ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ひきこもり家族

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    安定の染井為人さん。
    人は周りの人次第で、強くも弱くも、良くも悪くもなってしまうと感じた。
    後半の怒涛の展開は手に汗を握り、応援をしてしまうような。そして結末に、なんだかホッとしてしまう。
    一人一人の良いところを引き出して、それが集まり強くなる家族のようなチーム。自分の生活や仕事でも、そんなチームを作りたいし、一員になりたいと思える。

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    2026年06月06日
  • 国を蹴った男

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    そこまで有名ではない武将(茶人や鞠師も)を主役にして、心情の描写がまた素晴らしいのがこの著者の作品。めちゃ面白い。
    名和無理之介、長束正家、北条秀広、佐久間盛政、山上宗二、今川氏真がそれぞれの話の中心。敗者と呼ばれるような人たちだが、彼らの生き方も時代や場所で大きく変わっていたんだろう。とにかくそれぞれの人生を精一杯生き切ることが大切だと思わされる。
    前田利家や直江兼続など、一般受けのいい武将も見方によって全然印象は変わってくる。

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    2026年06月06日
  • ゆびさきに魔法

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    三浦しをんさんのお仕事小説。
    もう、毎回しをんさんが描くキャラクターが好きすぎて。
    割と登場人物に感情寄せがちなんだけど、しをんさんの本は特に。
    そして、会話が面白くて、ニヤニヤしながら読んでしまいました。

    ちょうど仕事の事で悩んでたこともあって、この本読んで元気になった。

    カバーもキラキラで、スペシャル感満載です。

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    2026年06月06日
  • 月の立つ林で

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    "現実はつくづく、シナリオ通りにはいきませんよ。人と人は理解し合うためにむしろ離れなければならないこともある。どれだけ愛していてもね。"

    "好きとか嫌いとかそういうことじゃないんじゃないかな。ただ、誰かの力になりたいって、ひとりひとりのそういう気持ちが世の中を動かしているんだと思う。"

    "あたりまえのように与えられ続けている優しさや愛情は、よっぽど気をつけていないと無味無臭だと思うようになってしまうものなのよ。
    透明になってしまうものなのよ。
    それは本当の孤独よりもずっと寂しいことかもしれない。"

    ◆感想
    青山美智子さんの本は、

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    2026年06月06日
  • 新しい恋愛

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    歳を重ねれば重ねるほど、難しくなっていく恋愛。
    子供の頃は、純粋にただ気持ちに正直に想いを口に出来ていたのに、なんで大人になると口に出来ないんだろうか。
    様々なフィルタが邪魔をして、色々な人の視線を気にしたりして、自分の想いに向き合えなくなる気がする。
    いくつになっても、ちゃんと想いを口に出来るようにしたいな。

    "好きはいつも、いつの間にかなくなる。"

    "子どもの頃って、好きって気持ちの終点が、必ずしも両想いになる事じゃなかった気がするんだよね"

    "人を愛するって、誰かと生きていくって、条件でマッチングするばかりではないよね。"

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    2026年06月06日
  • 晴れ姿の言葉たち

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    題名通り、言葉たちが晴れ着をきているような一冊。
    "恋をしたことがない小説家"と"コンプレックスだらけの書評家"の往復書簡を記録した1冊

    まさに使ってる言葉が「晴れ姿」で、どこか心の中でもやっとして残っていたことなどが、言葉として表されていて、共感だらけの一冊。

    "間違いなく自分のなかにある感情のはずなのに、飼い慣らそうとしてもダメです。
    比喩の通り、自分とは別の存在として、敬い、向き合わないといけない。"

    "私は子どものころから物語を読むことが好きで、様々な感情を物語から教わりました。私のなかで感情とは胸の内に広がる

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    2026年06月06日
  • 月とアマリリス

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    偶然が重なるストーリーなので、現実味は無い部分もあるが、それを鑑みても面白い。このような「支配」が現実にもあるだろうし、環境で人生が崩れてしまう現実もある、、、。
    佐世保のじいちゃんが言ったことが、心に響いた。大事な人を後悔の無いように見守り、支えていこうと思える話。

