ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    6つの短編ぜんぶ面白い!
    帯にある「不器用な男たちのポップでビターな物語」の通り、なんかちょっとひと癖のある登場人物による恋物語なんだけど最後は純粋な恋愛に落ち着くという後味のいいストーリーばかり。
    最近よくある「同じシチュエーションの短編(特に料理をテーマにしたやつ)」はパターン化されていて読んでいて飽きるんですが、この6編はバリエーションに富んでいて面白かったです。
    #俺の恋バナを聞いてくれ
    #新川帆立
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年05月16日
  • 君の不在の夜を歩く

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    僕はこの作家さんの文章が好きです。
    今回の読後もなんだか、ほんわかと心が温かくなりました。死というものに向き合い、そして生きる。
    生きる大切さと、生きるということは難しくないよというメッセージが刺さりました。

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    2026年05月16日
  • 村上海賊の娘(四)

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    海賊同士の戦いが始まる4巻。
    今までの登場人物がそれぞれいい味を出している。戦術も様々で、戦いの移ろいも読んでいて楽しい。

    面白い(おもしゃい)奴らやった。

    口に出して言いたいワード1位、ヤガラモガラ。

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    2026年05月16日
  • マンション

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    近所のタワマンがすくすく育つ様子を見ていて、この本を読むとわかりやすくイメージしやすい
    大人にもおすすめ

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    2026年05月16日
  • どうしても生きてる

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    『健やかな論理』
    かなり短い話なのに、読後にずっと残るタイプだった。
    主人公は、自殺した人のSNSを遡り、死にたくなる前触れを探すのではなく、むしろそこに因果関係が存在しないことを確認して安心している。
    普通に投稿し、再配達を頼み、日常を続けていた人が、ある時突然死を選ぶ。
    その不安定さを確認することで、「人間はそもそも説明できない存在なんだ」という感覚に安心しているようにも見えた。
    この話の面白さは、「死にたい理由」だけではなく、最後に「生きたい理由」も同じように説明できないものとして描いているところ。
    人は大義名分や明確な理由だけで生きているわけじゃない。
    読みかけの本、明日の予定、何気な

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    2026年05月16日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    ライフってそんなものでしょ。後悔する日もあったり、後悔しない日もあったり、その繰り返しがつづいていくことじゃないの?

    誰もがみなそうだった事を忘れて、自分のライフの辛さばかり考えていた、息子くんはこの年齢でこんな風に考えられる事に尊敬した。

    自分のライフをその時その時で受け止めていこうと思った。
    そして歌を歌いたくなった。
    この本もまた愛すべき一冊になりました。

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    2026年05月16日
  • ぼくたちはどう老いるか

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    高橋源一郎さんの「ぼくたちはどう老いるか」を読んだ。簡単な言葉で書かれているんだけど、中身は深奥までずしんと響いた。
    鶴見俊輔の「もうろく帖」、ハルノ宵子の「隆明だもの」、有吉佐和子の「恍惚の人」、耕治人の晩年の私小説、谷川俊太郎の死、高橋源一郎の弟の死などを取り上げ多角的に「老いる」ことについて、自分自身、家族、社会にとってどうなのかが書かれている。
    この中で一番衝撃的で考えさせられたのは耕治人の私小説だった。経済的に苦しい親類もいない夫婦二人の人生の終わりが描かれている。
    長年売れない貧乏作家を文句も言わずに支えてきた妻が認知症で壊れていく様子。ガスの付けっ放し、夜中にご飯の支度、糞尿の垂

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    2026年05月16日
  • 希望病棟

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    ネタバレ

    今回は、前作「後悔病棟」の続編という感じで、主人公は早坂ルミ子から黒田摩周湖へバトンタッチされた感じ。摩周湖も、病院中庭にて聴診器を拾う。実は、ルミ子が仕組んだものでした。摩周湖は、ある末期癌患者2人を担当する
    。1人は高校生の桜子、もう1人は国会議員の妻貴子。
    2人は、治験で試した薬が劇的に効き、退院するまでに回復する。
    桜子はみなし子で、施設で生活していたが、高校を卒業したら、施設をでなければならない。
    そのため、当初就職のため工業系高校に行こうとしていたが、学力が高いためまわりの大人たちにトップ校に行くよう勧められる。しかし、それは施設職員のたんなるエゴに過ぎず、桜子の将来を考えてのこと

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    2026年05月16日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    まずもってとんでもない設定からはじまるサバイバルライフの時点で面白いのに、次々降りかかる大小多数の課題に対する科学的な問題解決プロセスと起伏の激しいジェットコースター展開、一人語りと会話を効果的に使い分けた描写、ユーモラスな文体と哲学的な思考と科学知識の羅列…どれをとっても最高だったし感動して泣けた。
    やっぱりアンディ・ウィアーは圧倒的に面白い。

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    2026年05月16日
  • 円卓

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    ネタバレ

    本当に良かった〜。西加奈子、こう、言葉にできないけど知っている感情を描写するのが上手なんだよね…。

    こっこは9歳、小学5年生。祖父母と両親、三つ子の姉と団地で暮らしている。幼くて聡明で猛々しいこっこの、日常と成長の物語。

    基本的に文体は軽やかでコミカルなんだけど、ふとしたところに出てくる各人の優しさにめちゃくちゃぐっとくる。「みんなそうだから」に流されないこっこが瑞々しい感性で世の中を見て、感じて、成長していくこと。こっこを取り巻く人々の形のない、けれど常に薄く漂う優しさ。
    表題「円卓」は家族が揃う場でずっとタイトル回収はしてるんだけど、ラストがあまりにぐっとくる。力強い筆致で書かれたこっ

