小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
東京バンドワゴンの11巻目。
春。
かつて強盗殺人事件まで引き起こした呪いの目録。
それは先々代の時代に、驚くほどの文士達が名を連ねた自慢の目録。
今は東京バンドワゴンの倉奥に封印されているのだが、それを探す不審な男がうろついているという。
他にも不穏な話が立て続けに転がり込んできて、さてさて、どうなることやら。
夏。
かつてイギリスの元秘密情報部員が私家版として友人に配った『コンフェッション』。
その私家版百冊のうちの一冊だけ、実は全く違う内容で、彼が情報部員時代に手に入れた英国王室のスキャンダルが記されているとか。
その問題の一冊を、当時日本に持ち帰った人物がいることがマードックさんの -
Posted by ブクログ
面白かった〜。
葛飾応為、北斎の娘。最近注目されている人物。違う時代に生まれていれば、全く違う人生だったのだろうなー、とつくづく考えてしまう。
当時では、異例の90歳まで生きた葛飾北斎。70代80代でも精力的に描いていたと思いきや、、。(応為だったのかー?)本書を読むと北斎の親心が伝わってきて、新たな一面を見たようで、とてもしみじみとする。
偉大すぎる親の元に生まれてくるとは、幸なのか不幸なのか。
応為にだけなり得た、北斎のなりすまし。
応為は、どんな気持ちで絵を描き続けたのか。
まだまだ謎が多い人物だけに、私の中でも妄想が膨らみ続ける。
「吉原格子先之図」、3年ぶりに今秋公開。
小布施の -
Posted by ブクログ
誰でも読めるだろう,平易だが力強い長子の言葉と,大胆なタッチにして壮麗で,でも時折非常に繊細なセンチメンタリズムを感じるイラストで描かれた絵本。
うつ状態でも読める本がないかAI(Gemini)に相談したら勧められたので,読んでみた。
メッセージとして書かれていることはわりとよく見る,何回も繰り返されてきた(からこそ大切な)フレーズではあるので,特別な感想を抱いたわけではないが,自分の今ある位置を再確認するのにはうってつけな本だと思う。
心に残ったメッセージは
"じぶんにやさしくすることがいちばんのやさしさ"
"やさしくされるのをまつんじゃなくて、じぶんにやさ -
Posted by ブクログ
森絵都/デモクラシーのいろは
終戦直後の日本で、GHQ所属 日系二世の堅物教師が4人の個性的な女性に「民主主義」を教えていく成長物語。
一見とっつきにくそうなテーマとボリュームに躊躇していたけれど本当に読んでよかった。考え抜かれた構成とキャラの魅力、読みやすい筆致であっという間でした。
「民主主義を学ぶ」とは?と思ったけれど、きちんとそこにも言及する。
複雑化しなくていい。誰もが自分の頭で深く考え、意見を主張できる世の中に変わる「始まり」の物語であると。
忸怩たる思いを抱えていたであろう「敗戦国の女」たる彼女たち。それぞれに魅力あり見せ場あり、未来への羽ばたきに後光を見ました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ(記入途中)
読んで良かった。もっと早く読めばよかった。
町田そのこの作品は初めて読んだけど
こんな素晴らしい本を書く人なんだと
一気にファンになった。
文章の読みやすさ、飽きのこない展開の速さとテンポ感、登場人物やその背景、心理描写、社会問題、メッセージ性。
どこを取っても素晴らしく、それらの要素を絶妙なバランスで300pほどの本にぎゅっと詰め込んであるのが本当にすごい。
・ALSの義父の病状が悪化し、半狂乱になった母親が貴瑚の頬を打ち責め立て、貴瑚が絶望の心を知るシーン
・絶望の中、美晴とアンさんと出会い、居酒屋でアンさんに中華餡かけの茶碗蒸しを食べさせてもらうシーン
は思わず涙が出た -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気読みしました
近年稀に見る悪役の登場と、主人公の気の弱さというか歯切れの悪さにめちゃくちゃイライラしながら読みましたが、とあるところあたりからいけ!やってやれ!みたいな気持ちになり、最後はしっかり綺麗に纏まりました。
ミステリー界のアンパンマン映画かってくらい分かりやすく読みやすく。ハラハラもあり、楽しめました。
途中、この悪役をどうやって成敗してくれるのかと楽しみでしたが、とにかくイライラしてました笑
最後にはずっと思ってたセリフが。
達也と同じような奴は他にも沢山いる
自分の周りにも達也ほどではなくても本当に理解できない人、ことってあるんです。 -
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