小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ私には好きな人がいる。思いはまだ伝えていない。私の世界はその人で象られていて、法律になってしまっている。本作も、その人の好きな「月」がタイトルに入っていたから購読させて頂きました。
本作は、読んでいて心に沁み渡り、でもどこか嫌悪感を感じていた。結城桃子さんが色んな人と出会い、色んな感性に出会い、自分を見つめ直すきっかけを得て、それでも次々と新しい問題が表面化していくところに、自分を投影してしまうからだった。でも、最後には、本作を読んで本当に良かった、本作に出会えて、自分が変われると本気で思った。桃子さんは決して、闘う人を傍観しなかった。
たとえ希望が無くとも、セルクルみたいな幸せの型にハマらな -
Posted by ブクログ
生と死 自然界の生き方について
『ともぐい』を読み終えて、まず強く残ったのは、フィクションなのにノンフィクションのような生々しさだった。熊と人間が生きる山の世界があまりにも現実的に感じられ、物語を読んでいるというより、実際にそこで生きている人間を見ているような感覚になった。
特に印象に残ったのは、自然界の本質や、生と死について描かれているところ。
食べるために殺し、殺したものを食べて生きる。人間も動物も、結局は自然の循環の中にいる一つの生き物にすぎない。そうしたことを、綺麗にまとめるのではなく、生々しいまま描いているのがよかった。
その中でも熊爪は、とてもいいキャラクターだった。
人間社 -
Posted by ブクログ
あれまぁ、意外とちゃんと女子高生なんすね
10代はホント1年でぐんと成長する時期ですから
なんか、色々普通人の生活に触れて少しずつらしさを獲得していく結衣さんが微笑ましい限りでございます。
にしても、今回もバイオレンス全力でございまして、ちょっと相手方がなんだかチョロい感じと、何だこいつぅ〜ってので、いまいち張り合いない感じはありましたが
念願のあれも見つかり、これで高1は終わりかと思いきや・・・
まだまだ続くし、ん?おじいちゃん?的な流れも入りまして
まだまだ、楽しませてもらえるみたいで何よりです。
ってか、毎回、数日で転校するもんで、季節まだ・・・春じゃないか?
まぁ、続きが気になってしょ -
Posted by ブクログ
村上春樹が趣味のランニングを通じて、時に作家人生についても振り返るエッセイ。本文内ではメモワールと語っている。
村上春樹のような作家は、みな天才で常人とはかけ離れた考えをしてると思っていた。しかしそんなことはなく、彼も1番大事にしていることは最後までやりぬくという普遍的なものだった。自分は最後までやり抜くであったり、コツコツ継続するということが大の苦手だ。そんな性分を自分もランニングを通じて少しずつ改善してみようかな、「わずかでもそれらしき場所に近づいて」みようかな。そう思わせてくれるエッセイだった。
ところで自分は物語には起承転結を求めてしまいがちなのであまり村上春樹は刺さらなかった経験が
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。