小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
客観的な証拠がないから妄想を拗らせているという判断になりそうな話ではあるのだが、私はこの本を西村賢太を追ったミステリー、文芸作品としても読めるように感じた。手記だから、主観が多く含まれるのは当然のことで、その中で自分の中で「なぜ死んでしまったのか」という謎を、物語仕立てにして昇華してしまう可能性はあると考えて読んだ。仮にこれが妄想だとしても、そうでなかったとしても、筆者は文学部の人なのだから、作家になりたかったという希望を持っていたし、その可能性をこの一作に込めたのではないだろうか。もっとも手記・記録としては、事実関係の齟齬が指摘されるのは仕方ない。しかしながら、中卒でありながら芥川賞を取った
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Posted by ブクログ
ネタバレ文体が源氏物語みたいな、語りスタイル。
それがいいのかリアルに感じる。フィクションなのに。
最後の方の舞台に狂う喜久雄はじんとくる。
神はたぶん欲しいものを与えて、それ以外をちゃんと奪って行ったんだなって。間違いなく契約したのは悪魔じゃなく、芸の神様だよね。だって芸は極めたわけなので。
最後まで歌舞伎の世界にいるからメリーバットエンド?でもそんな安い言葉で片付けたくないし、ハッピーエンドということにします!
夢は叶ったしそのほかもいうことないのに、悲しいのは今までの辛い経験とかを、主人公が舞台から抜け出せなくなって、忘れているからかもしれない。 -
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