【感想・ネタバレ】ドーパミン中毒(新潮新書)のレビュー

あらすじ

人は「推し」に夢中になると昼夜を忘れ、やがて「沼」にハマってしまう。その鍵を握るのが「脳内快楽物質」ドーパミンだ。恋愛、セックス、買物、ゲーム、SNS、酒、ギャンブル、薬物……快楽をビジネスにする「ドーパミン経済」の渦中で、現代人が陥る依存の対象は数限りなくある。スタンフォード大学医学部教授で、かつて自身も依存症を経験した第一人者が教える脱出法と、心豊かに生きるための防衛術。

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ネタバレ

【「好き」より「欲しい」】
・世界は物が足りない場所から、強い報酬刺激がありすぎる場所へ変わった。ドーパミンは報酬を得た快楽そのものよりも、報酬を求める動機、つまり「好き」より「欲しい」に深く関わる。動画やSNS、ゲームをもう一度見たい・続けたいという衝動も、この仕組みから捉えられる。

【快楽と苦痛のシーソー】
・快楽と苦痛はシーソーのように働き、快楽側へ傾くと、脳はバランスを戻すために同じだけ苦痛側へ揺り戻す。刺激を繰り返すほど快楽を感じにくくなり、反対に苦痛には敏感になる。楽になるために快楽を求めているのに、長期的には退屈や不快感に耐えにくい状態をつくるという逆説が印象に残った。

【不快感をすぐ消さない】
・人間は快楽の追求と苦痛の回避に熱心になりすぎた。退屈や不安を感じるたびに動画・SNS・ゲームで埋めるのではなく、その不快感をすぐには消さず、少し待ってみたい。高刺激な娯楽を完全に排除するのではなく、自分で距離を調整し、快楽を感じる力を取り戻すことが大切だと思う。

【身体を動かして報酬を得る】
・適度な苦痛に身を置くと、その反動で快楽を感じやすくなる。運動は気分を前向きにするだけでなく、本来なら身体を動かして手に入れていた報酬を取り戻す方法でもある。ゲーム内のキャラクターを走らせたり跳ばせたりするだけでなく、自分の身体を実際に動かすことを意識したい。ただし苦痛も強く求めすぎれば、仕事依存など別の依存になり得る点には注意が必要。

【正直さが親密さをつくる】
・人との親密さもドーパミンを生む報酬になる。高刺激な商品が他者との関係から得られる喜びの代わりになると、孤立や無感覚につながってしまう。自分の弱さや失敗を隠さず、正直に打ち明けることで、相手も心を開ける余地が生まれる。親密さをつくるのは完璧さではなく、互いの不完全さを認め、一緒に間違いを直そうとする意思なのだと思った。

【今後の実践】
・動画・SNS・ゲームを無意識に続けず、退屈や不快感を少し味わう。刺激が欲しくなったら、運動など身体を使う行動へ置き換える。そして人間関係では、良い自分だけを見せようとせず、弱さや失敗も正直に話す。快楽を増やすより、快楽をきちんと感じられる状態を守りたい。

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2026年09月20日

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最初の章のエピソードが強烈かつ面白すぎて、読み進める手が止まらなかったです。そんな自分に気付き、「これがドーパミン中毒ってことなんだろうな…」と思いました。笑

やる気を起こさせるために必要な物質でありながらも、コントロールできなくなると難しい脳内物質でもあります。薬物による治療の難しさも丁寧に書いてあります。依存からの脱出では「正直であること」が重要とのこと。
インパクトがあって扇情的な装丁ですが、内容は真面目なので読んでみてください。

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2026年06月29日

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自分が何の意味もなくSNSを開いている時間が長いと感じていてどうにかしたいと思っていたので手に取った。
内容は思っていたものとは少し違ったけれど、私もここに登場する依存と戦っている人と同じだと思った。
難しくて読み進めるのに時間がかかったり、依存症患者のケースを読むのが辛くて目を背けたくなったりもしたけれど、自分の予想以上に面白くてどんどんページをめくっていた。
一時でも楽な方へ流されたいと思ってしまうし、その『楽』は本当に何でもある現代だからこそ、ありのままの自分を受け入れて正直に生きていきたいと思った。

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2026年02月13日

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快楽と苦痛に対する考察が素人の自分にもとてもわかりやすく飲み込めた。英語の和訳本だとどうしても「訳しました感」のある文章で読みにくくなりがちだがこの本はかなり自然な文章でかつ読みやすかった。

