ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 変な地図

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    いつも読みやすい書き方で、すっと読めてしまうのが有難い。話としては間取りの話が好きだが、図を通して謎をふっかけてくるスタイルは斬新で楽しく読める。文だけではない楽しみ方ができるところが素敵である。変なシリーズが今後も続いていくことを楽しみにしている。

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    2026年08月01日
  • 嫌いなら呼ぶなよ

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    気になる読みたいと思っていたところ、友人がプレゼントしてくれました! コロナ禍の日常を切り取った四篇。毒っ気たっぷりのキラーワードがテンポ良くたくさん投げられる感じ、私こういうの大好きです。特にお気に入りは一篇目:眼帯のミニーマウスと四篇目:老は害で若も輩。それぞれ最後のスカッと感もあまり他にない気持ち良さ。 綿矢りささん初読みでしたが、別の作品も読んでみたくなりました。

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    2026年08月01日
  • あの日の交換日記

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    ネタバレ

    7冊の交換日記が織り成す短編集。ただそれだけの情報をもとにいっき読みすることをおすすめします。 “あの日の”という表題と時計をモチーフとした装丁から、時間軸がトリックになるだろうとは予想していましたが…作者の方が一枚も二枚も上手でした。最終話を読んでいるときは何度も前の話に戻って伏線を確認しました。 これだけ綺麗にまとまると現実味がないぞと引っかかる方もいるかもしれませんが、【交換日記のお約束:作り話でもかまいません】を適用し、素直にこの良質なミステリを称賛させてください!

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    2026年08月01日
  • お探し物は図書室まで

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    事前情報なしで書店で目にして手に取った。本との出会いってこれだから面白い。色々あってしばらく遠ざかってた読書、再び読み始めようかなと思ったきっかけになった。

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    2026年08月01日
  • 今だけのあの子

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    この本を買った日、偶然にも芦沢央さんが「#この作品を発掘してほしい」という旨のポストをしており、それがプチバズしていました。「著書の中でも知名度は低いが自信作」とのこと。イヤミスの名手ですので今回も構えながら読み進めましたが、5篇ともホッとできるオチが待っていました。しかしオチに至るまでの運びはThe芦沢央な不穏感で、この緊張と弛緩から生まれるカタルシスが最高。登場人物の繋がりや時系列から読み取れる情報量も多く、語らずして読者に察させるのも巧いなぁと。著者イチオシも納得の傑作でした!

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    2026年08月01日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    凄く面白かった
    45歳バツイチ女と、20代パリピ女がふとした表紙に友達になる
    真反対の性格の2人に、さらに40代の売れないバンドマン達が加わり、恋愛に発展していく
    ストーリーとしてはメチャクチャだが、インキャ通しのバンドマンとバツイチ女の恋愛が清々しくて応援したくなる感覚は新鮮だった
    金原ひとみはこんな作品も書けるんだなっと凄みを感じた

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    2026年08月01日
  • アフターブルー

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    私は以前おじいちゃんの死で初めて納棺師という職業を知り、施行を初めて間近で拝見しました。初めての感覚でした。こんな職があるんだという驚き、綺麗になっているおじいちゃんを見ての感動、納棺師に対しての憧れ、この三つの気持ちが私の頭の中にぐるぐると浮かんでいました。葬儀の後「納棺師」について調べてみると小説「アフターブルー」が出てきました。私は早速購入して読みました。感激しました。こんなに心を揺さぶられる小説に出会ったのは初めてでした。納棺師の方々の素晴らしさや、命が一瞬で消えていく恐ろしさ、が痛いほど伝わってきました。私がこの職に出会え、この小説を読めたことは奇跡です。この奇跡の出会いに感謝し、こ

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    2026年08月01日
  • 死神の精度

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    ネタバレ

    徐々に千葉にハマっている自分がいた。人間に扮する死神という設定が言葉は理解しているのに、会話がちぐはぐしているところとか。何かと興味がないスタンスをとっているのに、色んな推理をしたり、ずっと運転したり、人を探したりと対象者をちゃんと見届けているということなのかな

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    2026年08月01日
  • たぶん私たち一生最強

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    めちゃくちゃ面白かったです! 女同士だからこその下品さみたいなのも、やややり過ぎ感はありましたが、実際傍から見たらこんなもんですよ。 好きな人と結婚して子供を産んで家を買って〜っていうこと、みんな当たり前にやってるけど当たり前じゃないよねっていうこと、漠然とした不安と怒り、気持ちよく言語化してくれてて、読後ちょっと心が軽くなりました。 特に「要約すると死にたい」っていう気持ちがわかりすぎて…! たぶんこの四人、ほんとに一生最強。

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    2026年08月01日
  • 午後の恐竜

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    個人的ベスト

    1位 狂的体質
    2位 華やかな三つの願い
    3位 偏見
    4位 午後の恐竜
    5位 戦う人
    6位 幸運のベル
    7位 エデン改造計画
    8位 自然の訪れ
    9位 契約時代
    10位 理想的販売法
    11位 おれの一座

