作品一覧

  • 地獄くらやみ花もなき (1)
    完結
    4.5
    全10巻704~748円 (税込)
    罪人が化け物に見えてしまう遠野青児は、古ぼけた洋館で相談所を営む美少年・西條皓と出会う。優れた洞察力と妖しい美貌を持つ皓のもとで、青児はなぜか助手として働くことになり――!?
  • 地獄くらやみ花もなき
    4.0
    1~8巻616~748円 (税込)
    罪人が化け物に見える青年・遠野青児は、わけあって借金をかかえネットカフェを泊まり歩く放浪生活を送っていた。そんな中、迷い込んだ洋館で、白牡丹の着物をまとった美少年・西條皓(さいじょうしろし)に出会う。皓はある使命を受け、鬼の代わりに罪人を地獄に届ける「地獄代行業」を営んでいるという。そんな皓は、持ち前の観察眼から青児の窮状を見抜き、住みこみの助手として屋敷で働くよう誘う。なし崩しで助手として働くことになった青児は、旧家の令嬢からの一家に災いをもたらしている「鵺」を対峙してほしいという依頼を受け、皓とともに旧家・獅堂家に乗り込むが、そこには血縁に絡む怨念が渦巻く事情が・・・。旧家での連続殺人、ライバル探偵・凜堂棘との推理合戦、数々の困難に巻き込まれながら、青児は少しずつ自らの役割を自覚し、どこか寂しそうな皓も、青児との関わりの中、少しずつ笑顔を取り戻していく。罪人を地獄に届ける謎の少年と世に絶望したニートの事件簿!
  • 折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。
    3.5
    角川文庫キャラクター小説大賞《読者賞》受賞作『地獄くらやみ花もなき』に続く、 第五回 富士見ラノベ文芸大賞〈審査員特別賞〉受賞の期待作が、ついに刊行!  祖父と2人暮らしの高校生・漱也はあやかしの世との狭間「茜辺原」に迷い込む。そこで出会ったのが、青い瞳の少女・蒼生と、彼女が店主としてあやかしと人の問題を解決する「折紙堂」。  漱也は突然彼の前に現れた<真っ黒お化け>の謎を解くためにも折紙堂に通うことに。同時に、お人好しな漱也は知人の悩み事のために蒼生の知恵を借りていく。  折り紙とあやかしにまつわるさまざまな謎が、聡明な蒼生の知識と漱也の真心で紐解かれ――?  折り紙が紡ぐ、現代和風ファンタジー、開幕!

ユーザーレビュー

  • 地獄くらやみ花もなき

    Posted by ブクログ

    元々、漫画の方を先に読んでいて、小説版があると知り買いました。
    漫画も然る事乍ら、小説版本当に素晴らしかったです。
    路生よるさんの書かれる文は、表現は、美しく、柔らかく、優しく、そして冷たさと儚さを帯びていて、読んでいるだけで惹き込まれました。本当に素敵な小説。
    描かれる登場人物達の心情、人の心、人の在り方、それら全てが、読む側の心を惹き付けて止まない。そんな物語でした。
    この作品に出会えて良かったと。そう心から思います。

    0
    2025年11月06日
  • 地獄くらやみ花もなき 捌 冥がりの呪花、雨の夜語り

    Posted by ブクログ

    私は友情というものが大好きなので…
    怒涛のように様々な形の友情を浴びることが出来て最高でした。
    …が、この先大丈夫なのかな。
    不安が募りまくってます。
    はやく続編出てくれ〜〜〜

    0
    2025年07月07日
  • 地獄くらやみ花もなき 陸 黒猫の鳴く獄舎

    Posted by ブクログ

    面白かったー!
    各関係性がさらに分かったというか、強まったというか…それが垣間見れた一冊でした。
    荊ののらりくらり劇が好きすぎる。
    篁さんとはまた違うのらりくらりがたまらない。
    棘も青児に毎回説明してくれるあたり優しいなって思います。
    皓と青児の関係性はいつも通り微笑ましく、今後ものんびり見守っていきたいです。

    0
    2025年07月03日
  • 地獄くらやみ花もなき 伍 雨の金魚、昏い隠れ鬼

    Posted by ブクログ

    いつもとは異なる設定がとても良かったです!
    紅子さん最高〜〜〜!!
    綺麗で可愛らしい方で最高です。
    今回の話でもっと紅子さんのことが知れた気がします。
    初めから思ってはいましたが、皓と青児はナイス相棒と言いますか…その絆がさらに深まっているのがたまりません。
    お互い応えあっているのが微笑ましいなと思いました。
    棘、がんばって。
    さて、次に進みます〜!

    0
    2025年07月02日
  • 地獄くらやみ花もなき 肆 百鬼疾る夜行列車

    Posted by ブクログ

    今作も本当に勿体ぶらない進め方だなと思いつつ最後まで読んでいきました。
    もちろん、すっごくすっごく楽しかったです。
    あとがきで路生さんの気持ちを知り、なんというか…路生さんのお人柄や性格が作品全体にもあらわれている、そんな素敵な物語なんだなと改めて思いました。
    こんなにも書き手さんの性格やお人柄が溢れまくっている作品、初めてかもしれません。
    わくわくしながら次の巻に進みたいと思います。

    0
    2025年07月02日

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