ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 天使は見えないから、描かない

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    何の前情報もなしに読んだ。「遼一さん」と体を重ね、家に帰ると「晴彦」がいる。あら、不倫ものだったか、と読み進めてびっくりした。叔父と姪だった。血縁関係もある。

    気持ち悪いこともわかったうえで、気持ち悪いと感じる自分もいながら、それでもこの人がいいと互いに手を伸ばす2人は、全然気持ち悪くなかった。
    気持ち悪いことをしていたとして、それを誰かに許してもらわないといけないのだろうか、とふと思った。多分許される必要はなくて、気持ち悪いと感じるなら見えない位置まで戻ってほしいだけ。ずけずけ入ってきて気持ち悪い!って騒がれても、でもこちらとしては気持ち悪いこともわかったうえで続けていることだから、どうし

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    2026年03月31日
  • アフターブルー

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    ネタバレ

    様々なきっかけで心を痛めた納棺師の人たちの立ち直りまでのストーリーと言っていい。この近くにあるのにまるで知らない業界のリアル、いや、人の死のリアルを感じることができて良かった。私たちは自分たちが死ぬことは漠然と理解はしている。ただ、それは理想の死であって、この作中のご遺体のような、いわゆる理想や一般的な死に方から外れた形をほぼ想像しない。綺麗な形でみんなに見送られるなり、病院で死ぬ。そんなふうに自然に思っていた。そういった一般的な理想の死に方から、溢れ落ちてしまったご遺体がある。それを救ってご遺族に対面させてあげる仕事が納棺師なんだと知った。なんて、優しい職業なんだろうと思った。当然その仕事を

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    2026年03月31日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    八咫烏シリーズ第二部『楽園の烏』は第一部『弥栄の烏』から20年後が舞台。

    若宮や浜木綿、そして雪哉は…?表紙に映る女性はいったい…?
    そんな期待とワクワク感は、読んでいくうち衝撃に変わりました。

    『烏に単は似合わない』ではラブストーリーの定番を覆し、『玉依姫』では、せっかく長続きしそうなシリーズの世界観を早々にネタバレさせてきた阿部先生。

    さらに『楽園の烏』を読んで「この作家、何する気なん?(群馬弁)」と思ったものです。

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    2026年03月31日
  • ブラックホールって なんだろう?

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    ブラックホールを人類が自由自在に操れるようになったらドラえもんの世界が実現する。
    と聞いたのは高校生の時だった。
    数学の先生が言っていた。
    真実か否かは関係なく、夢があって楽しいからその考え方をしている。

    さて、ブラックホールは穴ではなかった。
    宇宙にぽっかり空いた穴だとばかり思っていた。
    真ん中にかつて惑星だったものがある。
    その惑星だったものが超強力な重力で周りのものを引きつけている。

    ちなみに地球をブラックホールにするなら、1円玉くらいまでぎゅーーーっと小さくしないといけないそうな。
    とんでもない圧力がかかっている。
    あっ、水深深くに持って行ったカップヌードルのカップみたいな状況なの

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    2026年03月31日
  • 神様の御用人7

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    ネタバレ

    天照、月読、須佐之男の有名3姉弟神さまのお話。
    面白すぎて一気に読みました(笑)
    須佐之男をすせり姫のお父さんなだけに名前だけはずっと出てましたが登場は初でしたね。

    姉兄弟愛がスゴイ。
    このシリーズは本当に神さまなのに、人間臭いのがいい。めっちゃ悩んで迷って後悔して。そんな神さまたちすごく好きになる。
    日本書紀や古事記とか読んでみたくなりますね

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    2026年03月31日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉の力ってすごいなと改めて思った

    自分も久遠久美みたいに誰かの心を動かすような、そんなふうに言葉を操れる人になりたい

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    2026年03月31日
  • クロエとオオエ

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    元々宝石が好きなので、とても楽しく読むことができました。最後は胸が熱くなる展開でした。人の思いや愛情をかたちに残すジュエリーは素晴らしいなぁと改めて思いました。
    誰かにとって特別な思いを大事に残し、日々その人と共にあり、時に身につける人にとっての力になりうるような存在を今後も大切にしていきたいし、その人自身も大切にしていきたい。誠実に向き合っていたいなぁと切に思いました。

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    2026年03月31日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    足りてる人、足りてない人なんていないはずでそんなことわかってるけどって桃子の気持ちにめちゃくちゃ共感した。私の好きなみんなが生きてるこの世界ごと私も愛せたらいいな

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    2026年03月31日
  • あなたの言葉を

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    ネタバレ

    「毎日小学生新聞」の連載をまとめた一冊。
    著者の綴る言葉はどこまでも優しく、読者一人ひとりがおそらく著者の寄り添いを感じられるはず。

    「周りと違っても大丈夫」「時にはネガティブな感情を抱いてもいい」。
    大人がいつの間にか学んだ、自分自身を含む人間の複雑さに対して、著者は優しく共感し、その奥底の気持ちの素晴らしさを解いてくれる。

