ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    山本文緒さんにハマった最初の作品

    無人島のふたりを読んでからの再読

    別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよ…
    色々あった「おみや」だから、笑って言えます。
    読んで勇気をいただきました

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    2025年12月17日
  • 何者

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    朝井リョウ、彼は一体『何者』なんだろう。この小説は最高にヤバい、そしてグロい。血は出ないし誰も死なないのに、心がずっしり重くなる。
     私達は元々、心に傷を持っている。その傷口が広がらないように、自分ですらわからない、どこか暗い場所に隠す。朝井リョウはあろうことか、わざわざその傷を見つけ柔らかい刃物でえぐってくる。彼は文才という名の銃を乱射しているのだけれでも、全て的に当ててくる。
     『何者』を読む前に戻って分析を楽しみたい。ああ、もう批評もできない。

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    2025年12月17日
  • 銀河ヒッチハイク・ガイド

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    哲学にハマってた時期にこれを読んで救われた。
    久しぶりに読んだら刺さらなかった。
    でも思い出の作品。

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    2025年12月17日
  • 暴虎の牙 上

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     今作はがみさんと愚連隊のリーダー格が話の中心でした。がみさんのパナマ帽はどのように手に入ったのかなども乗っております。今までの警察主体の話から、がみさんという個人と愚連隊に焦点を当てたような上巻。下巻も楽しみです。

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    2025年12月17日
  • 神様のカルテ2

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    この本は小説であり、物語という立て付けだが、
    一般の人は、普段は患者としてしか医者に関わらないので、知ることのない、医者目線からみた医療の現場で起きている課題がよくわかった。

    物語については、
    とにかく登場人物の個性が話し方や過去なども含め、際立っているところが素晴らしく、みんなそれぞれの主人公との距離感ではあるが、やさしく信念を持って生きていると思った。
    読み進めるごとに明かされる各々の登場人物の過去から、自身が主要な登場人物をみんな好きになっていくのを感じた。

    とてもリアルなのに、ドラマがあり、人のあたたかさや、いのちについて思いを馳せることができた。

    文体は、主人公(筆者自身を投影

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    2025年12月17日
  • ハウスメイド

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    翻訳ものの割には章が短いからかすごく読みやすかった。
    最後の最後までどうなるのかとドキドキした!
    いやぁー怖かった!
    2が出てるみたいなので、また時間を空けて続きを読みたい。

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    2025年12月17日
  • コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!

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    この本は『書店員さんに優しくなれそうな』本だと思う。

    【きっかけ】
    いつもお世話になっている本屋さん。
    実際にどんなことをしているのか気になったので手に取った。

    【感想】
    基本は4コママンガなのでサクサク読めた。
    途中のコラムは興味深いが、専門性が高く、情報量も多いので頭を使うように思う。

    今まで本好きと言えば、書店員か出版社になるというのがセオリーだと思っていたが、本業界には「取次さん」という販売会社が間にいる。
    もし子どもが「将来本に関わる仕事をしたい!」と言われたときは、取次さんも選択肢に出せるなと思った」。

    書店員さんは品出し、レジ、発注と様々な業務を1日の中でこなしているが、

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    2025年12月17日
  • 朝が来る

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    すごく読み応えのある本。不妊治療経験者として、出産経験のある者として、娘を持つ母として、沢山の人物に感情移入してしまった。長い不妊治療を経て初めて自分の子供と出会った時の気持ちも思い出し、「朝が来たと感じた」というのはとても的確な表現だと感じた。ひかりの人生は衝撃的。浅はかで自業自得の妊娠だと思っていたけれど、子供と別れる場面では涙が堪えられなかった。最後はどうなるかと思ったが、2人の母親とその間には子供というとても切ないけれど美しい場面で終わって良かった。

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    2025年12月17日
  • わたくし96歳 #戦争反対

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    16歳の頃に長崎の原爆を経験された方とその娘さんの著書。人生も晩年になって、娘がいるとはいえ長崎から上京し生活を始めるバイタリティが素晴らしいと思った。我が子からの「ハハは面白い」との評に、その方の生きる姿勢の素敵さを見る。
    戦争経験者だからこその反戦の主張、それは、現代の世界情勢から、ともすれば「戦争にならざるを得ない」という考えが蔓延する中でも輝きを放っている。戦争は綺麗事ではない、本当に悲惨なことになるということを、戦後生まれの私達は残念ながら実感できない。だからこそ、戦後80年経ちもはや少数となった経験者の声を正面から聞き、考え続けなければならない。

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    2025年12月17日
  • いつかどこかにあった場所

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    幻想的な短編集。冒頭の一編は虚言癖の女性がついた嘘が真実となるが、自らの記憶に一切無いというざわざわとした恐怖の物語。ビデオに映る自分、そして身に覚えのない体験は本当の自分なのか、それとも幻想なのか… この作品が1番気に入りました。

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    2025年12月17日
  • 35年目のラブレター

