ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 沈まぬ太陽(三) -御巣鷹山篇-

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    520名もの命が奪われた日本航空123便墜落事故。
    恩地の存在は薄く、この巻だけは小説を読んでいるというより、記録を読んでいるような緊張感がある。
    出来事そのものと、その後に残された人たちの現実が描かれていく。

    決して感情を煽るような書き方ではなく、事実を一つずつ積み重ねていく。
    被害者の名前が実名で記されていることにも強い重みを感じた。
    出来事を正確に残そうとする山崎豊子の強い意志を感じる。

    突然家族を失った遺族たち。
    その悲しみや苦しさがあまりにも生々しく、
    正直なところ今の自分の心には辛すぎて、深く沈み込まないように、申し訳ないけれど2倍速で聴いた。

    混乱、怒り、後悔、やり場のない

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    2026年03月14日
  • 当マイクロフォン

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    子供のころ微かに記憶する(日本のメロディー)のアナウンサー中西龍の記録。2本の時間軸を使い書かれていて、余りに面白く、読後に彼のアナウンスをYouTubeで探してしまうほどはまった。他の三田完作品も読みたい。時代はバトンタッチされて繋がっていくんだな。

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    2026年03月14日
  • とんび

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    昭和後期の地方都市を舞台に家族と友人との触れ合いを熱く優しく描いた傑作小説。

    題名が「とんび」ですが、鳥のとんびは登場しません笑
    これは「トンビが鷹を産む」のことわざを端折っているのでしょうが、内容的にはこのことわざの本来の意味をなさないように思われ、どちらかというと「トンビがくるりと輪をかいた」と言った方が的確ではないかと笑

    不器用で荒くれだけれども信義を貫く主人公ヤスさんの人生物語。
    最愛の妻に不慮の事故により先立たれ、男手ひとつで息子アキラを育て上げるという、いわばハートウォームファミリーサクセスストーリー。

    仁義なき戦いシリーズが大好きなので、広島弁(備後弁)には全く違和感なく、

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    2026年03月14日
  • 新装版 夜の終焉(下)

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    めっちゃ面白かった。
    いわゆる人探し系ですが、それが過去を描きながら二人の物語を描いてラストにはびっくり
    とにかく良かった

    3164冊
    今年63冊目

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    2026年03月14日
  • 流浪の月

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    久しぶりに小説を読んだ。
    文と更紗の関係を尊く感じた。
    本人達は「普通」の感覚で一緒に居る。ただ、社会からは問題視される。
    この類いの話でハッピーエンドは記憶に無いが、この2人の不思議な関係は不幸で終わらない、面白い話だった。
    暴力の描写は読んでいて辛かった。
    登場する料理が美味しそう。

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    2026年03月14日
  • 一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。

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    ネタバレ

    死んだ事が分かった瞬間、喪失感みたいなものを感じました
    生きて欲しかった……
    ハッピーエンドであってほしかった……
    でも輝彦はℋ

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    2026年03月14日
  • 神に愛されていた

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    二人の若き女流天才作家・東山冴理と白川天音。同じ高校、同じ大学出身、人気絶頂の最中、天音は亡くなってしまう。二人の物語が30年の月日を経て語られる。

    ミステリではないけど、伏線の回収が見事ですね。同じ言葉が時と場合によっては正反対に解される、日本語の使い方も好き。

    ただ、ラストだけちょい好みじゃないかも。冴理には希望の話なんか書かないでほしい。さらなる闇を期待してる。

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    2026年03月14日
  • ファウンデーションへの序曲 上

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    若き日のハリ・セルダンと、彼が心理歴史学を確立していく過程で出会う様々な事情、人物が全て伏線になっている様で興味が尽きない。
    下巻も楽しみになります。

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    2026年03月14日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    継承の物語であり、命の物語。私はつながりという言葉がいいんじゃないかと思った。父から子へ夢のつながり、血のつながり。マネージャーの父から子へ期待のつながり。馬と人のつながり。人と人のつながり。など。最後があっさりしているのが逆にいい。こうして競馬は繋がって行くんだな。ここに1つの物語はあったけどそれを置いて世界が進むというのがよくわかる。

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    2026年03月14日
  • 天使と悪魔(下)

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    バチカンに行く前に読みたかった。
    ダヴィンチコードよりも更に謎が多く、ハラハラドキドキ展開も増している。

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    2026年03月14日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    フランス大好き。ルーブル好きならハマる。
    しかもキリストに関わる秘密。
    面白くないわけがない。
    映画もハマり、何回も観ている。

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    2026年03月14日
  • パッキパキ北京

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    大好き!ここ最近読んだ中で1番好き!
    久しぶりに文章で笑っちゃった。笑
    旅行に行きたくなるし、色んなところへ出かけて色んなものを見て食べて、いろんな人に出会ってみたくなる。
    旦那さんの保守的な感じに共感する部分と、主人公のメンタルに憧れるし、こう生きたい!って思わされる部分がある。また読みたい!

