ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • たつこたつ

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    大好きなたつこたつの絵本!
    Xでたまたま広告を見かけ、絵本になってるの?!といそいそ買いに行きました。
    大好きなたつこたつの言葉遊び、世界観を、この絵本でもしっかり堪能しました。
    夏に育ち過ぎたナスについてや、ひろしのご両親、幼馴染まで、歌では語られなかった事を沢山知れて嬉しいです。
    派手でなくとも人生を謳歌している辰ひろしの日常。歌を何度も聴いたように、絵本もこれから何度も開く事になると思います。
    何ならもっと書籍化してほしい!笑

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    2025年11月27日
  • 木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)

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    超一流の職人魂。
    西岡常一氏の精神や姿勢の部分において非常に感銘を受けた。
    俗に言う、手元に置いておきたい1冊。

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    2025年11月27日
  • 死にたくなったら電話して

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    ネタバレ

    浪人生の徳山がキャバクラ嬢の初美に出会い恋人になり洗脳されていく。
    「死にましょうよ、心中しましょう。それがわたし達の取れる唯一の脱出策です。ね?心中しましょうよ。」
    ニヒリズムについて考えさせられる。
    また、魔女狩りについての会話があるが、このシーンがインパクトありすぎ。

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    2025年11月27日
  • おはしうさぎ

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    ネタバレ

    表紙のように耳がおはしになっているうさぎが登場。
    お箸がうまく使えない僕に、タレ目でなんちゃって関西弁(?)をしゃべるおはしうさぎが、ちょっと荒めなお箸特訓をしてくれる展開。

    言葉や指導は荒めなんだけども、おはしを上手に使ってもらいたい、きちんと正しい持ち方を覚えてほしいという情熱がとても伝わる熱血ぶりに愛を感じます。
    指導する子どもに対する愛なのかおはしに対する愛なのかはわかりませんけども(笑)

    おはしをうまくつかえないお子さんになんとか覚えてもらいたくてひらめいたのでしょうね。本当に絵本作家さんは頭が柔らかいわー
    うさぎの耳と来るとはね…

    おはしを使う全子どもに対する作者の愛が一番ア

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    2025年11月27日
  • アフター・ユー

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    最後の電話のシーン以降ボロ泣き

    言葉で映像を浮かべられる表現もすごいけど
    感触とかまでリアルに感じ取れる文章には感服

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    2025年11月27日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    シャールさんたちにまた会えた!嬉
    そして台湾に行きたくなるなる。13年前くらいに行った時は小籠包に夜市にマッサージに九份、まさに王道を詰め込んだコースを満喫したけれど、これまた台湾の違った魅力が満載。コーヒーすきなので台湾珈琲気になる。
    そして台湾の歴史。実際の旅行で現地の人と交流を持つってなかなか難しいけれど、シャールさんみたいに文庫片手にゆっくり旅をしてみたいな。

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    2025年11月27日
  • 天上の葦 下

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    ネタバレ

    太田さんの3人組ラスト!鑓水1番好きだからとても楽しかった。
    戦時中こんなことがあったんだなと。私が当事者だったら、国が大丈夫って言ってるし、みんな残るし、みたいな正常性バイアスで逃げれないだろうな。
    現在のメディアにいたとしても長いものに巻かれて動けない側だと思うから、ちゃんといけないことはいけないしこれは違うってわかってて動いてくれる人たちほんとかっこいいし尊敬する。
    鑓水が適当なこと言いながら適当な態度で、ちゃんと修司や他の人のこと守ってあげてるのがかっこいいー!
    最終章めちゃくちゃ泣けた。

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    2025年11月27日
  • 神に愛されていた

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    好き嫌いは分かれそうですが、チレンさんの飾りっ気のない文体に、本書で虜になりました。読書を始めて日が浅いので、一冊読むのに時間が掛かってしまうのですが、本書は続きが気になって1日で読んでしまいました。2人の天才女性作家の物語を通して、愛について改めて考える機会になりました。それは恋人に対してだけでなく、両親や友人に対しても、きちんと受け取られる形で渡していかないと虚しいなと思いました。

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    2025年11月27日
  • サクラ咲く

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    久しぶりに一気読みしてしまった。
    暗くない黒くない、そしてティーンエイジャー向け仕様な読みやすさ。
    「こんな風でいて欲しい」と思える物語でした。

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    2025年11月27日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    別れることが決まった男女が過ごす最後の夜の場面だけを一冊で語る展開は他に見ないなと思った。ページを捲るたびに分かってくる2人の関係性、そして、あの男との関係性に驚きを隠せなかった。

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    2025年11月27日
  • 母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―

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    なかなか本にしづらい題材だったと思います。でも、それぞれの境遇の方の本音に共感できる部分もあり、私にとっては素晴らしいなと本でした。

