ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ラブカは静かに弓を持つ

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    独特の闇を感じる表紙に惹かれ購入したのですが、
    スパイ×音楽ってどんなものだろうという興味もあったのですが、

    主人公がスパイとして潜入する音楽教室で淡々と任務をこなしていくだけ…と思っていたけど、
    講師の浅葉という人物がこの彼の閉ざしきった壁を少しずつ崩していく…

    元々トラウマを抱え、不眠症にも悩まされていたのに、チェロという彼の中でも大きな闇が少しずつ浅葉や、周りのチェロを習っている人々と触れることにより何かが分かっていく…

    チェロという楽器はなんとなくでしか知識はなかったんですが、この小説ではそのチェロがどのように奏でられているかの描写がとても美しく想像できました。

    ここまで主人公

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    2026年05月13日
  • 謎の香りはパン屋から

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    ミステリーというジャンルではあるが、イメージを覆すいわば『優しいミステリー』と感じた。全5章からなる短編集のような感じでとても読みやすかった。普段読書をしない人にもお勧めしたい一冊。

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    2026年05月13日
  • 白夜行

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    ミステリーにはこんな描き方があるのだなと思いました。ページを捲る手が止まらず、一気読みしました。昔ドラマも人気だったと思うのですが、頭の中は綾瀬はるかと山田孝之のイメージでした。終わりが迫ってくると、え?これでどこに辿り着くの?という感じで、最後まで楽しめました。読んだ人といろいろ考察をしながら語りたい本です。

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    2026年05月13日
  • 原爆詩集

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    紡がれた言葉が、頭に入って、地獄を生み出し、地獄を超えて言葉という領域から逸脱する。
    原爆を経験した方々は、文字通り「世界の終わり」を体験した方々と考えている。
    その刹那は、恐怖や怒りでもなく、「激情」「悲痛」。
    しかし原爆から年数が経つにつれ、憤怒や怨念も芽生え始める。
    その感情のグラデーションと、ことばの圧力に息が詰まる。
    自分は「微笑」に心を持っていかれた。
    不謹慎かもしれないが、自分が初めて手に取った詩集がこれだったことは、幸運だった。

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    2026年05月13日
  • 夜更けより静かな場所

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    誰もが選択と偶然の中で生きている。惰性のままに過ごしていた主人公がそんな思いに至る。掴みどころはない古本屋の店主と道標のように輝く一冊の本。そして読書会と出会い遠藤吉乃は成長する。読書会のメンバーもそれぞれ見て見ぬふりをしていた問題を抱えるも、一冊の本とメンバーの語りによって救われて行く。とても気持ちが良く、少しハラハラさせられ、最後にしんみり、だけど明るくなる。そんな本でした。導入に引き込まれて、完全に没入してしまい、気づいたら読み終わってしまった。フォローワーさんの検索で見つけた本でとても面白かった。大好き度❤️❤️❤️❤️❤️

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    2026年05月13日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術ミステリー
    読んだことのないジャンルの話で、ルソー,ピカソというノンフィクションの部分と登場人物の創作の部分(ノンフィクション)の融合は、美術史の勉強となると同時に物語自体の面白さも楽しめる。
    旅行に行った時に有名だからで、なんとなくで美術館に行く、絵を見て芸術って結局分からないなって思う私だが、この本を読んで、もっと作者に着目して、鑑賞したいと感じた。美術作品の見方が変わるきっかけをくれる本だと思います。
    MOMA美術館に実際に行ってみたい。

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    2026年05月13日
  • リアルフェイス

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    面白い。
    映画化してほしい。
    私的には5本の指に入るくらい読み入ってしまった作品。
    映画化するなら明日香の役は、石原さとみがいいかも。
    なんて想像もできるくらいリアルフェイスの世界に入り込めた。

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    2026年05月13日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    もはや死語かもしれないが、「エモい」、そう思った。
    こんなにガチじゃないにせよ、自分も高校からベースを触り始めた人間で、初演奏の際の緊張や昂りを思い起こさせてくれたし、同じくガチじゃないにせよ、自分の才能に見切りをつけて離れていった寂しさも。
    文体として、演奏と同期して主人公の感情や演奏に関する挙動が走っていく、その臨場感がたまらない。特にラスト、狂おしいほどにバンドへの愛、今ここの輝きを失いたくない(けれども失わなければならない)未練がこれでもかと生々しくも描かれる。

    ここまでは主人公側に感情移入した立場での感動だけれども、一方で、私は残されたバンドメンバー、特に朝顔側も、ある種で空虚なも

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    2026年05月13日
  • スワン

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    たくさんの悪意と恐怖がぐるぐるぐるぐるとひとつの鍋で醸成されている感じ

    恐怖が人の本心を顕にして生々しい
    事件に巻き込まれた人たちがそれぞれの目線で経験する恐怖、逃げ惑う様、加害者側の心理も妙にもリアル

    恐怖から逃げ遂せても、生き延びたことから始まる心の浸食もなおリアル

    さらに、当事者の恐怖とは裏腹に第三者の世間も、悪意に溢れている
    事件は客席から見る物語、当事者たちは登場人物、物語は改変される。と主人公が表現しているけど、
    自分の生きている現実世界はまさにそういう一面があり、これは事実だなと痛感させられた

