小説・文芸の高評価レビュー
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本作を読んで、まず胸に強く響いたのは"おばあちゃんと過ごした時間"の記憶だった。
主人公まいが祖母と過ごす穏やかな日常を描く場面は、私自身の祖母との思い出を鮮やかに呼び起こした。父方の祖母と同居していたこと、母方の祖母も近くに住んでいたこと。昨年亡くなった祖母の姿が、まいの物語を通して甦ってくる。
まいに強く感情移入してしまったのは、私の中にも「もっとこうすればよかった」「もっと好きだと伝えればよかった」という後悔が、今も頭のどこかで蠢いているからだ。
人は、相手が亡くなったから悲しいのか、それとも、してあげられなかったことを数えて悲しくなるのか。私の場合は後者に近い。生 -
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満足!
小市民シリーズの番外編集。
完結?もう出ない?と思っていたので本屋で新刊を見つけたときには思わず声が出てしまった(笑)
相変わらず小鳩くんの考え方というか、価値観というかがしっくり来すぎて、読むのがとても心地いい。
私もミステリー読書の弊害か(笑)、真実を追求したい、はっきりさせたい、気づいたことを披露したい人間で、でもそれによって失敗したことも多く、今でも葛藤している。自己満になった瞬間、正義ではないんだよな。時には誰かを傷つけたり、白い目で見られることもある。
特にザッハトルテ回の「配置の指摘」をためらってるシーン、小鳩くんの葛藤に共感しすぎてニヤニヤしてしまった…あるよねそ -
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性欲と正欲。動物の本能的な部分を残しながら頭が発達した人間の矛盾が生んだ正しさのぶつかりあい。人間が発達する中で、群れをなす中で生まれた社会性というマジョリティ、という名の暴力。でも時にそれは逆転し、聖域にもなりうる二律背反。。
双方の立場を読者側から見ていて、どちらが正しいかと決める行為自体がまさにその本の中に描かれらている正欲であり、この本の着地はそういう自分の立場を考えるところになく、人間社会の構造を示しているだけに過ぎないのかなと。こうして正欲と正欲が交差しながら、歴史は刻まれていくのだという人間社会である以上変わらない真理を教えてくれた気がしている。この行為の繰り返しである世の中で大 -
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ネタバレふーん、タイトルから想像するにビリヤードのプロ選手の話なのかな?専門用語も多そうだし、ビリヤード自体なんとなくしか知らないし、読んでも大丈夫かな?
と思っていた時期が私にもありました。まず言えることは、もしビリヤードわかんない!っていう理由でこの本を読んでいないとしたらそれはまったくの取り越し苦労だということだ。ビリヤードという遊戯がこの世に存在するということだけわかっていればOK。
ちなみにタイトルにある「ブレイクショット」は劇中に登場する自動車のことです。
この「ブレイクショット」が様々な人物の手にわたり、そこで繰り広げられる人生模様を私たちはウォッチングすることになる。まさに『ブレイク -
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みんなはこの本をどんな気持ちで読むんだろう。共感?反感?
私は完全に共感。歩きスマホで向かってくるやつがいたら絶対に避けないし、子供と一緒のときはエスカレーターは2列に並んで乗って後ろから歩いてくるやつがいてもどかない。
列を無視して我先にと電車に乗り込もうとするやつや、歩きタバコをするやつは、あとでものすごい辛い目に遭えと思う。
ルールを破る人間は守られる必要なんてないと思う。(自分だってルールを守らないことたくさんあるけど)。
通勤時間の駅って、いろんな人の悪意があふれているように思える。かと思いきや、急病人が出たらみんなで協力して助けたりして。そんな風景を見て「日本もまだ捨てたもんじゃ -
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ネタバレいじめに関わっている子どもの親としてどうすればいいのかを考えさせられる話だった。自分だったら、と比較しながら読み進めたが本当にそういう状況に置かれたときにどう反応するのかはわからない。
たまに自分の許容範囲を越える子供や親がいる。
そういった人と接しなくてはならない時に迎合する人が多いのではないだろうか?そしてその関わりから離れられた時に安堵し、自分に都合のいい記憶にすり替わっていくんだろう。
この後、この家族は再生出来たらいいのだが、と思って読み終わる、はずだったのだが…
ずっと美保の主観で話が進むことに違和感があったのだが最後に出てくる返信メールにひっくり返されてしまった。
いじめられた側 -
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いのちの車窓から
なぜ窓にしたんだろうか。その疑問があった
視覚が悪く、かといって強い度のメガネもつけない。だからちょっと先がぼやける度のメガネをつけている、そうすると自分が窓の内側にいるように感じる。
僕が身体の中にいて、身体という乗り物を動かしている。自分のからだを「いのちの車」と表現し、自分の意識を「窓から」と表現する。天晴れ。
もともと歌手として源さんが好きだ。そしてエッセイを書く文筆家としての彼もまた好きになった。自分がいるときの流れ、感情の機微、風景を自分の視点で表現で描くところにエッセイの素晴らしさを感じた。
ありがとう。 -
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お兄ちゃんとお姉ちゃんがいい。みんなに甘やかされる署長も可愛い。
第1話 眸巳は新しく署長に配属された。兄が清臣、姉が那青。3人で山菜取りを楽しんできた。国枝というカウンセラーが刺殺され、知久というストーカー規制法で執行猶予中で行方不明が犯人と目星をつけられる。
第2話 千賀湖女性首切り事件の頭部が発見された。下着泥棒は続いているが、逮捕された。しかし娘が2階から突き落とされた事件には関わっていなかった。
第3話 眸巳は電話魔の相手をしている。那青が泊まり込みのため、清臣と眸巳はキャンプに来た。首なし死体の身元が判明する。今はバットで殴られた傷害事件を担当している。電話魔さんと甘味のお店
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