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2026年02月01日

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この本を読み、「楽しい」と「幸せ」は似ているようでまったく違う感情だと気づかされました。

「楽しい」は刺激が強く、人生に濃い味を与えてくれます。友達と笑い合う、挑戦が成功する、評価をもらう、できなかったことができるようになる。

そうした瞬間には躍動感や達成感、承認欲求の満たされる感覚があり、ドーパミンが大量に分泌されます。

一方で、「幸せ・幸福」はもっと静かで薄味です。のんびり、平和、ほっこりとした穏やかさ。強い刺激はないけれど、じんわり心が休まる感覚です。

本書を通じて自分の人生を振り返ると、私はお恥ずかしながら「楽しい=刺激」を優先するタイプでした。

お金、恋愛、セックス、美味しい食事やお酒、旅行、勉強など、多くの行動が
楽しさによるドーパミンを求めるもので、その裏で快楽と苦痛がセットで増えていたことに気づきました。

刺激は魅力的ですが、依存が強まるほど心の平穏は失われていきます。

だからこそ、自分は「刺激に満ちた人生」を望むのか、「穏やかな幸福」を大切にしたいのか、改めて向き合う必要があると感じました。

外部刺激を完全になくすことはできませんが、距離を置き、うまく付き合うことはできるはずです。

実際に私はこの本を読んだことで、お酒は月1-2回に絞って、タバコは完全に断つ事ができました。最初はつまらなく感じましたが、目先の快楽に流されない生活を続けるうちに、時間とエネルギーにゆとりが生まれ、本当に必要なことに集中できるようになりました。今では以前より人生が有意義だと実感しています。

この本に出会えたことに心から感謝しています。
「脳内麻薬」という本と一緒に読むのをおすすめします。

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2025年12月08日

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ネタバレ

人間の快楽とはなんなのか。そして資本主義が今後デフォルトだとしたら、身の回りの物とどう付き合っていくかみたいな本でした。
今後の人間社会が個人主義にどんどん寄っていくことを考えるととても万人に勧められる内容だと感じました。
でも読んでいて面白いという感覚は最初はしないかも。


この本に書いてあるDOPDMINは一人では無く精神科医とか、他の誰かが私に訊かないと難しいのではないかなぁ。というのが少し引っ掛かりのポイントです。

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2025年09月14日

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アメリカの事例だからちょっと馴染みないことも多いけど、色々な症例の人たちの過程を読んでいく中でドーパミン中毒になってしまった人の気持ちが少し分かったし、どう治していったかもその人の気持ちになって読めた気がする。

この本をディズニーシーで読んでいたから、
「絶叫系怖くて心臓バクバクするのに乗った後なんか快感になるのは、苦痛の後の快楽って感じ?」って思って敢えて絶叫系に乗った

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2025年09月06日

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現代はモノに溢れている。私はこれまで快楽を得るため、買い物、デジタルドラッグ(Twitter、YouTube、電子漫画)、本、FX、お菓子、食べ物、ファッション、メイク、サウナ、スーパー銭湯、ゲーム、音楽、水泳、恋愛、勉強などに頼ってきた。これらは、現実から逃避できる手段であり、自分自身から気を逸らすためにやっていたことに気が付いた。私は、要領が悪く、体力がないため、他の人のように時間を有効に使えないことにコンプレックスをもっている。そのため、常に音楽を聴いたり本を読んだりと何か生産的なことをしていないと落ち着かないことがある。その反面、1人のときは相変わらずスマホをだらだら見て無駄な時間を過ごすことも多い。ドーパミンが過剰に分泌されると、日々の些細なことに喜びを感じられなくなってしまうそうだ。習慣的にお菓子を食べていたときは、一つ食べるともっと欲しくなっちゃって満足感や満腹感を得ることがなく、底抜けの渇望を感じた。先日、仲間とフェローで食べたかき氷が美味しかった。以前かき氷を食べた時は、その後さらにお菓子が食べたくなったけど、今回はかき氷だけで満足した。足るを知るということができたのかなと嬉しく思った。
 私は遅延報酬割引がとても大きいが、周囲の人が約束を守ってくれると、この世は秩序が保たれていて安全な場所だと思えて、遅延報酬割引が小さくなるそうだ。今はもう大人になった私にとっては世界との関わり方の問題だと思う。周りの人に慈悲の心をもつことができれば、自然と周りの人にも大切にされてこの世は安全な場所だと思えるようになるだろう。一方で、子どもたちに対する大人の責任は大きい。仕事でもプライベートでも、子どもたちと約束をしたら必ず責任をもつようにしたい。
 正直さが人との親密な関係をつくり、それがドーパミンを放出させるそうだ。特に、自分の過ちを素直に認め、それが相手に受け入れられたとき、ドーパミンが大量に分泌される。これからは、いつも嘘偽りのない等身大の自分で人と関わり、多くの人と親密さを築いて生きていきたい。これから人と関わっていく中で、トライ&エラーで伝え方や断り方も学んでいきたい。これまで人に譲歩してもらう状況を避け、人と関わらないで生きてきた。だから、「疲れたから少し休みたい」とか「私は行きたくない」などと人に自分の意思を伝えることに慣れていない。相手を傷つけない配慮のある言い方を身につけていきたい。また、その時に最大限配慮のある言い方をすれば、あとは相手がどう受け取るかは相手の問題と割り切って手放せるようにしたい。