    とダーク、リアルに包まれていますが、純粋に謎解きも楽しいですし、読後のスッキリ

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    2026年05月13日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    第一話のハイスペ、は結構テンプレなハイスペで
    ほんとにいそうな感じだったので
    男性が読んだら腹を立てるんじゃないか!?
    と思ったけど
    他の話の主人公たちはあまり一般的によくいる男性たちではなく、癖が強いので男性読者は人事として面白いと感じているんだな、と他の方の感想を見て思った。
    恋愛小説というジャンルは全然読まないけど
    ただ甘いとか感動させにくる、とかだけじゃないんだなってなんだか食わず嫌いを克服した気分!

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    2026年05月13日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    ニョロニョロの生態が明らかになるのが衝撃的だった。ニョロニョロは白い小さな種から生まれて、生まれたては電気ショックを出して、硫黄とゴムの焼けるにおいがする。でも、ムーミントロールがその匂いを嗅いで「なんだか、ニョロニョロみたいなにおいがするぞ」と言うくらい当たり前のことだったらしい。

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    2026年05月13日
  • 燻る骨の香り

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    時々、思う。

    記憶に名前をつけられないから
    人は匂いで覚えるのかもしれないと。

    嗅覚の記憶は永遠だから。

    『燻る骨の香り』 / 千早茜

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    熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――

    京都・瑞雲堂に生まれた真奈。
    天才的な香の才を持つ妹・丹穂が遺したのは、
    火葬場に満ちた“伽羅”の香りという謎。

    やがて現れる二人の来訪者――
    「伽羅の骨」を求める男・新城と、
    丹穂との約束を果たしに来た若き調香師・朔。

    香りに導かれる、シリーズ3部作最後の前日譚。

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    『透明な夜の香り』を読んで千早先生にどハマり。
    小説もエッセイも片っ端から読み漁った。

    『赤い月の香り』が発売され

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    2026年05月13日
  • 霊獣紀 鳳麟の書(下)

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    個としては儚い命である人間ではあるが、叡知を生かし、生態系や世界の秩序を変えてしまう種族としての強さがある。エントロピーの増大の法則により仙界や天界が遠ざかってしまうのか、謎は多い。
    一角麒の仙界、天界体験はとても壮大だった。
    完結してしまったが、外伝でてほしい。

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    2026年05月13日
  • モモ

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    風刺が効いているけど児童書としてもよくできているのが凄い。50年近く前の本ですが、現代にも、というかおそらく現代のほうがより一層刺さる内容でした。

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    2026年05月13日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    もっとみんなの活躍を見ていたいし、続きを書いて欲しいと思わずにはいられない本でした。
    早く藤竹先生に会いたいー

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    2026年05月13日
  • 江戸川乱歩傑作選

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    ネタバレ

    初江戸川乱歩!
    人間椅子だけしか読んでないけど、人間椅子だけ評価できるところがなかったので仕方なくここに。

    いや、まあそりゃそうなんだろうけど見事に騙された。あまりにも非現実的なんだけど、椅子の中の描写が事細かく書かれてるからまんまとトラップに引っかかった…すごいな江戸川乱歩。

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    2026年05月13日
  • カラー版 水族館のひみつ 海洋生物学者が教える水族館のきらめき

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    水族館巡りが趣味なので最初から最後まで楽しく読めた。まだまだ行っていない水族館も知らない動物もたくさんいるので早速水族館に行きたくなってきた!

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    2026年05月13日
  • 科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?

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    この絵本はとても良い内容だと思う。
    科学が、芽→茎→花、と育っていく様子がうまいこと描かれている。子どもに科学を考えてもらう端緒になるのではないだろうか。
    猫の絵もかわいい!

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    2026年05月13日
  • あおいことり

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    6y0m
    春らしい花々をモチーフにした絵本。
    のどかな気持ちになれる。
    猫は鼻が効かなくても気にしない。
    ただ、木から出てきた種を青い鳥のために残して育てる。優しい猫であった。

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    2026年05月13日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    読み応えがあり、2日で読み終わった。
    先に北関東連続幼女誘拐殺人事件のルポを読んでいたが、やはりこの方はすごい。
    警察の杜撰さがあまりにひどく、信じられなかった。未だにストーカー殺人事件は定期的に起きており、そのたびに警察の対応について問われるが、警察は被害者が殺害されなければ動かないのだろうかと考えていた。しかしこの事件では、被害者が殺害されてもなお態度を改めることがなく、犯人逮捕までももたつき、世間にバッシングされてから少しずつ動くものの、しばらく捜査怠慢を認めておらず驚いたし怒りを覚えた。
    北関東連続幼女誘拐殺人事件の方でも思ったが、国家権力とは市民のためにあるわけではないのかと疑念が積

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    2026年05月13日