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    2026年03月14日
  • 墓じまいラプソディ

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    久しぶりにとても、面白い本に出会えました。
    日本のお墓事情、お話は面白いですが、我が身となると笑えない。考えさせられる内容です。
    選択的夫婦別姓、まだ、日本では認められていませんが、夫と妻のどちらの姓を名乗るのかで、松尾家の娘ふたりが翻弄されますが、そこから相手の本性が見えてきて、ふたりの選択が間違いでなかった事に気づく。たかが苗字と言えなくないが、女性が苗字を変えることは、なんだかんだで女性の方が男性側の家に入るみたいな感じ。逆に考えてみると男性としてのプライドが・・・みたいな。
    ○○家の墓?墓守?日本の古い家制度を見直すべきではと考える内容でした。
    話の内容は面白く、どう落着するの?って、

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    2026年03月14日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    ネタバレ

    『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』を読んで、まず強く感じたのは、かけっこというシンプルな競技の中に、こんなにも色々な気持ちが詰まっているのかということだった。走ることはただ前に進むだけの動作なのに、その裏には努力、焦り、悔しさ、喜びなど、さまざまな感情が積み重なっている。

    物語を読み進めるうちに、やっぱり涙が溢れた場面がいくつもあった。勝つ瞬間だけではなく、うまくいかない時間や迷いながらも走り続ける姿がとてもリアルで、胸に響いた。高校陸上部という一つの場所の中で、仲間たちはそれぞれ違う思いを抱えながらも、同じトラックを走り続けている。その姿から、強い希望を感じた。

    また、この作品では人と

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    2026年03月14日
  • 聖の青春

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    村山聖という稀な天使のようなピュアな魂 めちゃくちゃ良かった。精神的に強くて負けず嫌いで根性があって強い夢があって。人柄は可愛らしくて強情で憎めない稀有なキャラ。とにかく村山聖の魂レベルがたぶん高くて、人は平等であるとか、病気から教わったとか、良くも悪くも人を評価しないとか。考え方が1つも2つも上の見解をしていてすごい。

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    2026年03月14日
  • 博士の愛した数式

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    とっても高度な位置である意味普通の家政婦と博士の日常を描いた作品 いいお話だった。数学の部分もふむふむと思いながら面白く読めたし、教授の性格が最初は取っ付きにくいけど、子供を大事に思うとか言葉遣いとか、かなりあたたかく、数字に魅了された人柄が良かった。
    子供を登場させたのがかなり正解だったと思う。それと子供のあだ名をルートにして、最後まで本名を出さなかったのも大正解。おかげで真っ直ぐで純粋で元気なとってもかわいらしい愛されるキャラクターになったと思うし。

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    2026年03月14日
  • 悲しみの秘義

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    救われる崇高な1冊 上質な文章。それを構成する美しい言葉。古き良きものと新しい見地による洗練された考察。何度も読み返して深堀りしたい1冊。

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    2026年03月14日
  • ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う

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    日本語の美しさと人生を深堀りする面白さを表した非常に上品で上質な本 かなり上質な文章。文字面だけを追っても分からない言葉もあれば、意図している意味も掴むにはこちらに深さがないと汲み取れない。歳を重ねて読むたびに、それまでの自分の力量が試される、今後に非常に楽しみな1冊。

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    2026年03月14日
  • ジェーン・エア(下)

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    名作と言われるストーリーがここに 面白かった。中盤以降、物語がもうスピードの展開を見せて進んでいく。まさにclassicの良さがここにあると思う。素晴らしい!

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    2026年03月14日
  • ウォールデン 森の生活 上

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    思考の部分でかなり共感できた素晴らしい本 簡素にシンプルに自然と生きる。昔の人の暮らしが今はかなり難しい時代になった。ソローの暮らしは本来の人間が持つ感性を養い、自然と共存する素敵な生き方なんだと思う。少なくとも思考やマインドは同じようなものを持っていたいな、と思った。

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    2026年03月14日