    子供ならではの真っ直ぐさを讃え、多角的な視点を持つ大切さを説きながらも、自分の『好き』や『心地よさ』を何より大切にしていいよとそっと背中を押してくれる。

    迷い、悩み、戸惑いながら成長する子供に、お守りとして手渡したい一冊。

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    2026年03月31日
  • 燃えよ剣

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    久しぶりに司馬遼太郎を読んだ。

    新選組は、幕末・維新の主役というよりは、どこか脇役のようなイメージがあり、これまで強い関心を持ってこなかった。

    読み終えてまず感じたのは、土方歳三という人物を知らずにここまで生きて来たのは、少しもったいなかったな、ということ。

    もし、もっと感受性が豊かで、生き方を模索していた頃に出会っていたら、人生の角度がほんの少しズレていたかもしれない、とも思った。

    合理性や効率を優先して生きている今の自分を、少し見直してみたくなる一冊だった。

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    2026年03月31日
  • 星を編む

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    「汝、星のごとく」読んだ方にはぜひ続けて読んで欲しい!読まないともったいないと思える極上の伏線回収ストーリーでした。
    人生いろいろあるけど、生きていればきっと幸せは見つかる。人それぞれ幸せのかたちは違うけれど、未来に希望を持って、今目の前に「あるもの」に感謝して生きていこうと思えた。

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    2026年03月31日
  • 私の身体を生きる

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    個人的にはむっちゃ面白かったが、娘を持つ父親としてはマジ複雑。危険すぎるやん、満員電車に乗せられないし、共学にも入れられない。とかやってると箱に入れすぎて社会に出て路頭に迷う。
    特に若い女性は希少性が高いし、あらゆる年齢層の男性から性的視線を向けられるキモさ、精神的苦痛は想像してもキツイ。
    しかも性被害に遭えば一生悩まされるし、キモい男性、痴漢は一定程度発生して避けようがないとしたら、。地獄に落ちないようにだけはしっかりと自衛せなあかんよな。

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    2026年03月31日
  • オー・ヘンリー傑作集2 最後のひと葉

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     収録されている短編のうち「魔女のパン」がいい。テーマは、小さな親切、大きなお世話、だろう。
     主人公ミス・マーサは、善意を施した相手に迷惑だと怒鳴り込まれ、善意の自分像をあっさり捨てられた女性だ。その姿勢は健全だ。ともすれば、いったん芽生えた善意を取り下げられない人は、実に多いからだ。行き過ぎた善意の押し付けと、それに対する反発は、今日に至るまで社会の対立軸としてあちこちで見かけるもので、読後に得られる教訓に古さを感じない。
     説教じみていないところもいい。マーサの場合、その善意は相手から好かれたいという下心でもあった。宗教的な隣人愛ではなく、少し下世話で、妄想の様子は少女マンガ的でもある。

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    2026年03月31日
  • 劇場という名の星座

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    舞台が好きで裏方を志すものです。小川さんが舞台を色々見ていらっしゃるというのは、エッセイなどを読んで知っていましたが、これほどまでに、我々が劇場に惹かれ、そこから感じる煌めき、ときめきを拾って文章化してくださるとは。内容はフィクションで具体的な他人の物語だけど、そこに介在する感情だったり、見える景色があまりにも自分の身に覚えがある。自分の今まで見てきた作品や、さまざまな劇場での思い出、大事な感情を言語化してくれてありがとう。普段表舞台で見える人の活躍だけでなく、劇場に関わる色んな人にもスポットを当ててくださってありがとう。人生ことあるごとに読み返したい、大事な1冊になりました。

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    2026年03月31日
  • 花菱夫妻の退魔帖 六

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    『花菱夫妻の退魔帖 六』では、いよいよ花菱夫妻の披露宴が執り行われます。そこへ花嫁姿の幽霊が現れて…。

    そして、鈴子さんをつけ狙う燈火教の老婦人・八千代と、亡くなった孝冬の兄との関連は…。

    犯人がわかってスッキリするかと思いきや、最後に衝撃の展開が待っていました。

    ああ、続きが気になる!

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    2026年03月31日
  • 探花―隠蔽捜査9―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    竜崎の神奈川県警の刑事部長編の二作目。
    横須賀市で発生した殺人事件。土地柄もあってか在日米軍の海軍犯罪捜査局の特別捜査官も参加しての捜査になることに。
    こういう人物ばっかりだったら、米軍の問題は少なくなるのではないかな、と思わせるような理想的な人だった。

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    2026年03月31日
  • 金環日蝕

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    あらすじを読む限りではあまり面白そうに感じなかったけど、実際に読んでみたら凄く面白かった。春風と理緒の物語はどう関係してるんだろうと思いながら読み進めていたら、繋がった瞬間から面白さが加速度的にアップしてそこからは一気に読んでしまった。
    小説としての面白さはもちろんのこと、特殊詐欺の一例も物語には出てくるので、啓蒙の意味も含めていろんな人に読んでみてもらいたい。

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    2026年03月31日
  • 花菱夫妻の退魔帖 五

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    『花菱夫妻の退魔帖 五』では、子を思う母の霊、子を襲う父の霊に遭遇する花菱夫妻。一方、鈴子の養い親殺しの容疑者の詳細が明らかに。
    そして、鈴子に執着する老婦人の不気味な行動。
    謎が謎を呼ぶ大正幽霊奇譚、ますます面白くなってきました…!

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    2026年03月31日
  • 教室に並んだ背表紙

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    ネタバレ

    いじめを含む図書室をメインとした女子中学生達の連作短編集。
    各自それぞれの悩みを抱えており、また、最終章に進むにつれ、ある少女へのいじめが明かされていきますが、司書の先生によって導かれていく優しい物語でした。
    更には不意打ちのような仕掛けもあり、殺人の無いミステリとしても興味深く読めました。

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    2026年03月31日
  • 穢れた聖地巡礼について

    購入済み

    こわい!

    最後までゾクゾクさせられる面白い怖い話だった

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    2026年03月31日