ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • マーダーボット・ダイアリー 下

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     「ドラマを見れば寂しくないからです」
     「人間と交流しなくても……ということ?」
     そこまで理解されているのだとわかって、また気持ちがぐらつきました。よくありません。弱さを感じます。メンサーとの再会が怖かったのはそのためでしょう。

     マーダーボット・ダイアリー 下 「出口戦略の無謀」 p.244より



    翻訳本は二話ずつ話が収められた上下二巻の本だけれど、原著はNovella(ノヴェラ/中長編)作品で、一つの話が一冊ずつ、本として出版されたらしい。一冊の本として、それぞれの話は独立して完結する。しかし、原作者のウェルズはこれらの中編小説に対して「包括的なストーリーがあり、4作目で物語

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    2026年08月23日
  • きみの話を聞かせてくれよ

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    小中学生におすすめの本だということで、我が子用に購入
    良本でした✨️子供たちの世界は、まだ狭くて濃密
    その中でたくさんの悩みがあって、何度も傷ついて傷つけて生きている
    すれ違ったまま過ごしてしまう人も多いけれど、こんなふうにやり直せたら、、、

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    2026年08月23日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    「ホラーは怖くて手が出せない方でも、ホラージャンルを整理しつつ、恐怖を紐解いていくことで、挑戦することができるのでは」という本書のコンセプトで他に類を見ない一風変わったホラー入門書で興味を惹かれた。5W1Hにセグメントされたユニークな設定 気鋭の現代ホラー作家の短編を8つに分け、ホラーというジャンルを体系化して解説する粋な試みで、ブックガイドや怪談の音源等もついていて充実している。内容としては若年層向けということもあって各作家の作風を知っているとあまり怖すぎないホラーという感じではあった。作家さんそれぞれの個性と、幅広いホラーの楽しみ方を味わえる良書だった。

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    2026年08月23日
  • 地面師たち

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    違法な不動産取引を行う詐欺師、通称「地面師」らの視点から描かれるクライム・サスペンス。話題となった同名ドラマの原作小説。

    私が強い関心を持ったのは、ダークヒーローのような危うい空気をまとう主人公、拓海さんでした。
    やり切れない過去を背負う彼がなぜ地面師になったのか……?
    善と悪の間で揺れうごく拓海さんの姿が非常に興味深かったです。

    行動の予測がつかないハリソン山中が人気で、私も彼の存在に心が震えるのですが、主人公にも着目してほしいと感じています。

    すでに小説やドラマで本作に触れた方は、今度は別の視点でこの本を読んでみてください。

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    2026年08月23日
  • ブティック

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    まず初めに、めっちゃ面白い!

    著者の作品を自分なりに分解してみると、面白くなるテンプレみたいなものがあるんだろうなぁと感じる。
    例えば、水戸黄門を見る時に、勧善懲悪を期待すると思うのだが見事に期待に応えてくれる。それと似た感覚。著者におかれては、そのプロセスが作品毎に緻密に計算され、また、登場人物も皆、大変魅力的なのだ。
    だ か ら、本著も面白い!!
    「最近読んだ本で、ちょっとビジネス的な雰囲気で面白いのあった?」って聞かれたら、即答で本著推せます。
    確実に映像化されると思いますが、先に読んでください。また改めて皆で映像化されたものを楽しみましょう☺️

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    2026年08月23日
  • わたしのなかにある巨大な星

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    とてもよかった。
    『巨大なこと』の章に書かれていた「暇であることを祝福しあいたい。」という一文がすごく好きだった。わたしもそうおもう。なんとなく世間のあたりまえのようなレールにうまく乗り切れていない自分を肯定してくれているような気がして。

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    2026年08月23日
  • ボタニストの殺人 下

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    今回は、これまでのよりも読みやすかった。
    ただ、普通ではなかなか解けないトリックは、ここでも健在。
    先を先をとコマを打っていくポーと仲間たち。
    最後の最後まで、パーフェクト。

    日本も少し出てきて、嬉しい。

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    2026年08月23日
  • 告白

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    中学の時に友達が読んでいたことを思い出し、湊かなえさんの本は読んだことがなかったのでどのように書かれるのだろうと思い、気になって読んでみた。最初の語りから少し読み進めるのが退屈だったが、心情というものを各視点でそれぞれ、細かく描かれていて惹き込まれた。途中途中の登場人物の「告白」を臨場感を持って楽しめる作品だった。子どもの人格形成に関する見聞や哲学も語られており、読んでいる途中の中毒性が凄かった。他の人の感想ではイヤミスと言われていたりするが、私は不快感がありながらも、最後にそれを回収するカタルシスが爽快だと感じ、こういう復讐を題材にしたテーマの小説は惹き込まれる。

    ①現実で起こりえる非日常

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    2026年08月23日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    いやー、、すごい、、
    この作品を18歳で書いた、、18歳にしか書けないんだけど、すごい、、すごいしか出ん、、

    漱石の「こころ」っぽい感覚があるんだけど、漱石は晩年の時に書いてて、サガンは18歳だもんなあ
    うわー、サガンすごいわぁ

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    2026年08月23日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    1作目の方が好みでしたが、こちらは、その続編で、いろいろ知っちゃってたので、☆4.8くらい。
    海外の小説なのに、違和感なく読みやすいのは作者のアメリカ要素を入れないよう。いろんな地域で読めるようにしたと後書きでかいていて、なるほど!!
    と、とても関心しました!
    ドラマチックな物語にミステリーが、入るが本当に読みやすい。
    謎と信頼が解けて本当に良かった。

