ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • こちら空港警察

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    最近マンネリ気味だった中山七里作品ですが、空港警察という舞台を得て面目躍如。実に面白かったです。他作品のキャラが何人も登場して、更に魅力アップ。シリーズ化への期待が弥増します。

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    2026年08月02日
  • 今日もスープを用意して

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    初めて加藤千恵さんの本を読んだのがこれでした。静かな愛を感じる本だと思いました。なんとしても毎日スープは飲みなさいという教えは愛だなあと深く感じました。簡単そうだが、水分も野菜も取れるスープは日々の生活の中で欠かせない物で、主人公が大人になるまで知らず知らずのうちに生活の一部になっていた描写が特に心に残りました。

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    2026年08月02日
  • 生きるぼくら

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    ふるさとと米作りを通して再生していく人たちの物語。
    「自分が傷ついてこそ、人の痛みを理解できる大人になれるのに。」というセリフにあるとおり、人間が持つ優しさ・弱さ・強さがストーリーに落とし込まれている。

    ドラマや映画のようにさくさくと展開していくので非常に読みやすい。
    もし映像化されるなら、人生・つぼみ・純平・そして最後に人生の母の視点での群像劇として観てみたい!

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    2026年08月02日
  • 二人目の私が夜歩く

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    辻堂ゆめ作品は初読み。
    思ってた以上に読みやすく そして物語に引き込まれました。
    これは考察が当たるんじゃない…?なんて読んでたら まさかの2転3転 驚きの連続。
    全く予想もしない結末でした。

    他の辻堂ゆめ作品も読んでみたくなりました。

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    2026年08月02日
  • 文明交錯

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    少人数のスペイン人がインカ皇帝を策略で拘束し莫大な身代金を受け取った後に殺害。
    この史実のスペインとインカを逆にしてみた本。ジャレド・ダイアモンドの言う「銃・病原菌・鉄」が既に新大陸に伝わってたらというお話。チャペックの「山椒魚戦争」を思い出した。

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    2026年08月02日
  • キッチン常夜灯 満月のキッシュロレーヌ

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    今回も良かった。本当にまっさらな新人になった気分で読むとヒヤヒヤするところもありつつ、5話目はどうなることかと思ったけど結果良かったし、こういう職場ってほんと良いなと思う。毎回書くけど自分にも「常夜灯」が欲しい。テレビドラマ化もしていずれして欲しい。

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    2026年08月02日
  • ビッグデータ・コネクト

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    まさに新時代の警察小説だった。

    京都府警サイバー犯罪対策課の万田は、
    ITエンジニア誘拐事件の捜査を命じられた。
    協力者として現れたのは冤罪で汚名を着せられたハッカー・武岱修。
    二人の捜査は進歩的市長の主導するプロジェクトの闇へと。
    行政サービスの民間委託計画の陰に何が?_

    冤罪により全てを失った武岱修のモデルは
    ウィニー事件の金子氏なのだろうか?
    少なくともウィニー事件も含めてどこか取り入れてるような気も少しした。

    専門用語がバンバン飛び交うのでIT関連に疎いとチンプンカンプンなのだが、
    物語の筋としてはとても良くできている。
    むしろ、現代における情報社会の闇を見ているようだった。

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    2026年08月02日
  • 宙わたる教室

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    ネタバレ

    自分好みの小説に出会えた。
    映画で言うと、私は「天使にラブソングを」が好きだ。自分に自信を失っていた者たちがあるきっかけで生きがいを見つけ出し、自分の可能性に気づき、活躍する。バラバラだった人間関係にやがて絆が生まれる…そういった前向きで希望のある話が私は好きなんだなと改めて思った。

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    2026年08月02日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    『アルケミスト』は、「願えば叶う」という物語ではなく、「本気で自分の人生と向き合うことで見えてくるものがある」という物語だと感じた。

    印象に残ったのは、「自分を縛っているのは自分だけだった」「本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていた」という言葉。人生を制限しているのは環境や他人ではなく、自分自身の思い込みなのかもしれないと考えさせられた。

    また、「人生は今生きているこの瞬間」「現在を良くすれば、将来起こってくることも良くなる」という考え方も心に残った。未来ばかりを追いかけるのではなく、今この瞬間を大切に生きることが、結果として未来をつくるのだと思った。

    プロジェ

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    2026年08月02日
  • 獣の奏者 II王獣編

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    子どもを持つことに対して、今の時代は色々考えなくちゃいけないことがあるし、周りの意見もものすごく入ってくる。産む時期とか年齢、お金のこと、環境、育て方、いろいろ。だから、軽々しく子どもが欲しいなんて言っちゃダメなんだと思っていた。
    だけど、このお話を読んで、出産は生命の神秘で、とても尊いことなんだと感じられ、救われた。

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    2026年08月02日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    アニメをやっていた当時は子どもで、内容がよくわからなかった。大人になって改めて読んでみて、まあ刺さる刺さる。めちゃくちゃ面白い。カタカナが多いのに、読みやすい。映像が頭の中にあるから、さくさく読める。盛り上がりもめちゃくちゃある。楽しい。何年経っても読み返したい。

