フランソワーズ・サガンのレビュー一覧

  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    主人公のセシルはプレイボーイの父とその愛人と別荘で過ごす。そこで、以前にあった聡明な女性であるアンナがやってきて、父と愛人との間の関係が変わっていく。
    父、アンナそれぞれに違った意味で憧れを持ちながらも、自分自身の恋愛にも意識が生まれたセシル。彼女の振る舞いに賛同はできないが簡単に評することもできない自身がいる。短いながら、思春期特有の直情的で不安定な心情の移り変化が心にいつまでも残る。衝撃的な結末といい、フランスだけでなく世界で愛される名著ということに納得がいった。

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    2026年07月20日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    推しがおすすめ本に選んでいたのを、やっと読みました。
    今の私は大人すぎて、主人公が好きになれない…
    あまりにも身勝手で理不尽な振る舞い…いやそれがいいのかもしれないけれど…
    高校生の頃にこれを読んだらまた違った感想だったのかもしれないと思いました。
    でも言葉が綺麗で、スルスルと入ってきて読みやすかったです!
    訳者あとがきにもありましたが詩的だし情景もすっと浮かんでくる文章が本当に好きになりました。

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    2026年07月18日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    ネタバレ

    主人公のことは、最後まで好きになれなかった。彼女は愚かだったと思う。そしてその父も。
    18歳の頃に読めば、感じ方が変わったのだろうか。
    最初から最後まで、私にとっては(恐らく、アンヌにとっても)この物語はずっと悲劇だった。
    ただ、情景描写、心理描写は真に迫るものがあったし、どことなく退廃的な雰囲気が魅力的な小説だった。
    個人的には、アンヌに自殺の意思は無かったと思いたい。身勝手な恋に振り回され少女の悲劇の材料にされるほど、彼女は弱くなかったと信じたいから。

    追記: 他の方の感想で、2026年新潮文庫のプレミアムカバーが最期にアンヌの着ていた服と、彼女の瞳の色だと知った。新潮文庫の粋な計らいに

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    2026年07月12日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    3.2

    夏のプレミアムカバーが素敵だったので、手に取りました。

    思春期特有の心の揺れ動きが細かく描写されていてファンになる人の気持ちもとてもよく分かる。

    繊細だけど、なんか洒落てて、まるで本から海外の匂いが漂ってくるようです。

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    2026年07月07日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    間違えて感想消してしまったので簡潔に……。

    セシルの一貫性のなさにやや腹が立つが、「一貫性がないキャラとしての一貫性」がある。
    アンヌも思ったより子供っぽくて登場人物みんな未熟。でも人間ってそんなものかも。フランスらしい。

    空気感や文体は好きなので、もっと深くまで理解したいと思った。

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    2026年07月04日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    サガンは悲しみよこんにちわから入ったから、なんとなく雰囲気は知っていていたけど、儚くて虚ろなのがサガンだなと思う。
    この人は文体が本当にいい。
    内容は、うーん。
    ポールはそれでよかったの?って思っちゃう。
    ポールの心の機微がいまいち理解できなかった。
    でも人にオススメしたくなる本、なぜならサガンの書く文章は美しいから。

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    2026年02月15日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この後味の悪さはフランスを感じて嫌いじゃない。
    初めは惰性で読んでいたが段々と面白くなり夢中で読めた。コンプレックスって誰にでもあると思うが存外周りの人は気づいていないことが多いので、自分で気にしすぎてかえって自分の首を絞めてしまうこともあるなと思った。主人公は年齢を気にしすぎた

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    2026年02月01日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    美しい。あまりにも緻密に、繊細に、恋が、恋の愚かさと美しさが、描かれている。
    文体がとても好きだった。翻訳本でここまで文体を魅力的に感じたのは初めてだ。翻訳者さんが素晴らしいというのもあるのだろう。
    ラストシーンといい、恋とはいかに滑稽なものか、という。

    147 それでも彼女はシモンと暮らし、夜は彼の腕のなかで吐息を漏らし、時には自分から彼を抱きしめた。子供か、でなければ技巧に長けた愛人たちにしかできないような抱きしめ方で。所有欲にあふれながらも、所有というもののはかなさに怯えるあまり、その激しさに気づいていないような抱きしめ方で。

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    2025年11月16日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    恋愛小説を読んでみたいなと思い
    初めて海外が舞台となってる小説を
    読みました。
    シモンの一途さが心に残ります。舞台が
    パリなので想像力を働かせました!笑
    少し難しい部分もありましたが大人の恋愛も
    なかなか大変だなあと感じます。

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    2024年09月16日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    使われてる言葉がとても綺麗で''フランス''を感じまくりの1冊でした。

    ただ私にはまだちょっと早かったかな、、、?と思ったのでもう少し歳を重ねてもう一度読んでみたいと思いました。

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    2024年07月10日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ずっと読みたかった作品の新訳版が登場。1961年に公開された映画『さよならをもう一度』の原作だ。観たはずだという記憶しかないが……。
    パリを舞台に、39歳バツイチのインテリアデザイナー・ポールと、その恋人であるロジェ、彼に紹介された顧客の息子で25歳のシモンの三角関係を描く。
    奔放な恋愛模様かと思いきや、発表されたのが1959年という時代ゆえか男尊女卑そのものでちょっと引いた。6年付き合ったが浮気者の男と、14歳も下だが一途な若者の間で揺れるポールが痛かった。

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    2024年06月30日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    ネタバレ

    上白石萌音ちゃんが帯を書いていたので手にとる

    おもしろい
    タイトルで、自分が長年の恋人を本当に好きなのか、と自問する
    最後の最後でそうくるかと

    孤独、恋愛
    どうしようもない気持ち
    揺れ動く気持ち

    気持ちや風景の情景が美しくて何度も読みたい



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    2024年06月11日
  • ブラームスはお好き(新潮文庫)

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    立ち寄った本屋でふと目につき、そう言えば、題名は良く聞くけど読んだことなかったよなあと思い、買ってみた。この年になると、死ぬ時に「そう言えば、あの作品ってどんな話だったんだろう・・・」なんて考えることになったら嫌だなと思うのだ。

    ポールは39歳の女性インテリアデザイナー。離婚歴があり、今はロジェという恋人がいるが、彼は遊び人でポールはいつも孤独を感じていた。

    そんな時、ポールはクライアントの息子、25歳の美青年シモンと知り合う。シモンはポールに熱烈な恋をし、ポールは年齢差もあって最初は軽くいなしていたものの、やがてシモンの情熱に押され、心の隙間を埋めるようにその気持ちを受け入れ始める・・・

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    2024年05月11日