ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    初めは描写にゾッとしていた。中盤は、少年たちの夏の大冒険だ!ワクワクすっぞ〜みたいなテンションで読んでいたけど、だんだん雲行きが怪しくなっていった。心霊的な恐ろしさではなく、ホラーでよくある、結局人間が一番怖いんですよね...みたいな恐ろしさでもなく、奇妙な恐ろしさを感じた。詩的な表現になってしまうのだけれど、夏の入道雲は明るく美しいけれど、暗い影もつくるのだよな、ということを感じた。

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    2026年03月14日
  • スミヤキストQの冒険

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    ネタバレ

    面白かった。変な小説なので、変な小説がすきな人にはおすすめです。

    まず頭でっかちの少年みたいな文体が印象的。たとえば主人公Qが自慰をする場面はこんな感じ。

    >> ただ、密室内の一動物としてのQの行動をまったく外面的に観察すれば、それは単調にくりかえされるこっけいな動作からなっていて、生理学的には、興奮とそれにともなう脈拍増加、血圧上昇、発汗、局部の膨張と充血、脳波の奇妙な変化、などが観察されたはずである。(p.99)

    これが小説内の出来事に薄皮を一枚かぶせたような効果を与え、読んでいるとぼくは大事なところに直接は触れられていないかのような不安を抱く。そんななかときおりあらわれ

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    2026年03月14日
  • 追憶の夜想曲

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    御子柴礼司シリーズの第二段

    そー来たか!
    ビックリ(°_°)
    めっちゃ面白かった。
    第三弾も読むぞ

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    2026年03月14日
  • 踊りつかれて

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    じゃあ理想的なネットやメディアの在り方はどんなものなのかと思い考えたが全然答えが出ない
    誹謗中傷や他人への攻撃が0になったらそれはそれでクソつまらなく無価値になると思う
    だからといって放置して良い話かと言われると全然そんな事はない
    良い感じにしてくれっていうのが本音だが、それが出来たら苦労しないよな

    自分に出来ることは色んな人生があるという事を常に念頭に置いておくことだけやな

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    2026年03月14日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    この本、感情がジェットコースターすぎる!

    おいおい、ミリーよ。
    変な家に引き寄せられすぎだろ!
    おいおい、ミリーよ。
    彼氏との約束すっぽかしすぎだろ!
    おいおい、ミリーよ。
    ……でも最高すぎるだろ!!!

    もうほんと、読んでる間ずっとこんな感じ。笑

    彼氏が不憫すぎて、最初はミリーにちょっとイライラしてたんですが、
    やっぱりこのシリーズ、最高に面白いんですわ。
     

    『ハウスメイド2 死を招く秘密』フリーダ・マクファデン

    前作もそうだったけど、
    このシリーズって、すごく“映像的”なんですよね。

    私たち読者って、少なからず
    文章の美しさとか、活字ならではの表現とか、
    そういうものを小説に求

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    2026年03月14日
  • 翠雨の人

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    すばらしい物語。高市さんにも読んでほしい。
    ガラスの天井というのはこれだ。
    戦争、社会、男性社会など様々な逆行に晒されながらも、生き抜く生き様。また、その時々の主人公を助ける周囲の人が素晴らしい。程度は違えどまだまだ現代にも残る問題はある。歴史は繋がり続いている。

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    2026年03月14日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    魔女という言葉に酷く弱いので読んでみたが、子どもの成長や家族の絆を感じる良書だった。落ち込んだときに、一度距離をとることも必要だと知れたし、本当だと信じる気持ちを大事にしたいと思えた。

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    2026年03月14日
  • オーロラが見られなくても

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    読みやすい話ばかりでした。
    短編なので物語がしっかり切り替わって、次のお話からは違う国のお話やお料理が出てきて魅了されました。
    世界を旅してみたら見える世界が変わりそうだなと思いました。

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    2026年03月14日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    表紙折り返しの「若き歴史学者のアメリカ」とのフレーズに惹かれて購入。
    藤原さんの『若き数学者のアメリカ』へのオマージュなんでしょうか、なんて。

    著者の北川さんは、ハーバード大学にて「日本史」を教えている方です。
    その講義は年を重ねることに人気を集め、今では200人を超える受講生がいるとのこと。

    面白いのは、文系ではなく理系、それも数学畑出身の方との点でしょうか。
    因習の強い日本ではなくアメリカだからこそできたのかもしれませんが、とても新鮮に思えました。

    そんな北川さんが実際に受け持たれている講義は、次の2種類。

    一つは、女性の視点から歴史を紐解いている「LADY SAMURAI」。

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    2026年03月14日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験に臨む主人公の女の子と家族の物語。中受を経験した身としても、苦しみや喜びには懐かしさを感じるし、今も忘れることがない原点の記憶としてある。
    今これを読む自分は親になっていて思う。中受は受験生ひとりだけでなく家族も一緒に受験をするのだと。本人の思春期の変化もそうだが、受験生を中心に動きサポートできる家族の形になることが戦う条件なのかと感じさせられた。
    特に、お父さんの全力なサポート姿勢と流す涙に、もらい泣き。素晴らしく、理想な父親像。お母さんもおばあちゃんも妹も友達も塾の先生も、理解ある素敵な人たちに囲まれているなと思う。
    子どもが受験する年齢になった時には、関わり方の参考として再読した

