フランソワーズ・サガンの作品一覧
「フランソワーズ・サガン」の「悲しみよ こんにちは(新潮文庫)」「ブラームスはお好き(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フランソワーズ・サガン」の「悲しみよ こんにちは(新潮文庫)」「ブラームスはお好き(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
内容だけを見るとポールやロジェにうんざりして敬遠しそうなタイプの話なのに、サガンの繊細で美しい筆致がうっとりさせながら読ませてくるからすごい。
泣きながらも祝福されたかのように走り去っていくシモンと結局はロジェを選び、諦観と物憂さの日常に帰っていくポールのラストがもうなんとも言えず良かった。
ポールの主人、あるいは所有者としての顔をするロジェに反してシモンはそんな顔しなかった。そんなシモンに心打たれながらもポールは息をするように浮気をし続けるロジェを待つ日々を選ぶ。
ポールの放った「わたしもう歳なの」これがもう答えなんだろうな。
ポールはロジェと過ごした時間が長すぎた。美貌も歳も未来もまばゆい