ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    島本理生さんの作品の、働く女性の描写が好き。こんなにアンバランスで危うくても、きちんと仕事をしている主人公。
    外で見せたい自分(見せなきゃいけない自分)があり、それが、夫婦や友人関係でも、緩められないのが苦しい。
    相手が求める自分と、その部分しか見せられない主人公と。
    それが、友人との壁にもなっていたんだなと思う。

    弱さやずるさ、汚さ、気持ち悪さ、それが拠り所になったんだと感じる。
    この部分については、かなり言語化が難しい。愛情、恋愛、性愛、結婚、離婚、そういう関係性の定義をぐるぐる考えさせられる話。

    同時に、友情の話でもあったと思う。ラストが、本当に好きだった。

    テーマ的に、生理的に受

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    2026年08月02日
  • ●●にいたる病

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    どの作品も面白かった。叙述トリック作品がある意味約束される結末になるのはわかっていたのだが、よい意味で裏切られて全部楽しめた。

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    2026年08月02日
  • I

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    ネタバレ

    2つの物語が上下逆に印刷されていて、どちらから読むかで結末が変わってくる。子どもの頃に楽しんだ、ゲームブックのようでとても面白かった。

    時系列でまとめて書いていたけど、他の方も「ネタバレ」にしていても詳しく書いていなかったので、消しました。

    私の場合は、救えた方みたい。
    四角の中に、一を入れるのかニを入れるのかで、大きく違いますね。
    他の作品も読んでみたい!

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    2026年08月02日
  • 悪女について

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    ネタバレ

    キミコについての27人のインタビュー小説。
    めちゃくちゃ面白くて続きが気になってしかたなかった本。
    結局人って自分本意でしか生きられないよなぁと、人間の底を見せつけられた気がして圧巻だった。
    今も女性は生きづらい面はあると思うが、昭和って今よりずっと男社会で女性は生きづらかったと思う。

    結局キミコのように自分を魅せるのが上手く、先を見据える力とそれに伴う努力ができる人がどの時代も勝ち上がっていくのだと感じた。

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    2026年08月02日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    初めて読んだのは中学生の時。
    親って、子のことをこんなふうに愛すこともあるんだ、と新鮮な驚きがあった小説。
    自分の居場所は、どこにでもあるけどどこにもない主人公。父と母との関係。ドラえもんのひみつ道具。郁也。あなたと一緒にいても良い?という、心の底から出てきた主人公のセリフには泣けた。伝えることはとても難しくて、でも、そうやってまっすぐ伝えて良いんだ、と思った。

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    2026年08月02日
  • 黙って喋って

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    ヒコロヒー好きです。⁡
    ⁡⁡
    ⁡ってな事で、ヒコロヒーの『黙って喋って』 ⁡
    ⁡⁡
    ⁡ばかだねえ⁡
    ⁡あと十分だけ⁡
    ⁡覚えてないならいいんだよ⁡
    ⁡しらん⁡
    ⁡俺が福岡行って、せいせいした?⁡
    ⁡ねえ由梨ちゃん⁡
    ⁡翠さんの靴、それ汚れすぎるやろ⁡
    ⁡かわいいなあ、女の子って感じ⁡
    ⁡好きな人できた、ごめん⁡
    ⁡普通に生きてきて優と出会ったんだもん⁡
    克則さんって昔からそうなの⁡
    ⁡ごめん、疲れた⁡
    ⁡紙ストローって誰のために存在してんの⁡
    ⁡大野⁡
    ⁡朝美ちゃん、ハワイ、行こうか⁡
    ⁡春香、それで良いのね⁡
    ⁡問題なかったように思いますと⁡
    ⁡黒じゃなくて青なんだね⁡
    ⁡⁡
    ⁡あとがき⁡

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    2026年08月02日
  • われはロボット〔決定版〕

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    この版ではなく1971年版で読みました。ハヤカワポケットブック。

    これがロボットSFの金字塔か…!ロボット三原則にまつわる短編集。

    感傷的なお話からロボット、AIの恐ろしさを描き出すものまで。いま読んでも古い感じがしないけど原作の一番古いものは1939年作だってさ!戦前!

