あらすじ
累計475万部のレジェンドシリーズ最新刊
「おれたちはみんな自分を
とことん安く売るようになったよな」
池袋で何件も強盗事件を起こしているトクリュウ(匿名・流動的犯罪グループ)の「池袋NO NAME」。
Gボーイズのメンバーが闇バイトの罠に嵌り、強盗の実行犯として逮捕された。
強盗の罪は重く、長期の懲役刑を受けることになりそうだ。
タカシは「池袋 NO NAME」の元締めを突き止めて罪を償わせることを決め、マコトを含めた4名を潜入捜査させることに。
しかし誰とも直接の接触を持たない元締めを見つけることは困難を極め……マコトが見つけた糸口とは? (表題作)
その他「北口オーバードーズ」「池袋二丁目サウナセンター」「中板橋ルッキズム」の短編3作を収録。
時代の最先端のその先へ。
レジェンド人気シリーズ最新刊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も面白かった
毎回新刊が出るたびに読んでおります
池袋も随分変わったなーと
思いながら読ませてもらいました
たまに大通りを通ると書いてある場所は
ここらへんかな?と思いながら通っております
Posted by ブクログ
キングタカシ率いるGボーイズとマコトが池袋の事件を解決するお馴染みのシリーズ。池袋で強盗事件を起こすトクリュウを成敗する「池袋NO NAME」他三作を収録。年齢を重ねたキングが悩む場面も。シリーズ21作。伝説。
Posted by ブクログ
世相を反映する事件勃発。マコト、タカシ、ゼロワンたちの、弱者に優しい人間性に、毎度親近感を抱く。永遠に老いない彼ら。それもまた良い。身近な人が『悪いほうに、淋しいほうに、くだらないほうに滑り落ちて』いかないよう、全力を尽くすマコトたちの活躍を、今後も見守り続けていきたい。
Posted by ブクログ
相変わらずの安定した面白さに溢れたIWGPだった。
KINGタカシがマコトの母親を深くリスペクトするように、マコトの母親もマコトとタカシを本当の息子の様に思う。
タカシの母親と兄の逸話を知る読者には、こんな場面に涙腺を刺激されてさしまう。
21冊にもなるシリーズなのにいつまでも色褪せず魅力的な作品である。
本当に面白い小説です。
Posted by ブクログ
今年もIWGPの秋がやってきた。
毎年新刊を読めることに感謝。
今回も時代を切り取ったお話ばかり。
少し弱気なキングの姿が新鮮だった。その姿をさらけ出せるマコトとの関係性が素敵。
Posted by ブクログ
また、今年もお楽しみのこの季節が来たなぁと感じる一冊。
この一冊を読めばその一年で何が起きているのかがわかる。年齢を重ねて、世代の違う人達の考えがわからなくなる一方ではあるが、あぁ確かにそうかもと共感させられる。
シリーズも21作目に入ったけど、変わらずマコトとタカシのコンビは池袋のトラブルと対峙している。
Posted by ブクログ
またまた世情を鋭く切り取った題材を扱う石田さん。
さすがです。
オーバードーズ、ゲイバーでのロマンス詐欺、ルッキズムに過剰反応しているライバー、そして闇バイト。
どんなに緊迫感あるシーンでも、水戸黄門なみに一件落着は鉄板なので安心して読み続けることができる。
しかし怖いよね、闇バイト。
頭のいい人って、自分の手は汚さずに、何でも出来ちゃうのか。
先日お隣に泥棒が入り、刑事さんが我が家にやって来たが
「闇バイト、ワカモノだけとは限りません。60代、70代もいます」
と話していたが、お金がらみだとなんでもアリなんだろうね。
Posted by ブクログ
最新刊!
