フランソワーズ・サガンのレビュー一覧

  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    都会的で詩的で、どこか悲哀を感じる文章が美しく洒脱。ロジェとポールの関係は愛を越えた、共依存に近い歪さを感じるが、それこそがポールのいう「悲しみの入り交じった幸福」なのかもしれない。



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    2026年09月17日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しいりっぱな名前をつけようか、私は迷う」こんな一文から始まる話。
    鮮やかな語彙で彩られる細やかな感情たち。美しいと思う。

    狡猾な策士なのに、若々しくて至らなさのある主人公。最後のほうのアンヌへの手紙を書く場面は、青春、失敗という単語をイメージした。痛々しく、印象深い。好きなシーンだった。

    読み返すと、案外車に関する描写が多い気がする。気のせいかな。

    「車の中ほど人に対して友情を感じる場所はないのだ。/もしかしたら同じ死に身を委せているのだった」「車の中は/眠るために具合よくできている」なんだか車って、家みたいな場所だなぁ。そう思わせる意図が作者にあったかは分からないが。

    あとがきにも作者の車の話が。さすがに関係ない気がするが!

    何というか……甘いような苦いような。幻想的だが生々しい言葉で書かれている。そんな感じ。うーん。この美しい巧みな文章がどれほどよかったか、私は上手く説明できない。とにかく私はサガンの、鮮やかで瑞々しい文章に魅了された。
    サガンの別の作品も読んでみたい。サガンの言葉をもっと見たい。

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    2026年09月03日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    最初の1文にここまで心を奪われ、惹かれた作品は初めてだったと思う。

    ライムのような作品だと思った。
    みずみずしく爽やかな部分もあるが、人間の内なる苦い部分もある。
    日本語の美しい表現とはまた違う、海外ならではの比喩表現や言葉選びに心が潤ったのと同時に、思春期の感情や経験したことのある感情を言い当てるような書き方に胸が苦しくなった。

    18歳にしてここまで書けるのか。18歳だから書けるのか。
    いずれにしても、若者が虜になった理由が分かった気がした。

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    2026年08月25日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    いやー、、すごい、、
    この作品を18歳で書いた、、18歳にしか書けないんだけど、すごい、、すごいしか出ん、、

    漱石の「こころ」っぽい感覚があるんだけど、漱石は晩年の時に書いてて、サガンは18歳だもんなあ
    うわー、サガンすごいわぁ

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    2026年08月23日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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     どんな感情であっても、きちんとあいさつしよう! (笑)
     すこし前に、三島由紀夫さん『午後の曳航』の感想で、「解説」にフランソワーズ・サガンさん『悲しみよこんにちは』について書いてあったと教えていただきました。
     『午後の曳航』の解説を確認、久間十義さんでした。
     みると久間さんが二十代に初めて読んだときの感想が「古典悲劇的」と感じられたそうで、「・・・、意地悪く言えばサガンの『悲しみよこんにちは』の男女を取り違えた変形バージョンであり、・・・」(p216)、と書かれています。特に比較はされていないようでした。


     それでは、わたしが片寄った考えで比べましょう。
     主人公を比べます。『午後の曳航』は中学一年生13歳男子「登(のぼる)」、『悲しみよこんにちは』は17歳の女性「セシル」、男女は逆ですね。

     同じかな、似ているなと思うものをあげます。
     ひとつは、大人の「正しさ」や「考え」を押しつけられることへの反発でしょうか。
     二つ目、「計画」かな。セシルの計画はコメディ、ちびまるこちゃん的ですけど。
     三つめは、両作品とも家族の物語になっているところです。
     『悲しみよこんにちは』は、セシルと父親、そして、父親をとりまく女性たちで「家族」だと思いました。
     わたしには、アンヌ隊員も含め、みな「ダメダメ」な気がします。まとめて「ダメダメ一家」です。
     次に、『午後の曳航』です。登と母親と航海士で家族です。こっちも、主人公の登からみると「ダメダメ一家」です。

     同じ「ダメダメ一家」なのですが、主人公の立ち位置が逆なんです。
     『午後の曳航』の登は「ダメダメはダメダメ少年団」の一員です。登やほかの団員は「ダメダメ」を許しません。
     一方、『悲しみよこんにちは』のセシルは「ダメダメ上等!」のダメダメ姉さんです。
     ということで、似てはいるんだけどちょっと違うように思いました。当たり前ですね。(笑)

     出版年数とかも書いておきます。サガンさんのほうが古いんです。
    ・フランソワーズ・サガン 18歳 『悲しみよこんにちは』1954年
    ・三島由紀夫 38歳 『午後の曳航』1963年


     『悲しみよこんにちは』で、強く印象にのこったのは、「文章のカッコよさ」ですね。マネしたくなる気持ちが高まります。でも、田舎のジジイには永遠にムリかなー。
     とにかく、カッコよい文章でダメダメ上等!が書かれているように思いました。
     これは「ダメダメ宣言」と言ってよいのではないでしょうか。自分はダメダメで生きていくと力強く語っています。
     古い秩序からみればダメダメな自分だけど、そこから自由になって、どんなに傷が残ろうが、ダメダメで生きていくぞ、そんな18歳の宣言だと思いました。
     わたしもダメダメなひとなので、とっても共感します。


     たぶん、サガンさんの18歳の宣言は、彼女の人生をたどることで、答え合わせできるんじゃないかなと思いました。

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    2026年08月02日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    透明な文章で描かれる18歳の夏

    父への近親相姦的な愛から生まれたとある計画。その行く末は……。

    若くて生命力にあふれた文章を書けたのは、18歳だったからかもしれないけれど、そのうえ危なげで、自分自身の葛藤もこんなに繊細に書けたなんて、すごいね!