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    2026年06月06日
  • 喋る猫はいなくても

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    初めて読んだ八木詠美さんの本。
    なぜ小説を書いているのか、小説家から見た今の世界の嘆きにとても共感。次は小説を読んでみたいな。

    "自分が小説を書くのは、さびしいからだと思う。ふと思いついた想像の切れ端、すぐには声にできなかった疑問や反発、そこからにじんだ心のうちの何かを誰かに伝えたいのにどうすればいいのかわからなくて、でもそれらをなかったことにしたくなくて、行き場なく蓄積していくうちに、言葉がこぼれ、物語が始まる。小説は言わなかった言葉でできている。"

    "大して説明もしないうちに「結局さ」と、結論めいたものを突然話し出す人を目にすると、いつもそっと心が冷える。

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    2026年06月06日
  • あのときマカロンさえ買わなければ

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    カツセマサヒコさんの文章が好きで、意外にも初エッセイ集とのこと。面白くないわけがない。
    くすっと笑わせてくれるのに、本質を突いていて、まさに涙あり、笑いありの一冊。
    文章が柔らかくて、包んでくれる、優しい一冊。

    "私は、ずっと待っていたのだと思った。
    蜘蛛の糸のように、地獄から救ってくれる手が自分に伸びてくることを、待っていた。待つことは、自ら飛び込む勇気のない人間にできる、唯一の行動だった。"

    "そうやって、全部、何かのせいにして、自分を棚に上げてみてほしいと思った。その棚も、できれば、かんたんには手が届かないくらい、とびきり高い棚を用意してあげてほしい。そ

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    2026年06月06日
  • 探偵小石は恋しない

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    面白かった。後半でどんどん伏線回収されていくのが心地よかった。
    キャラが魅力的、ちょくちょく実際の本が登場する(魍魎の匣は命を救う!)、ラストの二人の初々しい感じなど。楽しい要素が盛りだくさん。
    心をつかまれっぱなしの読書だった。

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    2026年06月06日
  • のぼうの城 下

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    下巻のスピード感が読みやすくて面白かった!
    上巻では途中にある説明に戸惑ったけど、下巻になると慣れもありその説明が有り難く感じた。
    登場人物も魅力的でそれぞれ応援したくなる。
    和田さんの他の本も読んでみたい。

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    2026年06月06日
  • ぼくらの七日間戦争(角川つばさ文庫)

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    明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。事故? 集団誘拐? じつは彼らは廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“反乱”を起こしたのだった! 
    女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまり、大人たちは大混乱……息もつかせぬ大傑作エンタテインメント! ぼくらシリーズの大ベストセラー!

    こんな人にオススメ!
    ☆大人の意見に不満を持っている
    ☆イタズラが好き

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    2026年06月06日
  • 時間割男子(17) さいごの科目男子、図工くん!?

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    花丸円です! 算国理社英から生まれた科目男子の前にあらわれた、さいごの副科目男子「たち」、図工兄弟。

    超くせものなふたごのふたりは、みんなとなかよくする気が一切ナシ!!!!!

    学年みんなでひとつのアートをつくる「卒業制作」がはじまるなか、空気はどんどんケンアクに……おまけにカンジくんの様子がヘン。一体どうしたの?

    あふれる想いは止められない。ドキドキライバル編・その3、読まずにはいられない!

    こんな人にオススメ( ◠‿◠ )
    ☆双子イケメンが好きな人
    ☆イケメンの嫉妬が見たい人

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    2026年06月06日
  • ひまわりの祝祭

    購入済み

    あ〜ぁ

    そんな結末でした
    星少ないのは、いつものハードボイルドじゃないからでしょうか?