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    2026年03月14日
  • ミトンとふびん

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    今回の本も、出張のお供。大切な人を失った人々が旅に出て、その地であった出会いや気づきをきっかけに再び前を向こうをする幸せな短編集だった。よしもとばななさんの一つ一つの言葉が優しく私たちを包み込んでくれて今手元にある小さな幸せを大切にしようと思わせてくれる。旅先で読んだからこそ、早く家で待ってる人に会いたいなと考えずにはいられなった。
    特に表題の「ミトンとふびん」、「カロン手」がお気に入りだった。あらすじにも書いてあったが「ミトンとふびん」の最後で見知らぬ老夫婦が残した言葉はゆき世と外山くんだけじゃなく、読者の心を救ってくれた。

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    2026年03月14日
  • 棲月―隠蔽捜査7―(新潮文庫)

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    棲月 隠蔽捜査7
    鉄道と銀行のシステムが相次いでダウンした。竜崎伸也署長は、直ぐにサイバー犯罪を視野に入れ、署員を派遣する。続いて非行少年のリンチ殺人事件が発生する。2件の解決の指揮を執る中、竜崎自身の異動の話が持ち上がる。捜査本部が立ち多忙な日々、警察庁の人事課長が大森署に乗り込んで来て内事を通知する。何年大森警察署に居たのかは書かれていないが、長くはないはずだ。1〜2年というところか?キャリアの署長だけに早い。短い期間だったが、色んな難事件を経験し解決してきた。今回も戸高刑事や少年係根岸女性刑事とのやり取りが見応えがあった。次回は新しい部署での活躍になるが、今から楽しみだ。

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    2026年03月14日
  • 孤島パズル

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    もしミステリーの世界に迷い込むことがあるのなら、ぜひ有栖川有栖さんの作品に迷い込みたい。
    そう感じるほど有栖川有栖作品はミステリーに対して真摯的だ。
    これは本当に上質なミステリーですなあ。下手にやり過ぎることなく、キャラや設定に頼りすぎることなく。
    本格ミステリーの様式美を美しいまでに表現せれてます。
    昨今の設定モリモリ、伏線ハリハリ、どんでんガエシガエシな作品に慣れてる人は普通だの、物足りないだのと仰るでしょうが、これがよいのですよ、これが。
    あっさりしお味、ミステリーもポテチも結局はコレが1番飽きないのです。
    確かに江神二郎は名探偵史上もっともキャラ薄な気もするが…。逆に云えば無駄にしゃし

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    2026年03月14日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉ってすごい。シンプルに一言、そう感じた。
    出てくるスピーチどれも心に染み渡るものだった。
    伝え方が違うだけで、こんなにも人の心に残るのか、心を揺さぶるのかと言葉の可能性を感じた。
    出てくる人たちも、すごく個性的で、またその人たちの関わりがすごく温かくて素敵だった。
    大好きな小説がまたひとつ増えた。

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    2026年03月14日
  • 兎の眼

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    心が温かくなる話。
    子どもの純粋さやその子が持っている力は、大人の型で教育することで埋もれてしまうこともある。対話しながら一緒に考える、相手のことを思う、そういう道徳的なことを改めて大事にしたいと思えた。

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    2026年03月14日
  • スター

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    面白かった、そうかわたしも古い人間かもしれないってすごく思った…。
    多様性だよね、でも1つの基準だけじゃない様々な基準があるよね。
    考えさせられる話だったなぁ。

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    2026年03月14日
  • ヒロシマ・ノート

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    ノーベル賞作家である大江健三郎が、1963年夏から数回にわたって広島を訪れ、被爆者や医師たちへの取材を通じて書き下ろしたルポルタージュ。
    著者の感情に訴える文体や天才的な比喩表現が如何なく発揮されており、単なるノンフィクションとは決定的に違う読み応えがある。
    発行から60年以上経った現在でも、全く色褪せることのない平和へのメッセージに胸を打たれる。

    「Ⅰ 広島への最初の旅」では、1963年夏の原水爆禁止世界大会に揺れる広島の様子が描かれる。本章では、ソ連の核実験を支持する共産党と、いかなる国の核兵器も認めない社会党の無意味な対立を批判的に書き留めている。そして、原爆病院長の重藤氏への取材を経

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    2026年03月14日
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    禅宗について語られる場面に圧倒されました。分からないながらに読み進めましたが、とても面白かったです。京極堂の自信満々の語りに引きずられました。続きが気になって仕方ありません。

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    2026年03月14日
  • 同じ星の下に

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    誘拐されて、犯人に思い入れするストックホルム症候群的なやつかな?と思って読み始めたが、予想を大幅に裏切る結末で、凄く良かったとしか言いようがない。
    とりあえず刑期を無事に終えて良かった。

    中学生の有乃紗耶は、児相の職員渡辺を名乗る人に誘拐された。片足に足枷をつけられているが、大事に扱われている。トイレもお風呂も問題なし。晩御飯や朝ごはんもなかなか豪勢だ。

    北海道警察に身代金要求の投函物が届く。2000万円。沙耶は家では虐待を受けていた。DNA鑑定で父が血が繋がっていないことも知っていた。熱が出たが、渡辺さんは雑炊を作ってくれた。ポカリとかも用意してくれる。

    警察の捜査で沙耶の部屋に手斧が

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    2026年03月14日
  • キツネ狩り(新潮文庫)

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    女性の刑事ものが好きなのと
    カバーのイラストの違和感が気になって購入。

    好きだったポイントはチーム感。
    私の持ってないものだから惹かれたのかも。

    設定がちょっとファンタジーだけどそれを感じさせない焦燥感が表現されてて一気読み。

    ただ たまに誰のセリフかわからなくなる時があったのが残念。読解力によるのかな。

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    2026年03月14日