ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 無花果の森

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    口の悪いお年寄りほど情に厚い人。
    泉が八重子やサクラと出会えて本当に良かった。
    本を読んで久しぶりに泣きました。
    ちゃんと分かってくれる人がいる。
    修羅場をくぐって痛みを分かり合える者が居る。
    傷んだ心を癒してくれる人がいる。

    サクラが八重子をディスる度、笑けて来るけど、ちゃんと愛が伝わってきたし、八重子とサクラの口喧嘩も素敵だと思える。
    八重子と泉の会話や、サクラと泉の会話も
    ただただ愛を感じる。

    そして苦しんだ分、支え合い、魂で繋がりあえる鉄治と泉が出会え良かった。

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    2026年08月02日
  • 向日葵の咲かない夏

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    先が気になりすぎて初めて読んでて止まらなくなるという読書体験をさせてくれた。リアルタイムなこの時期に読めてよかった!

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    2026年08月02日
  • 怪物の祈り

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    ネタバレ

    もし自分の家族、大切な人を殺した犯人を許せるか。富山にいた頃の営業部長が、殺しに行くに決まってると私に言い切ったのを今でも覚えている。確かに、自分が結婚していたら迷わずそう言うかもしれない。ただ、憎しみの連鎖を断ち切ること、そしてそんな殺人鬼達も同じ地の通った人間であることを、重厚なストーリーに沿って読んでいくにつれて、工藤や石原に同情している自分もいた。死んでしまったら、伝えられないし、伝わらない。当たり前のことだが、それが出来るのは生きている間だけ。それだけでも生きている価値がある。映画も必ず観てみたい。

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    2026年08月02日
  • 金田一耕助の間取り

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    ズバリ言います!
    関係者全員集めてズバリ言っちゃいます!

    これはあれです
    わいのために書かれた本です!(ババーン)

    出ました名推理

    なにしろわい金田一耕助コンプリーターですからね
    ネタバレの心配一切なしでしゃぶり尽くせます

    いやー
    良かった
    使い古された表現で恐縮ですが、物語の中に入り込んだような感覚を味わえます
    恐縮です
    なにしろこれガチ系の間取り図だった
    えらいちゃんとしてはった(一級建築士の方が書いてる)

    わいなんかあれですよ
    小さい頃は新聞広告の新築物件の間取り図とか見ながら、自分がここに住んだら…みたいな想像をするというちょっと哀しめの訓練を繰り返してましたからね
    間取り図

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    2026年08月02日
  • 無機的な恋人たち

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    聖なるズーを読み、衝撃を受け、濱野さんの新作ということで手に取りました。
    今回も読んで良かったな、と思っています。

    前回も感じたことですが、私は動物や無機物との「愛」が孕む暴力性を考えた時に、どうしても嫌悪感や訝しむ気持ちが多少なりとも出てきてしまいます。
    しかし、濱野さんが相手のパーソナリティにどんどん入っていくため、私の中でもその人に親しみの気持ちが湧いてきて、当事者の方々を、悩んでいる身近な人のように感じられることで、ただ嫌だで済ますのではなく、なぜ嫌なのか、何が違うのか、私がそうでないというだけで尊重されるべきではないか、と思考が進んでいく感覚があり、それがすごく自分にとって良い体験

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    2026年08月02日
  • 星を継ぐもの

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    いつも小説を読むと、最初の章って意味わからんな〜ようわからん、、ってなるんですけど、もう後半も後半になると、何回も最初の方のページに読み戻って、五万年もの過去に思いを馳せられる、すんごい良いんですわぁ〜

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    2026年08月02日
  • 新装版 デルフィニア戦記 第Ⅱ部 異郷の煌姫3

