ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • わたしを離さないで Never Let Me Go

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    臓器提供のために生まれたクローン人間の主人公が過去に過ごした施設での出来事や、同じ境遇の友人達との思い出を振り返っていくストーリー。

    はじめは謎が多かったが、少しずつ真実が明らかになっていき、しかもその謎が割とサラッと明かされる。一瞬理解が追いつかず、一拍おいてから驚きが来るのが面白い感覚だった。

    メインの登場人物(キャシー、ルース、トミー)についても単なる仲良し3人組ではなく、嫉妬や憐れみなど負の感情を何度もぶつけ合っていたので、途中読むのがしんどくなる時があった。でも彼らの置かれた立場や状況を鑑みるとそういった行動になってしまうのは仕方がないと感じた。自分が同じ境遇だったらきっと彼らの

    0
    2026年08月21日
  • 新装版 七回死んだ男

    Posted by ブクログ

    個人的にブッ刺さり!!
    「反復落とし穴」とかいう設定が唯一無二にして、物語の中へと入念に落とし込まれている!!
    こりゃ面白いぞ!!

    作り込みが半端なく、登場人物も多いのにスルスルと頭に内容が入ってくる。張り巡らされた伏線回収も気持ちいい!人物一人一人に味があるな〜
     内容は深刻であるはずなのに、コメディ要素のある語り口のおかげで、読んでて要所要所で笑えてくる!うまくいかない主人公のドタバタ具合に同情してしまう!(笑)

    ミステリー×SFであり、程よい恋愛×コメディ要素も詰め込まれてて、最高の匙加減!!
     高校生の久太郎は同じ1日を9回繰り返す特異体質の持ち主で、その日のうちに何度も殺されてし

    0
    2026年08月21日
  • クライマーズ・ハイ

    Posted by ブクログ

    1985年に起きた御巣鷹山の日航ジャンボ機事故を扱っているだけに、当時の昭和の空気感が色濃く描写されていて、今では眉を顰める行動や言動が時代を感じさせた。
    リ○イン片手に24時間戦えますか?の絶頂期だと思うけど、あの頃は良くも悪くも日本人はみんな元気があったように思う。

    物語は地元紙の記者である悠木和雅が、事故の全権デスクとして極限の苦労と葛藤に晒される日々と、その17年後の衝立岩登攀の二つの軸で進行する。

    本作は単なる報道の舞台裏の描写に留まらず、いろいろな要素が盛り込まれていた。仕事にかける情熱だったり、新聞社内の凄惨な派閥争い、家庭内の複雑な問題、親子の微妙な距離感、同僚の不審な行動

    0
    2026年08月21日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

    Posted by ブクログ

    ひだる神の話は、2巻の暗獣を思い起こさせる。もはや、福をもたらすとかはどうでもいい、愛おしく、近づきたくなる存在であり、それが相手にも伝わっている。神であったり、幽霊や、あやかしなど、人ならざるもの。どんなものかわからないから、そういう存在がいてもいいなと思ってしまう。

    0
    2026年08月21日
  • ちょっと今から仕事やめてくる

    Posted by ブクログ

    テンポ感がよく、とても面白い!
    仕事だけが人生ということではないと思った

    主人公の反撃のことばがすべて!ブラック企業にスカッとした!

    0
    2026年08月21日
  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

    Posted by ブクログ

    いや〜、まさか「ハヤブサ消防団」の続編が出るとは思ってもみませんでした!油断してた!
    もちろん、同シリーズの前作も面白かったけど、「続編出るぞ〜」感がなかったもので。

    続編となる今作も、「主人公力」が無い、どこか頼りないミステリ作家の太郎君が身の回りの起きる事件を解決していく物語。

    刑事でも探偵でも倍返し銀行員でもない、作家の太郎君ならではの事件解決までのプロセスが、時にモヤっと最後はスッキリする感じが堪りません。

    前述通り、今回の続編にはビックリしましたがもう驚きません!是非、ハヤブサ消防団シリーズの続編お願いします!

    0
    2026年08月21日
  • 金の角持つ子どもたち

    Posted by ブクログ

    文庫でしか出ていない本とのことですが、ハードカバーでも出てたくさんの人に読んでほしい。私は田舎育ちの今も地方住まいで、中学受験とは縁もなく、私も子どもたちもみんな塾の経験がないので、塾の知識が全くありません。2章に出てくる学校の先生、この話の中だと余計なことを言う困った人だと思ってしまいますが、現実世界では私も都会の中学受験をする子どもたちに同じ印象を持っていたので、この先生の気持ちはよくわかります。実際、俊介のような自ら能動的に受験する子ばかりでもないのだろうと思うので、その子によって正解も違うのでしょう。塾の先生が加地先生みたいな人だらけというわけでもないでしょうし…
    なので、この本を読ん

    0
    2026年08月21日
  • 優しい死神の飼い方

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて、笑ったり、時々涙しながら読みました。
    「死」の先がこの物語にあるようなものだったらいいなぁ。

    0
    2026年08月21日
  • 地雷グリコ

    Posted by ブクログ

    子供の頃にしてた遊びがこんなに手に汗握るゲームに変わるなんて。発想もゲームの内容も飛び抜けててとっても面白かった。

    漫画や映像ではなく小説で知能ゲームを書くのはとても難しいはずなのに、ゲームのベースを誰もが知る遊びにすることで、うまいこと読者に理解させているところがすごい。

    続きのありそうな終わり方だったので今から楽しみ!