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    2026年05月16日
  • 1973年のピンボール

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    村上春樹節を存分に味わえる小説。とてもかっこよく大好きです。
    相変わらず、サンドイッチとビールが飲みたくなる。

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    2026年05月16日
  • 海蝶 鎮魂のダイブ

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    子供の頃に東日本大震災で母を亡くした海上保安庁の女性潜水士が主人公。
    震災時に命を救ってくれた男性と偶然再会し、交際が始まるものの、彼は深刻なPTSDを患っていた。
    フェリーで発生した事件に立ち向かう海上保安士たちのプロフェッショナリズムが素晴らしいかったし、被災者とそれ以外の人の関係、当人にしか分からない罪悪感や反発心など、考えさせられることが多い作品でした。
    吉川さんのエグくない方の作風がとで良かったです。

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    2026年05月16日
  • 異常【アノマリー】

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    1ページ目から心を鷲掴みにされた。文体の濃淡、緩急、温冷が流麗。構成の骨組みは、無駄なく洗練されているが故に堅固。
    圧巻。
    満場一致の永年本棚ステイ作品です。
    フランス語が読める今生だったらなぁ…!

    「無量空処ってこんなん…?」とラストで感じたので、呪術廻戦をまた読んでみる。

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    2026年05月16日
  • 未明の砦

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    冒頭の爆発事件はなぜ起きたのか、よくわからないまま話が展開していく。また、登場人物が多いために、話を追っていくのがやっとであった。ただ、読み進めるごとに全貌が少しずつ見え、登場人物の味もわかり、読み進めることが楽しくなってくる。私が働いている会社には組合がないため、泣き寝入りすることが多々ある。そんな状況の私には、非常に痛快な物語であった。

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    2026年05月16日
  • 竜の医師団3

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    『竜の医師団』の新刊5巻が今月出る……!
    ということに気づき、慌てて積んであった3巻を読んでいます。

    めちゃくちゃ面白いんです、このシリーズ。
    それに、この著者は絶対に裏切らないという信頼があって、
    とんでもなく読後感がいいし、とにかく元気が出る。

    メンタルが落ちた時に読もうとあたためていたのですが、
    結局落ちることなく1年が過ぎてしまったので、
    はい、もう読みます。笑
     

    『竜の医師団3』庵野ゆき

    竜が出てくるファンタジーはたくさんある。
    最近読み始めた『フォース・ウィング』だったり、
    『はてしない物語』や『ゲド戦記』にも竜は登場する。

    でも、こんなにも竜と人間の距離が近くて、

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    2026年05月16日
  • 空、はてしない青 上

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    記憶が、さらさらと砂のようにこぼれ落ちていくとしたら。
    大切な人が、大切な場所が、大切な過去が、
    少しずつ思い出せなくなっていくとしたら。

    自分は最後まで小さな記憶をたぐり寄せてあがくだろうか。
    それとも、すべてをあきらめて忘却に身をゆだねるだろうか。
    たぶん、正しい答えなんてない。

    けれど、人生の終わりにこんな旅ができたなら、
    きっとすべてが上書きされるくらい、
    最高の人生だったと胸を張って言えるのではないだろうか。
     

    『空、はてしない青(上)』メリッサ・ダ・コスタ

    若年性アルツハイマー。
    最初は正直あまりピンとこなかった。
    どこか、自分とは遠い世界の話のような気がしていて、
    話題

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    2026年05月16日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    現在の日本における高齢者医療について考えさせられる作品でした。

    信州の松本市の北にある安曇野市、梓川のほとりにある病院が作品の舞台。夏川さんの繊細でスッキリとした風景描写と医療のプロフェッショナルの側面と素直で明るく優しい人柄を併せ持った登場人物たちが活躍するストーリー。「神様のカルテ」シリーズとほぼ同じ社会を背景にしています。

    「神様のカルテ」では医療の現場の過酷さ、医師の葛藤を柔らかなタッチで描いていましたが、本作のテーマは高齢者医療の現実。

    自分自身の経験からいうと、内科、整形外科に行くと高齢者ばかりが目につきます。社会の定義としては私自身も前期高齢者ではあるけれど、その私から見て

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    2026年05月16日
  • 令和反逆六法

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    色んな法律が現実とは異なるファンタジーの短編。 最後の麻雀の話が自分の中で違和感が多くて進まなかった。最後まで読めば違和感は必要なかったし、解説がかなり面白かった。さっさと読めば良かったです。

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    2026年05月16日
  • チルドレン

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    なんだろう
    どこか少しずっと可笑しみもあって、
    奇跡ってあるかもという気持ちになった!

    登場人物もそれぞれが浮かび上がってくるような、個性が光っていていいなと思う

    思いがけない方向から
    心に届くような言葉も散りばめられていて、
    新鮮な感覚になることができた

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    2026年05月16日
  • ほんとうの名前は教えない

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    すごく面白かった!
    ボスからの指令のもとに他人になりすましミッションをこなす女。あらすじだけ見ると冷酷なスパイのようなイメージだけど、意外に感情豊かで女っぽいところが目立つ。サスペンスなので続きが気になって一気読みしてしまった。

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    2026年05月16日