせて、想像のなかで賑やかな街が出来上がっていくのがおもしろかった。

    ちなみに、あとがきは必ず読むべし。
    きっと前作の『本日のメニューは。』を読み返したくなること間違いなし!!

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    2026年06月05日
  • 意地悪な食卓

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    ホラーと言われると違うかも知れないけど、
    イヤミス好きとしては、人の嫌な内面がぷんぷん満載でどれも面白かった。
    日常レベルの本当にありそうな話。
    "意地悪"というのがピッタリな感じ。

    "食べること"は"生きること"と直結だから人の恨みに繋がりやすい。誰かに食事を作るということは、相手の命を司る(悪くいえば支配している)んだなと思った。

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    特に印象に残ったのは、
    『嗅覚』『弁当箱』『給食』『手作り』

    ホラーとして一番近いのは『給食』だと思う。
    マイナスの力で相手を呪い殺せる能力、無敵過ぎる

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    2026年06月05日
  • 少女

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    デビュー初期の作品だからか、作者が世に発信したい言葉が鋭くていい。(最近の作品は綺麗にまとめ過ぎていてトゲが少ないので物足りない) 

    ■死を目の当たりにしたことがない2人の女子高生(敦子と由紀)が主人公。
    『死』をテーマにした若者のスレ違い。
    SNSに翻弄され、常に監視下にある狭い世界で悩んでいるZ世代にこそ読んでもらいたい。

    無自覚に他人を追い詰め、簡単に死に追いやってしまう。単行本発行当時はまだPCの"掲示板"という世の中だったけど、スマホSNS時代の現在を予知していたかのような内容で違和感がなく凄い。

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    『死』に触れ

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    2026年06月05日
  • せんせい。

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    重松清は、すごい、やっぱり胸をグッと掴んでくる。
    『流星ワゴン』を読んだのは何歳の時だったかな。涙が次から次に溢れてきて、切なくて寂しくて、だけどどこか希望を感じて心が潤うのを感じた。
    あんな気持ちにはもうなれないと諦めていたのに!
    初っ端の話から、泣けた…。

    「ロックは始めることで、ロールは続けることよ。ロックは文句をたれることで、ロールは自分のたれた文句に責任とることよ。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうことなんよ。」

    ー続けること、生き抜くこと。それがロックンロール。なのかな。

    「センセ、ボクはロールしよりますか。キープ•オン•ローリングしよりますか。止ま

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    2026年06月05日
  • ボッコちゃん

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    オチとしては因果応報が多いが似たような展開でもそれぞれ違うオチが用意されてるおかげで飽きない。1話目が展開が読みやすくでも登場人物にも共感しやすい所から始まってくれるのでこの先読み進めていくことに抵抗を感じない。これの帯を書いたカズレーザーさんがこれを読んで面白くないという人は小説を読むのに向いてないというのは本当にその通りと感じる一冊。

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    2026年06月05日
  • 硝子の塔の殺人

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    作者のミステリ愛が伝わりすぎる名作ミステリ。
    途中までうまく表現できない雑さを感じる展開だったのが、ラスト1/3くらいで急変。全く予想できない結末だった。名犯人にまた会える機会に期待。
    嗜み程度にはミステリ小説を読んできた甲斐があって、登場人物のミステリ談義もある程度ついて行けて自己満足。

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    2026年06月05日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    今回事件の謎に挑むのは、
    あの有名なメロス!?

    原作「走れメロス」通りの
    悪を絶対に許さない強い”正義感”と
    他を寄せ付けない”圧倒的なフィジカル”で
    難事件を颯爽と解決していくはずが、、、!?

    次々と事件に巻き込まれるメロスは、
    持ち前のフィジカルで
    親友セリヌンティウスを救い出せるのか?
    最後まで目が離せません!!

    やはり、最後に物事を解決するのは、
    『誰にも有無を言わせないフィジカル』
    だけなのか、、、
    勿論、ちゃんと推理もしますよ笑

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    2026年06月05日
  • クロエとオオエ

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    有川ひろ作品だいすきランキング1位が更新されてめでたいです〜(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)
    ぐるぐる何回も読みます

    ハイスペイケメン頼任の初恋は拗れに拗れたけれど、頼任もクロエちゃんも、お互いでっかい愛の両片想い、すごく尊くて大好きな2人でした。

    読みながら私の頭に構築されたジュエリーのデザインを、章末のQRコードで答え合わせできる…!!
    それもとっても楽しかった!!

    ずっと2人のやりとりをみていたい、大好きな物語に出会えて幸せだ。

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    2026年06月05日
  • あいがはてたら

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    この世で上手く生きていくためには可愛げが大事。この世でひとりを夢中にさせたかったら色気が大事。できる限りでいいから、ご機嫌に生きていってね。

    正しいことしか知らん人になってもうたら、優しい人にはなられへんで。

    香りというのは、非言語的で非可視的な情報でありながら、最も本質的な記憶のトリガーだと思うんです。視覚や聴覚は理解を要するけれど、嗅覚だけは、受容が先行する。ピンとくるってやつですね。

    出会ってしまった。本当に忘れたくない人に出会えたとき、人は出会ってしまったと感じるのだと、この時初めて知った。

    生きててよかった、っていう感覚って、人から与えられるものだと思われがちだけど、本当は逆

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    2026年06月05日