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2025年08月10日

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世の中はもので溢れているとよく言うが、それは少し違くて、世の中は意味で溢れている。意味が分からない人から見ればただの物である。物を消費するのは限界があるから、意味を売るようになった。
依存症も物を媒介として意味を得たいがための行為だ。つまり現実逃避だ。現実逃避をさせるのが上手な人ほど儲かっているとは、なんてひどい世の中だ。本人にその気はなくとも、本人から私たちに届くまでの媒介物全てに現実逃避させるつもりはない、という気持ちがない、とは言い切れないだろう。私たちは他人の人生を見るために生まれてきたのでは決してない。ということで、自分の理想像を想像して、その理想像がしてなさそうなことを一つ消すことにした。そう思わせてくれてありがとう。ドーパミンを出しては消費するだけの人生はもううんざりだ。何も変わってないのだ。

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2026年09月23日

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単なるドーパミン中毒の症例集ではなく、あくまで患者や著者自身の実体験として書かれている点に強く惹かれた。

誰しもがスマホ中毒と言える現代だからこそ、読む価値がある一冊。

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2026年08月30日

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"正直であることは自覚を促し、満足のいく人間関係を作らせ、確かな自分史を語る責任を持たせ、報酬を遅らせる能力を高める"
快楽と苦痛は表裏一体、運動や自傷がまさにそう。
依存先と自分のあいだに壁を作る。

読みやすく、ひとつひとつ納得しながら読めました。

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2026年08月08日

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やめたくてもやめられない事があったので、読んでみた。

まさしく、本書の通り苦痛から逃れる為に手を出したて得られた快楽が、結果的に依存症となっている。
じゃぁ、それをどう断ち切るのか。

それは苦痛から逃れるのではなく、むしろどっぷりその苦痛に浸り、向き合う事。
そうする事で依存以外のことでもしっかり喜び、幸せを感じられるようになるとのこと。

これを苦痛と快楽のシーソーとの呼び、生物学的なメカニズムも交えて解説している。

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2026年05月31日

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SNS依存になりかけ、これはやばいと焦って手に取った本。彼女自身も中毒に陥った経験があるからこそのリアルな中毒症状とそして世の中にはありとあらゆる中毒があるんだと思わされる。そしてそれらには糸も簡単に私たちは落ち着いてしまうと言うこと。そしてそれらに対してセルフバインド力、自分をはなし、どのように距離を取るかについて具体的な対策が書かれている点がかなりありがたい。そしてドパミンと言うのは、不快の感情も多く、天秤のようにドーパミンが消えると深い感情の方が強くなり、快楽を感じる体制がついてしまい、量がどんどん多くなると言うのも納得。本当に困った仕組みだ。、、、

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2026年04月27日

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息子へ

PIVOT(YouTube)に著者のインタビュー動画が出ていたので読んでみた。

ドーパミンが出て、いろんなことにこだわってしまう人間の習性について学べた。

一番のTake Awayは、快楽と苦痛は、シーソーの関係にある。つまり強い快楽にハマったあとには、強い苦痛がくる。つまりはメンタルが安定しない。

そこで、著者が勧めるのは、定期的に小さい苦痛を生活に取り込むこと。それにより、程よい幸福感を継続して感じることができる。

ランニング、筋トレ、冷水シャワーを、その意味で、自分の生活に取り込んでいきたい。

君もなんだか気持ちが不安定なときは小さい苦痛の習慣を日常に取り込んで欲しい。メンタルの安定は、体に対するアクションでしか得られないと思う。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

