ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 存在のすべてを

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    ネタバレ

    30年前に誘拐された過去をもつ
    一人の少年を軸に展開される物語

    里穂の最後の言葉が好きだったな
    好きな人と結ばれることこそが大切じゃないよなって思えて

    なんか、社会派ミステリの様相をしながら
    途中凪良ゆう読んでるのかと思っちゃった

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    2026年08月20日
  • パルティータを鳴らすまで

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    ネタバレ

    今回の本は養育里親のストーリーです。
    養育里親は期限があるゆえに別れの日がやってくる。
    そのタイムリミットの日に向け主人公が揺れ動くさまが超リアルに描かれています。
    環境に振り回されてようやく辿り着いた安住の地が終わるとなりゃ動揺もするよな、と思いました。
    諦めの境地になっちまう気持ちもわかる。
    そんな彼が素敵な廻りあわせで変わるんです。
    特に後半の盛り上がりがいいと思いました。
    本作は大人視点でも子供視点でも学びの多い作品なのかなと感じました。
    養育者達の考え方は参考になりまくると思いますし、大人も完璧じゃないと認める部分も良いです。
    少年の苦しむさまに圧倒的なリアリティがありました。
    主人

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    2026年08月20日
  • 舟を編む

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    表現が難しい言葉を使ってるのだけどすごく綺麗でそれぞれのキャラクターが上手く引き立っていてめちゃよかった。
    日本語って美しいなあと。

    感動を言語化したい

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    2026年08月20日
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】

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    旅をどこで終えるか問題。その境地に至ったのがまずすごい。こんな旅がしたいが、女に生まれたと言う時点でちょっと難しいのかなという諦めのきもちも生まれた。危ないからね、、安宿とか。かなしいけどね、、

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    2026年08月20日
  • 神の蝶、舞う果て

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    タイトルに「蝶」が入ってるので絶対読むぞと思ってた本。

    物語の世界に入り込んでるうちに読み終わりました。
    とても楽しかったです。

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    2026年08月20日
  • 父と私の桜尾通り商店街

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    どの短編も今村夏子さんワールド全開でとても良かったです。
    読み終えて、あぁ、読み終わってしまったな、、と、寂しさもあります。
    主人公たちの不器用なりに考えや思いがあるんだなと感じるけど、説明をし過ぎない淡々としているところが好きです。
    そんな中で、ん?この違和感なんやろ?が混ざって、とても不思議な気持ちになります。

    今村夏子さんのインタビュー記事で、毎回ハッピーエンドにしたいと思い書き進めるが悲しい終わり方になるというのが印象的でした。

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    2026年08月20日
  • 777 トリプルセブン

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    ネタバレ

    再読。殺し屋シリーズ4作目、ということになるらしい。相変わらず結構な死体の山となってしまったが、比較的好ましい業者は一部を除いて無事で、どうしようもなくひどい業者はほぼいなくなってくれたのでスッキリした。全編に漂う天道虫のあまりの不運さへの困惑と諦めがなんとなく可笑しくて応援してしまう。殺し屋を応援しちゃいけないんだけど。

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    2026年08月20日
  • 声の在りか

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    どうしてこれほどまでに雰囲気たっぷりな心に沁みる物語を描けるのでしょう。今回も寺地さんに完敗です。お母さんと晴基くん、要さんと大先生、希和さんと希和さんの夫、理枝ちゃんと要さんなど、皆んな本当に良い関係。他人の気持ちを想像出来る人たちで、言葉にしない深い思いを持った人たち。私もそんな人になりたい。皆さんのこれからの幸せを心から祈ってます。

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    2026年08月20日
  • アルプス席の母

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    最高でした。
    野球等のスポーツには親子共に惹かれなことがあったのですが、どなたかが紹介されていた本が気になり読んでみました。

    高校生男子、家と友達といてる時は違う顔もあるんだろうな、など、高1の息子が吹奏楽部でほぼ休みなくコンクールや発表に向けて頑張っているので、重ねながら読んでいた気がします。

    気づけば、主人公の母と同じ想いで応援していました。
    最後に投手としてでてきた時は、とても嬉しかった!

    そして、色々悩まされる息子ですが、息子がいて良かったと
    久しぶりに心から思えました。

    息子との今を大事にしていきたいと思いました。

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    2026年08月20日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    ネタバレ

    久々の森絵都、読んできた本全部面白かったんやから、もっと頻繁に読めばいいのに、なんかまた間空けてしまったなぁ。

    で、この本だが、タイトル観て「あぁ、意識高いとかのフェミ系やな」と短絡的に思ってしまった自分が情けない。
    確かに粗筋からして戦後日本で若き女性たち4(5)人を相手にアメリカ流民主主義を浸透させる教室を運営する話なのだから、まぁフェミっぽいこともあるにはあるが…。

    そんなのは味付けの一つでしかなく、本題は友情と恋愛と成長の物語なのである。特に登場人物たちそれぞれの過去や背景がうっすらわかり出す中盤以降から、密度と速度が上がりだすあたりの面白さは、さすが森絵都の筆力。時に感情で時に伏

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    2026年08月20日
  • シズコさん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    佐野洋子さんが母親を振り返り、振り返り、精算していくエッセイ。
    適当に読むのが悪い気がして、静かな部屋で何日かかけて読んだ。人の大切な人生は雑に読んではいけない気がするし。すごく傷ついてきた人の深い揺れ動きみたいなものが漂い続けている。

    自分しか覚えてない幼い頃に亡くなった弟、病気で亡くなった兄のこと。その時の父親や母親の反応。
    人ってちょっとした過去のことをこうやって覚えているもんだな、と思う。
    母親の虐待、絶対に泣かなかった佐野さん。7人いた兄弟が3人まで減っていたこと。

