小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレよく思いつくなー。本当にすごい。
一時期話題になってたなと、今更読んでみた。
評判通りおもしろかったー。(真剣に読むと頭が疲れるけど)
最近はミステリのどんでん返しでも、パターンが読めちゃうからか驚けることが少なかったからこそ、新しい驚きのジャンルが楽しい。
一番おもしろかったのは『だるまさんがかぞえた』。
ストーリーをというより、ゲームを楽しむにはとてもいい読書体験になる。
唯一、最後絵空と仲良しに戻るのがいまいち理解できないんだよね。
いくらイカサマはありと言えども、真兎のいろいろと絵空の小火はレベルが違うというか…
小火はさすがに引いてしまう。 -
Posted by ブクログ
本当に大事なのは、「なぜ」と問い続けること。
そして、その答えを探す自分自身の行動に「責任」を持つこと。
大人でも子どもでも、きっと変わらない姿勢だと思う。
『神の蝶、舞う果て』上橋菜穂子
長年ファンに愛される上橋菜穂子先生の最新刊…!
なのだけれど、実は本作は先生がまだ30代の頃に書かれた作品。
あとがきには「まだ熟していない」
と感じられたとあるけれど、
今回は最低限の修正にとどめて、
そのままの形で上梓されたといいます。
いまの上橋先生なら、きっとどんな改稿もできたはず。
それでも若き日の熱や勢いを失わせずに世に送り出してくれた。
その選択に、読者としては感謝しかない。
私 -
Posted by ブクログ
いちおうミステリということになっているけど、推理要素は薄め。
死神である主人公と、死の対象として選ばれた人物たちとのやり取りが中心の短編集。
短編としてそれぞれの話の出来がとてもよく、ほっこりもするし感動もする。
ただ、基本的にどの人物もどうしても「死」が訪れることがメタ的には分かっているから、どこか悲しい気持ちにもなる。
死ぬことは予見できないし、誰にでも訪れるもので、それをみんな理解はしているのだけど、常に忘れずに胸の中にあるかといえばそうでもない。
でも後悔しない最期を迎えるためには、いつも忘れずにいないといけないな。と考えさせられるような内容だった。
決して陰鬱な感じではなく、話として -
Posted by ブクログ
読み進めている時も読み終わったあとも、ずっと心がぽかぽかあったかくて不思議。
2人の今までの経験とか、出来事とかの言葉にできない思いとか、いろんなことが混ざって、最後の最後であの2人にしかわからない答えが出てるのかなと思感じて、なんかすごく納得。
ちょっと心が軽くなった気がする。読み終えて寂しいという喪失感と、たくさん感じられた優しさと暖かさがなんかいい感じにスッと消えていったみたいな。 読み終わりたくないな、と今まで読んだ本1番思った。まだ約10年強しか生きてないので読んだ本も少ないけれど。
主人公2人以外の登場人物も素敵で、それぞれがそれぞれに悩んでたり苦しかったり……
言葉にするのが難 -
Posted by ブクログ
面白かったです。
8年後に小惑星が地球に衝突すると聞いて、人はどんな行動を取るのか。そして残り3年となった今、それぞれ人はどう過ごすのか。何を感じ、何を達成したいと思うのか。恐れるのか、あるいは別の感情を持つのか。
まずその世界観に舌を巻きます。
一人一人の視点で描かれる短編の形式でありながら、伊坂さんの小説お馴染みの、こっちの登場人物があっちのお話に登場して、というのが散りばめられていて、あぁこの人は他人の目にはこういう風に映るんだな、とか、そういう面白みもありました。文章のセンスやテンポの良さ、それからユーモアもいつもながら、楽しませていただきました。何でこんな面白い文章が書けるの!もー -
Posted by ブクログ
蛍の美しい、山間の寒村。
中学生の時に出会った、坂邑幸恵と桐生隆之から話が始まる。
「逃亡の夜」が一番、印象が強かった。
子供が親から逃げるには、死ぬか殺すか、どちらかしか選択できないと切羽詰まった幸恵が、ほんとに不憫。
子供が悲しい目に合う事、虐待される事、
一番読んでいて辛い。
容赦ない文章は、ただただ胸が痛む。
毒親やとんでもない大人が次々出てきて、これでもか、と読んでいて胸が苦しくなる。
子供はいつか大人になる。
辛い経験を乗り越えて、いい大人になるか、
人間性を壊されて、ひどい大人になるか、
環境や考え方、性格に起因するだろう。
困っている子がいたら、手を差し伸べる大人が近く
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