ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    自分も戦場似いるかのように没入して読める。戦争はいつまで続くの?と思いながら読み進めていたのに、少女たちの戦いはもう終わり?と思える疾走感もある。少女たちの思いが上手く描かれていて感情移入できる。

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    2026年08月01日
  • 夏と花火と私の死体

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    ネタバレ

    夏の文庫フェアで購入。 
    タイトルは以前から知っていたのと、「やはり夏には夏の本が読みたい!」ということで選書しました。

    乙一さんの作品は久しぶりに読みましたが、どんでん返しが大変効いていて、一気読みは免れないです。
    「夏と花火と私の死体」では、主人公である五月が序盤に死体となってしまいますが…その後も視点が変わることなく、五月(の死体)目線で物語が語られるのが大変新鮮でした。
    初めは犯人である弥生ちゃんの行動に驚きましたが、健くんと縁さんの狂気っぷりにさらに驚愕。
    犯人ではありますが罪悪感を抱え、死体が見つかりそうになる度に怯える弥生ちゃんが実は一番人間じみているのでは?という結論に至りま

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    2026年08月01日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    ストーリーを知っている童話だからこそ、どんなミステリーになるのかなと気になり、サクサク読めておもしろかったです。

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    2026年08月01日
  • 飛燕

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    さわやかなストーリーで、
    あっと言う間に読み終えた。
    3人姉妹それぞれが、
    強くて優しくて聡明であこがれる。
    淡い恋物語も切ない(けど、こんなシチュエーション好き♡)。

    一瞬で情景が浮かんだ一文。素敵すぎる。
    「ついさっき、目の前を燕がよぎり、その飛翔を追うともなく追った目が空を捉えた。
    一朶の雲もなく、どこまでも晴れ渡っていた。碧空に燕だけが黒く刻印される。」


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    2026年08月01日
  • レーエンデ国物語

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    とても気に入りました!
    メインの登場人物が善良で優しく共感しやすかったです。

    便利な魔法は登場しませんが、その国の文化•歴史が息づいているのを感じ、どっぷり浸かることができるファンタジー小説でした。

    心優しい登場人物たちが苦労して苦労してたどり着いたラストに圧倒され、しばらく頭がいっぱいになり引きずりました。

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    2026年08月01日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    原田マハ作品を読んだのは初めて。登場人物の人柄がとてもよかった。ただ旅をしてハッピーエンドの話ではなく、人間関係のほつれがほどけ、それぞれがそれぞれの方向で前に進んでいくような、勇気とも感動とも違うけれど読んでいてほっこりするような本だった。

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    2026年08月01日
  • コンビニたそがれ堂

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    あらすじがとても良かったので、
    全シリーズ大人買いしました。
    さっそく1作目から読んでみました。
    元は児童文学ならでわで、
    文章はとても読みやすく
    ひとつひとつの言葉が
    心に染み渡ります。
    両親の離婚や再婚で親に振り回されていた
    辛い小学生時代の時にこの本と出会っていたら
    もっと楽しかったにちがいないと思いました。
    フリーライターさんのあとがきも
    とても良かった。
    私もいつかコンビニたそがれ堂に
    行けたらいいなと思います。
    さぁ2作目も楽しみながら読んでいきますよ。

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    2026年08月01日
  • 陽子さんはお元気ですか?

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    表紙とオレンジページで連載という事でほっこりした話なのかと思いましたが、グサグサと突き刺さる場面がありました。
    陽子さん同様に私も自分の事を振り返り、行動を起こしたい。

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    2026年08月01日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞とのことで手に取りましたが、はじめからぐんぐん話の中に引き込まれていった…私的にお初の作家さんで、さらに現代ではない話でこれはかなり珍しくて。なんだろ、絶妙なんだよね、テンポも良く、登場人物の魅力度も、隙なく。セイの話とタイ子の話が涙なしには読めず、出先のカフェで思わずポロポロ泣いてしまった。他の作品もぜひとも読みたい。

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    2026年08月01日
  • 月の立つ林で

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    「ツキない話」というポッドキャストを通して交絡する様々な人間模様が描かれる。

    「ツキない話」というのが上手くて、「尽きない」であり「月無い」つまり新月のことでもあるんだろう


    月はそこにあるだけで(例え新月で月が見えなくても)こちらの生活を見守ってくれている。

    その様子を人間の存在になぞらえて、そこにいなくても表現していなくても、自分を見守り励ましてくれていると気づけるというストーリー


    高評価の理由は、月のあり様と人間の存在を自然に融合させている点とそれを日常生活におけるストーリーで書くことで読者にも「自分を見守ってくれている誰かがいるかも」と感じさせる点にあると思う。

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    2026年08月01日
  • 『石球城』殺人事件

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    プロローグ

    酷暑の新作ミステリー第三弾!

    “石球城”という13の塔からなる城
    その13の密室で13の殺人が行われた

    13の密室の謎をどう解き明かすのか!?
    この超絶的悶絶!
    しかと見届けよ!



