ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • こどもの頃のこわい話 きみのわるい話

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    どれも短めで読みやすく、ゾクゾクする話ばかりでした!
    表紙と帯を見て、面白そう!って一目惚れして買ったのですが、大正解でした。
    最後の話『人形地獄』がいちばん好きです。
    あと、『きつね』も、締めくくりに遊び心が感じられましたw
    『女郎蜘蛛の男、あるいは女』も、他の体験者とはひと味違いましたね。

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    2026年09月12日
  • ミサゴの守る町

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    『龍の守る町』の続編。瑞乃消防署のメンバーと、あの町に再び試練がふりかかる。困難の中で人と人との繋がりが生み出す奇跡。また、この町に心を動かされた。

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    2026年09月12日
  • きよしこ

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    本当に伝えたいことだったら伝わるよ

    転校の多いきよしは人よりも別れを多く経験するが、最後の言葉を交わした別れは殆どない。もし、ごめんねやありがとうがスラスラと言えたなら、言葉にできていればもっとスッキリとした別れになってたのだろうか?

    言葉にしなくても伝わる事もあるし、ヘタクソでぎこちなくても言葉にしなくちゃならない事もある。
    自分は伝えたいことを、別にいいやと自分の中にしまい込んだり、隠してしまうことが増えてしまったなあとも思った

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    2026年09月12日
  • ごちそうモンゴル!大草原が息づく暮らし

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    人間という同族.同族同士だから分かり合えるし怖くない広大な草原や砂漠で出会う同族としての私たち,人々。今の世界中戦争紛争騙し合いをなんとみるか。

    自然と共に暮らすモンゴルは周知だが、なにひとつあますことなく、、
    羊や山羊の体をそのまままるで鍋やオーブンのようにして料理し食べるボードクなる食べ物はその真骨頂。
    人間も動物も食べ物を入れて排出するツツである、
    そしてこの草原の人々は、余すところなく捨てるところなく,季節と家畜のよいところを良い時に食したり食べさせたりする。

    サインシャイド
    ウランバートルから縦貫鉄道で行ける
    モンゴル初の劇場
    有名なパワースポット
    ダンザンラブジャー僧侶の博物館

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    2026年09月12日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    直木賞、芥川賞、本屋大賞。
    世の中にある賞のうち、作者が本当に欲しいものとそれを手に入れる難しさを知った。
    編集者の血をみる努力、作家という職業。
    私はどれも素敵だと思うし、簡単には言い表せない希望と未来と絶望を知った。

    ひとつ分からないのは、天羽カインが『知らなければ良かった』と言ったフレーズ。
    「千紘が加筆した事実を知った事」に対する後悔があったが、果たして本当に後悔していたのか?
    だとしたら直木賞を断る理由に繋がらない気がする。
    知ったからこそ、本物じゃないと思ったわけで、この事実に気づいた自分に感謝しているのではないか?

    そして、表紙の女性は千紘なのか、はたまたカインなのか。
    間違いなく言えることは、素敵なデザインです。

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    2026年09月12日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    大人になるにつれて、嫌なこと、悲しいこと、上手くいかない事を、我慢したり受け流すことができるようになる。
    周りの幸せを自分と比べて、どうにか自分を肯定しようと考え方を歪めてることもある。
    それには限界が来ることもあって、自分に正直に生きていたくなる衝動に駆られる事がある。
    そんな我慢してる自分がこの本を読んでいると見えてしまった。

    自由に、思うまま、光ってたいなあ。

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    2026年09月12日
  • ソウルケイジ

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    姫川玲子シリーズ第2弾
    今回も面白くて一気読みでした。
    いや、前回よりも面白かったかも。
    今回は姫川視点と日下視点の捜査をメインに物語が進んでいく。
    死体は無く、手首のみの発見から物語は凄い展開に!
    今回は勝俣の出番は一瞬のみ。個人的には出てこなくても全然よかった。
    グロまではいかないが殺人描写は今回もゾワッとします。

