【感想・ネタバレ】嫌いなら呼ぶなよのレビュー

あらすじ

妻の親友の家に招かれた僕。バーベキューを楽しんでいると急に離婚裁判が始まり……怖すぎるのに笑えてくる〈ブラック綿矢りさ〉全開! 心に潜む「明るすぎる闇」に迫る全4作収録。解説=ふかわりょう

悪いのは不倫した「僕」だってもちろんわかってます。でも……。胸の奥でざわつく本音がスパークする表題作「嫌いなら呼ぶなよ」。プチ整形を明かしたら職場で執拗にいじられた「私」。吹っ切れて一発逆転を狙ったら、まさかの大成功?(「眼帯のミニーマウス」)。いっそ開き直って人生のリミッターごと外せ! 心に潜む「明るすぎる闇」に迫る全4作収録。パンクな毒が炸裂する、綿矢りさの真骨頂。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

めっちゃ面白い、最高。エグみはあるのに癖になってどんどん読み進めてしまう感覚。
そして主人公たちの心理描写やセリフがとんでもなく読みやすい。滞りなく目が滑ることなく最後まで読ませる文章が書けるってめちゃくちゃすごい…と感動する。
読んだときに受ける印象は大好きな「グレタ・ニンプ」に近い。とは言っても綿矢作品はまだ2作しか読んだことがない。もっともっと読んでみたい。改めてすごい好きな文章だった。

WAONの支払い音を友人の悲鳴だと勘違いするのは、本気で心配になるレベルで笑った。

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2026年09月12日

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面白かった!綿谷さんの作品を初めて読みましたが滲み出る毒とユーモア溢れる表現が刺さりました。他の綿谷作品も読んでみたいと思います。

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

眼帯のミニーマウス
タッキー
滝澤
りなっち
海松子
上山係長
くっくるー
山﨑
鳩山
パクパク
仁村
キミエ先生
ムーニートラップ

神田夕
谷口
ぽやん…石ノ鉢紗永恵
神田
ナガセP
小田原
近藤
マユナ

嫌いなら呼ぶなよ
楓
森内
河原
森内萌華
羽村…ハムハム
千尋
チヒ夫
ハム夫
アオイ
星野
藤井
サラ
霜月一誠

老は害で若も輩
綿矢
内田
シャトル蘭
佐野

解説 日常という戦場 ふかわりょう

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

気になる読みたいと思っていたところ、友人がプレゼントしてくれました! コロナ禍の日常を切り取った四篇。毒っ気たっぷりのキラーワードがテンポ良くたくさん投げられる感じ、私こういうの大好きです。特にお気に入りは一篇目:眼帯のミニーマウスと四篇目:老は害で若も輩。それぞれ最後のスカッと感もあまり他にない気持ち良さ。 綿矢りささん初読みでしたが、別の作品も読んでみたくなりました。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

エンタメだけどいちいち引き締まった喩えや言語化能力の高さに驚くし、最後の短編は面白すぎた。
最初の短編は金原ひとみのアンソーシャルディスタンス味があるなーと思ったけどだんだん綿矢さんらしさが出てきて最後の短編は綿矢さんが出てきて笑った

マリトッツォとシュークリームの比較が忘れられない。衝撃が走った。

『オーラの発表会』で出てきた海松子が出てきた!

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

面白い。その一言に尽きる。表題作の「嫌いなら呼ぶなよ」も勿論とても良かったが、「老は害で若も輩」も一生忘れられそうにない衝撃を受けた。綿矢さんの作品は紛れもなく文学だが、エンタメ性にも富んでいるので、幅広い読者に愛されることだろう、と思った。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

綿矢さんの短編集!どの作品も主人公の内面がひたすらに深掘りされているのですが、話す言葉と脳内で考えていることのギャップが面白い!
綿矢さんのユーモアと鋭さが今作も輝いている!
ふかわさんの解説もとってもよかったです!!

眼帯のミニーマウス→プチ整形をしたら職場でいじられた主人公のお話。ネイル後の段々爪が伸びていく様を爪が笑っていると表現するのが面白い。
整形イジリしてくるお姉様グループに対して「整形の定義は厳密なくせに、プライバシーにはカジュアルすぎ?」と脳内で話す言葉はその通り過ぎてもはやくらいました。

神田タ→YouTuberのファンになった主人公の話。この作品が1番共感できず、展開にはひたすら恐怖していました…。
ファンなのにアンチコメントを書く気持ち、居酒屋にきたYouTuberに主人公がしたこと…。思考がぶっ飛びすぎている…推しがいる人には少し共感できる部分もあるのかな?

