小説・文芸の高評価レビュー
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武田綾乃「恋をした私は」★★★
父の再婚相手への感情の動きは秀逸。ただオチが動的すぎるので、最後まで感情の機微にフォーカスした静的な展開の方が好みではある。報われない友人を配置する残酷さはとても著者らしくて好み
円居挽「雪の花」★★
女性同士の連帯を描いた作品。タイトルの雪の花は雪の下で耐え抜きながら咲くときを待つ花の比喩か。倒叙サスペンスだが、ちょっとヒネリが弱い印象
織守きょうや「いいよ。」★★★
良くも悪くも百合マンガの短編らしい一作。タイトルとラストシーンへの帰着はベタながら好み。挿絵効果か、著者の短編集で読んだときよりも面白かった
木爾チレン「最前」★★
アイドルという設定に依 -
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ネタバレはあ、面白い。
こんなに笑いながら読める本ってなかなかないかも。この前「出版区」に出てて高野さんが手にとっていた閻連科の本を買った!
こんな本を書くのに、話せば穏やかで上品さを感じるギャップが魅力の1つなのかな。
刊行順に読んでてやっとこの本に。
不毛地帯は挫折中………頭に入ってこなくなった。とにかくこの本の中に「とんでもないことになってしまった」って何回か出てくるけど、その度にニヤニヤしてた。ほんで絶対におかしいやん、密入国の後が大変ってわかるのにそれをしてしまう高野さん凄すぎる………脱帽級、ほんでなんとかなってしまう運のよさ。またミャンマーの情勢やらなんやらも理解して発信(言語化)できる頭 -
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久しぶりに大長編を読み終えたという満足感もさることながら、この2~3ヶ月、坂本竜馬という人とずっと一緒にいたような感覚になりながら小説を読み進めていたからこそ「近江屋」の3文字が出てきた時には「ああ…いかないでくれ…」という気持ちになったり、読み終えた時はお別れの寂しさにむせび泣いてしまった。
読み物として面白くする上で脚色があることは承知の上で、坂本竜馬という人の魅力は海のように広い鷹揚さと、かと思えば小さいことで意地を張ったり、背中の体毛を見られるのが恥ずかしかったりといった人間らしいところが同居しているところなんだろうな、と思いました。人として生きるならかくありたい、と思わせてもらえたこ -
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Posted by ブクログ
シリーズを追っていく内に、作中で登場するファミリーレストラン「シリウス」についてもどんどん詳しくなっていて、
更に今回、主人公の新入社員の目線でシリウスのキッチン設備や営業時のポジショニングなど、より詳細な内情が分かりやすく描かれているので、もはやシリウスで働けそうなくらい詳しくなっていっているのが嬉しさ反面なんか面白い。
主人公あかりちゃんが新入社員として働きはじめてからの数ヵ月間、仕事の大変さや責任の重さにビシバシ打ちのめされている姿がすごく生々しく、思わず自分の経験と繋がってより辛い気持ちになった。
一緒に働く人達と比べて自分の力量に絶望してしまったり、それが周りの目を気にしてしまう要
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