ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 国宝 下 花道篇

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    吉田修一『国宝 下 花道編』朝日文庫。

    梨園で繰り広げられる御家騒動、跡取り争い、歌舞伎役者の虐め、スキャンダルと万人の喜怒哀楽の感情を全て刺激するような何とも面白い物語は、ついに下巻へと突入。

    侠客の家に生まれ、素人ながら歌舞伎界へと飛び込んだ立花喜久雄の運命は如何に。一方で丹波屋の血を継ぎながら喜久雄に負けて跡取りになれなかった俊介の運命も気になるところだ。タイトル通り、どちらかが『国宝』と呼ばれる存在になるのだろうか。それとも……

    先日読んだ米国映画原作のアンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が10年或いは20年に一度の大傑作であるならば、日本映画原作の本作吉田修一

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    2026年04月03日
  • 大江戸ぐるまん 鰻番付

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    坂井さんのグルメ時代小説はハズレなし!
    鰻番付なんて江戸時代にもあったのね。鰻飯美味しそう。ふっくらも良いけどパリパリも捨てがたい。
    キャラもたっていて、これは続編もアリなのでは?蕎麦番付も読みたいなぁ。

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    2026年04月03日
  • スピノザの診察室

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    医療かあと思いながら読んだら最後しっかり泣きました。マチ先生の人格と京都の風景が浮かんできて時間がゆったり流れてる感じがして癒されました。

    それぞれ患者さんの思いを聞いたとき、他人からはわからない景色があるんだなと辻さんのこと考えたら思い出し泣きしてしまう。

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    2026年04月03日
  • テミスの不確かな法廷 再審の証人

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    ラストが最高だった。でも確認のため再読したいかも。
    安堂、というか自閉スペクトラム症の人への作者の温かい眼差しが根底にあって、安心して読んでいられる。
    登場人物たちのその後が知りたい。次も出ると嬉しい。

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    2026年04月03日
  • アルプス席の母

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    ごめんなさい。
    早く正傳の続き読みたいからさっさと読んでしまおうなんて思っていた私が大馬鹿野郎でした。
    非常〜に良かった。
    朝から読み始めて1日で読み終えてしまうくらいに良かった。
    私、スポーツ系も好きなのかもしれない。

    白状しますと、私運動はてんでダメでして。
    50メートル走は10秒切ったことないし、バスケもサッカーも顔で受ける。
    唯一良かったのは長距離走?
    私は女系なのか娘たちもいとこの方も女子の方が多くてですね。
    あ、甲子園目指してた従兄弟が1人だけいたわ。
    強豪校に行ってその厳しさを知ったと言っておりました。

    長女は演劇部ですが、ガラスの仮面みたいな世界は待っておらず和気藹々とやっ

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    2026年04月03日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    ありえない話だと誰もが思う。でも登場人物に惹かれ、胸が熱くなる。青春だなー。朝井リョウさんがスポーツ小説の金字塔って、言ってたので読んでみた。読めて良かった。爽やかで幸せな感情。

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    2026年04月03日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    十角館を思い出すような驚きがあった。題名から読者はすでに騙される。登場人物紹介がないのは珍しいなと思っていたが、それもある意味伏線。一読して整理が追いつかず、本日さらっと2回目を読んだ。何度も読むとその度に発見がありそうな本。面白かった。

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    2026年04月03日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    『正しいことが正しいとは言えない』
    正にこれだよね。
    世の中って結構こういうことで溢れていると思う。
    どっちも悪いことしてないのにね。
    そりゃやりたい音楽、馴染みのあるものを教えようとするだろうし、習いたいし、見たいし聞きたいし。なんであかんねん。
    でも『ルール』って言われたらねえ。
    「私は悪いことをした?」
    三船さんのこの言葉がこの不条理をよく表していると思う。
    『正しい』ことのために心を許した人たちを騙して、傷つけて…。
    誰が『何が』救われたんだろう?
    この場合は著作権を持つ人たちのわけだけど。
    その著作権を持つ人達は、登場人物、主人公達の『守りたい人』『大切な人』なんだろうか?
    他者に対

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    2026年04月03日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    mediumの衝撃が凄すぎて続編の評価が霞みがちだが、本作も良作。三編中編が収録されていてだんだん深度が上がる。三編目の信用ならない目撃者は一気読みした。

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    2026年04月03日
  • 日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族

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    SF。短編集。
    ホラー寄りのSF短編を集めた一冊。
    個人短編集未収録作品が中心らしく、隠れた名作的な感じ。
    個人的にかなり好みの作品が多く、非常に満足。
    異形コレクション収録作が2作品あり、解説でもシリーズへの言及があったりと、シリーズのファンとして嬉しい。
    「DECO-CHIN」「大阪ヌル計画」「ぎゅうぎゅう」「地球に磔にされた男」「黄金珊瑚」「貂の女伯爵、万年城を攻略す」と好きな作品揃い。
    個人的ベストは石黒達昌「雪女」。妖怪としてメジャーな雪女をSF的に描いた作品。異形コレクションの『進化論』に収録されてもよさそうな生物学的ビジョンが自分好み。
    編者の解説や編集後記の熱量も含めて、SFフ

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    2026年04月03日
  • ハケンアニメ!

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    仕事へのひたむきさや、お互いを認める素直さ。そして、ちょっと不器用であまのじゃくなトキメキにはキュンとします!