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    2026年08月23日
  • 親友は山に消えた

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    この本は、筆者の半身である存在の弔いの儀式だ。
    筆者の今後の人生が抜け殻になってしまわないか心配なくらいの熱量だった。
    人間2人分の人生の質量でぶん殴られた気分だ。
    涙無しには読めない。

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    2026年08月23日
  • どうしても生きてる

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    ネタバレ

    浅井リョウさん、今年度(2026年)の本屋大賞受賞されましたね~。私は、ノミネートされて結局2位だった?熟柿を読んでいて、とっても良かったのですが、もちろんインザ・メガ・チャーチも読むつもりです!
    で、こちらは少し前の作品で文庫になっていて、友だちからおススメされたのでので読みました!
    まず、タイトルがいいよね。私も、どうしても生きてるって感じが日々してるし。
    6つの短編が入っているのですが、どれも良かったです。

    1つ目「健やかな論理」
    「・・・だから、○○に違いない」「~~な人が、自殺なんてするわけがない」などの、健やかな論理に反感をもっている女性のストーリー。人から見たら、何の問題もなく

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    2026年08月23日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ネタバレ

     とても濃密なミステリーで読んでいてとても良い時間を過ごせた。読者への挑戦状として、全ての情報が提示されており、犯人は誰だろう?どういったトリックが使われているのだろう?と常に考えながら読むことができ面白かった。自分自身はさっぱり犯人が分からなかった。5人の死体から6人目を作り出すというトリックであるということを知り、その手があったか!と驚愕した。
     あとがきも良かった。少年時代の体験が作家へと繋がっているという経験。自分も文字を書いてみたいと思わせる力があり、心が温かくなった。

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    2026年08月23日
  • 学生時代にやらなくてもいい20のこと

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    全章かなり笑った。
    ただ就活パートだけ、当時の苦しい思いが思い出せれてきつかった。

    他のエッセイで著者自身のことを、隠キャや学生時代何にもしてない等卑下しているがかなり色々な経験していると思う。
    自転車で東京から京都なんて狂ってる(褒め言葉)

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    2026年08月23日
  • 怪盗レッド-25 ケイ、倒れる☆の巻

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    ケイのナビのおかげで、今日もレッドの活動は、ばっちり完了!

    …と思ってたとき。
    「…アスカ…」
    インカム越しにきこえるケイの様子がおかしい…!?
    今まで一度も、こんなことなかったけど…。

    胸さわぎがして、ケイのもとに急行したアスカが見たのは、倒れて
    動けなくなっているケイ…!

    高熱を出しながらも、ケイは「絶対に行かなきゃいけない場所がある…」と
    ムリをしようとする。ダメだよ!

    「ケイにしかできないこと」だとしても。
    わたしだってケイを支えたいっ!
    だって、わたしがケイのパートナーなんだからっ!

    そしてそのころ、北澤教授の研究室で
    天才高校生・桜子も、「あること」に気づいていた。

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    2026年08月23日
  • 羅生門・鼻

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    羅生門、鼻がタイトルですが、芋粥、運、袈裟と盛遠、好色、俊寛、全て楽しめました。特に逆境に悠然と対する俊寛には尊敬でき、参考したいと思いました。

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    2026年08月23日
  • きみの友だち

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    泣けた。いい話を読めた。地震後に片付けをしていて本棚で見つけた。私が買ったか記憶がない。娘のかな? この本。小学5年生の姪っ子に教えてあげたいけど、余計な事かなとも思った。

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    2026年08月23日
  • おはん(新潮文庫)

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    書き出しが『春琴抄』のよう
    語りに引き込まれて一気に読む
    二人の女に挟まれて抜き差しならぬことになった男がとてもよく描けていると思う
    池の面に大粒の雨 蟬の声が一気にひくーなど情景描写にも魅せられた
    あとがきに「自分の才能の限度を知ったような気がしました。」10年かけたこの作品にこの言葉!

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    2026年08月23日
  • 舟を編む

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    「言葉」を愛する人々が、辞書作りという大プロジェクトに挑戦する話。2012年本屋大賞の受賞作です。

    辞書に関わる人々の信念や、辞書への強い愛情をひしひしと感じました。
    自分も一緒に辞書を作っている気分になる、没入感たっぷりな話でした!
    主人公のまじめさんが成長していくところもよかったです。
    某人物が途中で異動してしまったときはショックでしたが、後々強い力になってくれて胸が熱くなりました。

    辞書がどんな流れで、どんなふうな情熱をもって作られているのか知ることができてよかったです。
    辞書を身近に感じる物語でした!

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    2026年08月23日
  • アルプス席の母

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    おもしろかったー

    小説の冒頭のシーンはラストでもまた描かれるんだけど、そこに至るまでの過程を読んで、またその場面のあとの話もあって、まったく違う意味合いになってるのが驚くし面白い。

    私は別に野球に興味ないし、スポーツ経験もないし、一人息子はいるけど親の関与が必要なスポーツや部活はしてなかったし、共通することあんまりないけど、それでも親として菜々子さんに共感しまくった。
    息子の好きなごはんを作ってお腹いっぱい食べさせてやりたいし、親元を離れるともちろん寂しくてたまらないし、子どものためだったらとがんばれるしすごく嫌なことだって我慢できてしまう。

    高校球児たちの物語ももちろんいいんだけど、母

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    2026年08月23日