ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 雨の日は、一回休み

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    哀愁ただよう表紙カバー…
    作中にある『冴えないオヤジに人権はないのか!』という文章…

    そーいうところがダメなんだよ…とツッコミいれながら読みました(笑)
    面白かった!!

    オジサンが悪いわけでは決してない
    老若男女かかわらず、自分の価値観や正義観をふりかざすことがアウト!!…だと私は思います

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    2026年04月27日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    続編が出たので読み始めたのですが、五年前に読んだ本書をきちんと思い出したくなって、続編はとりあえず置いといて、まずはこちらを再読しました。(五年前読んだのは単行本)
    続編を読む前に前作を読み返すことはほとんどないのですが、本書はものすごく大好きな一冊で、あの三人が続編ではどうなっているのか気になり過ぎて完璧に復習しておこうと思ったのです。
    五年前のレビューにはとにかく面白かったという感想をあげているのですが、再読してみて感じ方の違いに自分が一番驚いています。今回は読んでいて切なくて哀しくて……。
    主人公の三人は皆六十歳前後、訳あって今は独身、一人暮らし。吹っ切れないものを抱えながらも、毎日を面

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    2026年04月27日
  • 戦争と平和(二)

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    745P

    「この頃の娘は自由に恵まれすぎているために、人にちやほやされる喜びに自分のほんとうの感情がかき消されてしまうことが多いんですのよ。」

    —『戦争と平和(2)』トルストイ著

    「彼は手あたり次第なんでも読み、家へ帰って、下男にまだ服をぬがせてもらっているうちから、もう本を取って読み――読書から睡眠に移り、睡眠からサロンやクラブでのおしゃべりに、おしゃべりから酒と女に、酒からまたおしゃべりや読書や酒へと移るというふうだった。彼にとって酒を飲むことはますますもって肉体的、と同時に精神的な欲求になってきていた。医者たちに、あなたのような肥満体には酒は危険だと言われていたにもかかわらず、彼は

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    2026年04月27日
  • オイディプース王

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    運命が人間を支配する。不吉な予言からは逃げられない。抗ったはずの行動が運命として仕組まれている。オイディプースはスピンクスの謎歌は解けても自分の出生の謎は解けない。目が見えていても真実は見えない。冒頭で神に近い存在であるかのように登場した王は、権勢を失った盲目の父親として舞台を去っていく。運命に弄ばれて。

    訳註の量がすごい。岩波のギリシア悲劇全集からの文庫化。なぜ岩波文庫ではないのか不思議。

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    2026年04月27日
  • 戦争と平和(一)

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    全巻約2,500ページ前後

    765P

    歴史小説の最高峰

    ナポレオンがロシアを侵攻した時の話

    サマセット・モームが10冊の中で一番偉大な作品と言っている。

    戦争と平和って戦争シーンほぼ全く出てこないんだな

    ナポレオン戦争

    戦争だけでなく、平和にも葛藤や矛盾がある。

    トルストイの戦争と平和、エピローグが論文みたいになるの知らなかった。

    「アンドレイ公爵は、見たところ、そういう抽象的な話には興味がなさそうだった。「君、場所柄もわきまえずに、心にあることをなんでも口にするってことはよくないよ。え、どうなんだい、いよいよなにかやる決心でもついたのかね?  近衛騎兵にでもなるのかい、そ

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    2026年04月27日
  • 真夜中の子供たち 上

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    おもしろい。要は、インドが独立したインドの土着主義と英国、西洋の近代主義とのあいだでに挟まれた家族に生まれてきたこどもを主人公としたポストコロニアルな小説である。ユーモラスに書かれている。が、しかし、同時に、社会、歴史の矛盾が表れている。悲喜劇なので、笑うに笑えない。下巻でどう展開していくのだろうか。楽しみである。

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    2026年04月27日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    300ページも無いのに読後は倍くらいのページ数の本を読んだ気分がした。テーマも内容も重かった。自分は物語り系の小説もあまり普段は好みではない上につい粗探しをする性質なので読み終えれるか不安だった。
    村中という人物の名前は主人公が狭い村に住んでいるので村の中と脳が読み取ってその名前が人物名だと読んでいて認識するまで苦労した。
    愛(いとし)も「あい」だと脳が思ってしまって読みにくかったが作者の意図か?

    普段の自分の好みとは違う作風だったが面白く読んだ。
    心に感じるものもあった。
    読んでよかった。

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    2026年04月27日
  • 告白

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    ネタバレ

    読み終わりました!
    かなり内容が重いのに展開の興味深さ、文章力でスルスルと読むことができました。

    最後想像できない着地点で鳥肌が立ちました!
    これがデビュー作???凄すぎます。

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    2026年04月27日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    明日仕事なのに、読む手が止められなくて、深夜2時まで読んじゃった。

    池井戸作品は、正義が勝つ!っていう結末は分かるのに、そこに至るまでの努力と苦労が報われた瞬間はやっぱり気持ちいい!!

    「短期は損気」
    PTA活動の様子を見ていて、ふとこの言葉を思い出した。
    感情垂れ流ししてしまう時があるから、自分に言い聞かせなきゃ。
    側から見てたら、恥ずかしいしね。

    気分爽快っ!