正直になることが親密さを深めるきっかけになるということが印象的だった。
自分を良く見せたり、小さな嘘を付くべきではない。
間違いをおかしたことを認めて、相手が間違いをおかした不完全な自分を受け入れてくれたと感じた時、関係性がグッと深くなる。

※男性の性的な描写が多く具体的なため、少し気分が悪く感じる部分もありました。そういうのが苦手な方にはおすすめしません。

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2026年02月20日

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この本は科学的なエビデンスに基づいて語られた「ドーパミン」や「依存症」の本ではない。依存症の精神科医が臨床の経験から得た個人的な気づきを元に、「中毒・依存症治療」と「現代社会で社会で生きること」を書いた本である。

この本には重大な欠点がある。それは著者の持論を補強するために出てくる科学的エビデンスに信用がおけないところだ。とても古い事例や賛否両論で受け入れられていない学説も出てくる(ホルミシスにおける原爆の説は日本人として受け入れられない。wikipeidaを読むとチェリーピッキングだという反論がある)。著者は自分なりの経験則があり、それを補強するために学説を持ち出している。順番が逆だから、著者にとって都合のいい学説しか出てこない。この欠点はとんでもなく大きく、そのためいい本だとは言えない。

それでもこの本には教わるところがかなりあった。それは著者の臨床体験と患者の声には真実のところがあったからだ。快楽を求め続けると苦痛になるのはドラッグ常用者から明らかだったし、不安から逃げるために快楽を追求する行為そのものがが不安・苦痛を生むのも理解できた。苦痛が快楽を生むのも、セルフバインディングをすることもやったことがある。
「正直でいよう」には特に感銘を受けた。この本を読んで、無自覚な嘘をついていることに自覚的になれたからだ。恥の章もよかった。

科学的な内容の本でないことに注意して読めば、快楽を追求してむしろ苦痛を覚えている現代人に読む価値がある。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これを読んでいる中で、自分がスマホから離れる時に不安を感じていることに気付かされた。これも依存症であり、日常の小さな幸せに気づけなくなっているのならば治したい。

苦痛と快楽のシーソーのシステムでは、苦痛を受けることで快楽を得ることができるという話が印象的でだった。

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2025年10月27日

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先月、スマホ(SNS)使用を減らす試みをした。結果、読書に耽るようになっただけだった。人は何かに依存せずには生きられないのだろうか。本書には、水風呂依存症ともいえるケースが出てくる。これって「サウナで整う」のサウナなしだ! 水風呂だけでハイになれるんだ。サウナは必要なかったんだ。私、サウナで整ってみたいと思っていたが(コカインレベルの快感と聞いたので)、水風呂が無理すぎてできなかった。でもやってみたい、水風呂でハイになってみたい。そんなことを感じた一冊。
最初の症例ジェイコブのエピソードはかなりえぐい(マスターベーション依存症)。
私には公にしていない依存症がある(違法なものではない)。これを正直に話す場があったり、打ち明ける相手がいたら私は救われるのだろうか? 
何らかの依存症にならずに生きていくことは難しい。

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2025年09月12日

Posted by ブクログ

文字通りドーパミン中毒について。

訳本なので当然ながら海外の事例だったものの、内容は理解できた。

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2025年08月30日

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これも知人の紹介で読みました。前回は主にポルノ中毒の話でしたが、今回は、ポルノだけでなく、アルコール、覚醒剤依存などの話も出てきました。主人公のカウンセラーが、あらゆる問題を抱えている患者に対して、話を聞き、アドバイスをしていきます。依存症が改善されていく様子が事細かく書かれていて、読んでて飽きない内容でした。

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2025年07月28日

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「快感と不快感はシーソーのよう」という例えが腹落ちした。もっともっとと快を求めることで、いつのまにか中毒となり、逆に身体や精神を蝕んでいる。いくつもある、しかも長年にわたってどうしてもやめることができない自分の悪癖。やめたほうがよいのはわかっていても、いつも一時の快楽を優先してしまう。シーソーのバランスをとりながら自分をメタ認知しながら生活するのが良さそう。

