小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第8弾。
ここまで因縁が続いた半グレ組織が結衣に懸賞金をかけ、総力を結集し、酸鼻極まるサバイバルゲームを挑んでくる、というお話。
過去一のスケールと、これまでの登場人物(のうち生き残っている人達)も見事なまでにストーリーに絡んでくるあたりが『アベンジャーズ/エンドゲーム』に通じるところもあり、本当に面白かったです。
最終回でもいいくらいなのに(読んでいて「これはもう警察に捕まるだろ、、、」ってなります。これまでの作品もそうですが)、また最後の最後の終わり方でギャフンとなってしまうあたりも素晴らしい。
一方で、結 -
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ネタバレ【きっかけ】
『スピノザの診察室』に完全にハマってしまいまして、速やかに続編に着手。
【読後】
今回も、やられてしまいました。良かった。終わり方もGood!!
前作では、悪役ポジション?といった印象ながら、詳しい背景が分からなかった飛良泉と西島についても語られる。アプローチは異なるものの、二人の医療に対する真摯な姿が見え、「なんだ、結局、全キャラ魅力的かよー」とニヤニヤしてしまった。
医療ドラマにありがちな、劇的なオペ展開でドキドキさせるのとは全然違う。気づけばオペが終わっていて、いつもどおり、死に向き合う日常が描かれ、回想によってオペを振り返ったりする。
登場する医師たちは、それぞれ -
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絶対に捨ててはいけない、捨てられない「感情」を持ち合わせているのは「人間」だけである。
芥川賞受賞作品、ノミネート作品はその時代背景を鮮明に描き出すと言われている。
本作におけるその危機感、こそがこの2020年代後半を照らし出す警告そのものであり、我々が密かに抱く脅威そのものなのである。
主人公は、会社員として勤めていた一般女性、夫と二人暮らしをしていたが、ある日AIに仕事を奪われたことで生活そのものが喪失されてしまう。
気づけば夫は失踪し、家には主人公の女性一人きり。
そんな絶望の中、彼女が目の前に見つけたそれは、VRヘッドセットであった。
ストーリーは空想と現実を彷徨うような展 -
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中受がテーマの本、息苦しくなりそうだなと思って読み始めるのをしばらく躊躇ってしまったけど、結果、読んでめちゃくちゃよかった。
と同時に、ゾーンに入れる子は幸せだな、ラッキーだなとも思う。
いくら親が一生懸命にやったって、ゾーンに入れない子はいるし、ゾーンに入れたとしても合格できい子もいる。
まだまだ中受は親の影響も大きいと思うのだけど、どうなのだろう…?
子どもの大きな挑戦に一緒に立ち会わさせてもらえて、親として幸せとホントに思えるだろうか。
家族として子どもにとってのベストの形で寄り添うことはできるだろうか。
受験って難しい。親子って難しい。受験生の親ってホントに難しい。
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これ、本当に藤原竜也4代やるのか??初代の清衡とてまだ清丸。ようやく父が死んで前九年の役が終わった。わりも揉め事はもういいよと思うが、清衡前半生内輪揉めだし、基衡もお兄ちゃんとガッツリだし…終わらんのかな。
大敗を喫した頼義は、一旦再起不能になる。そろそろ任期が終わる。二期合わせて12年も務めたのだ。清原を味方につけようと頑張っているが、色良い返事がない。年貢は安倍が先にとっていってしまう。頼義の後任は歌人で文官の高階経重に決まっていた。
貞任の息子千世童丸13歳、経清の息子清丸は7歳と育ってきている。義家は清原光頼を口説いている。清原武則と結ぶ。義家が都に戻るために最後の挨拶に来るとい -
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宮下奈都さんの「羊と鋼の森」を読んで。
まず初めに とても美しい文章に
心地良さを感じた。
主人公の外村は調律師 板鳥氏が自身の通う学校の体育館にあるピアノを調律をしていく時の
ピアノの音を聴きながら
そこに森の匂いを感じた。
調律を終えたピアノが連れてくる音の景色は
最初に見えた景色より格段に鮮やかになるのを
高校生だった外村は感じた。
それは何にもこだわりを持たない高校生だった
外村が調律という森に出会った場面。
読み進める私の心も胸が高鳴り熱くなっていく。
調律師として歩み始めその森の中で
迷い戸惑う外村。
何かを真剣に捉えようと必死になるその心は
いつもまっすぐで素直。
今 -
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ネタバレずっと心の底で感じていた、なんとなくの生きづらさや人との違いを言語化してくれた一冊。
私自身、自分の抱える生きづらさをどうにか解明したくて、若林さんと同じように精神医学や脳科学の本を読み漁った時期がある。
「気にしすぎなくなる薬がもしあるなら常用したいくらい」という言葉に共感した。
後半、若林さんのお父様が亡くなるエピソードは胸が苦しくなった。私の父は今、癌で入院をしている。手術も成功して回復に向かっているが、命の限りを想像したからこそ余計に、若林さんがお父様との別れを経て綴った言葉が響いた。
「会いたい人にもう会えないという絶対的な事実が、会うということの価値を急激に高めた」
「合う人に会 -
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ネタバレ解説でも述べられているとおり、開幕からぐっと心を掴まれる。ポーの相棒であるティリーが連続狙撃犯の犠牲になってしまったというまさのスタート。
そこからときを遡り、どのようにしてポーたちと犯人が対峙することになるのかが語られていく。ターゲットは年齢層も性別もバラバラで、共通点は見られない。クリスティーの『ABC殺人事件』も引き合いに出されながら事件を追っていく。やがてポーとティリーは、犯人は人ではなく場所で犯行を選んでいること、その場所の選定に二つの二十面体を使っていること、そしてサイコロを使ったランダムな選定の中に本命のターゲットである結婚式場を忍ばせていることに気づく。犯人であるパックはターゲ
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