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    2025年11月27日
  • 口訳 古事記

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    古事記については色んな手法(アニメ、新訳、コミックなど)で表現されてきましたが登場人物(神)の多さとあまりに非現実的なストーリーのため、なかなか頭に入ってきませんでした。

    本書は町田康さんのコテコテ関西弁と、馴染みのある関西ほか各地を舞台にしていることもあり、妙に説得力があります

    古事記に挫折した人こそ手に取っていただきたく大推薦いたします

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    2025年11月27日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    居酒屋や、食堂(レストラン、ビストロ等)を舞台にした小説には、悩みや苦しみ、悲しみ等を持った人々がお店を訪れ、酒と肴を堪能しながら店の主人や常連さんとの交流を通して明日への希望や活力を得て行くのが多いです。この小説も同じようなものと思っていましたが、お店を訪れた人と同じように何か惹きつけられ一気に読んでいました。続刊を最初に読んだので再読しようと思います。

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    2025年11月27日
  • 残酷依存症

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    サークル仲間の3人が何者かに監禁される。目を覚ますと……。
    痛い痛い痛い。
    極限状態に陥った人間は醜い本性を現す。
    人間の悪意は底知れない。
    犯人は今回の結末をどのような方法で引き起こしたのか。真相は結局不明のままなので、今後どこかで種明かししてほしい。

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    2025年11月27日
  • 銀獣の集い 廣嶋玲子短編集

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    ネタバレ

    3編収録されてました。
    どれも満足です。上質なファンタジーでした。ダークファンタジーというより仄暗いファンタジーだと思いました。
    表題にもなってる「銀獣の集い」あらすじにある通り富豪の老人が銀獣を1年育てて最も優れた銀獣を育てられた人に自分の遺産を渡すという。
    選ばれたのは、24、5歳:野心家な男性。16歳:親の束縛が激しく大人しい女の子。43歳:奥さんもいるし、仕事も成功してる自立したちゃんとした大人の男性。20歳:何をやっても長続きしない伯爵家の息子。
    28歳:一見美人でいい人そうだけど、中身は腐ってる。本人も自覚してる女性。の5人
    どの人のエピソードも面白かったです。あと幻獣に名前を付け

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    2025年11月27日
  • 聯愁殺 新装版

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     ある未成年者が、合計四人の男女を殺傷した殺人及び殺人未遂容疑で全国に指名手配された。犯人の遺留品によって重要容疑者は割り出され、解決に向かいはじめたかに思われたが、事件は結局、迷宮入りしてしまう。それから四年の月日が流れ、事件の唯一の生存者となった一礼比梢絵は、事件の様々な謎が解き明かされることを求めていた。事件を担当した刑事でもある双侶を頼って、そんな彼女が足を踏み入れたのが、ミステリ関係の創作に携わる者たちが開く会合〈恋謎会〉だった。ひとつの事件をめぐって、会のメンバーは謎を推理していく。彼女が本当に知りたかった謎は解き明かされるのか――。

     西澤保彦さんの代表作のひとつでもある『聯愁

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    2025年11月27日
  • 拷問依存症

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    ネタバレ

    3日で完読‼️

    酷いし、グロいし、残酷だけど、やっぱめちゃくちゃ面白い!!
    伏線が巡らされてて、読んでる途中はよくわからないし、混乱するけど、読み終わるとスッキリする。

    性犯罪、男の認知の歪みについても興味深い。

    『善意』ね、

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    2025年11月27日
  • 君の話

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    実在しないはずの幼馴染という一文の不思議さで手に取りました。実際内容はサスペンス的であり、恋愛小説でもあり、SFでもあって、もし自分が主人公ならどうなっていたか?どうしていたか?。前半と後半の視点の変化にも惹きつけられ、切なく、とにかく自分には異彩を放つ作品でした。

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    2025年11月27日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    絶対値段のケタが違ってると思う。5,100円と言われても納得の内容の濃さ…!3ヶ月くらいかけて読みきった。
    文芸誌自体ほぼ読まないのだが、いろんな作家さんをお試しで読めるところが最高。ここから次の読書につながりそう。
    黒い紙がきれいで、やぎもかわいいです。

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    2025年11月27日
  • クジラの彼

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    甘い!甘すぎる!っていう感じだったけど、一つ一つの文章、表現がとっても素敵でした。
    なるほどなあってこういう恋愛素敵だなあって思って読み進めました。

    私は自衛隊とは違いますが、海上保安官の潜水士にに片思いしていた時期がありました。その人から聞く話は私の住んでいる世界とは本当に違って、私なら無理!って思うことも慣れだよ慣れって言って日々仕事を頑張っていました。その大きな背中がとってもかっこよくて大好きでした。私が出会った時は救命士の学校に通っていたときで、来年度には新天地で機動救難士になる予定らしいです。お互い思い合ってはいたと思いますが、何より仕事一筋な人なので思い出が増える前にということで

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    2025年11月27日