ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • モモ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと気になっていたが、読めていなかった『モモ』。
    ざっくりとした内容はNHK「100分で名著」を見て知っていた。
    現在、ドイツ語学習者向け『モモ』を使ってドイツ語を勉強しており、この機会に読んでみようと思い選んだ。

    序盤の100ページほどを読んだ時点で、「これって本当に児童書!?」と思った。
    そして『モモ』が発表されたのは1973年だと知り、さらに驚いた。
    ミヒャエル・エンデを予言者のように感じてしまうほど、現代を生きる私に刺さるものがあった。
    文章やストーリーは子ども向けに書かれているが、これはぜひ大人に読んでもらいたい作品だ。

    時間泥棒である「灰色の男たち」は、人々から時間を奪ってい

    0
    2026年02月01日
  • 新訳 紅楼夢 第4冊

    Posted by ブクログ

    増える詩社メンバーに格式ある年始儀式と賈家のピークを感じる一方、鴛鴦や晴雯や煕鳳の結末が暗示され始め侍女や下女たちの軋轢といった下り坂を予想させるシーンが目に見えて増える
    ターニングポイントにあたる巻

    0
    2026年02月01日
  • 新装版 殺戮にいたる病

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、開いた口が塞がらなかった。自分は今までなにを読んでいたんだろうという気持ちになった。とんでもない作品だ。こんなものを作り出す人が世の中にはいるのか。すぐに2回目を読み始めようと思う。

    0
    2026年02月01日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    言葉の力を思い知ったような小説だった。言葉によって人は動かされ、感動させられ、勇気づけられることを思い知り、相手を尊重して寄り添える言葉を選ぶようにしたいと思えた。
    また時には言葉は人を傷つけ、暴力以上の攻撃をすることもあると思うが、作品中にそういう言葉が出てこなくて良かった。人に感謝されるような正しい言葉を使っていきたい。

    0
    2026年02月01日
  • あの日の交換日記

    Posted by ブクログ

    「小学校教師」と「交換日記」という二つの要素を通して、徐々に話がつながっていく様子が、読んでいて気持ちが良かった。ミステリー的な要素がある話かと思っていたが、殺人が起きるでもなく、反対に心が温まる話だと感じた。また、交換日記を通して、各人が自身の人生を振り返り、そして今後どうしていきたいのかを考え、自分と向き合う様が描かれていた。短編集ではありながらも、人間の心の変化や機微に触れていた。初めて読んでみた作家さんだったが、他の作品も読みたいと思った。

    0
    2026年02月01日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ぽんぽんと言葉が飛んでくるような小気味良い文体で読みやすい。

    最後のお話以外は主人公の行動原理が自分とかけ離れていて、より客観的にみているからかシュールに感じる部分があった。しかし、彼らが至って真剣なのもわかるし、モラルをぶん投げてまでやりたい強い衝動があるって、その間(瞬間?)は充実感が半端ないのかもしれない、とも感じた。

    表題作では吐きつけてやりたい言葉を言えなかったのに、次のお話では言ってしまっていたオチが面白かった。

    解説を読む前にこの感想を書いているからわからないが、綿谷先生自身(または同姓同名の別人)を登場させたのは自分への戒めとかなんだろうか。

    0
    2026年02月01日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小さなカフェを営む男の子の話から、そのカフェを訪れたお母さんの話、そのお母さんの子供が通ってる保育園の先生の話など、しりとりのように色んな人の話が描かれている作品。
    どの話にも人との関わりがあり、それがどんどん繋がり、最終的には最初の話に戻ってきた。
    色を題材にしてるのもオシャレだし、読み終わった後に表紙を見るともっと面白い。
    全部が心温まる話ばかりで、とても美しく、ほっこりと幸せな気持ちになれた。
    12篇もある中で、お気に入りの話を選べないくらいどれも素敵だった。

    ────

    再読(2026.2.1)

    「きまじめな卵焼き」いいなぁ。フライパン1つ取っても、卵焼き用だったり、中華に向いて

    0
    2026年02月01日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    これは凄いわ、構成が鮮やか過ぎて最後鳥肌たったわ。まさかそう繋がってくるとは思わなかった。一つ一つのストーリーは繋がっていつつ凡庸に思えていたものが、さらにもう一つ裏にストーリーを走らせていたとは。これ初手で気づく人いるのかなー、凄いなあ。

    0
    2026年02月01日
  • 赤と青とエスキース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それぞれの話が少しずつつながっていて…
    そのつながり方がとても良くて、キレイだなと感じた。
    レイとブーのその後も描かれていて、すっきりと終われた。

    0
    2026年02月01日
  • 雨利終活写真館

    Posted by ブクログ

    遺影専門の写真館「雨利写真館」を舞台にしたハートフルミステリー!写真館を訪れる心にわだかまりを抱えた人達の様々な謎が解きほぐれていくと心がホッコリします!

