小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ響先生、クールで扱いの難しい性格で、幽霊に関してもっと淡々と「やれやれ」な感じで解決していく人かと思っていたら、思いのほか面倒見がいいし、可愛らしい部分があって驚いた。
過去のことがあって笑えなくなっただけで、元々の性格がいい人なので。
彼の内面が見える彼視点の話を合間合間に挟んでくれるから、より親近感のもてるヒーローだったと思う。
ひなのはひなので、どうにも幽霊事件に巻き込まれがちだが、進んで巻き込まれるトラブルメーカーではなかったところもいい。
一話目はさておき、その話で学習して響先生に迷惑がかからないように頑張っているのに、不可抗力で巻き込まれてる可哀想な立ち位置。
自分も先生と同じよ -
Posted by ブクログ
寺地さんの小説は引き込まれる。
そして最後には必ず優しい涙がこぼれる。
本当に大好きな作家さんだ。
詐欺師の話しでもあり、認知症や、家族の関係、周りの人との結びつき、色々な要素が混ざっていて本当に素晴らしかった。
眞は人生を悲観していて、むちゃくちゃな人生を送ってきたが、ふと30代になり自分の人生を考えるようになる。
私も10代、20代、30代と何も変わっていないと思っていたが、やはり人間は色々なものを吸収して感じて考えて生きていく生き物なんだと思った。
眞の周りに素敵な人達がいてよかった。
これからは眞が幸せになれそうでよかった。
私も自分のこれからのことをしっかり考えていきたいと思わせてく -
Posted by ブクログ
『大学進学において、生まれ育った地域、性別、通っている高校、保護者の学歴など、特に多くの壁=社会的諸条件を乗り越えなければならないのが「地方女子」。個人の努力や意志の問題に矮小化すると、「壁を乗り越えられないのは自己責任」という重荷を子どもたちに背負わせかねず、「地方女子」を呪縛にしてしまう。選択の背景にある「当たり前」はどのようにつくられているのかーー。本書では「地方女子」の置かれた現状を教育、制度、経済、社会意識、ジェンダーなど多角的な視点から分析し問う。』
地方が悪いとか女子の置かれた環境が悪いとかそういう話に片付けず、「大学進学しないと安心して暮らせないと思わされる社会」への問題提起 -
Posted by ブクログ
全然知らなかった。むしろ知ろうとしなかった。自分とは違う世界だと勝手に壁を作っていた。
私の周りに障害者と呼ばれる人も、まして重度障害者と位置付ける人がいない。だから知らなくて当然・・・な訳がない。この本を読んで、障害を負っている人(と家族)の生活がどんなに窮屈なものかを知った。日本はまだまだバリアだらけだ。また当事者が声を上げると、それをバッシングする人が必ず出てくる。弱者は大人しくしてろと言う風潮が漂っている。これは国民ひとりひとりが真剣に考えるべき問題だと思った。
この小説にはモデルとなる当事者の方々いて、作者の緻密で丁寧な取材が伺える。すぐにでも実写化して多くの人に問題共有もらいたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻を読んでいるときは「いじめの話」と思った。
読みきった後は、そんな簡単な一言では表せない。
ネタバレを読まず、先入観を持たず読んでほしい。
上巻最初の2ページのこころのかわいいかわいい小さな夢。
それがこんな壮大な物語を経て、陽があたるようなそんな本。
登場人物たちの時間がずれていて、もしかしたら年代が違うのかも
というのはなんとなく早い段階で気づくことができたけど
具体的な年齢差や喜多島先生とオオカミさまの正体や
鍵のありかやお話などなど最後まで気付けず
最後まで謎が解けていくようにハラハラ読むことができた。
こころの話かと思ったけれど、そうじゃない。
みんなの物語。主人公はここ -
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾。
ホスピス病棟に新しく加わった2年目ナースの神宮寺の教育担当になった卯月咲笑は、彼女と行動することで改めて自身の仕事に向き合うことになる。
神宮寺のことをけっして否定することはなく、一緒に考えることで咲笑も成長したんだなぁと思う。
死に近い患者のそばに視る思い残しも、寄り添って話を聞くことで、とても自然に解決できている。
35年ぶりの父との再会、高校時代に好きだった忘れられない女性、誰にも言えなかった過去の秘密、小説家になりたい彼に送ったクリスマスプレゼントなど、何度か涙してしまった…。
いちばんの成長は、咲笑が姪っ子を預かり一緒に生活することで、その大変さを感じ、両
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