嫌いなら呼ぶなよ→主人公が妻の親友の家のホームパーティに参加する話。そこで不倫について断罪されるのに、主人公の脳内が危機感なさすぎて笑ってしまいました。トイレに行ったら鏡を見て自分ってかっこいいと思う場面も面白すぎる。
ラストの終わりがスカッとして好みでした。タイトルにもつながるのがよかった。

老は害で若も輩→編集者とライターと作家が言い争いをしているお話。編集者視点で書かれているのが面白い。綿矢さんが編集者から老害作家!?とケチョンケチョンに言われているのが面白い、それを自分で作品として書いているという

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

綿矢りささんめっちゃおもろい。
あれ?これってどっちが悪いんやったっけ?ってなるくらい開き直った主人公の筋の通っていそうな思考とか、どの短編もいい感じに毒が回ってて笑ってしまいました。
綿矢さんの作品はどれもワードセンスが良くて、どの作品も飽きずに読めるのですが、今回のはセンスもいいし、好きな作品すぎて一気読みしました。

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2026年09月11日

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全体的に良かった。やっぱり綿矢作品の登場人物はキレた方が面白い。
「老は害でも若は輩」が特に良かった。キレられる側に綿矢っぽい人物を置いたのが驚き。あくまでキャラクターではあるけど、自己を相対化するような形になっていて、それは昔の綿矢りさ作品にはなかった要素のように思う。これを成熟と言っていいのかわからないけれども。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

綿谷さん好き!
明るい闇っていうのが新しくて面白いよね
何明るい闇って
登場人物たちは明らかに、それぞれの闇抱えてるのに、心情としてはなんか明るい
だから作風も暗くなくて明るい
嫌いなら呼ぶなよ、なのに関わり合いになりたいのが人間なのかな

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

眼帯のミニーマウス、ちょっとトリックっぽくなってるのも、それで職場のおばさんたちを黙らせられるのも爽快!
後作のパッキパキ北京にも通ずる、ギャルマインドで無双する話。

神田タは、共感できない主人公として描かれていたけど、客観視しきれないハラハラ感も魅力でした。
綿矢りさ作品は分かりきっている失敗、落胆を主人公にさせないのが良い。
ハイのまま読み終えられて、読後感が気持ちいい話でした。

嫌いなら呼ぶなよは、綿矢作品で初めて男主人公のものを読みましたが、そういう人の描写もいけるんだ!?と感心しきりでした。

老害若輩、これだけちょっと苦手でした。エンタメとして読みきれなかったというか。仕事がチラつく。

総じて、最近の綿矢りさ作品という感じの疾走感があり読みやすかったです!

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2026年09月09日

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初「綿矢りさ」さん。
コロナ禍の4つの短編です。
最初の「眼帯のミニーマウス」
衝撃でした。スピード感と毒があります。
綿谷りささんのテイストを初めて知って次はどんな作品?と興味を持って読めました。
最後にふかわりょうさんの解説がありその中に
脂肪分を感じさせない文章とありました。
なるほどそんな感じです。
また綿矢作品に触れたいです。

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2026年08月30日

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初の綿矢りさ
 リアルな人間関係を表してて、普段言葉には"出せない"毒っけのある本音の部分が、キレッキレで読んでて共感とともに笑えてくる!とにかく読みやすくて、難しい表現やクセも多々あるにも関わらず、自然と頭に入ってきてユーモアも感じられてかなり好き。
 なにより人の内面にある悪い部分に焦点を当てて、毒を吐く発言に対して共感とともに肯定したくなる場面が何度もある!

 全4遍の短編集から構成されており、表題作の「嫌いなら呼ぶなよ」では、圧倒的に不利な立場にある語り手の不倫男の、内面での葛藤であったり、悪足掻きが読んでて面白すぎる。なんで共感してしまうのか自分でもわからないが、男の内に秘めた感情が見て取れて肯定したくなる(笑)
 特に最後の話の「老は害で若も輩」は本音のぶつかり合いの末に待ち受ける痛快さが最高だった!!(笑)内田の気持ちが痛いほどわかるよ…
かなり笑ってしまった

これが綿矢ワールドと呼ぶのか、この人にしか描けない作風を感じた。もっとこの人の作品を読んでみたくなった!

