ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

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    三日月堂のシリーズ完結編。
    川越に戻り、たった一人で祖父の活版印刷所
    「三日月堂」を再開した月野弓子。
    訪れるお客さんや周りの人に支えられながら
    手探りで活版の仕事を続けてきた。
    「この先どう生きて行きたいか」
    彼女が自分の"夢"をやっと言葉にできたラスト、涙が溢れ止まらなくなった。

    星をつなぐ線
    街の木の地図
    雲の日記帳
    三日月堂の夢

    「街の木の地図」から「雲の日記帳」への流れがとても良かった。

    立花ゼミの三人は春休みに「川越の街をテーマに雑誌を作る」課題に取り組む。
    川越を巡り、木の思い出を街の人から聞き、一枚の紙の雑誌を作る。イラストマップが深緑色に活版印刷され

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    2026年05月15日
  • 世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

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    登場するそれぞれの世界にはさまざまな決まりがあり、不思議な世界観を醸し出していました。
    そんな世界観でありながらもリアリティがあり、悲しくも、心温まるストーリーでした。

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    2026年05月15日
  • オリエント急行の殺人

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    何度目かの再読
    この作品の欠点は有名すぎて本を読む前に思わぬところでネタバレをくらう危険が高いところである。

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    2026年05月15日
  • 可燃物

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    葛刑事が事件をするまでの過程が丁寧に描かれており、実際に自分が刑事になって事件を解決していく気持ちになれて面白かった。
    事件を解決していくにあたり、関係機関から情報を集めていくのも、簡単に提供して貰えなかったりとリアルに描かれていたのが印象的だった。

    本作は表題作を含めた短編5作品となっているが、刑事側の登場人物は共通であり、事件の種類も異なっていて飽きずに読むことが出来た。
    どれも事件性が異なり、推理している気持ちになって面白かった。

    警察を志す人にはぜひ読んでほしい作品である。

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    2026年05月15日
  • アルジャーノンに花束を〔新装版〕

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    チャーリイはみんなと同じように人間として扱われたかった。りこうになりたかった、周りのみんなに認められたかった、仲良くなりたかったという思いが随所にあり、とても心が痛みました。
    最初のひらがながたくさんの文章や知能レベルが上がった後の表現が難しかったり、読むのが大変なこともありましたが、最後まで読んで良かったと思わせられる作品でした。
    どうかチャーリイが幸せを感じながら穏やかに余生を過ごすことができていることを願わずにはいられません。

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    2026年05月15日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    天、地に引き続き、変わらない……いや、むしろ天井知らずにおもしろさが上がっていくよ。

    さすがにここまで来ると参加者も化け物じみた強さの奴らばっかりになってきたから戦いがド派手。
    数多くのピンチや思わせぶりな演出にヒヤリすることも多くて、ワクワクドキドキが止まらないとはまさにこのことだね!

    ひとつの大きな因縁にも決着がつく今作。こいつはラスボスだと思ってたから、ここで退場させちゃうのかという驚きもあったけど、未だ主人公一行と邂逅を果たしていないダークホース的な強者の影もチラつき、結末がまったく予想できないなか、数多くの強敵(とも)との別れがありつつも「蠱毒」は最終局面へと駒を進める。

    主人

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    2026年05月15日
  • 狐笛のかなた

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    上橋菜穂子さんの小説は児童用の棚に分類されることが多いけれど、大人も読みたい!獣の奏者にもグイグイ引き込まれた。大人が読んで面白いファンタジー。ボリュームがあるけれど、上橋ワールドに入り込んでアタマのなかに世界ができてしまうと、次、次、早く読みたい!と登場人物たちがうずく。今回は日本の地名のように思うけれどどこでもない場所で、時代は私のアタマのなかでは室町時代あたりの設定。

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    2026年05月15日
  • ありか

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    暖かい気持ちになる1冊。無我夢中で子育てしてきたけれど、今になってかけがえのない時間だったな、と思う。大人になったら娘に、「お母さんが幸せって感じたのはいつ?」と聞かれて、「あなたたちが子どもの頃、みんなで手をつないで浜を散歩した時かな」と答えたら、「いいね」を娘からもらえた。幸せの「ありか」はそんな日常なんだろうな、と思う。

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    2026年05月15日
  • いろいろ色のはじまり

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    あたりまえのように普段目にしている「色」がどのようにしてできてきたかをわかりやすく解説している。さすが「たくさんのふしぎ」傑作集。
    顔料と染料の違いもこの本で知った。

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    2026年05月15日
  • 旅猫リポート

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    飼い主のサトルと車の旅に出る元ノラ猫のナナ。サトルのかつての同級生達との思い出を辿りながら旅は続く。始めはサトルの生い立ちの物語やサトルとナナの絆の物語を追っていたストーリーだったけど、旅を続けるうちに輪郭がはっきりとしてくるサトルの秘密と、ナナの決断。ペットを飼ったことのある人は特にイチコロだと思う。ペットを飼ったことのない人にもお勧めしたい。

    有川ひろさん独特の爽やかだけど暖かい作風がサトルやナナの人の良さを引き立てる。思わず涙目になるけど、決してお涙頂戴物ではない、本当に心が柔らかくなる作品です。読書好きな全ての人にお勧めの作品です。

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    2026年05月15日
  • わざわざ書くほどのことだ

