ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • BOXBOXBOXBOX

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    題名の「box」に引っ張られているよう気もするが、安部公房的おもしろさがあり、中村文則的おもしろさがあった。不穏で尚且つ推進力のある小説。

    「濃霧」に「ブレインフォグ」とフリガナがふってある言語感覚も好きだ。

    「労働は返事をしない。献身の見返りは薄給で、いずれ体も思考も動かなくなって捨てられる。」p.26

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    2025年12月20日
  • 幸せ戦争

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    ネタバレ

    2016年には★2、今回は★5、持ち家も賃貸も何度も引越し、今後面倒はごめんなので、改めて事前に確認できない一番の難点は隣近所だと痛感。同じ景色を何人もの視点で見るとこれほど感じ方が違うものか。売却したのに地主気質が抜けない仁木夫人。彼女の親友の地位を脅かされたくない元高校同級生の美和。自分ファーストの高井戸夫人。せっかくの持ち家を2年弱で売却しなければならなかった堤家。そこに引越してきた氷見家、こんな煩わしい事情を知らず購入したのは本当に不幸、けど朝子とは関わりたくないなあ。とにかくめんどくさい!!!でも読む分には楽しく、人の不幸は…といった感じ。4軒が協力しご近所っぽかったのがお別れパーテ

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    2025年12月20日
  • 永遠をさがしに

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    だいすきなマハさんの作品。
    母と娘と、だれもがまっすぐな音楽への愛に溢れていた。
    永遠を探すことがしあわせだということ。
    すてきな作品でした。

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    2025年12月20日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    今作も間違いなく面白かった!
    こちらから読んでも面白いだろうけど、
    前作の事件やミリーのことを知っていると、より楽しめると思う。
    第一部、第二部、、、視点が変わるとこんなにも真相も変わるとは…
    読むことの純粋な楽しみを存分に味わわせてくれる最高のエンタメ作品!

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    2025年12月20日
  • 小公女たちのしあわせレシピ

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    小公女たちのしあわせレシピという題名の「小公女」という言葉に惹かれてこの本を手にしました。私の愛読書は、小公女です。
    いつもピンクの服を着て、英米の児童書を持って現れたどこの誰だか分からない不思議な人「町田メアリ」。町田メアリは、40年前(当時30代)に記憶を失い、手元には児童書の入ったキャリーバックのみで身分証もなく、ずっと思い出すことができないまま亡くなっています。今は亡きメアリさんの本がこの街の様々な人へ届けられていて、その1人である主人公の野花つぐみが本を探していくお話です。
    児童書には、その本に登場するお菓子のレシピが入ってていてワクワクしました。本を手にした人達が物語とお菓子に背中

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    2025年12月20日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    以前『出版禁止(いやしの村滞在記』を読んで怖いが癖になって読んでみた。

    今回のテーマは心中
    心中で生き残った女性へのルポ形式
    不倫とは言え恋愛で心中てどんな⁈
    と思い読み始めた。
    出版されてないフィクションの原稿を
    読んだ感じ。
    ジワジワ怖かった。
    他のシリーズも是非読みたいが続けて読むには勇気がない・・(-.-;)y-~~~

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    2025年12月20日
  • 探偵小石は恋しない

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    ネタバレ

    『ノウイットオール あなただけが知っている』を
    読んで、他の作品を読みたくなり、
    普段は文庫本派ですが、
    本書を購入しました。

    前半は、単なる浮気調査の話で
    途中で怪しげな話が出てくる…

    なんか、思っていたのと違うと読み進めましたが、
    それらの浮気調査とか、学生時代の話とか
    すべて伏線…

    解決したかと思いきや、さらに続きがあり、
    これも伏線回収。

    前半は、何日か空けながら、
    ちょこちょこと読んでいましたが、
    最後は本当に一気見でした。

    読む前の状態に戻って、
    もう一度読みたくなりました。

    お薦めです♪

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    2025年12月20日
  • 告白

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    ネタバレ

    中学生ぶりに読んだ。結構忘れていて面白かった。少年Aノ思考が意外と幼かったようにおもうが、中学生ならこんなものか。よくこんな立て板に水の如くすらすら話せるもんだと感心もした。
    最後、少年Aにはざまあみろと思いつつ、先生は本当にそれで良かったのかと思った。

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    2025年12月20日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    私たちの日常は、一瞬の美しさに満ちているー

    この本を読む前の私は、一年は春夏秋冬がただ順番に巡るもので、暑い寒いといった外の気温の変化でしか季節を感じることがありませんでした。そこまで季節に興味がなく、自然の中にある細やかな変化に気づくことも少なかった。だからこそ、この本を読む前の自分にはもう戻れないと思います。

    本書も「日日是好日」に引き続き、好きなフレーズが多すぎて付箋だらけになりました。
    私はつい自分を必要以上に「駄目だ・出来ていない」と追い込む癖がありますが、この本を通して、変えようと焦るのではなく、今の自分を抱えながら一歩ずつ進むことの大切さに気づきました。
    柳は花にはなれないし