    もしかすると自分は絵本みたいな話が好みなのかも……このランキングの上位を「絵本みたい」と感じるかも人それぞれですが。

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    2026年08月01日
  • ろくろ首

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    聞き覚えがあるからか怖くはなかったけど、短いのでサクッと読めるところが良かったです。豪胆で格好良い僧だなと思います。

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    2026年07月31日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    女性店長いつきさんのお話。女性活躍の前から店長を勤めておりベテラン。独身45歳。自分の仕事の立ち位置に悩んだり、私生活では自分の今後、両親のことで悩んだり。常夜灯でシェフや堤さん、かなめちゃんと話すことで前向きになっていく!
    あと今回は三上さんとの会話も素敵でした。相談に乗ってくれる上司は心強い。
    あと当麻くんも。そんなステキな上司や後輩たちに囲まれ支えられての仕事。
    チーム一体となっていて今回も良かったです。

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    2026年07月31日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    芦沢央さん3冊目。私はすっかりあなたの虜です。イヤミス?ヒトコワ?そんなありふれた言葉で括ることなかれ。短編集だと侮ることなかれ。まるでプールを端から端まで潜水してごらんと言われたかのように、辛く苦しく、もがくほどに深く深く…特に「姉のように」の息苦しさは尋常ではなかったです。先に読んだ「悪いものが来ませんように」もそうでしたが、母と子の愛ゆえの残酷さを書くのがうますぎます。 深みにはまってプールの底についてしまうと思いきや、5作目=表題作では水面の光が射し込み少しホッとしました。

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    2026年07月31日
  • フランケンシュタイン 02 フランケンシュタイン

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    濁点がなかったり少し読みにくい言い回しはありましたが困るほどではなく、比較的読みやすい翻訳だなと思いました。フランケンシュタインがもう少し怪物を創造主として慈しむことが出来たなら、違った結末だったと思います。

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    2026年07月31日
  • 悪いものが、来ませんように

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    芦沢央さん2冊目。重いし暗いのに続きが気になってページをめくる手が止まらない。何度も息が詰まるような、胃がムカムカするような嫌な感覚になる。それなのに一文一行に惹き込まれて目が離せない。 緊張とか動揺とか失望とか、そういう人間の表現描写が非常に緻密で、そこにリアルを感じました。

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    2026年07月31日
  • お口に合いませんでした

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    憂鬱グルメ小説という帯に惹かれ購入。様々な人のお口に合わなかった料理とそれに結びつく嫌な記憶の短編集…かと思いきや、途中から登場人物の繋がりが見えてきてどんどん奥行きが生まれ、タイトル回収に至るまで非常に面白い一冊でした! 憂鬱と書かれつつも重い感じは全くありません。 私が一番好きだったのは「町でいちばんのうどん屋」です。

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    2026年07月31日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    単なる短編ホラーではない傑作でした。 途中何度か、読み進めるのが嫌だな…と感じた瞬間があったくらい、気がつくと自身の背後に恐怖が張り付いていました。 何気ない日常でふとこの話が頭をよぎるとき、しばらく或いは一生、ぞくりとした感覚が蘇りそうです。

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    2026年07月31日
  • 死にたい夜にかぎって

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    当時好きだったバンドのボーカルが激推ししていたため、気になってポチったのがこの本との出会いでした。 タイトル、著者名、装丁…どれをとってもインパクトが強く、かなり構えて読み始めたのを覚えています。 しかしそれらが霞むほど強烈な内容にがっちりと心を掴まれました。 笑えないくらいヘビーな展開もあるのですが、終始ポップに書かれているので、めちゃくちゃ笑えてめちゃくちゃ泣けます。 こんなにも濃い人生をこれほど面白いエンタメに昇華できる文才が羨ましい!

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    2026年07月31日
  • リカバリー・カバヒコ

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    青山さんのお話は寝る前に読んでも安心して眠れる。私にとって、読書に当てられる時間は、寝る前のみ。だからこそ大切な時間。リカバリーカバヒコ ? から手に取ってみたが、青山さんならと購入。ベッドの上に準備して、毎晩次のお話しを読むことを楽しみに、1つ1つ大切に読んでいった。
    実は、オーディブルを最近始めハマっているが、(何かしながら聞けるので)これは自分読みしたい内容。明日の自分のために読書をすることがリカバリーとなっている私にとっては最高に心地よいお話。

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    2026年07月31日
  • 舟を編む

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    やっぱりこれは名作なのだと思う。
    名作というのはなんだろう。

    たぶん、いろいろな要素が交錯するようなストーリーであることが、僕の琴線に触れるのだと思う。

    この小説では、恋愛、仕事、ジェンダー、師匠、仲間、そして何よりもことば。ことばを追究するという職業に携わる人をこれほど掘り下げて書いた小説はあるのかしら。

    これは映画も個人的に良かったと思う。一時期、三浦しをんの作品に松田龍平が主役でいくつか出ていたけれども、彼も良かったし、オダギリジョーが良かった。あの顔になりたい。

    単行本と同じ装丁の文庫本というのを限定で売っていて最近買ってしまった。

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    2026年07月31日