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    私が個人的に好きなエッセイは、一般的には何気なく起きないことが何気なく起きてしまいがちな著者が、何気ないとはいえない出来事を何気なく書いたものなのかもしれない。

    本作を読んでいて改めてそう思った。

    文才はさることながら、その内容で惹きつけられる。だが、派手さや激しさはない。 

    敵わないなぁ…

    「わざわざ書くほどのことだ」は、“わざわざ読むほどの本だ”と、とりあえずオススメしておく。

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    2026年05月15日
  • リーチ先生

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    最初は長いなぁと思った。
    けれど、登場人物たちの熱意に惹かれて先が気になって読み続けられた。
    こんなに打ち込めること見つけたいという気持ちと、芸術家はやっぱり熱量が違うな、と思った。
    行動力も凄いし、知識の探究心と凄いし、ボケ〜っと生きてる自分と違うなぁとおもった。
    バーナード・リーチの美術史を小説としてフィクションを交えて知識ない人間でも楽しく読めるなんてほんとうに感謝。
    この作品を作ってくれてありがとうございますという気持ちです。

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    2026年05月15日
  • イクサガミ 天

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    明治11年、深夜の京都で始まった蠱毒という武芸者達を集めた遊びが始まった。首に下げられた札を奪い合い東海道を渡って東京へと向かう。

    バトルロワイヤル物で、アクションたっぷりと、とても楽しめました。グイグイ読ませてくれるのですぐに読み終わるし、次が読みたくなります。

    さてさて気になるのは読めば読むほど設定がある作品を思い出す。左頬に十字傷のあの人斬りが脳裏を掠める。違うんだけどよく似てる、何とも言えない気持ちになりました。

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    2026年05月15日
  • 女性画家たちの戦争

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    国内の女性画家(主に洋画家)と戦争と美術についての関わりを知りたかった自分にとっては良い新書だった。
    途中引用されていた、三岸節子の「女の絵なのど性別の希望を持たれる間は、まだまだ芸術も未熟なのでありましょう」という言葉には胸を打たれた。
    戦争画についてもっと知りたいと思ったものの中々骨太の本が多く悩んでいた。
    こちらの新書は読みやすい文章で難しい単語もそう多くなく分かりやすくまとめられていた。女性画家や戦中の女性作家のコレクティブ、集団について理解することができた。

    当日女性が画家、ましては洋画家になることは経済的余裕がないことには難しかった。また、中流階級の家に生まれても、周囲から反対さ

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    2026年05月15日
  • 燻る骨の香り

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    前作と連続して読んだら小説の世界に入り込めました。
    読んでいると香りが伝わってくる、と過去作はよく紹介されている気がしますが、今回遂にそんな気持ちになりました。

    メインキャラクターの朔に近付く人は暴かれたい人だと、作中で本人が言っていました。
    秘密が暴かれるときの昂りや、自身の色々な感情や気持ちが入り混じったとき、それを分解して整理して何なのか理解したい心は、たしかに誰しも持ち合わせているのかなと。
    嘘と秘密の違いはなんなのか考えさせられました。

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    2026年05月15日
  • 踊りつかれて

    匿名

    購入済み

    現代のSNSの問題を直接的に描いていて、考えされられる作品だった。
    SNSやってる奴はとりあえず読んだ方がいい。

    でも、それで終わらず物語としても面白かったし、綺麗にまとまっていたと思う。

    #深い

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    2026年05月15日
  • 名探偵ホームズ 金縁の鼻めがね

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    5月15日に電車の中、バスの中、学校で、ほぼ一気読みしました。
    金縁の鼻眼鏡からホームズは、よくそこまで推理できたなと思いました。
    もし何かあったら推理してもらいたいです。(笑)

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    2026年05月15日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    2026/05/14
    福井県から、北海道のトムラウシに一年間移り住んだ家族と人々の記録。
    とっても面白かった!
    田舎生活に憧れがある人は少なくないと思うけれど、現実はきっととても厳しいと思う。
    でも、明るく朗らかに、自然をそのまま受け入れて暮らす宮下さん一家がとても素敵だった。
    特に心に残ったのは、中学生の長男が「一生懸命な大人はかっこいい」と言った場面。
    本当にそうだよなぁと思う。
    子どもの相手をしていると、つい「遊んであげ」たり、手を抜いたりしてしまいがち。
    反省した。

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    2026年05月15日
  • 北欧こじらせ日記 移住決定編

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    この方本当に、準備力とか手を動かす力がすごい、、
    寿司に乗って空飛んでるのかわい〜笑
    サルミアッキってうめねりだったのか〜笑

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    2026年05月15日
  • 新装版 デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士1

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    遂に購入してしまいました!
    デルフィニア戦記、新装版。今、旧版の17/18冊目も並行して読んでいるので不思議な気分です。

    表紙の装丁がガラッと変わりましたが、いいです!旧版はなんだこれ?「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」か?(中世ヨーロッパの人々の暮らしを描いたものです)って感じだったので、脳内でキャラをイメージしながらずっと読んでたんですが、想像通りなのが嬉しい。リィとイヴン、ナシアス完璧です。ウォルとバルロがちょっと線細い感じかな…とも思いましたが(何と言っても熊と猪に例えられる2人なので)、あまりゴツすぎても…なのでこれはこれで良かったのかも。

    そして巻頭につけられている地図が素晴ら

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    2026年05月15日