小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
三日月堂のシリーズ完結編。
川越に戻り、たった一人で祖父の活版印刷所
「三日月堂」を再開した月野弓子。
訪れるお客さんや周りの人に支えられながら
手探りで活版の仕事を続けてきた。
「この先どう生きて行きたいか」
彼女が自分の"夢"をやっと言葉にできたラスト、涙が溢れ止まらなくなった。
星をつなぐ線
街の木の地図
雲の日記帳
三日月堂の夢
「街の木の地図」から「雲の日記帳」への流れがとても良かった。
立花ゼミの三人は春休みに「川越の街をテーマに雑誌を作る」課題に取り組む。
川越を巡り、木の思い出を街の人から聞き、一枚の紙の雑誌を作る。イラストマップが深緑色に活版印刷され -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ天、地に引き続き、変わらない……いや、むしろ天井知らずにおもしろさが上がっていくよ。
さすがにここまで来ると参加者も化け物じみた強さの奴らばっかりになってきたから戦いがド派手。
数多くのピンチや思わせぶりな演出にヒヤリすることも多くて、ワクワクドキドキが止まらないとはまさにこのことだね!
ひとつの大きな因縁にも決着がつく今作。こいつはラスボスだと思ってたから、ここで退場させちゃうのかという驚きもあったけど、未だ主人公一行と邂逅を果たしていないダークホース的な強者の影もチラつき、結末がまったく予想できないなか、数多くの強敵(とも)との別れがありつつも「蠱毒」は最終局面へと駒を進める。
主人 -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
飼い主のサトルと車の旅に出る元ノラ猫のナナ。サトルのかつての同級生達との思い出を辿りながら旅は続く。始めはサトルの生い立ちの物語やサトルとナナの絆の物語を追っていたストーリーだったけど、旅を続けるうちに輪郭がはっきりとしてくるサトルの秘密と、ナナの決断。ペットを飼ったことのある人は特にイチコロだと思う。ペットを飼ったことのない人にもお勧めしたい。
有川ひろさん独特の爽やかだけど暖かい作風がサトルやナナの人の良さを引き立てる。思わず涙目になるけど、決してお涙頂戴物ではない、本当に心が柔らかくなる作品です。読書好きな全ての人にお勧めの作品です。 -
Posted by ブクログ
国内の女性画家(主に洋画家)と戦争と美術についての関わりを知りたかった自分にとっては良い新書だった。
途中引用されていた、三岸節子の「女の絵なのど性別の希望を持たれる間は、まだまだ芸術も未熟なのでありましょう」という言葉には胸を打たれた。
戦争画についてもっと知りたいと思ったものの中々骨太の本が多く悩んでいた。
こちらの新書は読みやすい文章で難しい単語もそう多くなく分かりやすくまとめられていた。女性画家や戦中の女性作家のコレクティブ、集団について理解することができた。
当日女性が画家、ましては洋画家になることは経済的余裕がないことには難しかった。また、中流階級の家に生まれても、周囲から反対さ -
匿名
購入済み現代のSNSの問題を直接的に描いていて、考えされられる作品だった。
SNSやってる奴はとりあえず読んだ方がいい。
でも、それで終わらず物語としても面白かったし、綺麗にまとまっていたと思う。 -
-
Posted by ブクログ
遂に購入してしまいました!
デルフィニア戦記、新装版。今、旧版の17/18冊目も並行して読んでいるので不思議な気分です。
表紙の装丁がガラッと変わりましたが、いいです!旧版はなんだこれ?「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」か?(中世ヨーロッパの人々の暮らしを描いたものです)って感じだったので、脳内でキャラをイメージしながらずっと読んでたんですが、想像通りなのが嬉しい。リィとイヴン、ナシアス完璧です。ウォルとバルロがちょっと線細い感じかな…とも思いましたが(何と言っても熊と猪に例えられる2人なので)、あまりゴツすぎても…なのでこれはこれで良かったのかも。
そして巻頭につけられている地図が素晴ら