ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    映画が話題になっている。原作が元々気になっていたので手に取った。しばらく積んでいたが読んでみたら止まらなくなった。みずみずしく、欲望も渦巻く青春物語。喜久雄のサクセスストーリーかと思えば、そうではなさそう。甘ったれた俊介が出奔するが、巻末で成長して戻ってきた。当初と違う人物模様。悪意と信念と。年末に忙しいのに手が止まらなくなっている。

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    2025年12月20日
  • さよならドビュッシー

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    私まで奮い立たされるような力強い小説でした。最後の展開にもひっくり返りました…タイトルに込められた想いに涙します。

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    2025年12月20日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    平井太郎が江戸川乱歩になる前、杉原千畝が外交官になる前からのお話。史実通りでは出会っていないかもしれない2人。フィクションだろうけど、実際に会ったかもしれない世界。
    ラストにかけて、バロンさんや、横溝正史に対して書いた書評が面々たる作家に影響を与え、松本清張など知っている名前も出てきて、最後の1文に全てが詰まっていて涙腺が緩くなった。

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    2025年12月20日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ


    音楽著作権侵害の証拠をつかむため、音楽教室に潜入するスパイものの作品
    題名の弓で連想したのは弓矢。しかし、なんと楽器のチェロ。表紙のイラスト見ればそうなんですが、、、
    私の周りでは見かけたことがない楽器です。実物を間近で見たこと無いかも。

    精神的な病気を抱えている主人公 橘は普段から他人との接触をさけていたが、講師の浅葉や教室の仲間との関わりで少しずつ社会生活に馴染んでいく。その中でもちょっと暗い雰囲気が伝わってきて、チェロや音楽教室の風景なども思い浮かべられる良い作品だった。
    音楽は子供の頃にピアノ教室に少し通っていたが、私も何かやってみようかな、と 普段仕事に追われて時間的に余裕はない

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    2025年12月20日
  • 新世界より(上)

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    読書体験の中で鍵となるのは読み手の中にある今までの経験に基づく「内的世界」と作品で展開される「作品世界」の間にどれだけのギャップがあるかと肌感覚で読み手が得ることができるか。そういったギャップがもたらす「快感」や「恐怖」、「喜び」や「悲しみ」などが読み手の「内的世界」をさらに広げていくと思われる。
    そういった意味ではこの「新世界より」で展開されている世界は今よりも遥か未来の出来事でありつつも、そこには「呪力」によってもたらされた悲痛な真実とどちらかというと時代が巡り先史時代に戻っているような描写もあり、我々の中にある「未来観」ともズレており、そこからこの「新世界」ではどのような通念の元、どのよ

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    2025年12月20日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    はぁぁぁ…終わってしまった…夢中になり過ぎて夢に出て来たので強制中断したNo.6。もう、登場人物全員好き過ぎる。ネズミと紫苑が尊過ぎる。
    最後はどんどん駆け足になっていって、3時間くらいで読み終えてしまいました。
    すごく好きな世界観でした。
    ほんと、私なんぞが知らないだけで名作って無限にあるんですね。
    その世界に入ってしまうと、会えなくなるのが寂しいんです。
    言葉にすると、めっちゃ気持ち悪いわたしですが。

    『再会』ももちろん積読してありますので、楽しみです!

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    2025年12月20日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    関口新夏…ニカ

    神尾啓久…(姉)真帆子
    八田
    久保玲子

    久保先生
    浅川
    関口幸伸
    瀬名
    美月
    桑田
    祥子
    日置
    小山内莉子
    瀬名涼音
    ハク

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    2025年12月20日
  • 永遠をさがしに

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    家族の温かさ、友人からの思いやり
    活躍してる人も何かしらの壁を超えてきていたり、今も尚壁にぶち当たっていたり
    それを乗り越えているから活躍したり、誰かの力になったりしているんだろうなと思えました。
    目標に向かって頑張る姿は本当に心を動かすんだなと改めて感じました。
    家族や友人の温かさをこれ程感じる作品はやっぱり原田マハさんの作品だからだろうなと、最高です!

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    2025年12月20日
  • 偽医者がいる村

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    産科医がどれだけ過酷でリスクの高い大変なものか
    これでは成り手がいなくなる

    ましてやこんな雪の深い救急搬送に時間がかかる場所にあるクリニックで担当医が1人なんて

    救えなかった命とその後の自分の居場所がなくなった一馬先生の苦悩から 後半にかけての気持ちの変化もリアルに描かれている

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    2025年12月20日
  • 一番の恋人

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    普通でありたい、外れ値になりたくない、そういう思いが自分も強いからこそ、何が自分にとって幸せなのかをもう一度ちゃんと考えようと思った。

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    2025年12月20日
  • 動物農場〔新訳版〕

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    共産主義への批判として書かれたものだが現代のいかなる権力構造にも当てはまって面白い。いつの時代も権力者は、
    「都合のいいように過去や決まりを変え」
    「自分たちの身内の利益のみを追求し」
    「それが幸せであると家畜を洗脳する」
    ということが書かれていた。今の日本も随分マイルドだが口を開けば悪夢の民主党時代よりはマシ、というような人もいて段々この本のような末路を辿るのかと怖くなった。
    権力に支配される家畜にならないように本を沢山読んでこうと思う。ただ何より、好きにものを言える時代や社会でよかった。