    0
    2026年08月21日
  • 君の膵臓をたべたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「父と追憶の誰かに」を読んでから再読した。
    何回読んでも手紙のシーンで泣いてしまう。
    公式サイトに外伝が載ってるからまだ読んでない人は読んで欲しい!

    0
    2026年08月21日
  • よるのばけもの

    Posted by ブクログ

    小中の時いじめられてたこともあるし、傍観者だったこともある そんな日々を思い出して、胸がぎゅって苦しくなった あっちーくんの気持ちがよくわかる

    0
    2026年08月21日
  • 月の立つ林で

    Posted by ブクログ

    短編集だけど、全て少しずつ繋がっていて、読みながらドキドキしたり、ワクワクしたり、時には切なくまた感動して涙した。
    とても心を揺さぶられた作品達だった。

    何度でも忘れて一から読み直したいと思える作品。
    とにかく良かった。
    自分の中では今まで読んだ中でトップ3に入る。

    0
    2026年08月21日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

    Posted by ブクログ

    科学の教師だったライランド・グレースが託されたミッションはアストロファージに汚染されてない唯一の恒星へと行き、その理由を見つけ出すこと。その恒星は地球から11.9光年の彼方。同じミッションを負ってエリド星から送り込まれたロッキーと協力し、苦心してアストロファージの天敵である微生物タウメーバを確保。しかし次々と起きるトラブル。ふたりは互いに知恵を出し助け合い、対処していく。そして片道切符だったライランドの人生が変わっていく。

    あとがきで「ゲームオブスローンズ」の原作を書いたジョージ・R・R・マーティンが言っています。私的には「フィーヴァードリーム」が大好きな作家です。彼が「ここには伝統的なSF

    0
    2026年08月21日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

    Posted by ブクログ

    ゾッとする。泣き童子。なんて悲しい物語だろう。因果応報、自業自得などの軽々しい言葉では済ませられない。こんなのが日常に起きてしまったら、過去の過ちはどうやって挽回できるのだろう。
    このシリーズは、心がほっこりするものもあれば、なんて酷い、理不尽なことが起こってしまったんだ、と心を痛めるような話もある。そんな話を聞きながら、おちかの心も鍛えられていくんだろうと思いながら、読んでいるこちらの心も鍛えられる気がしている。

    0
    2026年08月21日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

    Posted by ブクログ

    おもしろかったー!
    娘に薦められて夫も私も読んだ
    言葉の意味を理解する過程がプロジェクトヘイルメアリーを思い出した
    いつか鳥や動物と会話までできる未来が来ると良いなあ

    0
    2026年08月21日
  • 小説 君の名は。

    Posted by ブクログ

    映画見た後に読んだけどそれぞれが作品の良さを引き出す表現があってどっちにも触れて良かった。
    早く外伝読みたい

    0
    2026年08月21日
  • 死にたくなったら電話して

    Posted by ブクログ

    感じたことの無い面白さ、爽快感、衝撃。ちょっと衝撃的すぎたな。初美に引きつけられ、負の方にどんどん引っ張られる感じがリアルに書かれている。初美みたいな女性にまんまと狂わされて、緩やかに死んでいくのもそれもまた幸せかもしれないと思うほど。分かっているのに破滅の道に進む快感、自分が崩れていく快感をめちゃくちゃ生々しく書いていて清々しさすら感じる。本当に面白かった。

    0
    2026年08月21日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    物語は理佐が妹の律を連れて親元を離れるところから始まる。長い小説の中で描かれている関係のほとんどは親以外の良心的な大人たちと若者の交流。律は今まで大人たちから受け取ったバトンを次の世代につないでいく。

    理佐のことを真剣に心配してくれる大人の一人一人の態度と行動にいちいち泣きそうになってしまう。
    親から子に受け継がれる遺伝子のように、たとえ血の繋がらない関係であっても身近な人間の良心や勇気は自分の血肉になる。そうして育って今まで受け取ってきたものは、自分の子どもでなくとも周りにいる若い人たちに還元することができる。そんな風に生きられたらいいな。
    持たざるものであることを心から肯定してくれる、救

    0
    2026年08月21日
  • 小説 天気の子

    Posted by ブクログ

    君の名は。
    天気の子
    すずめの戸締り
    の中だったら一番好き。
    なんでその行動をするのかがしっかり理解できて、一番のめり込める作品だった

    0
    2026年08月21日
  • 食卓の情景

    Posted by ブクログ

    以前、『散歩のとき何か食べたくなって』を読んだ時思った事、池波先生って、お酒お好きなんだなぁ(笑)

    最初の「巣と食」からすっかり引き込まれてしまった。

    二十余年も前に結婚したとき、当然のことながら、私は、母と妻という二人の女にはさまれて暮らすことになった。母はまだ血気さかんであり、家内また気の強い女であったから、お定まりの〔もめごと〕が起るのは、これまた当然であった。
    こうしたとき、一家の主である男は、二人の女に屈服するか、または二人の女を屈服させるか、そのどちらかを選ばねばならない。
    〔もめごと〕は、先ず台所からはじまる。
    飯のたき加減、味噌汁の味、漬物のつけ方などから、姑と嫁のいさかい

    0
    2026年08月21日