    いまや、我が家にもロボットがいるんですよ、お掃除してくれるロボくんが。毎回丁寧にお願いしてお掃除してもらってます。

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    2026年08月02日
  • プラチナデータ

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    ネタバレ

    追悼作棚を見かけて手に取る
    DNA情報から容疑者を特定する捜査システムが開発され、その開発者とそれに難色を示す刑事の視点でストーリーが進行。
    相対する2人だが、事件をきっかけに手を組み、真相に迫る。
    ストーリー展開が早く、考える間もなくどんどん次が読みたくなる。感情を深ぼるような表現は少なく、情景描写が多いため、ドラマを見ているかのように映像が頭に浮かぶ。
    今まで東野圭吾作品にあまり触れてこなかったが、これが本嫌いでも読める工夫というものか、さすがすぎて脱帽
    最先端のテクノロジーに対する反抗と教訓という作者からの意図が大いに感じられた。

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    2026年08月02日
  • チョコレートコスモス

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    ネタバレ

    再読
    以前読んだ時にすごく良い!と思って、今回読書会に参加するにあたり再度読み直し。

    内容を全く覚えていない自分にびっくり!しながらも、読み進める手が止まらない。
    読み終えてやはりこの本を推したいと思った。
    あぁ、『ダンデライオン』『チェリーブロッサム』は読めないのか⁈

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    2026年08月02日
  • ガラスの海を渡る舟

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    オーディオブックで

    ガラスの骨壷 作ろうか…

    父の骨をなんとかしなくては
    これは どこかからの声なのだわ
    どうしたらいいかずっと決められずにいたけれど

    発達障害とかと言われる人は
    差別されているような 区別されているような
    時には優遇されているような

    自分にないものを他人に見つけると焦る
    それが欲しいものだっとしたら

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    2026年08月02日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    京都の街が大好きなので、舞台になっていてとっても面白かった。コロコロ場面も変わる。ファンタジー。のめり込んでしまう作品。

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    2026年08月02日
  • 陽気なギャングの日常と襲撃

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    伊坂幸太郎の細かな会話やエピソードまで綺麗に伏線回収されて終わるのが良い。
    最初の何気ない会話で出てくる麻薬の話はここで繋がってくるのかー、と感動さえ覚える。
    一気に読めるし面白いシリーズ。

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    2026年08月02日
  • グラスホッパー

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    各々が別の依頼をこなしていたはずが、いつの間にか「押し屋」争奪デスマッチへ。

    主人公だと思ったら他人の劇の小道具。
    捕食者が獲物。

    壮絶な死闘の末、「生きるために食べる」と決めた男に言いたい。

    「バカジャナイノー」

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    2026年08月02日
  • 私は私のままで生きることにした

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    「人間らしくていいじゃん、今まで完璧すぎたからね」

    日本だと特に体型や見た目のことを言われるのが多くてそれに疲れていたけど、このスタンスでいれば心が軽くなるなーと思った。誰かが自分を傷つける言い方をして来たらこの言葉を思い出してみようと思う。

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    2026年08月02日
  • ブレイクショットの軌跡

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    先ずは2冊分はありそうな分厚さの本にびっくり!
    でも滅茶苦茶おもしろかった❗一気読み!
    今年で一番かも!

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    2026年08月02日
  • けんぐゎい

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    ただただ、驚いた。
    すんなりと読めた、一気に読んでしまった。
    表紙の絵は、泣いている?久しぶりに買った本。

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    2026年08月02日
  • 音楽は自由にする(新潮文庫)

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    読みやすくて面白くて、昨日買ったのに1日で読み切ってしまった!
    ゴダールの「気狂いピエロ」は昨日ちょうど映画館で見たからタイムリーな話題で親近感が湧いた
    ラストエンペラーの曲大好きやけど、あんな名曲を2週間で徹夜で作ったとは!本当にすごい人だ

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    2026年08月02日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    木挽町の芝居小屋の裏手で起きた仇討。その顛末の芝居小屋の目撃者を一人一人、ある武士が訪ね、インタビュー形式で物語が進む。
    それぞれの、芝居小屋に行き着いた過去や想い。仇討をした若侍との関わり。次第に明らかになっていく真実。
    途中から結末はなんとなく読めてしまうが、それでも芝居小屋の人たちのそれぞれの物語があって、爽やかな読後感があって良かった。

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    2026年08月02日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    あまりに多くの気づきを与えてくれた。これこそが読書から得られるもので、ネットサーフィンではこの体験は得難いだろう。
    あとがきでの思いの丈は、読み進めながら私も同様に感じていた。今、2026年夏時点、正直とても怖い。日本でも戦争が起こりそうな、嫌な予感がする。20年前、私がまだ10代だった頃は、こんな肌感覚はなかった。
    考える力を手放さないこと。そのためには読書で他者の感覚思想を知り、共存の道を探ることだ。

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    2026年08月02日
  • 我が友、スミス

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    「そうだ、私は、別の生き物になりたかったのだ」

    会社員・U野は筋トレに目覚めた。BB(ボディビル)大会では、メイクや脱毛、ピアス、ハイヒール、ビキニ、日焼け等々が必要なことは本書を読むまで知りませんでした。筋トレをされている方に尊敬の眼差しです。地の文と物語の展開が非常に面白かったので、U野の苛烈さを増すストイックさも最後まで見守ることができました。私ももう少し運動をしてみようかな、と思いました。

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    2026年08月02日