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    2026年08月02日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    迷路館でも鹿谷門実(島田潔)のアナグラムがあったのに、今回の「鏡の世界の住人」に気づけなかったのが悔しいです。
    何もかもが鏡なので、サブタイトルは鏡影館の殺人でも良さそうだと思いました。

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    2026年08月02日
  • 罪と罰(上)

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    これを貸してくれた人の印象もあるかもしれないけど、なんか笑えた。人を殺しておいてビビりまくったり、自分で自分を納得させたり、自信なくして女の子にすがったり、なんか情けなかった。
    物語全体は厚みがあるのに、登場人物はなんとなくペラペラに感じた。考えていることが、書いてあるそのままなんだろうな、という安心感があった。
    社会批判とかの要素は、よくわからなかった。

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    2026年08月02日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    ネタバレ

    人の温かさ、優しさ、愛情に触れることのできた素敵な本でした。
    律が自分は周りの優しさに育ててもらったという実感から、自分の周囲の困っている人たちを支えることを使命にする姿。とても自然には思えたけど、律のやりたいことをやれているか少し心配になる時もあった。
    でも藤沢先生の「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」という言葉を受けて、ああ、人に優しくすることはきっと自分にとっても素晴らしいことなんだろうなと思った。

    いま私は東京に住んでいて、困っている人を助けるという文化はあまりない。
    自分のことでみんな精一杯で、他人と関わることを避けている。
    でも他人と関わり、親切にすることは、自

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    2026年08月02日
  • 能面検事の挫折

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    ハイ!中山七里さん最新刊!
    能面検事シリーズ第4弾!

    これは、能面になる前の話なんかな?
    舞台は、東京だし、岬洋介さんのお父さん出て来るし。
    能面検事の誕生秘話って感じかな?って思ったけど、そこからの話も。
    東京で、挫折を味わい、感情を表に出さんようになったって事かな?
    しかも、その裁判で弁護した人は、あの弁護士!
    岬洋介のお父さんも一度負けて、地方に飛ばされたし!

    事件から、左遷みたいになり
    舞台は、
     東京→大阪へ!

    しかし、もう能面検事さん、めっちゃ活躍してるとこからはじまる!
    そこに、東京で起こったあの能面になるキッカケになったのに関連したような事件が、また、能面検事さんが、担当

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    2026年08月02日
  • 墓じまいラプソディ

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    「墓じまい」という現代的なテーマを軸に、夫婦別姓やジェンダー、家制度といった問題まで巧みに絡めながら、それらを堅苦しくなくエンターテインメントとして読ませる、垣谷美雨さんらしい一冊。

    特定の主人公を持たない多視点の群像劇スタイルですが、リアリティのある個性豊かな登場人物が魅力的です。中でも、空気を読まない五月さんの存在は圧巻で、誰も口にできない本音を次々と言語化して場をかき回しながらも、不思議と痛快で憎めず、本作を象徴するキャラクターでした。特に、本人を目の前にして「伯母さんが死んでから墓じまいすれば丸く収まりますよ」と言い放つ場面は、笑わせながら日本社会の同調圧力や責任回避体質を鮮やかに描

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    2026年08月02日
  • 見えるか保己一

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    江戸時代の全盲の国学者・塙保己一の生涯を描いた時代小説です。幼少期に病気で失明しますが、誰かに音読してもらった書物の内容を一字一句覚えるという優れた記憶力の持ち主で、好きな学問を志し全盲ゆえの周囲の嘲りにあいながらも苦難の末に、『群書類従』(ぐんしょるいじゅう)という日本の古い書物や記録を集めた国内最大級の文献集を編纂した人物です。

    ただこの小説は、その偉業を称えるということがテーマではありません。

    全盲の保己一は、「肉眼を持ち合わさずとも、心眼を以てすれば悟りの心を開くことができる」という信念のもと、何とか目が見える人たちと好きな学問で肩を並べたい、同じ土俵に立ちたいと努力を重ねます。し

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    2026年08月02日
  • 京都寺町三条のホームズ : 24 アートの巡礼 後編

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    アート巡礼の後編です。
    円生との久しぶりの出会いから、話の続きは始まりました。円生と葵の会話は、清隆とは違う良さがありますね。少しの緊張わはらんでいます。良い意味で^^

    全体としては、内容を理解することが難しかったけど、それは私の読書力不足ということで。それでも、「アートの価値」について、葵が語ったシーンは、私も納得する部分があって嬉しかった。

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    2026年08月02日
  • 四畳半神話大系

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    本当に面白い。アニメも面白かった。ファンタジーと現実世界の融合が最高。キャラ設定も好き。独特の言い回しがクセになる。大学生に戻りたい。

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    2026年08月02日
  • 香君1 西から来た少女

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    たった1人の少女の才能?力?が、政治を動かすことになっていくっていう構図がほんとに面白い。
    稲っていう現代の私たちにも馴染みのあるものが、支配を生んでいくさまは、考えさせられる。
    自然の中で生きているという価値観とか、子ども大人関係なく人を尊重する姿勢が前提になっているのは、ストレスなく読めて嬉しい。
    ファンタジーなんだけど、内容とか設定はとてもファンタジーとは思えない。どこかの国で起こっていることのような気がする。面白かった。

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    2026年08月02日