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2025年07月23日

購入済み

もやもやがなくなる

なぜ依存するのか、依存の対処法が書かれていたため心のモヤモヤが取れた気がする。

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2022年11月30日

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深夜のノリの酒の勢いで買い、なぜ必要な勉強があるのに余計なタスクを増やしてしまったのか、と後悔しながら大急ぎで読んだ。
海外の新書にありがちなのだが、ケースや個人的な事情が非常に多い中で(それは全然良い)、共感性具体性を持たせるためにやっているであろうそれが、翻訳にあたってカタカナ語が増えるために逆に読みづらくなる現象が起こって辛かった。ここの日本語やばいけど脳みそ働いてないので勘弁。

最初のケースは普通に面白かった。こういうケースが読みたくて読んでる。海外の人ってほんまレベルが違うなと思う。

記憶の限りまとめてみる。

「快楽と苦痛は脳の重複した部位が司っており、シーソーに比喩される働きを持っている。快楽の行きすぎた追求あるいは苦痛からの逃避は後々の苦痛をもたらすことになる。その回復は「やめること」から始まる。よくない、自分が辞めたいと思っている習慣を断つことでドーパミンを断つことになり、脳の補修回路をリセットし、小さな喜びを感じられるようになる。断つためには、なるべく物理的な壁を作ることが有効。また、苦痛の側にシーソーを傾ける(めっちゃ走る、水風呂に入るなど嫌なことを続ける)ことでもリセットにつながる。が、これは苦痛の依存症にもつながることがあるので注意。徹底的に正直になることで自覚をもたらし、親密な関係性や充分状態のマインドセット(世界に対する予測可能性、楽観性、安心を感じる心と説明されている)を育むことができる。また向社会的な恥は有効である。(破壊的恥と向社会的恥がある。前者は人からの敬遠、後者は受容と共感を伴った恥)。世界に対してちゃんと向き合う(没入する)ことで本当の癒しが見つかる。」

ここで、「本当の癒し」と書いたのは、一応本文のラストがそれだったからなのだが、、、俺が読めてないだけかもしれないけど急に出てきた言葉だったのでよくわかってない。多分普通の意味。

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2026年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジェイコブが性の欲望に駆り立てられて色々な装置を発明するのが、単純に「面白いなあ」と滑稽に思ってしまった…が、本人は自身の欲望に振り回されて酷い思いをしているんだよな。
ジェイコブだけでなく、色んな患者さんのケースが描かれていて読み応えがあった。
著者も読書依存症のようだったが、読書にハマってるなんて正直羨ましいと思った(まあ日常生活に支障が出てるなら改善した方がいいのかもしれないけども…)。
動物実験でラットを使っている場面が何度か出てくるが、そこが正直きつかった。
可哀想だと思う…けども、彼らがいてくれているおかげで、薬を飲めたり、手を洗えたり、食器を洗えたり、肌を保湿できたり、他にも知らないだけで色んなことができるようになっているんだよなー…。
改めて、動物たちには感謝せねばならないな…と、ちょっと的のズレたところで考えさせられた。
依存症に関してたくさんの情報が書いてあり、なかなかいい本だなと思った。
でも…海外の著者の本あるある・日本語訳が微妙に読みづらい!
せっかくいい本だったので、もう少し滑らかな文章で読んでみたかった気もする。



⭐️全ての人が最初から水平なシーソーを持っているわけではない。うつや不安や慢性的な痛みを持っている人たちは、苦痛の側に傾いたシーソーから始まる。だから精神疾患がある人たちは他の人たちより依存症になりやすいのかもしれない。

⭐️世界中に膨大に蓄えられているどのビールにも手を出さないなどという絶対無理な課題に取り組むのではなく、たった1本のビールを飲まないことに集中すればいいだけだ。

⭐️患者が自分を語る時に自分を被害者として語ることが多く、起こってしまった悪い結果に対してほとんど責任がないというような話し方をするならば、その人の健康状態はあまりよくないことが多く、その先もうまくいかないことが多い。彼ら/彼女らは人を責めるのに忙しく、自分を回復させることに本腰を入れて取り組むことができない。対象的に、自分の責任を明確にしながら物語を始める場合、症状がよくなっていくことが多い。

⭐️母や祖母ならこうあるべき、と私が思っていたように生きることを母に要求することで、私には母の欠点しか見えなくなっていた。母にはいいところがいっぱいあるのに。

⭐️マーク・エプスタインの言葉
「周囲をなんとかしようとすることをやめると、爽やかな気持ちになってきて、いいバランスが見つかり、自発的に動いている自然界や自分の中にある自然とつながっているという感覚が持てる」

