ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    瀬尾まいこさんの作品って何がいいってさ、
    キャラクターの魅力!!

    そうそう。そういうのでいいんだよ!!
    そういうのが読みたい!を的確についてきてくれる。

    『君が夏を走らせる』は
    元(?)不良少年が一歳時を育てる話。

    小説って、幸不幸とか人間の本質、
    その汚さみたいなものに触れがちなのに、
    瀬尾まいこの世界観って軽やかで本質的。
    不幸が痛快で、暖かさを描いてるわけじゃない
    でも、なんか、生きるっていいかも。って思えるんだ。

    0
    2025年12月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

    Posted by ブクログ

    主人公の2人が揃って、やっとNO.6らしくなってきた本作。
    振り返ると、ストーリー進展はほどほどだが、クロノス瓦解後もただならぬ危機がじわじわと主人公に迫ってきて、それが未知であるが故に読み手もハラハラが止まらない。
    また、2人の未来にも期待が持て、続きの3巻が出る春が待ち遠しくなった。

    0
    2025年12月21日
  • 博士の愛した数式

    Posted by ブクログ

    第1回本屋大賞を獲得した有名すぎる小説。
    ようやく手に取りました。

    事故で80分しか記憶が続かなくなってしまった老数学者、そこへ派遣されてきた家政婦、さらにその10歳の息子、3人の単純でない関係が始まった・・・

    日常生活を送ることさえ困難な老人を中心に据えていることでハプニングの予感しかしないですが、その通りに何やかんや事故・事件が起きる中でここにしかない3人の繋がりが育まれていく様子は、悲しくも温かい純文学でした。
    老人と親子との関係は、人情、友情、家族愛、尊敬、様々な感情が融合した単純な言語化が難しいもので、読者に複雑な思いを抱かせ、独特の余韻が残ります。

    私がひねくれているのか、良

    0
    2025年12月21日
  • 朝が来る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいて、様々な場面で感情が動かされる作品でした。
    辻村さんの作品は本当に感情の言語化が素晴らしいと思いました。
    辻村さんの作品は他にも何冊か呼んだことありますが、特に思春期女性の複雑で繊細な心理描写がリアルすぎていつも物語にのめり込み、人生を追体験した感覚になります。

    また、この物語を通して人間は他者が想像するような綺麗な軌道を描きながら人生を歩むものではなく、その人の生きている中での体験や、それによる感情の変化などで人生は大きく軌道を変えながら歩んでいくんだなと実感しました。
    ひかりちゃんの行動は確かに常識から外れた行動を何度か取ってたりしましたが、辻村さんの丁寧な心理描写でひかりちゃ

    0
    2025年12月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと待ってる、てもうそんなの愛でしかないじゃん。空白の2年間とか、紫苑パパのこととかまだまだ気になることが多いけど2人が会話して、地下室で過ごしてるそれだけで幸せな気持ちになるので紫苑に共感でしかないよ。

    0
    2025年12月21日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

    Posted by ブクログ

    無意識に棟方志功を主人公として自分に気づいて驚いた。がそれも間違いではないのかも。妻チヤからみた太陽の様な存在。彼女の人生の主人公は棟方志功だったんだ...何度も感動して涙を流した。そして疎開先での気付き。チヤのこの愛の深さにずっと静かに感動し続けている。
    時代が時代だから、女性のこの在り方をどう受け止めるかを考えたけれど、これは男か女か立場がどうかではなく、深い愛の話だったとわかった。

    また、前編を通して子供の時わからなかった棟方志功の魅力を楽しめる年齢になった。と感じた。
    青森美術館に行く前に読みたかった。
    『板極道』を読み直したい。

    0
    2025年12月21日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再会を必ず、ずっと待ってました。早く2人に会いたくて、でも読み終わってしまうのがさみしくて、そんな葛藤なんか忘れるくらいあっという間に引き込まれてやっぱり大好きだなと。約束を違えなかったネズミと、刹那で終わらせない自分の意思で掴み取る紫苑のまっすぐでつよい意志、読み始める前の不安な気持ちは杞憂だったな。ネズミ視点の描写がすごく好き。1人で生きていけるかもしれないけど、浮遊の人かもしれないけど、紫苑に対する想いはちゃんとあるんだな。相変わらずイヌカシは苦労人だし、紫苑やシオンにすっかり絆されてるのがよかった。

    0
    2025年12月21日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズは小佐内さんがどうしても好きになれなかったけど、今作はシリーズ集大成な内容で大満足でした。2人が小市民であろうとするきっかけが描かれていてたり、ラストの展開は緊張感があり、結局最後まで小市民であろうとしている2人がよかった。

    0
    2025年12月21日
  • 星を編む

    Posted by ブクログ

    見たかったところが描かれた素晴らしい続編でした。前作より北原先生の解像度が上がって、素敵な人だなあと。切ない別れがあったけれど、櫂と暁海、暁海と北原先生、それぞれの関係性が愛おしい。

