フランソワーズ・サガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2026年のプレミアムカバー版を購入。
なんとなく読んでみたくなった。
結果が違えば、新しく母親になる人への反抗とか思春期だったねー的な笑い話で終わってたかもしれない。
本当に事故なのか、自殺なのか分からないけど、とっても悪い結果に。最後の終わり方も私は好きでした。なんやかんや新しい恋人出来たりしてていいと思います。一生心に残る傷でしょうが。
今まで自由にやってきた自分が好きだったのに、アンヌがいるとそれを否定されて落ち込む。というくだりが好きでした。なるほどと思いました。
父親との間でアンヌの話は厳禁になりそうw
野暮なツッコミですが、事故に遭った崖、今夏で6回目って大分異常だと思うのですが -
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Posted by ブクログ
解説で小池真理子さんが「虚無」や「倦怠感」が漂う物語と書かれていて、激しく同意。
それに加えて、人生をどこか俯瞰して見ているような「諦念」を感じた。
18歳でこの作品を書いたサガンが、人間の未熟さや矛盾をここまで冷静に見つめていたことに驚く。
アンヌは理性的で成熟した大人というより、自分の理想の家族像へセシルと父を当てはめようとする人に見えた。
一方でセシルも父との自由な生活を守るために人をコントロールしようとする。
結局は誰もが自分のエゴを抱え、相手を変えようとしていた。
印象的だったのは、セシルが葛藤を「分裂」と表現する場面。
アンヌを慕う気持ちと失いたくない日常、そのどちらも本心とい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ美しい。あまりにも緻密に、繊細に、恋が、恋の愚かさと美しさが、描かれている。
文体がとても好きだった。翻訳本でここまで文体を魅力的に感じたのは初めてだ。翻訳者さんが素晴らしいというのもあるのだろう。
ラストシーンといい、恋とはいかに滑稽なものか、という。
147 それでも彼女はシモンと暮らし、夜は彼の腕のなかで吐息を漏らし、時には自分から彼を抱きしめた。子供か、でなければ技巧に長けた愛人たちにしかできないような抱きしめ方で。所有欲にあふれながらも、所有というもののはかなさに怯えるあまり、その激しさに気づいていないような抱きしめ方で。 -
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Posted by ブクログ
立ち寄った本屋でふと目につき、そう言えば、題名は良く聞くけど読んだことなかったよなあと思い、買ってみた。この年になると、死ぬ時に「そう言えば、あの作品ってどんな話だったんだろう・・・」なんて考えることになったら嫌だなと思うのだ。
ポールは39歳の女性インテリアデザイナー。離婚歴があり、今はロジェという恋人がいるが、彼は遊び人でポールはいつも孤独を感じていた。
そんな時、ポールはクライアントの息子、25歳の美青年シモンと知り合う。シモンはポールに熱烈な恋をし、ポールは年齢差もあって最初は軽くいなしていたものの、やがてシモンの情熱に押され、心の隙間を埋めるようにその気持ちを受け入れ始める・・・