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    2025年12月20日
  • こころ

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    学校の冬休みの課題で夏目漱石の本を読んで感想を書くという課題が出たので私は「こころ」を選びました。理由は三角関係がテーマの本ということを知ったからです。昔の文学は自分の中ではなかなか手を付けにくいイメージがあってあまり好んで読んできまんでした。でも実は自分の中で勝手なイメージを持って好き嫌いしてるだけなのかな?と思って手を付けやすそうなテーマだったので読んでみました。
    登場人物たちの関係が複雑に結びついていました。時代の変化と共に人間は変わっているようにみえて実際、こころの中の本質はずっと変わらないのかなあと思いました。まだまだ理解出来なかった部分もあるので時間をおいて再読したいです。

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    2025年12月20日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    2部構成のミステリーです。作者はZ世代のアガサ・クリスティーと言われる荒木あかねさんです。1部で起きた事件は2部の序章にしかすぎなかったという本の紹介を聞いて面白そうだと思い、読んでみました。1部、2部とあるので分厚かったのですがその分厚さを感じさせないぐらい面白くて、事件の真相がわかった時は驚きでした。だからミステリーは辞められませんね。

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    2025年12月20日
  • ゴリラ裁判の日

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    読み始めた当初は本当にゴリラの話なんだと少しがっかり。しかし読進につれてそんな思いは吹っ飛びました。どうなっていくのか、どんな結末が正しいのかなど考え考える小説でした。面白かった。

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    2025年12月20日
  • 下町ロケット

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    下町の工場の底力を見れた
    夢を追う上で、付きまとう現実は苦難の道のりであった
    しかしながら様々な人との繋がりから窮地を乗り越え、強いロケットへの熱意に自然と佃製作所を応援してしまう、そんな作品

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    2025年12月20日
  • 黒い家

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    人怖系の怖さは、何と言っても近隣のサイコパスという日常性という身近な怖さだ。
    一定数、罪を犯すことに罪悪感を伴わない病の人がいるということが怖すぎる。

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    2025年12月20日
  • 猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました

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    ネタバレ

    変な笑い方したら喉おかしくなっちゃった。
    やーこさんの文才というか、褒め言葉としての奇人っぷりというか……やはり天才は何かしらこぼれ落ちながらも生きているのかなぁと考えてしまう内容でした。
    定期的にやーこさんがやらかす噛み技が本当にツボで、何をどうしたらそんな言い方になるの……と腹筋が悲鳴をあげてしまいます。
    やっぱり出先でやーこさんの本を読んではいけない、はっきり分かりました。

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    2025年12月20日
  • 街道をゆく 40

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    台湾旅行から帰ってきてこの本を読んだ。自分の旅先と「街道をゆく」シリーズの旅先とが重なったとき、旅の前後に手に取ることが多い。

    司馬遼太郎は風土を重視する。地理、気候から産業、歴史を踏まえたうえでその土地に詳しい案内人と共に各所を訪れる。

    50年間の日本統治時代に生きていた台湾の人々は、皆かつて"日本人"だったことがあるということであり、本書の中ではもちろん、私が行った現在の台湾でもその痕跡を辿ることができる。

    司馬遼太郎は台東に住む原住民の"大野さん"に「戦前風の日本人」を感じ「このさびしさの始末に、しばらくこまった。」と書いている。私も旅先の台

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    2025年12月20日
  • A DAY IN YOUR LIFE

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    小説家でラジオのパーソナリティを務める主人公。
    そんな槇村が子供の頃に誘拐された経験があるなんて、サスペンスフルで緊迫感があふれた展開になってもおかしくないのに、さらりと流れていくのが小路幸也さん。
    番組の中で読み上げられるハガキも誰かのある一日がふんわりしていて、こういうラジオ番組ならゆったりとして気分で聴くともなしに聴いているのに似合いそう。
    槇村が番組の中で「小路幸也」の名前を出したのもご愛敬。
    東京に降り立った時に空気が違うと感じるのは、その通りで私も何度も実感している。
    「誘拐事件」の謎もちゃんと解決して、日常は日常の中に。よかった。

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    2025年12月20日
  • 漂流

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    これが実話なのだから驚きだ

    大昔から鳥島には漂流者が流れ着き、大半の人が亡くなってしまったんだな
    長平たちが仲間の年長者を労い尊厳を守る姿がこんな極限の状態なのにすごい事だなと思う
    究極のサバイバル
    長平の精神力と行動力が凄い
    生きる力が凄かった

    流木を10年以上集めて船を作る
    それがどれほど大変なことが、読んで震えた
    一番怖かったのは、無事故郷の土佐へ帰った長平に1人だけ帰ってきたから冷たくされたり、陰口を言われたり、、、長平の苦労を知ってる読者からすれば悲しい

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    2025年12月20日