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
今どきなテイストをもちながらも自意識が高い感じがして、少し純文学的。
表題作だけは受け付けず、苛立ちを感じた。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

4話の中で嫌いなら呼ぶなよが好きな話だった。
この話は読み飛ばさずに言っている意味を考えながら読んだ。
男は浅はかだったし言い訳も稚拙だったけど、相手に向かって言ってる言葉じゃなくて頭の中で思ってることがなんか、わかるってなった。
他人事感と自己肯定感間に笑いそうだったが、今回のような方法に限らず人生に逃げ道が必要だということは理解できる、彼なりの努力はしてるんだなという妙な納得があった。
視点を変えると全く違う見方になるのだな、と前半と後半で印象が変わった。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

痛快!って感じでした!!
最初の2話はまた違ったけど(分かるけども、そこまではってとこが多かったように感じたから)、3話目は男にイライラしたけども、タイトル通りに最後は言いたいこと分かるぅ!!ってなった(笑)最後のもラストのメールの文章送られててウケたし、ちょっとスッキリしたけど、終わったね( ˊᵕˋ ;)ってもなって少し可哀想にもなった。
あと、解説がふかわさんで、これまた言いたいこと書いてくれてるし、ホントみなさん言いたいことを文章にするのが上手いなぁと改めて思いました。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

コロナ禍を舞台にした、毒舌炸裂短編集
どの作品も独特の視点と語り口で面白かった
特に前半2編は整形マニアな女の子と素人YouTuber推しな女の子の話で、
女子特有の職場の人とのコミュニケーションの難しさやマウント合戦の描き方がリアルだなと感じました
綿矢りささんの作品はこれが初めてだったのですが、他の作品もいろいろ読んでみたいと思いました

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

ロリータの整形依存の女性、推しにストーカー紛いのことをしてしまう女性、不倫に罪悪感がない男性、他人の迷惑を顧みず自己主張を決して曲げない綿矢りさ!と女性ライターという、常識を振りかざした人々には白い目で見られがちな人々が主人公。
普段触れ合わないタイプの人々の頭の中をマルっと覗いたみたいでとても面白い!

そしてこの登場人物の周りにはやたらと噂したり介入してくる人物がいる。
SNSでも瑣末なことで喧喧囂囂やってらっしゃるが、自分の人生に影響のある人でもない人のこと考えてる暇があったら自分のこと考えた方が有意義だよ、と言いたい。みんなほんとに関わりたがり。さみしいのかな。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

どの話もかなり独特な切り口で唯一無二の短編。

特に印象に残ったのは、インフルエンサーのやっかいファンの話。認知されたいと言って時に過激な行動をとる友人がいるので、この話はすごくリアルに描かれていると感じた。

表題の不倫して妻の友人に詰められる話も面白かった。最初は夫視点でみているので、妻の友人が嫌なやつに映ったが、不倫しまくりだと気付いてからは完全に自業自得だと思った。

出会ったことのない独特な作風で面白かった。

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2026年07月30日

Posted by ブクログ


ママ友会で不倫を暴露された男の本音がだだもれる話。他3編

『老は害で若も輩』で吹き出しました笑。予想と違う本。物語性はあまりなくショートショートの主人公の心理描写を超分厚くした感じ。本音の吐露がぶっ飛び過ぎてて笑うしかないです。いやぁ面白い!

タイトルのインパクトがいい。久しぶりの綿矢さんでした。感情を繰り出す能力とその表現力がすごいです。仁王像って笑。ブラックユーモアの塊

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

連続してるのかな、と思ったら、短編×4でした。
最初の2話はメンヘラ若者のお話かぁなんて思っていたら、3話目がびっくりびっくり浮気裁判が始まった!面白くなってきたぞ。そして4話目は綿谷りさ自身が登場して、溜まっていたマグマが爆発したような、打ち上げ花火のフィナーレのような終わり。書いた後すっきりしたんだろうなぁ。

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

とりあえず、嫌いなら呼ぶなよだけ読んだ
浮気する方の立場のお話
あぁこうだよなぁ人間の心ってって感じがした。
嘘偽りない本当の気持ちがリアリティをもって描かれていて、読んでて気持ちが良かった。誰かを傷つけないために自分に嘘をついて生きるってしんどいよなー…でもそうじゃないと自分以外が傷つくしなぁ…笑
爽快感がある作品でした


神田夕も読んだ アンチする側のお話
これも面白かった
途中から怒りのボルテージが上がってどーなってくのー!?ってなってどんどん先が気になった
「呪いじゃ人は殺せない」って言葉が印象的だった
どんなに人に否定されようが、気にせず楽しく日々を生きることがその人自身にとっていかに大事か分かる
結局一線を超えた主人公は後ろめたさから惨めに引きこもっていて、成敗されたわけではないのに自分のしたことの重さから逃げられずに自分自身に成敗されているのが滑稽な終わり方だと思う


老は害でも若も輩
最後笑った。鬱憤が爆発して気持ちいい終わり方!この後の編集さんの未来を思うと不安しかないけど、物語の終わり方としては気持ちがいいね〜!
どんどん追い詰められて悲惨な環境になっていくのが
最後の展開の後押しになってて良い
停電した部屋でこの文章打ってると思うと笑う
最初丁寧なのにどんどん雑で攻撃的になっていくのも感情の昂りが文字から透けて見えて良い