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    まだ超えてくるか!!!
    こんなに予想と期待を易々と超えてくる本に出会えたことない。嬉しい悲鳴‼︎
    ウォルとリィの唯一無二とも思える関係性が最高。
    特にプロポーズの時の、あの‼︎陰から見守る仲間達の様子が‼︎とても愛しい。
    リィが不安げな場面が今まで無かった為に2人は大丈夫なのか⁇と思ったけど全然杞憂でした。
    結婚式をすっとばして戦場に行くのがあの2人らしくて、かっこよくてページを捲る手が震えた。
    デルフィニア戦記に出会えて良かった。こんなに心くすぐられる物語って中々ない。心からありがとう。

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    2026年08月02日
  • それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ-

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    ネタバレ

    ・待ちに待ったはずの手術で、
    その患者はあっさりと死んだ。

    ・医者というのはざっくり分けて外科系かそれ以外かの二人種に分類される。手術をするか否か、の違いと言ってもいい。なぜなら手術というのは器具の使用方法から術前・術後の患者管理に至るまで独特の技能を求められ、これを習得するかそれとも内科的診断学や研究など他の分野に注力するかで、医師としての形がまるで変わってくるからだ。

    ・「お前が飛び降りたら、俺は速攻で整形外科医と脳神経外科医と救急科医を呼ぶ。外傷のスペシャリストだ。お前の足の骨が折れていようと腹の中で血が出ていようと頭の中で血腫ができていようと、絶対に手術台に乗せて救命してやる

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    2026年08月02日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    読んでいる自分が青柳を取り巻く人物を全員疑ってしまう、そんな感情にさせられた。読んでいてヒヤヒヤするし、ワクワクする作品。

    「習慣と信頼」
    これはこの作品の軸となる要素だった。
    ストーリーの展開も終わり方も
    この2つの言葉が根幹にある。

    めっちゃくちゃいい作品!!

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    2026年08月02日
  • みかづき

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    小学校の頃から大学に入るまで「塾」に通っていた自分には刺さる作品だった。子どもは嫌々通わされることの方が多いと思うが、そういえば塾の先生が面白くて友達も出来てなんだかんだで楽しかったなという事も思い出した。何かを始めるのは大変だなと感じると同時に、教師たちはこんなにも子どものこと、教育のこもを思ってくれている人もいるのかと少し感動した。また前後直後の世代とのギャップも描かれており良かった。

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    2026年08月02日
  • 「粗にして野だが卑ではない」 石田禮助の生涯

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    戦前は商社マンをやり、戦後は国鉄総裁をやった方の伝記。激動の時代に組織で生きた人を時系列で知ることができるのは良い。素直に前から時系列に読み、追体験すればいいと思う。

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    2026年08月02日
  • その復讐、お預かりします

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    さらっと読めて、所長とみなよの遣り取りもケンカップルみたいになって微笑ましかった。重い恋愛ものとか読むの疲れるから丁度いい微笑ましさだった。
    復讐などする必要はない。要は本人の考え方次第で、復讐に向いている全神経を毒舌で目を覚まさせてくれる復讐屋さんだった。いつもは殺人が起こるミステリーばかり読んでるからほのぼのしてて、こういう風に考えないとだなって学びもあって面白かった。ゲスいパンとか、文面も面白い。他の作品も読んでみたい。

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    2026年08月02日
  • キッチン常夜灯

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    食事を提供する仕事のリアルと理想

    主人公は大手ファミレスチェーンの女性社員。
    1巻は若手の店長。女性活躍を安易に考える上層部のせいで凄まじい重荷を背負わさせる。
    2巻はエリアマネージャー的な営業職。本当は現場が好きなのに。
    3巻の主人公は未経験なのに製菓部へ異動になって途方に暮れる。
    4巻はベテラン店長。女性活躍政策の前から責任者として戦ってきたのに。

    そして最新刊の主人公は配属先に不満の新入社員。

    悩んだ時にたどり着くのは、夜通し開いているこだわりのお店。
    もはや自分も常連気分です。

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    2026年08月02日
  • 人間失格
    小説・文芸
    4.0
    (35)