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    2025年12月20日
  • それでも光に手を伸ばす【電子限定特典付き】

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    家族を亡くし苦しんでいたところにSNSで出逢った作家さんです。自ら命を絶った家族に申し訳なく、私自身も生きていける未来が見えませんでした。Payaoさんの書かれる文章がすごく心に響いて感じることが多く、何度も何度も助けられました。毎日が苦しい方、夜になることが、朝がくることが怖い方、様々な状況の方たちに必ず読んでいただきたい作品です。

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    2025年12月20日
  • とらのこさんきょうだい かえうた かえうた こいのぼり

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    替え歌が面白くて笑えました。現実の世界なのか歌だけの世界なのか途中から心配になりました。虎の世界の子育ても人間と同じように大変なのかなと共感できました。

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    2025年12月20日
  • ファミリーツリー

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    ネタバレ

    いい話だったー。
    つっかえるところが何もなくて、甘くて心地よいドリンクのようにするすると読んでしまった。
    途中までは本当にただただ平和。
    途中からは、心のすれ違い、止めたくても止められない負の連鎖に心痛めながら読み進めないといけなくて、辛い部分もある。

    リリーは夏だけ、リュウのいる長野に泊まりにくる。毎年毎年一緒に過ごして、幼い頃はただ無邪気に。小学校高学年になったら、少し男女を意識しつつ、疎ましく感じたり。高校?で男女の関係になり。大学になると、再会を果たすが、将来に対する考え方や相手のことへの不信感などから、ギクシャクしてしまう。

    リュウの出口のない苛立ちは、作中では、「寂しい」という

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    2025年12月20日
  • ハイライトには残せないけど、生きていた日

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    20歳なのにしっかりと自分の芯を持って生きているハンナさん、すごいなぁ。
    この本を読むまで存じ上げなかったけど、人を前向きにしてくれる言葉がたくさんあって、アラフォーの私にも響きました。
    もうすぐ新年を迎えるというこのタイミングで読めて良かった。
    前向きな気持ちで、新年の目標を立てられそうです。

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    2025年12月20日
  • そして、バトンは渡された

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    すごくあったかいお話。ありそうな設定だけど、想像してた展開とまた違って、優子の親たちがみんないい人で娘思い。実際血の繋がらない娘にここまでの愛情と自分の人生捧げられるのってなかなかないと思う。森宮さんの抜けてる感じと、父親になるという覚悟がすごく好き。ほっこりしたいときにまた読みたい。

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    2025年12月20日
  • 神都の証人

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    直木賞ノミネート作品ということで拝読。

    戦時から今の令和の時代まで、途方もない時を巡り、事件の真実に辿り着く。
    こんなにも人の想いが受け継がれていく物語は、他にないのでは。

    この物語は、時代の流れに沿って、3人の人物の視点で展開されていく。
    それぞれの苦悩や迷いが丁寧に描かれていて、それ故に読んでいる読者側もしんどくなる。
    ただ、そのしんどさの中でも、この3人の信念は煮えたぎるほど熱いものだった気がする。
    そして、信念を貫き通すことは、大切な誰かを傷つけてしまうリスクもある。

    人は、時として、誰かの親であったり、子であったり、配偶者であったり、恋人であったりする。
    どれかの立場であろうと

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    2025年12月20日
  • 帰れない探偵

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    事件を解決する探偵ではなく、遺失物探しや調査などの日常的な依頼をこなしていく探偵の話。
    固有名詞はほぼ出てこないが文化や思想、食事や音楽などから様々な国(地方)のモデルを連想しやすく、空港での情景描写が細かいため旅行気分も味わえる。
    書き出し文から立ちあがる時間空間の感性も、人や出来事の背景すべてが明らかになるわけではない余白の部分も、柴崎さんらしい魅力だと感じた。

    現代社会への純文学的な風刺は感じるが、紀行音楽、寓話やある種のディストピア要素を多分に含んでいる内容で読みやすい作品だと思う。
    間違ってもミステリーではないので伏線回収やどんでん返し、明快な答えを求める人には不向きかな。

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    2025年12月20日
  • かがみの孤城

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    オチが予想できても面白かった。辻村さんの描く心理描写は自分にも思い当たることが多々あってすごく刺さる。

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    2025年12月20日
  • マウス

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    普段読まないタイプの本やけどとても良かった
    自分の小学生時代に思いを馳せた。
    主人公の考え方とは、共感できる部分はそんなに無いけれど、読書中に感じた気持ち一つ一つを大切にしたい

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    2025年12月20日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    大好きなヨシタケシンスケさん(もうぬげない がとくに好き)のイラストエッセイ集

    楽しくほっこり読めました

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    2025年12月20日
  • みずうみ(新潮文庫)

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    人間の内部にひっそりと沈んでいる欲望が、誰にも止められず、ついに形を持ってしまう瞬間を描いた物語だと感じた。 その“内部”を、みずうみの描写によって表現することで、言葉にできないイメージが静かに膨らみ、気づけば一気に読み進めてしまっていた。

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    2025年12月20日