ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • いつか月夜

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    もっちゃんと冬至の静かなお話。トーンが抑えてあって良かった。

    實成の父が亡くなった。モヤヤンが部屋にいる。塩田さん親子と夜に散歩する。娘はエリザベート・ネコスキー一世と名乗る。ザベ子と呼んでいる。しかもザベ子は塩田さんの娘ではなかった。ザベ子が熊と呼べと言い出す。

    夜の散歩の人数が増える。伊吹さんと、松江さん。母に荷物を送らなくてもいいと言ってるのに送ってくる。熊が実の親に連れ帰られて、出て行かないように監禁される。みんなで救いに行く。

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    2026年06月05日
  • 時をかけるゆとり

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    電車で読んでたら、思わず声を出して笑いそうで大変でした笑
    日常の失敗や何気ない出来事をこんなにも面白く書ける朝井さん凄すぎ…!ユーモアセンスが素敵✧︎*エッセイあまり読まないですが、朝井さんのエッセイは大好きです!

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    2026年06月05日
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンの11巻目。

    春。
    かつて強盗殺人事件まで引き起こした呪いの目録。
    それは先々代の時代に、驚くほどの文士達が名を連ねた自慢の目録。
    今は東京バンドワゴンの倉奥に封印されているのだが、それを探す不審な男がうろついているという。
    他にも不穏な話が立て続けに転がり込んできて、さてさて、どうなることやら。

    夏。
    かつてイギリスの元秘密情報部員が私家版として友人に配った『コンフェッション』。
    その私家版百冊のうちの一冊だけ、実は全く違う内容で、彼が情報部員時代に手に入れた英国王室のスキャンダルが記されているとか。
    その問題の一冊を、当時日本に持ち帰った人物がいることがマードックさんの

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    2026年06月05日
  • 風と行く者

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    シリーズの最後が、バルサがジグロを思い出すシーンだった事が、じんわりと心に響きました。

    長い旅が終わった。

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    2026年06月05日
  • 白と黒のソナタ

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    ネタバレ

    マーラーの交響曲第5番4楽章が頭の中で流れるほどに美しく切ないお話でした。
    一台のピアノが時を超えて紡がれるお話なのですが、そこに携わる人たちの人生が関わっていてまるで実話のようでした。
    自分が死ぬまでに遺したなにかも、それはピアノという素晴らしいものでなくても、いつか誰かの呪いになるかもしれないけれど、違う誰かには光になるかもしれない。そんな希望まで見出せる素敵なお話でした。

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    2026年06月05日
  • 星を編む

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    こっちの方が良かった。

    お互いがお互いを思いやって、でも自分の人生を大事に生きる。
    自分を大切に、自分の人生を生きるって、実際にするにはとっても難しいと思う。やっぱり、外からの目が気になるから。でも、それでも、自分のために、自分の人生のために、真っ直ぐに、一生懸命に生きる姿は、すごく自分に誠実だなと思った。

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    2026年06月05日
  • 思考機械の事件簿1

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    神津恭介も鹿谷門実も湯川学も杉下右京も、皆フットレルの手による「思考機械」の子供達に過ぎないのでは?

    テクノロジーや共有されている科学にまつわる知識、物理的な再現性の詰め方等におおらかさとも呼べそうな時代感こそあれ、そこまで思わせる原型を持った作品です。

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    2026年06月05日
  • ノーメイク鑑定士

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    石田夏穂さんの著作にはもれなく星5つをつける病を患っているので、今回も「星、5つです!!」

    石田さんはどうしてこんなにも、生活をミクロな視点で描くことがお上手なんでしょう。だいすき。
    パイプ椅子で足裏をぐりぐりしながら「足のツボには静的刺激ではなく動的刺激」と表現できる凄み。しびれます。

    しょうもない日常でも、
    じぶんをちょっと嫌いな自分がいても、面白がって愛おしめそうな気すらしてくる。
    どんなに刊行がゆっくりでも、どんなに本が薄くても、石田さんの本はこれからもずっと新刊発売日に買い続けます。

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    2026年06月05日
  • 北斎になりすました女 葛飾応為伝

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    面白かった〜。

    葛飾応為、北斎の娘。最近注目されている人物。違う時代に生まれていれば、全く違う人生だったのだろうなー、とつくづく考えてしまう。
    当時では、異例の90歳まで生きた葛飾北斎。70代80代でも精力的に描いていたと思いきや、、。(応為だったのかー?)本書を読むと北斎の親心が伝わってきて、新たな一面を見たようで、とてもしみじみとする。
    偉大すぎる親の元に生まれてくるとは、幸なのか不幸なのか。
    応為にだけなり得た、北斎のなりすまし。
    応為は、どんな気持ちで絵を描き続けたのか。
    まだまだ謎が多い人物だけに、私の中でも妄想が膨らみ続ける。

    「吉原格子先之図」、3年ぶりに今秋公開。
    小布施の

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    2026年06月05日
  • リターン

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    リカ
    10年後の話。
    死体で発見された本間は10年もの間どうしていた。
    え、10年間も…。リカの恐怖、再び…

    立ち向かうコールドケース捜査班、捜査一課。
    果たして、リカを逮捕できるのか。

    ヒトコワ、グロ、ホラー好きに!
    最高のオススメ小説です!