    0
    2026年02月01日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

    Posted by ブクログ

    光ではなく、影にこそ見いだされる幸福をひそやかに描いた作品。あらすじはSFチックだが、愛と破滅が交錯し、読者の心を激しく揺さぶるダークファンタジーと言えると思う。巧みに張り巡らされた伏線と、胸に静かな残響を響かせるあとがきにも注目していただきたい

    0
    2026年02月01日
  • 桐島、部活やめるってよ

    Posted by ブクログ

    最後2人の高校生の話は、いろいろ思う所があった。その時こっちの視点では。て内容だから読み返しながら楽しませてもらった。実写とセットで観るとより深みが出る。

    0
    2026年02月01日
  • KZ’ Deep File 青い真珠は知っている

    Posted by ブクログ

    本格ミステリーであることはもちろんだがそれ以上に、
    「思春期の複雑さと葛藤」や、「理想と現実との狭間でもがく術」、「真の男らしさとは何か」、そんなつい目を背けたくなるような難しい命題に正面から向き合った、強く心打たれる一冊。

    作者の藤本ひとみさんは女性のはずなのに、どうしてこんなに「男子中学生」の気持ちがわかるのだろう、と衝撃を受けた
    現役の中学生はもちろんだが、かつて中学生だった全ての大人にも、ぜひ読んでいただきたい

    0
    2026年02月01日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    解説の上白石さんが仰っていた通り、読後、美術館へ行きたくなりました。

    それぞれの主人公が経験する様々な喪失だったり、切ない瞬間だったり、その節々で出会い、触れ合う絵画を交えた短編集。原田さんの色彩豊かな美しい文章で綴られる物語は、時に切なく、優しく心に触れてきました。
    最後の「道」は、前向きな希望を感じる終わり方で好き。
    ただ一番心に引っかかったのは、「マドンナ」だった。

    0
    2026年02月01日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    Posted by ブクログ

    上司にすすめられて読んだ。
    絶対に一気読みすべしだ。今回は爆弾犯が刑事より上手だったということか。
    人の命の重さは同じ、と皆言うけど、本当にそういう場面が訪れてもそう言える???
    人はいろんなところで無意識的に優劣をつけてる。
    これまでもこれからも、タゴサクは生まれるべくして生まれていくのだろうと思った。ただ、それを妨げるのも進ませるのも、人間。
    私にできることって何なんだろうか。

    0
    2026年02月01日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    南フランスの別荘を舞台に、一夏のバカンスで起こった恋愛が主人公セシルの回想のような形で描かれる。セシルは17歳。母を15年前に亡くし、プレイボーイな父と2人で暮らしている。
    南フランスの別荘へバカンスに来たセシルと父レイモン、そして愛人のエルザ。ある日、レイモンは別荘にアンヌという、亡くなった妻の友人である女性を招待する。アンヌは地位も教養もある立派な女性で、セシルは彼女から女性というものを学んだのだった。この「超然的な」女性の訪問は、3人の生活を一変させる。
    レイモン、エルザ、アンヌの三角関係や、セシルとレイモンの父娘関係、セシルとシリルの恋愛関係が、「悲しみ」のベール越しに語られる。

    0
    2026年02月01日
  • 時の家

    Posted by ブクログ

    設定を理解するのに時間がかかり、最初は入り込めないかと思ったが、後半からどんどん引き込まれた。最後のシーンで思わずあっと口を開けた。建築という初めてのジャンルだったが、丁寧な描写に興味が湧いた。籐巻きの柱がわからなかったので、検索したら物凄く綺麗だけど物凄く手間がかかってて驚きだった。

    0
    2026年02月01日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    Posted by ブクログ

    家族うまくできない人たちの話。子どもを持ったからって直ぐに完成系の父母になれるわけじゃないもんね。山吹じゃないけど、私は架空じゃない犬と猫を飼っていたおかげで生きてこれた。山吹が最後リアル犬をお迎えしたけど、絶対家族を幸せにできる人だから、頼との赤ちゃん来てくれたら良いね。頼にも笑ってもらって幸せに暮らし続けてほしい。そして父母が目が覚めて同じ価値観で過去を振り返るところは物語だなぁって絶望感あったな。現実では其々見てる世界も体感も違うからそう簡単には答え合わせできない。私も体力あるうちにもう一度わんこ飼いたいな!

    0
    2026年02月01日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

    Posted by ブクログ

    とてもよい。ザ・池井戸潤作品!
    オーディブルで聴いて正解なヤツでした。一人芝居を観ているような感じ。ちょうどキャストが続々と発表されてるのでリンクさせながら聴くと、頭の中で演者が演技してくれます。
    今週中に時間作って下を聴きます!

    0
    2026年02月01日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)

    Posted by ブクログ

    十角館の殺人に続きこちらもHuluで映像化されるとの事で読んでみました

    館中にある時計が暗い中一斉に鳴り響くのは映像化したらその怖さが際立つだろうな、、

    場面の展開が巧みに変わりいくつものストーリーが展開されてて伏線が伏線を呼んでく
    偶然の巡り合わせなのかすべてが仕組まれた必然なのか…

    ここで上巻が終わりとは!?
    このままの展開で終わるはずがない
    まだ想像もつかないような展開が待っているに違いない

    0
    2026年02月01日