小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。変な小説なので、変な小説がすきな人にはおすすめです。
まず頭でっかちの少年みたいな文体が印象的。たとえば主人公Qが自慰をする場面はこんな感じ。
>> ただ、密室内の一動物としてのQの行動をまったく外面的に観察すれば、それは単調にくりかえされるこっけいな動作からなっていて、生理学的には、興奮とそれにともなう脈拍増加、血圧上昇、発汗、局部の膨張と充血、脳波の奇妙な変化、などが観察されたはずである。(p.99)
これが小説内の出来事に薄皮を一枚かぶせたような効果を与え、読んでいるとぼくは大事なところに直接は触れられていないかのような不安を抱く。そんななかときおりあらわれ -
Posted by ブクログ
この本、感情がジェットコースターすぎる!
おいおい、ミリーよ。
変な家に引き寄せられすぎだろ!
おいおい、ミリーよ。
彼氏との約束すっぽかしすぎだろ!
おいおい、ミリーよ。
……でも最高すぎるだろ!!!
もうほんと、読んでる間ずっとこんな感じ。笑
彼氏が不憫すぎて、最初はミリーにちょっとイライラしてたんですが、
やっぱりこのシリーズ、最高に面白いんですわ。
『ハウスメイド2 死を招く秘密』フリーダ・マクファデン
前作もそうだったけど、
このシリーズって、すごく“映像的”なんですよね。
私たち読者って、少なからず
文章の美しさとか、活字ならではの表現とか、
そういうものを小説に求 -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
表紙折り返しの「若き歴史学者のアメリカ」とのフレーズに惹かれて購入。
藤原さんの『若き数学者のアメリカ』へのオマージュなんでしょうか、なんて。
著者の北川さんは、ハーバード大学にて「日本史」を教えている方です。
その講義は年を重ねることに人気を集め、今では200人を超える受講生がいるとのこと。
面白いのは、文系ではなく理系、それも数学畑出身の方との点でしょうか。
因習の強い日本ではなくアメリカだからこそできたのかもしれませんが、とても新鮮に思えました。
そんな北川さんが実際に受け持たれている講義は、次の2種類。
一つは、女性の視点から歴史を紐解いている「LADY SAMURAI」。
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中学受験に臨む主人公の女の子と家族の物語。中受を経験した身としても、苦しみや喜びには懐かしさを感じるし、今も忘れることがない原点の記憶としてある。
今これを読む自分は親になっていて思う。中受は受験生ひとりだけでなく家族も一緒に受験をするのだと。本人の思春期の変化もそうだが、受験生を中心に動きサポートできる家族の形になることが戦う条件なのかと感じさせられた。
特に、お父さんの全力なサポート姿勢と流す涙に、もらい泣き。素晴らしく、理想な父親像。お母さんもおばあちゃんも妹も友達も塾の先生も、理解ある素敵な人たちに囲まれているなと思う。
子どもが受験する年齢になった時には、関わり方の参考として再読した -
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棲月 隠蔽捜査7
鉄道と銀行のシステムが相次いでダウンした。竜崎伸也署長は、直ぐにサイバー犯罪を視野に入れ、署員を派遣する。続いて非行少年のリンチ殺人事件が発生する。2件の解決の指揮を執る中、竜崎自身の異動の話が持ち上がる。捜査本部が立ち多忙な日々、警察庁の人事課長が大森署に乗り込んで来て内事を通知する。何年大森警察署に居たのかは書かれていないが、長くはないはずだ。1〜2年というところか?キャリアの署長だけに早い。短い期間だったが、色んな難事件を経験し解決してきた。今回も戸高刑事や少年係根岸女性刑事とのやり取りが見応えがあった。次回は新しい部署での活躍になるが、今から楽しみだ。 -
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もしミステリーの世界に迷い込むことがあるのなら、ぜひ有栖川有栖さんの作品に迷い込みたい。
そう感じるほど有栖川有栖作品はミステリーに対して真摯的だ。
これは本当に上質なミステリーですなあ。下手にやり過ぎることなく、キャラや設定に頼りすぎることなく。
本格ミステリーの様式美を美しいまでに表現せれてます。
昨今の設定モリモリ、伏線ハリハリ、どんでんガエシガエシな作品に慣れてる人は普通だの、物足りないだのと仰るでしょうが、これがよいのですよ、これが。
あっさりしお味、ミステリーもポテチも結局はコレが1番飽きないのです。
確かに江神二郎は名探偵史上もっともキャラ薄な気もするが…。逆に云えば無駄にしゃし -
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ノーベル賞作家である大江健三郎が、1963年夏から数回にわたって広島を訪れ、被爆者や医師たちへの取材を通じて書き下ろしたルポルタージュ。
著者の感情に訴える文体や天才的な比喩表現が如何なく発揮されており、単なるノンフィクションとは決定的に違う読み応えがある。
発行から60年以上経った現在でも、全く色褪せることのない平和へのメッセージに胸を打たれる。
「Ⅰ 広島への最初の旅」では、1963年夏の原水爆禁止世界大会に揺れる広島の様子が描かれる。本章では、ソ連の核実験を支持する共産党と、いかなる国の核兵器も認めない社会党の無意味な対立を批判的に書き留めている。そして、原爆病院長の重藤氏への取材を経 -
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誘拐されて、犯人に思い入れするストックホルム症候群的なやつかな?と思って読み始めたが、予想を大幅に裏切る結末で、凄く良かったとしか言いようがない。
とりあえず刑期を無事に終えて良かった。
中学生の有乃紗耶は、児相の職員渡辺を名乗る人に誘拐された。片足に足枷をつけられているが、大事に扱われている。トイレもお風呂も問題なし。晩御飯や朝ごはんもなかなか豪勢だ。
北海道警察に身代金要求の投函物が届く。2000万円。沙耶は家では虐待を受けていた。DNA鑑定で父が血が繋がっていないことも知っていた。熱が出たが、渡辺さんは雑炊を作ってくれた。ポカリとかも用意してくれる。
警察の捜査で沙耶の部屋に手斧が
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