小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
マハさんを、たっぷりと堪能できた小説だった!
マハさんの描かれる、困難に立ち向かう女性。
主人公すてらは、病気の父の治療代を稼ぐため、
わずか12歳で、工場で働くなんて、たくましすぎる。
大原孫三郎、児島虎次郎は実在の方で、
大原美術館のホームページも見たが、
この本の中のストーリーに生き生きと溶け込み、
素晴らしい人格者であり、感動した。
小説家とアートを絡めた、マハさんだからこそかけた小説だ。
ラストでイサから託された小石、胸がキュンとなった。
うまいな~!
「書くことをやめない力がある」とイサからの言葉。
「書くことをやめないのは、生きることをやめないから」
小説家も芸術家 -
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Posted by ブクログ
私にとって公共の場で読めない作家が二人いる。
朝井リョウと三浦しをんである。
この二人が作家として世の中に送り出してきた著作はいずれもしずばらしい。人間の営みのなかにある愚かさも尊さも描いていて、ファンである人は多いことは想像に難くない。
しかし、エッセイは違う。いや、広義の意味では違わない。二人のエッセイも小説作品と同じくとてもおもしろい。本当に、マジでおもしろい。おもしろすぎて普通に声出して笑ってしまう。
私はわりとゲラなので笑ってしまうハードルが小学1年生がやるゴム飛びくらい低いのだが(ゴム飛びっておもしろいよね、小さいころめっちゃやってた)、それを差し引いたとしても日常においての目の付 -
Posted by ブクログ
ネタバレ別の方の訳でハムレットを読んだ1年後、本作を松岡和子さんの訳で拝読しました。
ローゼンクランツとギルデンスターンは初見時にあんま注目してなかったけど、今見るとハムレットがすごく辛いな。旧友だったのに敵側に……。最後に処刑ってなって『良心はちくりとも痛まない』ってハムレットが言うシーンは悲しかった。
ふたりのことあんまし友だちだと思ってないからこんなこと言ったのかなって思ってたけど、逆な気がする。ハムレットは彼らのことを好きだったんじゃないかな。ハムレットは愛する人に裏切られ続けるよね。旧友ふたりもだし、ガートルードさんもだし、オフィーリアちゃんもだし。もしかしたら叔父も。
(この雰囲気、意外 -
Posted by ブクログ
ネタバレ堂々とデズデモーナさんに「悪口だけが私の取り柄」と言うイアーゴー。騙す側の彼が「特技は悪口だ」と公言してるのは意外だ。オセローもデズデモーナさんも身分のある人だから、誠実なフリをして近づく悪党には慣れているのかな。だからむしろ悪口が得意なんて言うイアーゴーが正直に見えるのかも。もしくは道化みたいで接するときに警戒心が薄くなるのかも。
しかし「正直」という言葉がしょっちゅう出るね。オセローはイアーゴーを正直と言いすぎ。だから心の内では彼を疑ってるのかなとも思う。後戻りできないから正直だと信じようとしてる、みたいな。
面白いくらい鮮やかに騙されていくので、ラストを見るまでは悲劇か喜劇か分からな -
Posted by ブクログ
プロローグ
肉と肉とがぶつかり合う
ほとばしる汗と体液
叡智を超えた技と体位が繰り広げられる
やがてお互いが絶頂を迎える
それが……
本章
『肉弾』である
壮絶な肉弾戦に★5
いゃ〰、本作も素晴らしいかった
河崎秋子さん『愚か者の石』に次ぐ2作目であるが
両作ともに素晴らしい!
素晴らし過ぎる!
気弱で人生を惰性に生きてきた青年が、父親に連れられて狩猟にでるが、そこに突如ヒグマが現れ
狩る側から狩られる側へ
人は絶体絶命の窮地に立った時、文字通り!?
一皮剥けるのだ!
そして野犬と共闘し狩る側へ
ヒグマを追い詰めていくさまは圧巻だ
納得の大藪春彦賞である
エピローグ
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