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    2026年04月27日
  • ラザロの迷宮(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解離性同一性障害、いわゆる多重人格がカギとなる作品です。
    作家・月島がメインのパートと、刑事・美波紗和がメインのパートが交互に繰り返されていく構成です。
    冒頭から、特に月島パートに登場する永門という人物に対して大きな違和感を抱いていたのですが、読み進めていくうちに2つのパートが徐々に重なっていく…という感じで、何度も何度も騙されました!これはすごい!
    初神永作品だったのですが、他の作品も読んでみようと思いました!

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    2026年04月27日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    おそらく新刊で買ったものだと思うんだけど(15〜6年前?)まったく読んだ記憶なくてびっくり笑
    結局のところすべてが「こういうこと(だはず!)」っていう、朧げな記憶と仮説で完結って感じだけど…
    男女の心理戦がおもしろかった!
    人間の生々しさがじっとり伝わってきて、ぞわぞわが止まらなくて一気読みしたから首と背中が痛い…

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    2026年04月27日
  • ドロップぽろぽろ

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    涙をこぼしたエピソードを集めた本ですが、悲しくも暗くもなく、どれもあたたかくて、本当に読んでよかった…という気持ちになりました。

    特に好きなエピソード
    「スーパーマンじゃない」
    「おひさま」
    「オトモダチ」

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    2026年04月27日
  • 最後の山

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    ここにあるのは、自分が死ぬまで、暗闇を照らし続ける光源のような日々の記録であり、極地と人類との関わりの現在地である。

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    2026年04月27日
  • 生きるぼくら

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    相変わらず泣かせる
    いつもの展開なのになぜこんなに涙が出るのか
    おばあちゃんにも自我があってとつぼみをたしなめるシーンが、認知症の介護をした人になら痛いほど刺さる言葉
    おばあちゃんが行方不明になって見つかったシーン、お父さんの名前ではなく「人生!」と呼んでくれたのは涙が出るし、まさか手紙がお父さんからだったとは、読者の誰も予想しなかったのではと思う。

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    2026年04月27日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アル中小説として名高い本作。決して良くないこととは知りつつも、なぜ飲んでしまうのかーーそれを考えることは、結局は「人間とはどんな生き物か」を突き詰めることで、とても面白かった。そういった哲学的な思考がところどころに挟まれつつも、病院での生活やそこで出会う人々との交流など、アル中患者としての日常をベースに物語が進んでいくので読みやすい。町田康さんの解説も読みどころを的確におさえていてとてもいい。それにしても、小島容(いるる)っていい名前だな。

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    2026年04月27日
  • 下町ロケット

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    魂が震えて、最後努力が身を結んだ結果が出た時は電車の中で一人涙が止まりませんでした。
    仕事にかける従業員たちの意気込みと誇り。めっちゃわかるなと思いました。仕事って確かにお金も大事だけど、一番はやりがいなんですよね。やりたい事をやり通せることが一番大事なんです。今の僕がそうなので、同じ技術系のサラリーマンとして、共感しまくって夢中で読みました。
    かなり興奮しました。感激しました。
    最高でした。

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    2026年04月27日
  • お探し物は図書室まで

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    社会人になり、仕事中心の生活が当たり前になるにつれて本を読む機会がとんと減ってしまった今、改めて本を読む習慣を身につけたいと思い、各口コミを見て「これならリハビリに良さそうだ」と手に取った本です。
    「短編集で隙間時間で読みやすいな」と思って読み始めたのですが、気づけば時間を作ってあっという間に読み切ってしまいました。本を読む「楽しさ」「面白さ」「大切さ」を思い出させてくれた、大切な作品です。

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    2026年04月27日
  • ドラことば~心に響くドラえもん名言集~

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    元気が出る言葉、頑張ろうと思える言葉がたくさんあって、大人になってからも学べることがいっぱいあった。
    子供の頃にドラえもんを読んでいたらもう少しマシな大人になれたんじゃないかって後悔してる。
    子どもが悩んで苦しんでいる時に、大人が助けてあげられることよりも、ドラえもんやのび太が子供のそばに寄り添って一緒に悩んでくれた方が、自ら前を向いて歩く勇気になると思う。
    ドラえもん全巻欲しくなってきた。

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    2026年04月27日
  • ままならないから私とあなた

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    SNSよりもリアルの方が繋がれるはず、
    AIが作る作品は心がない、、
    そんな、世の中に溢れる一般論や、自分の中にある一般論をバッサリと切られるような感覚を覚えた作品だった。
    ラストの畳み掛けとこの後味は、まさに朝井リョウ。笑

    リアルの繋がりが、すべて本当とは限らないし、案外表面的にしか関わりのない人の方が、さらけだせる気持ちだってある。

    便利さが、人とのつながりを希薄にすることもあるけど、その便利さは、誰かが誰かを思う故に生み出されたものだったりする。そして、そこから生まれるつながりもまた、存在する。

    結局のところ、根底にある、人が人を思う気持ちは変わらないのかもしれない。
    表面的な世界

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    2026年04月26日
  • 新装版 細雪 下

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    長いから3巻目だけ読んだ。女同士の感情の機微、その時代の女性の手の中にあった重大論点への向き合い方、性格による違い など織りなす雰囲気を楽しめた。
    (佐久間良子の気品と三松の着物が圧巻な映画は何度も見てる)
    自分が長女だからか、物語では脇役の鶴子にも感情移入したりして とにかくそれぞれの立場の姉妹の個としての辛さ、それでもお互いを思いやる心での自己犠牲(意識的にも無意識的にも)に自分のことのように動揺させられて、面白かった。
    また、谷崎潤一郎の文章が描く世界はやはり本当に美しい

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    2026年04月26日