⭐️苦痛の側にシーソーを押すことは、シーソーを快楽の側へリセットする。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

私は何事もそれほどハマらないので、
逆に人がハマるという状態に興味があるんですよね。
ということで、読んでみた本。

脳科学方面からアプローチすると
向精神薬系の話が多くなるなという印象だったのですが、
これは比較的少ないかなと思う。

この本に書かれている
冷水を浴びる人の話を見ていると、
サウナに異常にハマる人とかも
中毒なんじゃないかと思ったりしますな。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

「ドーパミン中毒」読み終わった。

あまり自覚なかったけど「5分だけ」のつもりが、気づけば1時間スマホを触ってたりはする。 本の中の依存症エピソードは他人事じゃないなと。脳のバグに簡単につけ込まれている、まずは自覚を持とう。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

ギャンブル依存、スマホ依存など、やらなければいけないと分かっていても目の前の安易な快楽に流され、やらなければいけないと考えていることに費やす時間が無くなり先延ばしにしてしまう。
このような自分に何かヒントとなる解決法が書かれていないかと期待して本書を読み始めた。
自分の想像していたよりも重たい、ドラッグや性的指向など様々な中毒者と呼ぶべき人々の実態が書かれていた。海外の事例でもあり、自分の現実世界とは異なる映画の中のような世界観のように感じるが、同じ人間としてのリアルな実話である。
将来の自分がそうならないようにしたいと思わせる内容であった。そして、現実世界から逃げた先の一時的な快楽を求めるのではなく、世界の中に没入することで得られる癒しを追求していきたいと感じた。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

物質的に豊かになりすぎると、他者と比べて持っていないことが惨めに見える。それ故に惨めならないために、現代社会ではドーパミンという脳内麻薬を使って逃避を繰り返す。過ぎたるは及ばざるが如しという言葉があるように、何事もバランスが重要であると再認識させられた。

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2026年01月06日

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科学的エビデンスを元にした脳内で起こっていることの解説書ではなく、精神科医である著者が臨床で得た解釈や気づきをメインとした本。アメリカのAAやそこで行われている12ステップについて説明が不足していたり、脳内機序の省略がすごいなとか、少し論理が飛躍してるなというところが気になってしまった。でも、著者がロマンス小説依存になってた話とか、快楽と苦痛のシーソーの話などは面白かった。運動は細胞には直接的な意味では毒となるが、適度な運動はもちろん身体には薬となる。またさらりとしか触れられていなかったが、低容量のナルトレキソン(オピオイド受容体遮断薬)が逆に痛みを緩和する話も興味深かった。しかし苦痛も行きすぎると依存症となる。冷水浴でそんなにたくさんの神経伝達物質が高まると知らなかったし、エクストリームスポーツもまた極限のストレスによりドーパミンどばどば状態になるのだ…。
こうした状態から回復するためには、運動やセルフバインディング、そして「徹底的な正直さ」と、他者とのあたたかい絆や回復のためのコミュニティ、そして高ドーパミン製品に逃避せずに人生や世界と向き合うことだと筆者は説く。むりなセルフバインディング等で依存から脱してもその先が孤独で「欠乏状態のマインドセット」でしか生きられない人生であるなら、結局は同じところに戻ってきてしまうのだ。この「十分状態のマインドセット」をもち、人とのあたたかい繋がりを持つのに必要なのが、「徹底的な正直さ」だというわけだ。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

ちょしはアメリカの精神科医、依存症医学の第一人者である。

豊富な事例を基に、なぜ依存症になるのか、そこからどう抜け出すのかが紹介されている。

だが、印象としてはあまりピンと来ないというか、イメージとは少し違った。結局、何か特効薬(実際の薬だけでなき)がある訳ではなく、周囲を含めて自分の意思で立ち直るしかないということだと理解した。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

ドーパミンが人の脳にどんな影響を与え、行動に現れていくのかをさまざまな事例を通して解説した本。

最近スマホのショート動画にハマってしまって夜更かしで寝不足の日々が続いているので、きっかけが欲しくて読んだ。結果として、「スマホ脳」の方が私の悩みには適していたかも。

でも、「強制的に依存の対象物との距離を置く」「無駄になった時間を考える」「現実世界に没頭する」ということは今日から試してみたいと思う。

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2025年10月01日

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