    いやまて、これエッセイの体をとった暴露療法では…?
    途中ではたと気づいた。カウンセリングルームで似たような書き出し

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    2026年08月20日
  • おかえり横道世之介

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    なんともまぁ不思議で魅力的なキャラクターで、めちゃくちゃいいやつかって言われればそうでもないし、くず要素もかなりあるし、なんどけども愛されるし、憎めないし、という表現の難しい男なんですが、、、

    人として善良であるべき、それはわかるけどなかなかそうはいかないもんで、そんな中何意識するわけでもなく自然とそうあるこの男かっこいいなと思ったりしました。憧れます。

    たとえば人からこんな人いるんだよって聞くととっても良い人そうに見えるんだけどさ、実際そばにいたらそうでもないからね、極端に頼りないし。

    ってのがたぶんほんとその通りなんだろうなとは思います。笑

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    2026年08月20日
  • 91歳5か月 いま想うあの人 あのこと

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    積読本から次に読もうとこの本を選んだ矢先の訃報だった。今年五月に発売されたこの文庫版のあとがきは「私は令和八年八月で94歳になる」の書き出しで始まる。鶴田浩二との恋、「おねえさん」と慕ったショーケンとのエピソードが印象深い。凛とした美しさのある方だった。映画ではやはり『悪魔の手毬唄』のリカさんが印象深い。ご冥福をお祈りいたします

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    2026年08月20日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    時の流れとともに、いろんなものが大きく変わっていく。穏やかだった日常もなにもかも、戦争がすべてを塗りつぶしていく。それでも変わらないものがある。そんなことを感じさせてくれる作品でした。おもしろかったです。

    大正から昭和の時代にかけて、喫茶店「カフェー西行」で女給として働いていた女性たちの人生の足跡を追体験するような物語。
    最も秀逸に思ったのは、直接的な戦争の描写がほとんどないのに、その悲惨さがありありと感じ取れることだ。残された人側の、特に女性の目線で、戦争に対する思いが赤裸々に表現され、戦争は国家を運営するお偉いさん方が自分たちの面子を保つためだけにやってることで、国民のことなどまったく考

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    2026年08月20日
  • 張良

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    ああ、項羽と劉邦を読んだなぁと思い出した。受験の漢文対策で読み、クラスメイトに貸したのだったが、難しくて読めないとかなんとか言ってついに帰って来なかったっけ。また読みたいなと思った。

    張良は20歳までの3年間、倉海君のもとで剣術や学問を習う。帰国の翌日、韓の公子非が秦へ赴く。韓非について秦にいく方士ふたりに秦の動向を教えてもらうよう手配する。
    公子成、横陽君が張良に挨拶に来る。
    張良はいつか天下を補佐すると言われていたが、それを聞いた秦王の補佐李斯は張良暗殺を白生に指示する。

    白生は張良のもとを訪れる。一見して秦から逃げてきたようだ。韓非子は秦の牢内で殺された。それを知った張良はいずれ秦に

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    2026年08月20日
  • 時をかけるゆとり

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    いい意味で期待を裏切るゆるく爽快なエッセイ!
    でもやっぱり言葉選びや比喩の表現は、素晴らしい。
    わたしの青春時代もこんなんだったな〜!若気の至り万歳だな〜と懐かしい記憶を思い出すきっかけにもなった。(ここまでぶっ飛んではなかったけど)
    今年読んだ小説をきっかけに著者の本を読むようになったけど、エッセイも他にも読んでみたくなりました。
    日々疲れてる大人に、ぜひ!

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    2026年08月20日
  • スーツケースの半分は

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    さらっと読めて、優しく背中を、押してくれる物語。同世代だからか、今でいっぱいいっぱいの気持ちと、何か変わりたいという焦りの板挟みがよく分かる。

     「あ、いいな」と思うことに、勇気を出してチャレンジしてみたいと思えた。

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    2026年08月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~

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    ビブリア古書堂シリーズ初の長編に大感動でした。

    今回取り上げられたのは日本ミステリーの父、江戸川乱歩。
    僕自身推理小説が大好きなのもあって、乱歩の作品やそれらにまつわる小話がどんどん出てくる展開は味わい深かったです。
    「人間椅子」くらいしか読んだことがなかったのですが、「少年探偵団シリーズ」もいつか読んでみたいです。

    そしてこの4巻では物語の本筋も大きく動き出します。栞子さんが、五浦が、ビブリア古書堂がこれからどうなっていくのか、今後の展開から目が離せないラストでした。
    これまで登場したキャラを出しっぱなしにせず、要所要所で活躍させてくれる三上延さんが好きです。

    次巻も楽しみです!

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    2026年08月20日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ドストエフスキーの作品の中で、「罪と罰」の次に読み、圧倒的な奥深さを感じた名作中の名作。

    アリョーシャが物語の主人公ということだが、それ以外にも、父や3人兄弟など、カラマーゾフ家のそれぞれの個性が大変強く、読むたびに、新たに印象深い言葉やフレーズが出てくる。

    また、読み返すごとに、父や兄弟それぞれの視点にたって、読む楽しみがある。

    話題の「大審問官」の部分も、この書に含まれる。

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    2026年08月20日
  • 謎の香りはパン屋から2

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    パン屋で謎解きの話の第2段。めんどくさいメンツが和気あいあいとしてて笑。
    大学2年で漫画家デビューしてパン屋でバイトしてるって忙し過ぎるのでは?

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    2026年08月20日