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    2026年09月12日
  • 三体3 死神永生 下

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    たくさんの登場人物が出てくるけど
    どの人が残してきた足跡も全てが無駄じゃないことが読んでて嬉しかった

    四次元からみた三次元の様子
    惑星が死んでいく風景
    とんでもないスピードで移動する宇宙船からの視界
    時間も空間も超えた愛の表現が生命の大きさを物語っていた

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    2026年09月12日
  • 夏蚕の翅

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    ネタバレ

    装丁とタイトルに惹かれたら、群像新人文学賞の受賞作とのことで読んでみた。
    なんと言えばいいのか、、、
    とても奥深い作品だった。これが新人?どれだけ沢山の文学を読み込み、繊細な心で作品と向き合っているのだろう、と驚かされる。しかも20代前半の女性。作品の前に、作者がこれまで触れてきたものを知りたい!それくらい、作品から作者の内面が静かに滲み出る本だった。

    北海道の田舎町で、過酷な家庭環境の中、中学生の姉弟が二人暮らしでギリギリの生活を送っている。摂食障害の姉は死に近づくことで生を感じ、弟は蚕のように一人では生きていけない弱い姉を通して生を感じる。母親がキリスト教に傾倒し、信仰のために家族を捨てて行ったことで、子どもたちは母への愛憎と宗教への嫌悪を抱えながら、共依存して生きていく。
    姉が高校進学を機に離れて暮らし始め、姉は下宿先で、弟は友人との共同生活で、それぞれ新しい歳上の友人たちと出会う。
    狭窄した世界から旅立ち、初めて家族を通さず個としての自分を認めてもらい、自我を持っていく。嫌悪していた宗教にも、教会に通うことで、母親が信仰したキリスト教ではなく、自分が信仰したいキリスト教を見つけていく、そんな作品でした。

    とにかく文体が素晴らしかった!
    初めて知る言葉、回りくどくないのに重厚に伝わる言葉選びが本当に見事で、文章のひとつひとつが心に残った。純文学のため難しいように思えるけれど、ゆっくり反芻しながら読むとちゃんと理解できる。

    それぞれの生きる苦しさ、尊さ、弱さ、「一人では生きていけない」というメッセージを感じた。
    旧約聖書には、神はアダムの肋骨からイブを作ったと記されている。
    いろいろな解釈があるけれど、私はここに「人は一人で生きていけないから、もう一人の人間が必要」という意味を見ている。
    この作品でも、姉の肋骨が光っている描写があった。肋骨が浮き彫りになるほど痩せこけた姉の肋骨に触れ、その後共依存の二人が離れ、それぞれが生きるきっかけとなる人たちと出会っていくのかな、と思った。
    全編通して、キリスト教にまつわる描写が散りばめられていた様に感じた。
    もう一度、じっくりと読み返してみたい。
    本当に素晴らしい作品でした!

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    2026年09月12日
  • 怪談喫茶ニライカナイ 蝶化身が還る場所

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    ネタバレ

    気になってたもやもやが全部解消された…!CoCプレイ後みたいな感覚。前巻より浅葱と雨宮が好きな感じの感情の向け方しててとても良かった。互いに惹かれやすい人間(?)同士だもんなあ…。最後、封印の流れを思いっきり断ち切ってくれて良かった。本当に相手を思ってるからできるよね…エゴじゃなくて愛。ありがとう。2人(のこれからと死後)が幸せでありますように…僕は好きだよ、死者がモチーフ的なものとして戻ってくるの。爽快感が凄すぎる。良かった…本当に。
    これで漣さんは報われたのだろうか…なんとなくエピローグ的にこれからもメインキャラ組は仲良くやっていきそうな感じがある

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    2026年09月12日
  • 古本食堂 新装開店