    この本が古典とされるのは、文章が美しいからだ。
    一文一文が短いので、海外文学初心者の人にもおすすめ。

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    2026年07月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    一気読み。五感に残る、読むだけで南フランスを想像できる文章。18歳でこれを書いたの凄過ぎる。
    十代で文学に造詣の深さができ過ぎているのを感じた。
    彼女は文豪らしい、、麻薬中毒、度重なる再婚、脱税の発覚などもあった。それでも文学作品を作ることへの執念の炎は消えなかった。

    所々に吹き出すくらい笑ってしまうセシルの行動もあるが、アンヌの人生の核心をつくような言葉に心が抉られたりもする。

    結局若気の至りの恋って全く愛じゃないんだなぁ、、
    アンヌみたいな、一途に人を愛せて自分を律する者が結局本能的に生きてる人たちから傷つけられてしまう。死にかたさえも優しかった。
    人生本棚入り。さすがの名著。

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    2026年07月24日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    もるげんちゃんの動画で紹介されていて読みました。

    この本を読めば夏の暑さも乗り切れる。

    夏の暑さってやっぱり危険だなって思いました。

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    2026年07月21日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    若い時に、サガンに夢中にになった時期があった。今回、久々に読みたくなった。以前はたくさんあった新潮文庫のサガンはだいぶ絶版が多くなり、新刊書店ではこの本と悲しみよ こんにちは、しかない。
    あの頃大人の女性だと思っていた39歳もとっくに過ぎ、むしろ夫人の年齢に近くなった今読むとまた新鮮だ。これぞ、サガン。これぞ、思い描くパリ。大人の恋愛。赤ワインを片手に読みたくなる。
    古本屋さんでサガンを見つけたいな。サガンの世界、今なら憧れだけでなく少しは分かるような気がする。

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    2026年06月13日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ブラームスのコンサートに行ったので、本も読んでみようかと
    『美しくあろうと情熱を傾け「若い女性」から「若々しい女性」へ女としてのカテゴリーが変わっていくことに抵抗していた』と言う一文を気に入って買った。サガン24歳の時の作品!でも、モーツァルトもそうだけど、一緒に暮らしたくないタイプってAIに言ったら「だからこそ、読むのが一番!聴くのが一番!笑 」って言われた

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    2025年07月20日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    恋や愛の最高に甘く幸せな瞬間や
    逃れられない孤独と安心
    ひとつのことから生まれる
    たくさんの感情を味わいました。
    25歳って
    なにかピークなのかも。

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    2024年09月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    いやぁ〜…やっぱりいい!溜め息漏れます。
    サガンの文章、なんでこんなに美しいのでしょう。
    悲しみよこんにちはで稲妻に打たれたが、今回再販の新訳で読みました。本当に所々、ポストイットする部分あり、個人的に海外文学得意じゃないのに、良い読書堪能しました。話的になんか谷崎の痴人の愛を少しだけ思いだしながら。正直ポールに苛々しながら読んだが、実はポールの選択って最後すこ〜しだけ理解できた。そしてオチは悪夢?サガンの他作品も読みたい!マジで。

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    2024年08月20日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    上白石さんが紹介していたので読んでみた。美しい南仏の風景と痛いほどの青春、フランス人らしい気品、揺れ動く感情がが目に浮かぶ様に美しく描かれている。

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    2026年09月23日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    なんというか今日の現代的感覚で見ると、主人公セシルに肩入れ同情出来る人は少なそうである。何故なら彼女はその他の登場人物と比べ知的優位性があり、状況の中で他人をコントロールし、結果、あのような結末をもたらしたのだから。ちょっとした心理的怪物であり、その行いは猫が捕えたネズミを気まぐれに弄んだあげく、飽きて打ち捨てるのに似ている。後悔をしている風であっても、それもある種の自己愛や自己憐憫の装いという気がして、なんだかんだ今後もあの父親と共に人生を謳歌するだろうなと思わせることに、むしろ怖さを感じた。

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    2026年09月16日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    女好きで女性をとっかえひっかえする父親が理想の母親のような女性と結婚すること。主人公セシルは普通の生活に拒否感が出てしまいこの結婚を白紙にする計画を立てる。

    思春期の少女の恋愛に親子関係に揺れ動き戸惑う感情が夏の太陽にピッタリで読んでいてドキドキした。が、最後があまりにも…なのでタイトルは感傷的過ぎるだろう、と思ってしまう。あと父親はクズ(怒)