    本書
    『石球城』殺人事件★Super5
    akiさんの本棚から
    素晴らしい作品をご紹介いただきました
    いつもありがとうございます

    氷と暗闇が支配する“石球城”
    そして13の塔と灯火を護る13の巫女だち

    クローズド・サークルと化した城にとある侵入者が現れる
    その直後から、クローズド・サークルの塔にいる
    巫女たちがひとり、またひとりと殺されていくのだが…

    設定も各13にも及ぶ謎解きも、そして全

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    2026年08月01日
  • ミーチャの恋・日射病 他十篇

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    愛は、情欲は、魂は、肉体は?いったい何なのだろう?いやそんなものはない──存在するのは、何か別のもの、まったく別のものなんだ!まさにこの手袋の匂い──これだってカーチャじゃないのか?愛、魂、肉体じゃないのか?農夫たちも、車内で働いている人たちも、不恰好な赤ん坊を洗面所に連れていく女性も、コトコトと鳴るランプの淡い焔も、春の荒れ野を覆う薄闇も──すべては愛であり、魂であり、苦しみであり、いまだ語られざる喜びなのだ。

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    2026年08月01日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    読みながら涙がぽたぽたとこぼれ落ちる経験は久しぶりでした。
    とにかく言葉選びが素敵で、文章が綺麗で。特に風景の表現がいちいち美しくて。
    1つも取りこぼしたくなくて、途中でもう1回最初から読み直しました。

    特に表題作がほんとうに良くて....
    『斉唱』『長良川』も大好きです

    結局一貫してるのは「愛」なんだけど、それが、完璧じゃないのが、心に刺さった理由なんだろうな。
    静かで、もどかしくて、時に棘があって不誠実で。その中に描かれた愛だからこそ、強く惹き込まれたんだと思う。

    この本は私にとってかけがえのない一冊になりそうです

    ─────────────────

    ◼️椿姫
    ・朝日に溶け出した

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    2026年08月01日
  • Nのために

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    究極の愛とかは何か、罪の共有は愛といえるのか、一般的に歪んだ愛とされているものの背景にはいろんなドラマがある。

    人を理解するには、行動だけでなく、その人が歩んできた物語を知る必要がある。

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    2026年08月01日
  • 蛍たちの祈り

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    それぞれの親子の話。子供目線で読んでも、親目線で読んでもいいなと思いました。正道くんは、辛いことも経験してきたけど、名前の通り人生を歩めてると思う。幸恵さんの思いは人づてにしかわからないけど、愛されて生まれてきたことを隆之さんに教えて貰ったから、今の彼があるんだろうな。
    どの章の話も好きでしたが、最後が特に良かったです。

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    2026年08月01日
  • 犯罪者 上

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    最初の衝撃から展開するまでがちょっと読み進めるのに時間がかかった
    登場人物の多さと、何に関係しているのか分からなくて何となく頭に入らなかったが、
    後半面白すぎて一気に読んでしまった
    苦しくて辛くて何回も泣いた

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    2026年08月01日
  • 太陽の棘

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    戦後まもない沖縄に、ニシムイ美術村と名付けられた画家たちのコロニーがあった。「ニシムイ」とは、沖縄の言葉で「北の森」という意味だそうだ。首里城から見て北側に位置する森の中に、その集落は造られた。そこで、東京美術学校を卒業した若い芸術家たちーー玉那覇正吉(たまなはせいきち)、山元恵一、安谷正義(あだにやまさよし)、名渡山愛順(などやまあいじゅん) ら、のちの沖縄画壇を背負って立つことになる画家たちが、絵画やカードを制作して米軍関係者に売り、生活の糧を得ていたという。

    戦後の沖縄で、軌跡的に出会った日本人画家とアメリカ人医師の話。決して買い手の為に描くのではないというプライドと、現実の葛藤。

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    2026年08月01日
  • おはぐろとんぼ 江戸人情堀物語

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    ネタバレ

    宇江佐真理、9冊目は読んで後悔しない短編小説。
    藤沢周平を尊敬する作家として最も充実していた時期の作品群は、駄作なしの傑作揃いです。
    本作も6篇の短編集なので勝手にランク付してみる。寸評は評価A以上の作品のみ。
    【S=傑作、A=秀作、B=並、C=駄作 】
    ♦「ため息はつかない」A-  奉公先の器量の悪い娘との縁談話。「豊吉は笑っておふみの肉付きのよい肩に自分の腕を回した」豊吉が、奉公人から若旦那への昇格の瞬間だが、生真面目な豊吉の性格から、この展開は早すぎる
    ♦「裾継」A 苦しくても今より悪くなければ幸せ。諦念が幸せには肝心
    ♦「おはぐろとんぼ」S  珍しく(?)タイトル作品が傑作。
    ♦「日向

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    2026年08月01日
  • レテの汀

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    優しさが人に与える影響を知れる小説。

    3歳の時に芸術家の母が病で亡くなってしまう。
    そして時が流れ、なぜ母が亡くなってしまったのか。その秘密を知ることに・・・

    姉に息子の息吹の思考があまりにも優しく切ない気持ちが漏れる場面は、
    個人的には共感し辛く感じました。
    ・人は相手には興味がなく、自分のことを多く語る。
    ・またちょっとした一言で人の人生を左右する恐れのある怖さ。

    柑は自分が犯した罪との向き合い方に葛藤する姿は、自分自身でどのように向き合っていいのか本当にわかりませんでした。それでも現状に満足せずに変化を起こすための行動には尊敬を感じました。

    この小説からは、人それぞれ感じる部分は

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    2026年08月01日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    めっちゃ面白かった。
    特に金石のバラバラ死体が発見されてからの加速度的な展開にはドキドキハラハラした。1996年が舞台なのでスマホはもちろん携帯もないが故に、より一層直面した状況の深刻度が強く感じられたのかもしれない。
    クライマックスの対決(?)は本当にヒヤヒヤで、文字でこんな臨場感を感じさせられるのはすごいなと思った。

    それと本筋ではないにしろ、保険会社員という職業の大変さというものを垣間見れた気がする。本の登場人物とまでいかなくとも、本当に厄介な顧客はいるだろうし、大変な職業だなと思った。気づきもあってよい。

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    2026年08月01日