もう20年以上続くシリーズなので、安定感。
テーマとキーワードが決まれば、あとはマコトたちが動き出すみたい。
軽いっちゃ軽いけど、時事ネタで永遠に続きそう。
冒頭の、マコトがこちらに語りかける口調が、とても好き。結局、そゆこと。キャラが好きだから読み続けるってことなんだろな。
Posted by ブクログ
闇バイトに嵌められたGボーイズが逮捕され、タカシは復讐戦を宣言。トクリュウに潜入したマコトが、名前のない強盗団リーダーを追う…。
シリーズ21作目。本作もオーバードーズ、LGBT、ロマンス詐欺、トクリュウなど現代社会の問題をしっかりつかんで仕上げている。マンガを読む感覚で読めるのがIWGPのいいところ。
(B)
Posted by ブクログ
今回も味方陣営が強すぎて悪者たちが可哀想なくらい。長編で悪役ももう少し強い話に期待したい。またテレビでやらないかな。あのコンビのかっこいい姿は今も覚えてる。
Posted by ブクログ
何事も続くことに有難みを感じる。
今回はクラシックを絡めなかった事と、タカシの連携が多く他のキャラ(サル等)が少なかった事が寂しかった。
ただ、人気ライバーの回は終わり方もIWGPにしては珍しく、意外な展開も面白かった。
1年待って3日で読み終えてしまう。
そしてまた1年待つ。
Posted by ブクログ
IWGP〜///
懐かしいな。
でも小説は初めてなんです。
気楽なテンポ感と読み進めやすい活字と。
ポップなテンポで楽しめる内容かと。
ルッキズム、ライバーの闇、立ちんぼに手を出すJK。
気軽に自分を安売りする時代になった__という題材で、物語は進んでいく。
こういう世界もある、でもそれは
それぞれの生き方である。
決して否定しないマコトの懐の広さ
かっこよかったです
Posted by ブクログ
IWGPに終わりはないようだ。今回で21冊目。
・オーバードーズ
・ロマンス詐欺〜LGATQ
・ライバー〜ルッキズム
・トクリュウ
の4篇。
現代の闇や事件、社会の状況を知ることができる。
Posted by ブクログ
帯に「キング失格!」と書いてあるからタカシのピンチかと思いきや、時代の流れで貧困化するGボーイズをまとめきれないタカシの悔恨の言葉だった
マコトとタカシに変わりはなかった
よかった
古い日本映画が出てくるのはよかったな
佐藤健はチャラい俳優…なのか?
CDも本もフィジカルを好むマコトに賛同はするけど、なかなか現実は厳しいもので、この単行本ソフトカバーはありがたや
ダン・ブラウンの新刊読みたいけど1冊2700円以上するんだぜー
あれ?これ21?
20を読んでない?!
Posted by ブクログ
最初の『北口オーバードーズ』に、なんだか昔のIWGPっぽさを感じました。風俗嬢が立ちんぼになっているところに時代の流れを感じますが、元々はこういう、(マコトにとって)身近なところのトラブルシューティングから始まったんだよなぁ、と。
それにしても、今回はタカシの「王としての苦悩」が印象深かったです。弱音を吐ける相手として、親友として、マコトがいてくれて本当に良かった・・・。もちろん、マコトにもタカシがいてくれて良かった。
世界がすごいスピードで見知らぬものに変わっていく中で、変わらないもの。信念や確かな絆。そういうものが、自分を繋ぎ止めてくれる楔になるんでしょうね。
Posted by ブクログ
池袋で高額闇バイトを牛耳るNO NAME。今回もキングやマコトが活躍して、犯人を突き止めると外国に4億もの金を得ていたことが分かる。犯人は半分の2億をキングとマコトへ渡すというが、2人は受け取らず出頭させた。ココで受け取っては正義にならずw
いつも時代に合わせた作品がとても面白い。
Posted by ブクログ
感想
マコトとタカシは一体何歳なんだ?タカシはいつまでトップをやるんだろう。
最終話は終わり方がなんか呆気なかったな。最近は話の流れが水戸黄門化してる。
あらすじ
ウリをやる女子高生のオーバードーズをけしかける売人を懲らしめる、ゲイバーのオーナーをロマンス詐欺から救う、醜形恐怖症のライバーのストーカーを暴く、池袋に蔓延るトクリュウの元締めを暴く。