眼帯のミニーマウス
最後主人公がちょっと変わった性質なのが判明して終わる終わり方なのは意外性があって好きだった

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

登場人物の感性がやや常識からずれており、そのぶん戦闘力が高く、読んでいて気持ちよかった。

常識からずれていても、生き物して魅力的であることはできるよね。

霜月という造形美の男が、不倫で責められている最中ですら、自分の美しい顔に惚れ惚れしている描写がある。
呆れちゃうけど、垢抜けない夫婦よりも魅力的だよね(^^;;

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

「老は害で若も輩」がとても好きでした。
全てのお話がいつか私にも起こるかも、と思ってたくさんのいい言葉と知見を得れました。

表紙も可愛くてとても好き

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

「嫌いなら呼ぶなよ」不倫男が責められる物語。
大学の頃、二股かけたり女にだらしない男と付き合ってて、何かが発覚するたびに泣いて責めたり理由を説いたりしたけど、あいつはだまってすまなさそうにしてるだけ。
作中の男とめっちゃかぶった。当時のやつも、心の中の声はこんな感じだったのかな。

「この後、二人きりになった時に、、」のくだりは、自分のことを言語化された気になった。
羞恥心とかさておき自分をむきだしにすることができる相手、この歳になって思うけどそんな相手ってなかなかいない。だからこそ離れられない。その人と離れられないんじゃなくてその人といる自分を手放せないんだな。
離れて9カ月かあ。今も、毎日想う。いったい、何を想ってるんだろうとも思う。手放せないのは、彼といた時の自分なんだろうな。
綿矢さんの言いたいこととは全然違うだろうけどそんなことを思った。

小説家って記憶保ったまま輪廻転生してるんじゃないかってくらいいろんな人のこと書けてすごい。

「老は害で若も輩」
さいこー。リアルすぎておもろ!人のケンカもめごとって、第三者的に見るの超楽しい。当事者になったとたん、地獄なのだけど。

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

綿矢りささんの本はこれが初めてで、1話目の「眼帯のミニーマウス」の強烈な文章に驚き、2話目の「神田夕」はこの短編集の中で1番好きな話でネットで誹謗中傷してる人達ってこういう心情なのかなと生々しさを感じ、自分にはない感覚を持つ人間の人生の一部を覗いた気分になりました。
3話目の「嫌いなら呼ぶなよ」はどう考えても悪いのは主人公なのに個人的にはハムハムの方が嫌な奴に思えてしまう自分に驚き、4話目の「老は害で若も輩」では内田に同情せずにはいられずに、同じような経験をした事のある自分にとっては読みながらずっと内田と共に怒りがふつふつと湧きだす思いでした。
いい意味でかなり衝撃的な短編集で、他の作品も読んでみようと思いました。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うまく立ち回って人と関わってきた人たちが、あるきっかけで執拗にいじられたりオタクになったり不倫を責められたり繊細ヤクザに絡まれて気を揉んだり?!な短編4作
文章や言葉がかなりキレキレで若者感があってわたしには読みやすかった。表題作の嫌いなら呼ぶなよは不倫した方が120%悪いとして、別の角度で相手も悪いな???(悪いというか陰湿だなって笑)と思ってしまった、薄情かな?
老は害でも若も輩は最後の一言がスカッとして気持ちいい笑笑

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

読みやすい文体なのに、心にぐさぐさ刺さる表現がちょこちょこ出てきて翻弄されながら、でもなぜか読んだあとホッとする。不思議な読後感。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

整形、不倫、SNS炎上など、扱っている題材や話の展開はセンセーショナルで毒々しいように見える。だけど話の渦中にいる人物の心情は思った以上にリアルで、「ああ、分かるなその感覚」と頷く箇所がいつくもあった。

ざまあみろとしか思えない『嫌いなら呼ぶなよ』の主人公でさえ、彼の「たださ、君たち関係なくない?」という言葉には「まあ、せやな」とは思うし、『嫌いなら呼ぶなよ』というタイトルに象徴されるラストの彼の持論は妙に心に残った。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

「眼帯のミニーマウス」「神田タ」が好きでした。カンダタ、すごいタイトルだ。
やっぱり私は女性視点の作品が(綿谷さんでは)好きなのかなと思う。なんか切なさがあるよね。謎に。

笑えるのは後半の二作(男主人公)なんだけど。
作家・綿谷のメール文面、どうしてこんな人をイラつかせる、内容ふざけてるけど絶妙に本気か…?と惑わせる文章が書けるのか??傍から見るとネタとして最高に面白いが、自分が内田なら怒りを無理やり抑えようとした結果生理的な涙を流すだろうレベルでイライラする。と思う。笑
「老害」という便利な言葉でまとめて年上女を冷笑しようとする内田もなんかリアルだ。いやでも老害とか関係なく対人間としてめんどくさいね。

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2026年09月06日

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