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    2026年06月05日
  • ぼく モグラ キツネ 馬

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    誰でも読めるだろう,平易だが力強い長子の言葉と,大胆なタッチにして壮麗で,でも時折非常に繊細なセンチメンタリズムを感じるイラストで描かれた絵本。
    うつ状態でも読める本がないかAI(Gemini)に相談したら勧められたので,読んでみた。

    メッセージとして書かれていることはわりとよく見る,何回も繰り返されてきた(からこそ大切な)フレーズではあるので,特別な感想を抱いたわけではないが,自分の今ある位置を再確認するのにはうってつけな本だと思う。

    心に残ったメッセージは
    "じぶんにやさしくすることがいちばんのやさしさ"
    "やさしくされるのをまつんじゃなくて、じぶんにやさ

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    2026年06月05日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    森絵都/デモクラシーのいろは
    終戦直後の日本で、GHQ所属 日系二世の堅物教師が4人の個性的な女性に「民主主義」を教えていく成長物語。
    一見とっつきにくそうなテーマとボリュームに躊躇していたけれど本当に読んでよかった。考え抜かれた構成とキャラの魅力、読みやすい筆致であっという間でした。

    「民主主義を学ぶ」とは?と思ったけれど、きちんとそこにも言及する。
    複雑化しなくていい。誰もが自分の頭で深く考え、意見を主張できる世の中に変わる「始まり」の物語であると。

    忸怩たる思いを抱えていたであろう「敗戦国の女」たる彼女たち。それぞれに魅力あり見せ場あり、未来への羽ばたきに後光を見ました。

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    2026年06月05日
  • リカ

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    リカ
    ありそうで、ない。
    いや、でも…こういう事あるかも…
    いそうで、いない。
    いや、でも…こういう人いるかも…
    人間?化物?

    この本を読んでから読書が大好きになった。

    読書初心者からしてもワクワク感、ゾクゾク感…
    本の面白さが存分に詰まっている。
    次が気になってページをめくる手が止まらなかった。
    そして読みやすかった。

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    2026年06月05日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    2人の視点で追うと全くが物語の見え方が変わって面白いし、まさかの展開の連続でとても面白かった。恋も友情も、のめり込みすぎ注意。笑

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    2026年06月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    (記入途中)
    読んで良かった。もっと早く読めばよかった。
    町田そのこの作品は初めて読んだけど
    こんな素晴らしい本を書く人なんだと
    一気にファンになった。

    文章の読みやすさ、飽きのこない展開の速さとテンポ感、登場人物やその背景、心理描写、社会問題、メッセージ性。
    どこを取っても素晴らしく、それらの要素を絶妙なバランスで300pほどの本にぎゅっと詰め込んであるのが本当にすごい。

    ・ALSの義父の病状が悪化し、半狂乱になった母親が貴瑚の頬を打ち責め立て、貴瑚が絶望の心を知るシーン
    ・絶望の中、美晴とアンさんと出会い、居酒屋でアンさんに中華餡かけの茶碗蒸しを食べさせてもらうシーン
    は思わず涙が出た

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    2026年06月05日
  • こころ

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    ネタバレ

    ウン十年振りの再読。当時は先生と遺書が好みだったが、何十年とたった今は圧倒的に先生と私が好みだった。私が考察する先生のこころに潜むものの描き方がとてもよかった。

    先生と遺書のラストが、先生が死んだ後でも妻が生きている以上は、すべてをあなた(=私)腹の中にしまっておいてくださいの一文で終わる。これを読んだ瞬間に「私よ、直ちにその約束を破れ、律儀に先生との約束など果たさず、直ぐに誰かに告げてしまえ。そうでなくては次はきみが死ぬぞ」と思った。私には生きてほしい。

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    2026年06月05日
  • 代償

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    ネタバレ

    一気読みしました
    近年稀に見る悪役の登場と、主人公の気の弱さというか歯切れの悪さにめちゃくちゃイライラしながら読みましたが、とあるところあたりからいけ!やってやれ!みたいな気持ちになり、最後はしっかり綺麗に纏まりました。
    ミステリー界のアンパンマン映画かってくらい分かりやすく読みやすく。ハラハラもあり、楽しめました。
    途中、この悪役をどうやって成敗してくれるのかと楽しみでしたが、とにかくイライラしてました笑

    最後にはずっと思ってたセリフが。
    達也と同じような奴は他にも沢山いる
    自分の周りにも達也ほどではなくても本当に理解できない人、ことってあるんです。

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    2026年06月05日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    ある日、首相暗殺の犯人に仕立てあげられた男。
    見えない大きな権力に翻弄されながらの逃走劇は目が離せなかった。
    過去の記憶と今が繋がる展開に感動と興奮が止まらなかった。

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    2026年06月05日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    人に期待しない
    振り回されない
    それでも絶望しない
    この世界に少し優しくなれる
    読み終わった時に
    そう思える一冊

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    2026年06月05日
  • 空、はてしない青 下

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    こんなにも涙が溢れる作品に今後出会えないんじゃないか…。主人公が記憶を失う残酷さと向き合い続ける彼女の姿に胸をうたれた。悲しみを上回る優しさと温かさと強さをひしひしと感じることができ、出会いと別れを大切に生きていこうと思えた。

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    2026年06月05日