    0
    2025年12月21日
  • 右園死児報告 久

    Posted by ブクログ

    この形式、発明だと思う。かなり特異な謎を追わせる文章なんですが自分にビタハマりしてかなり楽しかった。読後にAIと確認しながら理解の深さを調べたら、取りこぼしもありながら概ねキャッチ出来ていた。そして最後には右園死児を使えると知ってしまった。あれもこれもそうじゃないか。かなり暗く不穏な作品ですがこれのおかげでちょっと軽くすることが出来そう。

    0
    2025年12月21日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本で声を出して笑ったのは初めてかもしれない。
    仕事に疲れて、でもなかなか辞められない(本当は辞める気もない)人にとっては読んでてスッキリする本かも。

    書店員さんの苦労もリアルにかかれててそこも見どころ。

    真面目で仕事が好き、自分で選んだ職場だからある程度の理不尽はしょうがない、だけどどうしようもなくムカつく!という気持ちを昇華してくれるような作品だった。笑
    ミステリー要素もあり、一気読みしてしまった。

    何より最初から最後まで店長が魅力的というか謎すぎて違和感があるのに、今回で全部わかった感じがなく次も猛烈に読ませたくなるのはすごいなと思った。

    0
    2025年12月21日
  • 受け手のいない祈り

    Posted by ブクログ

    人の命を救うことを生業とするならば、自分の命を惜しまず働けというのは、それは戦時中の兵士だよな、まじで。この比喩がどんぴしゃりだった

    0
    2025年12月21日
  • 春の星を一緒に

    Posted by ブクログ

    前作に満天のゴールがあったんですね。知らずに読み進めました。

    とにかく涼介がカッコいい!母親を思う気持ちに感動しっぱなしです。

    京都編と東京編の二部構成で描かれています。
    奈緒と三上先生の不器用な恋愛がもどかしくて、でも春の星を一緒に見ませんかの一言には、心を動かされました。

    緩和ケア病棟での出来事も良かった。
    旅立つ人が最期まで幸せを感じてくれたなら、残される人も未来に希望を持てる作品でした。

    0
    2025年12月21日
  • ピアノマン 『BLUE GIANT』雪祈の物語

    Posted by ブクログ

    作中では何事も本質を抑えてスマートにこなしていたゆきのりの苦悩や葛藤、泥臭さが鑑みえ涙が止まらなかった

    0
    2025年12月21日
  • マチネの終わりに(文庫版)

    Posted by ブクログ

    過去はいとも簡単に変わっていく。むしろ脆いものだ。という文には衝撃を受けた。過去は変えられないもの、受け入れるしかないと思っていたが、きっとその気持ちすら変わっていくのだろう。
    近現代世界史や聖書を学んでいると尚更理解が深まるかも。

    0
    2025年12月21日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    12/18(木) 【ブクログ】
    俺たちの箱根駅伝 池井戸潤 文藝春秋/相変わらず高視聴率の「新春 箱根駅伝」が近づいてきた。来年は日テレでドラマ化がなされるらしい。正に池井戸ワールド満載。タスキをつなぐ純真な大学生とそれを伝えるテレビクルーの「情」の描写。 地名ではなく箱根小涌園だけが固有名詞で呼ばれる訳など随所に散りばまられた「知的小ネタ」。イヤー素晴らしい。年内に下巻も読破しなきゃ。

    0
    2025年12月21日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    北川景子さんの朗読が秀逸でした。
    重い話だなーと感じつつ聴き進めて行ったけど、最後はモヤが晴れるようなスッキリとした終わり方。
    良かったです。

    0
    2025年12月21日
  • 二十四の瞳

    Posted by ブクログ

    私の子供のときの夢は学校の先生になることでした。いろんなことがあり、学校の先生にはなれなかったんだけど、この本は私の宝物でした。多分初めて読んだのは小学校の頃、学校の図書室にあった二十四の瞳に出会って、大石先生に憧れた。ストーリー自体は、戦争もあり、テーマは重いんだけど、本当に素直に子供心で先生になりたくて、大石先生に憧れてた。遠い遠い昔の記憶だけど、やっぱり二十四の瞳は私の宝物。

    0
    2025年12月21日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

    Posted by ブクログ

    大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。

    0
    2025年12月20日
  • 吉宗の星

    匿名

    購入済み

    紀州藩主の三男だが、母親の出自身分が低いため、父に疎まれる新之助。
    そんな新之助に幼少期から仕える星野伊織は、新之助を藩主にするべく、新之助の父と兄二人を毒殺する。
    そんな伊織の行動を、新之助は己が命じたことだと言い、一蓮托生を誓い、新之助は藩主の座に就き、吉宗を名乗る。
    伊織はひそかに「御庭番」を組織する。
    吉宗も伊織も、吉宗の母の待遇を上げたいと思うが、母は受け入れない。
    その後、江戸の幼い将軍の後継問題が持ち上がり、尾張徳川家の継友と紀州徳川家の吉宗が候補に挙がり、大奥や幕閣が対立する中で、伊織は命を落とす。
    吉宗は将軍となるも、母は吉宗を認めないまま世を去ってしまう。
    母も伊織も喪った

    #ダーク

    0
    2025年12月20日