小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
久しぶりの小説。そして、またまた「本が私を呼んだ」感。今の気持ちドンピシャな本でした。
実は通信制大学のレポートに手こずっており、参考文献の選び方など指摘され、落ちてたところにこの本。運命か?とすら思い出しました。主人公もレポートの参考文献で田辺聖子先生の本を出して、研究書ではないと言われる。分かる〜と涙目。
国文学科の主人公は進路に悩み、大叔父の残した古本屋さんにいりびたり、大叔母と本探しの探偵したり、本にまつわるご飯を食べたり。。神保町と言う町は本好きにとってパラダイスのようですね。
今は文学部で古典や近代文学を読むことに勤しんでおり、小説を読むことが最近はなかったので、この本は素敵 -
ネタバレ 購入済み
シリーズ最高傑作
シリーズで一番の傑作と名高い「人魚姫」。感想とはちょっと違うけど、個人的な志弦さんと神狩屋さんのイメソンがあります。奥田美和子の「雨と夢のあとに」。
志弦さんからの神狩屋さんへの想い的なイメージで。歯磨きのシーンは未だにトラウマです。キャラが明らかな異常に極限の恐怖に怯えながら息も荒く、ソレを見ようとする心理描写と情景描写はいつもながら見事です。色々ホラーは読みましたが、甲田先生よりそれが上手い作家さんはいない。
志弦から神狩屋への手紙の出だし「空が、とても青いです」と最後の言葉は何年経っても覚えています。
配役と、そして散りばめられた伏線に気付いて驚く。夢見子に葉耶の面影をここで見てるんだ… -
Posted by ブクログ
ネタバレいや〜これぞ、ハッピーエバーアフターよ!!
嬉々として復讐のはけ口に虐げる気満々のヒーロー・ニコラス。
……のはずが、へこたれないうえに鈍感なヒロインと、あたたかく見守る周囲のおかげで、まったく復讐劇にならない(笑)
見どころは、ニコラスが無自覚に溺愛大魔王へ変貌していく過程。
病に倒れたヒロインを献身的に看病するシーンには不覚にも涙……
極めつけはヒロインのうわ言!!これ、ツボ!!
笑いあり、涙あり。
ド・レーシー家シリーズの締めくくりにふさわしい、文句なしのハッピーエバーアフターでした。
※読むなら時系列順に妹編『悪魔の花嫁』(小説版)からがおすすめ -
Posted by ブクログ
もう決して若いとは言えなくなった女性たちを主人公にした短編4つ。それは旅での出会いによる精神の再生を思わせるような癒し、爽やかさに満ちている。表題作でヒロイン涼香が出会った若いナギちゃんは正にハーレー・ダビットソン乗りの風のような女の子。4作目の「風を止めないで」はナギの母親・道代の所にナギを広告に使いたいと訪問してきた紳士もまたハーレー好き!この人はうつつの世界の人?この他、「旅をあきらめた友と…」いつもはナガラと二人旅なのに一人伊豆半島を旅行するハグ。そして「冬空のクレーン」北海道・釧路湿原でタンチョウヅルに魅入る志保の前に現れた脱サラでタンチョウを観察する男性との出会い。どれもがときめ
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Posted by ブクログ
小説ではあるものの本著は小説家が主人公であり小川哲自身が主人公としか思えないような構成。どこまで事実でどこまでがフィクションなのか最後までずっと分からなかったが、世の中にある小説は著者のなかにある視点だからこういう形もありだし面白いなと思った
エッセイ読んだ時の感覚に近いけどこの人の考え方や世の中の捉え方の角度は好きだなと思う。半ば諦めを感じる部分とどうしても許せない部分の線引きが上手でこういう人を自他の境界線がはっきりしているというのだろうなと思う
最後に好きな文章を引用で
「人生にはかけがえのない 奇跡的な瞬間というものがいくつも存在する。誰かを好きになったり、美しい景色を見たり、
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