悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。(解説・小池真理子)

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悲しみよ こんにちは(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の人生も衝撃的だが、本小説の結末も衝撃的。
    結末で衝撃を受けたのは、サロメ・初恋につづいてこの悲しみよこんにちは である

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    情景描写がとにかく素晴らしい。
    特に朝食で、オレンジとブラックコーヒーを交互に楽しむ描写がお気に入りで、この1文だけでも恋の甘酸っぱさやこれから起こることに対しての高揚感と不安の感情が伝わってくる気がする。

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    重苦しくて、身が切られるようで、空虚で投げやりな気分にさせるのに、滑らかで冷たい爽やかさと静けさを持つ作品。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    正しいやつは嫌われる、ただし美しければ少しまし、みたいなとこがフランスって感じ〜サガンまじ友達なりたい、て思う。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    セシルは血のつながった父を一人の男性として意識している。そこに亡き母の代替となりうるアンヌが現れ、大きな脅威となった。エルザのような軽い女性は許容できるという対比が、アンヌの存在をより際立たせている。
    さらに行間を読み、セシルとレエモンに肉体関係があったと解釈することで、セシルの行動や心理がより深刻

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    あたしこの本だいすき。セシルあんたのやり方とか気分で動くやり方がときに残忍でほんと狂ってるよっていうのを赤裸々に思考回路まで丸出しで書かれてて読んでて声出して『コイツ、マジかよ、、』って言いながら読んだ、、
    全部理屈で決めたくなる時とかにまたこの本のこと思い出したいなあ

    読んだ後の余韻がすごいよ

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    読んでる途中は早く物語が進んでほしいっていう感覚があったけど、読み終わったときすごくすっきりした気持ちになった。こころにも似てた。すごく哲学的だと思った

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    自分を可哀想に思うのは気持ちよくて、それが当たり前のように書かれていて、そういう説明のない観念的な人間の本能、矛盾と情熱と快楽が混ざっていて、命なんていくつあってもきっと足りないようなストレスと刺激、美しい日々が描かれていた。フランス人の激しい恋愛はこんな感じか〜と思うと羨ましさと同時に自分では絶対

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    避暑地での話だいすき。
    難しい言い回しじゃないのに、簡潔に感情を表現できている凄さ。これぞ文学。

    10代ならではの破天荒さ。わかるわかる。
    こうやって大人になるんだな。悲しみよ、こんにちは。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    なんでフランス文学ってこんなに不思議なほどにエモーショナルな表現が似合うんだろうなぁ。
    虚無感と爽やかさと切なさとどこか愛らしさみたいなのがマーブル状にミックスされてるようなそんな小説だった。性的表現は少ないもののこれはある意味で官能的だと言えると思う。

    0
    2025年12月08日

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