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    <2回目(2026/8/2)>
    葉ちゃんは酷く怖がりで、人や社会から拒絶されないようにお道化を続けてしまったのだろう。幼少期は空腹を感じたことがないなどと、人間の感情がないような表明をしていたが、大人になってからお酒や薬に溺れ、奥さんや世話になった女性への気遣いを忘れず、立派な画家になろうとしていたところなんか、実に人間っぽい。
    解説に似たようなことが書いてあるが、自分を人間失格と”カッコつけて”言いたいだけの、今でいう中二病を最後まで貫いた主人公のように見える。

    <初回の感想>
    人間の皮を被った人間でないものに自分が思われる。

    意外と周りの人間も人間のふりをしているだけかもしれないね。

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    2026年08月02日
  • ヨモツイクサ

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    面白かった。特に後半のどんでん返しで感情が振り回されました。
    続編も作れそうな終わり方をしていたので、ぜひ作ってほしいなと思いました。

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    2026年08月02日
  • けんぐゎい

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    ネタバレ

    どうしようもない気持ちになった時、ウニ坊を心に飼って、ぱっかぱっかと愉快な音をたてて何のけなしに笑って見せるところを想像して気持ちを軽くしようと思った。
    不遇やなんてものはなくて、全部自分の手で手繰り寄せて運は勝ち取るものだ!と思っていた、が、生まれつき障がいのある身体に生まれていたら到底そんな考えは浮かぶはずもなく、私はただ良い方のクジを引いたほうなんだと思った。あとは、不妊に悩む人の解決策が沢山あるいまのご時世に生まれて良かった。江戸時代とかだったら子を持たない人は理解されずなかなかにつらいだろうな。
    わたしも自分にとって自分が善しとなれるように努力したい。りよが、ヒデさんを通して自分自身

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    2026年08月02日
  • ナイルパーチの女子会

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    こわすぎる!笑
    でも面白くて、電車の待ち時間、仕事の昼休み、あらゆる隙間時間に読んでしまうぐらいだった!
    表紙に書いてあるように、ほんとうに「獰猛」な女友達、、

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    2026年08月02日
  • 零式戦闘機

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    ネタバレ

    零式艦上戦闘機を通じて開戦から終戦までを描いた実話。
    これを読むまで、零戦が世界の追随を許さないほどの性能であったことを知らなかった。
    緒戦は敵なしで、山本五十六が半年や一年は暴れてみせると言っていたのは根拠があるんだなと思った。
    ミッドウェー海戦を機に米国の巨大な力に飲み込まれていく日本と、零戦の役割を重ねて描いていたのが面白かった。
    また通奏低音のように、牛馬で零戦が運ばれる様子が描かれており、最高水準の技実力と超アナログ運搬、日米の国力差を見事に表していたと思う。

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    2026年08月02日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    時計館に閉じ込められたとわかり、1人また2人と殺害されていく異常な状況の中、何とか事態を把握して推理を働かせる探偵役がいたり、その外の世界では我らが鹿谷門実と言うか島田潔と言うか、つまりは真の探偵が違う角度から謎に迫っている構図は十角館と似ているな、と思う。
    けれども何と言うか…いや、これはネタバレに触れそうなので伏せておく。少し、違うのよな。十角館とも。
    とにかく、快感に近い。中と外が、繋がる時。
    畳み掛け方が最高…!

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    2026年08月02日
  • ひよっこ社労士のヒナコ

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    社会保険労務士という仕事に関わった事があります。労働基準法という法律は、法律なのに蔑ろにされていると思いませんか?

    労働者の権利を守るはずが雇用主の雇った社会保険労務士の方が詳しいから、いいように使われているのかもしれません。

    ヒナコにとって雇用主はクライアント、では労働者は?
    お仕事小説で成長物語でビジネス書でもある、働く人の味方になる本です。

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    2026年08月02日