小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ1985年 日航の航空機が群馬県の山に墜落。500人を超える死者と、その事件に初めて監督して関わる主人公
群馬県の地元新聞社で、航空機墜落事件の全権監督となり御前代未聞の事件の中心で、悠木が主人公として奮闘する話。
昭和真っ只中の仕事に全てをかける仕事人間の心境や、仕事へのプライドを垣間見ることができた気がした。
また会社内の暗い社内政治や、親友が突然植物人間となってしまったり、家庭では子供と上手く関係を築くことのできない葛藤など、
平成12年生まれの社会人としてすごく考えさせられる話だった。ここまで全てを注げられるシゴトがあることに羨ましさもある。
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Posted by ブクログ
前作のシリーズ1が面白すぎたため
今作は読むのが楽しみで期待はあったが、
前作を上回れるのか?と不安もあった。
でもめちゃくちゃ面白かった。前作超えた。
正直1〜3のエピ前半は少し読むのに時間がかかった。しかし各エピ後半になってくるとしっかり面白く、声を出して笑えた。
特に最後のエピ。面白すぎて終始ニコニコしながら
サクサク読めた。
弟子、父、クレーマー、観光大使の相方、
全てのエピが、この最終エピへの布石だったのかと
思うと拍手喝采!
終わりよければ全てよし!まじ前作超えの感動!
一番好きなところは最終エピで
クレーマーと出会った時。夫婦っておもれえw
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Posted by ブクログ
社会の縮図みたいな話だった。
芦川さんみたいなタイプの人を「嫌い」で終わらせる感想は少し勿体ない気がする。かなり極端な人物ではあるけど、人にはそれぞれキャパシティがあって、その中で頑張れることを頑張って社会って回ってるんやと感じた。
他人には出来ないけど自分には出来ること、自分には出来ないけど他人には出来ることがある。だからこそ、皆にリスペクトを持っていたいと思った。
読んでいて、ふと前職を思い出した。そこには先輩と、少し芦川さんっぽい女の子がいて、周りが過保護に扱う中、その先輩だけが「彼女なりに頑張ってるのは分かるけど、仕事でけへんのは腹立つし、周囲の空気感もあるから気は進まんけど、俺 -
Posted by ブクログ
野依美鈴の本来の目的が隠されたまま、全てを捨てられる覚悟でないと真似できない勢いのメディアの取材と報道が繰り広げられる。ブレイクニュースだからこそ、野依美鈴だからこそ信頼して、情報をリークする人たちも多い。今の日本においてはどのメディアが近しいものとしてあるだろう。
作家として薬丸岳さんもメディアの担い手だが、この本においてはメディアやSNSに対する問題提起が中心だった。メディアとして続くために、その地位を守るために、ビジネスとしてやるために、本来メディアがやるべきこと(求められてること)はなかなか発揮されない。野依美鈴のビジュアルも皮肉だなと思った。 -
Posted by ブクログ
最後のページを読み終えての自分から出た一言目は
「よかった」でした(*^^*)
その後を描いてくれたこと、とても嬉しいです☆彡
もう一度「汝、星のごとく」を読みたくなりました。
シリーズ化されていない限り、登場人物たちの
その前後やその最中の気持ちを想像することしか
できない読者たち
でもこの続編を読めたことで、深みが、
(著者が提示してくれたものへの)理解度が全く異なる
何より、北原先生と暁海の物語がよかったです。
互助で開始された結婚も、ゆるゆると年月を重ね
そういう風にいくのかぁと分かりやすい部分と、
(いい意味で)は?と思う部分もあって(笑)
「星を編む」も
もう1回味わいな -
Posted by ブクログ
受賞はしなかったが、直木賞候補5作の中では一番読み応えあり響いた。重たいテーマだけど、引き込まれながらも魅力的な登場人物のおかげですらすら読めた。最後が少し混乱。戦中の非常時が冤罪を生み出した訳ではなく、人間の弱さが理不尽な現実を作り出す…でも自分がその場にいたら…無理だな…「その場しのぎで別のひずみが生じ、手に負えない巨大なものへ膨れ上がっていく。誰もが自分やその周りのことだけ考えて生きている。手の届く範囲の同情、自分が傷つかない程度の正義」「化物はとてつもない悪が産み落とすのではなく、むしろ普通の人間によって生を受けるのだ。…僕らのようなちっぽけな人の中に蠢いている」