    著者18歳の処女作。18歳でよくこれを書いたなぁ、すごい。

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    2026年09月11日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    はじめこそ、海外の恋愛小説は他人事のように読めて気が楽だと思っていたけれど、読み進めていくうちに、シモンのような男もロジェのような男もきっといるだろうという気になってきた。
    いやもしかしたら、シモンが20年後にはロジェのような男になっているのかもしれない。誰かに薦めたい本。

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    2026年09月08日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    2026.51

    夏のおすすめとしてSNSで紹介されており気になっていたところに、新潮社文庫50周年のプレミアムカバーが藤色で素敵だったので購入。

    美しい夏を感じる描写が多く、それらがみずみずしくて、これは確かに夏にぴったりの本だなあと思った。初夏に読むべきだった。

    読みやすいのは河野万里子さんの訳だからなのかもしれない。他にも河野万里子さん訳の作品があるなら読んでみたい。

    巻末にある作家の小池真理子さんによる文章も素敵だった。わたしの知らない"あの頃"の雰囲気を想像しながら読んだ。

    ===

    P31 わたしはコーヒーカップとオレンジを一個持って、ゆったり石段にすわり、朝の楽しみにとりかかった。まずオレンジをかじる。口じゅうに甘い果汁がほとばしる。続いて、やけどしそうに熱いブラックコーヒーをひと口。それからまた、さわやかなオレンジ。朝の太陽がわたしの髪をあたため、肌についたシーツの跡を消していく。あと五分で泳ぎに行こう。
    P38 水底にすてきな貝がらがあるのを、わたしは見つけた。実際は、バラ色とブルーの小石だった。わたしはもぐってそれを拾うと、昼食まで大事に手のひらでころがしていた。これをお守りにして、夏のあいだずっと持っていよう、とわたしは決めた。なんでもなくしてしまうわたしが、なぜこれだけはなくさなかったのか、わからない。石は今も、わたしの手のひらにある。バラ色で、あたたかみを帯びて。そうしてわたしを、泣きたくさせる。
    P73 ただ明け方、パリの車が流れていく音だけを聞きながらベッドにいると、ときどき記憶がよみかえる。夏かまた、すべての思い出を連れてやってくる。アンヌ、アンヌ!闇のなかで、わたしは彼女の名前を、低い声で、長いあいだくり返す。するとなにかが胸にこみあげてきて、わたしはそれをその名のままに、目を閉じて、迎えいれる。悲しみよ、こんにちは。
    P182 ヒロインを演じた当時十九歳のジーン・セバーグの髪型が、「セシル・カット」と呼ばれて大流行し、『悲しみよ こんにちは』とサガンの名前は、ますます世界じゅうに広まっていった。

    P192 全国を学園紛争の嵐が吹き荒れていた時代だった。運命を掲げ、論じ、デモの隊列の中から火炎瓶を投げては、機動隊にジュラルミンの橘で押しつぶされそうになっていた学生も、うすぐらいジャズ喫茶で煙草の紫煙に包まれながら、深夜まで、どこかで聞きかじったような言葉を連ね、仲間と議論し続けていた、無精髭とぼさぼさの長髪をトレードマークにした男たちも、私の知る限り、皆、こっそり陰でサガンを読んでいた。

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    2026年08月30日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一文一文を読むのがとても楽しかった。綺麗でした。
    最初は、夏の別荘で過ごす少女の青春小説のようなイメージで読み始めたけれど、死までつながっていくとは思わず、思っていた以上に重い話だった。セシルの行動には、悪いことをした少女の話として片付けるのではなく、自由でいたい、自分の生活を変えたくないという気持ちが、少しずつ取り返しのつかない結果につながっていくところが印象に残った。
    「罪は、現代社会に残った唯一の鮮明な色彩である」という一文が印象的だった。罪そのものを肯定しているのではなく、社会の中で感情や欲望を抑えて生きる人間にとって、罪はむしろ自分の欲望や感情がむき出しになる瞬間なのかなと思った。そう考えると、セシルの自由への執着や、アンヌに対する複雑な感情も少し違って見えてきた。

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    2026年08月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    主人公のセシルは、プレイボーイな父とその恋人エルザと共に海辺の別荘で夏を過ごすことに。そこへ、父のもう1人のガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚を考え始めたことを察したセシルは、ある計画を思い立つ。
    セシルは17歳という多感な時期。文章からは、彼女の苦悩や迷いが読み取れる。
    結末では、それでも日常は続いていくのだなと、とても切ない気持ちになった。

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    2026年08月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    しばらく本を読んでいなかったのですが、出版社が推してたので買いました。好きな作詞家がこの本に影響を受けて歌詞を書いたということもあり、気にもなっていたというのもあります。
    作者がこの話を18歳で書いたことが凄すぎてただただ唸るばかりです。
    読んでいてセシルの感情に振り回されっぱなしでした。

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    2026年08月23日