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    やっぱ、面白かった!
    1冊目も凄くよかったから、読んだのだけど、ホッコリするし、小説の中に出てくるお店が存在するのも読んでいて、楽しい。
    出てくるお店を途中で調べたり!
    古本屋さんの概念が変わる本です。

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    2026年09月11日
  • JK、インドで常識ぶっ壊される

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    装丁の可愛らしいイラストとタイトルの雰囲気から、軽い面白エッセイを想像して読み始めたら、かなり真面目でしっかりした文章だった。父親の海外赴任に伴いインドへ引っ越すことになった高校生。不安も大きかったはずなのに、前向きに行動し、経験から価値観を広げていく姿に「なんて立派なんだ」と驚くばかり。コロナ禍で突然インド生活が終わり、それをコンテストに応募して書籍化まで実現した行動力には鳥肌が立つほど感動した。生きる力が只者じゃない!

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    2026年09月11日
  • 竜の医師団2

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    自分の体が少し痛かったり、辛かったりするくらいなら我慢して、苦しいかもしれない治療は遠ざけたいと思うディドウスの気持ち、とってもわかる

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    2026年09月11日
  • 鶏まみれ

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    分厚い本だけど文章が読みやすくて一気に読めた。知らなかったこと、いい、わるいじゃなくて、勉強になった。

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    2026年09月11日
  • トリカゴ

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    無国籍児という、重い話題ではあったが、
    伏線をしっかり回収し、ハッピーエンドで終われたのが良かったよ

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    2026年09月11日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    最高に清々しい気分で読み終えた。
    読み応えのある密度の濃い内容、鬱憤を募らせて募らせて、半沢が倍返ししていく様はとても爽快感があった。
    これはシリーズにされているのがありがたい。
    半沢直樹がどこまで上り詰めるのかが楽しみ。

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    2026年09月11日
  • 塔と重力

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    ネタバレ

    阪神大震災で生き埋めになり、自分は生き残って、恋人を失った男性の物語
    高校生だった2人は結ばれる前に、別れが来たことになる
    男性はその恋人をずっと忘れられない
    それがなぜかは分からない
    おそらく、彼女と迎えるはずだった未来が素敵なものに思えるからだろう
    人は経験できなかったことに可能性を感じる生き物だ
    あの時こうしていたらきっと上手くいったのに
    とついつい考えてしまう
    浅はかな考えだ思うのだが

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    2026年09月11日
  • そして、バトンは渡された

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    初めての瀬尾まいこ先生の作品。

    映画のイメージ(主演二人のスキャンダル)のイメージが強かったのもあり、手に取るのが遅くなってしまった。

    クスリと笑えて、でもなんだろう。晴れやかな気持ちにもなる一方で少し寂しく。

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    2026年09月11日
  • マンション フォンティーヌ

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    読んで気持ちがあたたかくなる、「この本の中に住みたい!」と思える本でした。
    悲しいこと、辛いことも少しずつあるけど、途方もなく辛いことではなく、同じマンションに住むみんなで少しずつ分け合って、同じだけ幸せになろう、みたいな。
    昔の長屋のようなご近所付き合いが、素敵なマンションで美化されているのかもしれないですが、それもまた小説ならではの良さなのかもしれません。

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    2026年09月11日
  • おばちゃんに言うてみ?

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    大阪弁は読みやすいというかスルスル頭に入ってきてとてもいいですね
    SUPER EIGHTの大阪おばちゃんロックそのまんまのイメージのおばちゃんが主人公です。
    フィクションの中のおばちゃんに会えて「本物だぁ★」ってはしゃいだ気持ちになりました。(この本もフィクションなのはさておき)
    大阪おばちゃんロックで「お母ちゃんパーマあててん」とか「めっちゃやさし、おばちゃんロック」とか「ティッシュは行きと帰りで2個もらう」とか歌詞にかいてあったことがこの本のおかげでさらに解像度が上がりました。

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    2026年09月11日