    それでも充分面白い作品でした
    藤原伊織作品残すは上下巻の2作品のみとなりました。

    #シュール

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    2026年06月06日
  • なんやかんや日記 ~京都と猫と本のこと~

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    ネタバレ

    「可哀想な蠅」がとても好きだったから他作品を調べてる時に見つけた武田綾乃さんのエッセイ。
    京都と猫と本のこと、なんて自分も好きなものばかりで読むしかないでしょ!

    とても作家さんらしいエッセイで、名前が出てきた他の作家さんの作品も読んでみたいなと思ったし、「可哀想な蠅」で猫も伏見稲荷も出てきたから繋がってるようで楽しかった。
    最後の文豪の猫バロンの話は泣きそうに。人間と同じくらい猫も長生きだったらいいのにな。

    世代が近いのと所々似てるところがあるから、わかる〜!の連続だったし、お友達になりたいと思うくらい親近感湧く作品だった!

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    2026年06月06日
  • 非色

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    こころ揺さぶられた。
    主人公の笑子にとても好感もてた。差別主義者ではないけど、自分の中にある優越意識、劣等感を認識して、問いかけている。その姿が自分自身と重なった。
    私も人はみな平等と頭では思っているが、実際笑子の様に、差別し自分の方が優位であることに安心を感じている自分がいる。
    人間である以上、この感情を全て取り去ることは難しいのかなと実感した。
    この本を進めてくれた母は、人間の業だと。かなしいけど腑に落ちる。
    つい感情的になって、そういう思考に囚われてしまう時はずっとあると思うけど、笑子のように、その時はなぜそう感じるのか、思うのか、を無視せずに問いかけていきたい。例え答えが出なくても。

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    2026年06月06日
  • 新任警視(下)(新潮文庫)

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    圧巻
    展開の素晴らしさに加えて、著者のあとがきの通り全ての伏線を回収
    とにかく無駄が全く無い
    次回作も楽しみだけど、これ以上があるのだろうか

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    2026年06月06日
  • 三四郎(新潮文庫)

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    中学生以来、およそ十年ぶりの再読。
    なぜか強烈に覚えていた「雲」のシーンに再会できて、懐かしく嬉しい気持ちになった。

    それ以外に関して言えば、忘れていたところの方が多かったし、当時の最低限の時代背景などもとくに知らなかったので、中学生の自分は、まったくこの作品を理解していなかったのではないかとすら思う。(それでも読み切った記憶はあるので、よく読んでいたものだとも思う)
    それでも読んでいたのは、『三四郎』の中に広がる、現代とは異なる当時の独特な世界に惹きつけられたからだと思う。自分は今でも明治や大正、昭和など近代小説が生まれた古めかしい世界が好きだし、そうしたルーツを形成した近代小説の一冊とし

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    2026年06月06日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    日常から非日常へ連れてきてくれる友達ってサイコー。
    ずっとシュールでギャグ漫画みたいにおもしろいのに、最後には感動で思わず涙が出そうになるシーンもあった。
    成瀬には大人になってもずっとそのままでいてほしい。

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    2026年06月06日
  • おつかれ、今日の私。

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    転んでもまた起き上がる。
    それを何度も繰り返してきた人の強さと賢さを感じる一冊だった。

    この本には、「よくあることだよね」で片付けてしまわない優しさがある。
    誰かのつまずきや痛みをつぶさに見て、心から情けをかけてくれるようなまなざし。

    なかでも〈トンネルの出口であなたを待つ〉という言葉に胸を打たれた。
    今の私は待ってもらう側だけれど、いつか誰かを待てる人になりたいと思った。

    ジェーン・スーさんは自分を見る目が厳しい。
    その一方で、そこから下す判断は驚くほど冷静で優しい。
    そのバランスの良さが心地よかった。
    自分に優しくすることの難しさを知っているからこそ、なおさらそう感じる。

    恥ずかし

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    2026年06月06日