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    2026年04月03日
  • できないことは、がんばらない

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    人付き合いとか社会での正解がわからない感覚がわかりすぎて、首がとれるまで頷いてしまいそうな作品だった。苦しくなった時に読み返したいフレーズがたくさんあって、だるそうな感じなのに寄り添ってくれている不思議な感覚がある。
    特に私は先の見通しが立たないことがすごく苦手なので、「先の見通しがないほうが、目の前に出てくるもの一つ一つに本気で驚いたり感動したりすることができるのだ。」というフレーズが印象的だった。先の見通しが立たないことを「不安」ではなく、「新鮮な感動を得られる」と捉えると、少しだけ心が楽になる気がした。

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    2026年04月03日
  • ペンション・ワケアッテ

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    読んでいて、癒されるような空気感がありました。

    自分の人生にぶつかった人や無気力な人など訳ありの人が泊まりに来る連作短編集
    想像の斜め上の展開、ペンションの名前の由来が明らかになる時、読み手側もどこかほっとしました。

    そして、オーナー夫妻も幸せになるといいな。

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    2026年04月03日
  • キッチン風見鶏

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    わりと最近、森沢明夫さんにハマってる。ほっこりする物語が多い。これも良かった。

    キッチン風見鶏は、絵里がシェフ、翔平がホールや雑用をやっている。あと幽霊がすみっこにいてこれは翔平にしか見えない。

    大雨の日、翔平は漫画の賞に落ちてガッカリしていて、絵里はお母さんの祐子が抗がん剤治療をやめたいと言い出したので落ち込んでいた。レストランやめちゃおうかなぁとまで絵里は思っている。

    常連の手島さんには歩くんというお子さんがいるのだが、事故で亡くなった妹さんのお子さんを引き取って育てているらしい。歩くんは気をつかってとてもいい子だ。

    寿々さんは占い師。霊が見える。お客さんの守護霊とお話しして、その

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    2026年04月03日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    好きなシーンに付箋をつけたところ、たくさんの付箋が必要だった。どの話もこころに刻まれるすてきなフレーズがいっぱいあって お気に入りの1冊になった。

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    2026年04月03日
  • なぜ、そのウイスキーが闇を招いたのか

    購入済み

    面白かった

    面白かった。何故、メーカーズマーク46に中身が入っていたのか?。一番インパクトがあった。羽山の仕事は便利屋。隣の蔦が伸びてきてるのでなんとかしてほしいと依頼が来た。彼はまず隣人と交渉したがうまくいかず行政に頼ったがだめでした。そこで解決したのが上司が霊媒師でした。霊媒師が祈禱して一カ月で蔦どころか雑草もふくめ草は消滅した。何それ超見たいと思ってしまった。バーテンダーの安藤は羽山の謎を解きます。解く前に安藤は解ける人がいるこそ謎は成り立つし絶対に解けない謎はただの作り手のの妄想と言います。云う通りだと思ったしいい言葉と思う。

    #ドキドキハラハラ #タメになる #スカッとする

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    2026年04月03日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    2021.10.20
    ★5.0

    「あと少し、もう少し」の2区を走ったヤンキー大田くんの高校生になったある時のお話。ひょんなことから知り合いの頼みで、生後数か月の赤ちゃん・鈴香の世話を任されることになる大田くん。
    鈴香と一緒に過ごすひと夏の経験を通して大きく成長する物語。

    最初はあたふたしたり、周りの目を気にしすぎたりする大田くんだったけど、鈴香と接してるうちに鈴香のことを第1優先に考えてる姿に涙ちょちょぎれた。人が成長するのを見るってすごくいい。ラストはちょっと切ないような寂しいような感じがしたけど、決意というか前向きな姿が見れて良かった。
    大田くんの人柄がすごくいい不器用だけど優しい。

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    2026年04月03日
  • 本所おけら長屋(十五)

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    鉄斎から始まる因果応報は断ち切れないと自ら残された妻子に謝った。涼介も大事なことに気づいた 気付いてよかったな、鉄斎に辿り着く迄の犠牲者は数え切れないが、ほんとアホだよな男の矜持って 死んだら終わりじゃない。もう15かい、万造と松吉と違いがわからんくなってる

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    2026年04月03日
  • かくりよの宿飯 九 あやかしお宿のお弁当をあなたに。

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    大旦那様と葵の謎が明かされ、せつなかった。
    手毬河童の一言に、ジーンとしたり。
    次の巻が、最終巻らしい。いよいよ最後か。楽しみです。

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    2026年04月03日
  • フォース・ウィング2―鉄炎の竜たち― 下

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    お、おおおおおお…おおお、おんもしろかった…〜〜ーーー、、。!!!、!!
    なんじゃこりゃ。なんだ、これ。ほんとうに、ほんとうに呆然。はぁ〜〜ーーーー、お、おもしろかった…。

    1巻読んで無いと何もかもがネタバレになるので、追っかけで読んでる家族とも語れなくてウギーー!!いや、もう、読んで…

    前巻であんなに盛りだくさんだったのに、なんと…なんとまあ、更なるトキメキとドキドキと、まじかいってかまたかいってなハラハラ、そして命のはりあい…まじで連携が好きすぎて…最後は泣きすぎて枕に溺れる。
    個人的にはあの最初はアレすぎた美貌のあの子がもう…好きや〜!!!!!!

    読んでいて毎回目が潤むのが、失われ

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    2026年04月03日