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    とっても素敵なお話+.⁠。⁠*⁠♡
    和歌山県の山間部に生まれた西畑保さんの実話です


    先に映画を鑑賞しました(配信で)
    なので思いっきり鶴瓶さんで読み進めたけど、どちらも本当に良かった。
    映画ではあまり描かれなかった西畑さんの幼少期が、この原作では丁寧に記されており、それがあまりにも過酷で苦しい。
    その暮らしはとても貧しく、小学校もほとんど通わず、読み書きの出来ないまま大人になった。


    〝日本料理の板前として働き、35歳で結婚し二人の女の子に恵まれた〟

    この文章を見るだけなら、ごく普通の幸せな人生のように思えるが、読み書きの出来ない西畑さんにとってはとても大変な毎日だった。
    〝書く〟場面

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    2025年12月17日
  • 東京物語

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    ネタバレ

    この時代を共に生きた者ならば、おもしろいし懐かしいを共感できるんじゃないでしょうか?

    バブルの前って、もうちょっとファッションが話題になっていた気がするのです。マルイのバーゲンでデザイナーズDCブランドを買い漁ったり。

    久雄も上京したてはファッションに無頓着ではなかったのに、ダウンにデニムってそれは90年代頃じゃなかったっけ?うろ覚えなので、本の方が正しいんだろうな。とか。

    とにかく、スピード感があっておもしろかったです。

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    2025年12月17日
  • ハレーション

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    ラストに涙が溢れやはり読む作品全て感動する作家の1人。
    人を思いやる大切さと幼馴染の有り難さが充分に伝わる内容で子どもらに読んでもらいたい。

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    2025年12月17日
  • バブル兄弟 ‶五輪を喰った兄〟高橋治之と〝長銀を潰した弟〟高橋治則

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    かってバブルの頃 借金を重ね 勘とセンスで
    世界のリゾートを買い漁った男がいた。
    高橋治則。

    肥大化したスポーツビジネスを逆手に取り 上昇志向で次々と成功を手にした男がいた。
    高橋治之。

    この本で 初めて この二人が 一才違いの兄弟だと知った。兄は記憶に新しく。弟は記憶が薄くなってしまったが、一時は新聞紙上を賑わしていた。

    二人とも 慶応幼稚舎出身の生粋の慶應ボーイ。
    兄は電通に、弟は日航に就職した。
    恵まれた環境、“こね”と“人脈”を駆使して登り詰めて行く。

    が、どこで間違ったのか。
    “五輪を喰った兄” “長銀を潰した弟”と言われるように。

    400ページ近い本だったが けっこう一

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    2025年12月17日
  • 「面白い!」を見つける ――物事の見え方が変わる発想法

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    落とし穴を掘っている人を知れました。

    感想を書くという事も一種のライティングだと思ったのでこの本で学んだ事をいきなり挑戦してみました。
    日常の中の面白みは自分が満足したらOKで、もしかしたらどこかに共感してくれる人いるのかも。
    そんなマインドを持てました。

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    2025年12月17日
  • ナナメの夕暮れ

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    オードリーのオールナイトニッポンを聞きながら、若林さんの前作を読みながら、「この人はなんて生きづらい人なんだろう。」と思っていた。そして、このエッセイを読んで「あぁ、すごく真摯な人なんだ。」と合点がいった。社会や世界、自分について、人について、全てに真っ向から考え続ける姿はとてもかっこ良いしが、それを続けていくことはやはり生きづらいのだろう。
     それでも、本編は少しずつ様々なものを肯定していく若林さんの変化をみることができ、この生きづらさこそ人生を楽しみことなのではないかと私のなかで答えを出した。何だかすっきり。嫌みなく前を向いて私も考えられそうだ。

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    2025年12月17日
  • 探偵小石は恋しない

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    これ全部の伏線気づける人いるんかな?

    話として出来すぎ感は否めないけど、
    最後の結末は個人的に好きなので星5

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    2025年12月17日
  • いつまでもショパン

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    シリーズ3作目とは知らず読んだ。音楽の描写が詳細で、音が聞こえてくるような表現…サスペンスでありながら、世界平和へのメッセージも伝わってくる重厚な作品。他作品も読みたいと思った。

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    2025年12月17日
  • ミッキーマウスの憂鬱

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    始めは主人公の自分勝手な動きに「何だ?」とは思ったけれども段々、色々な人達が団結していく温かさがいいなと思った。こんなに仕事に真っ直ぐになれる事、皆んなが一緒の目標に向かえることが羨ましいと思った。

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    2025年12月17日
  • 黒ばら先生と秘密のはらっぱ

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    ネタバレ

    久々の木地雅映子。寡作なのは知っているが、できればもう少し待たずに読みたいぞ。

    本作も待たされて損なしの良い小説。凡百の作家なら、家庭環境や保育園の惨状に焦点を当てた社会的問題提議か、ローズ先生の魅力に焦点を当ててファンタジーにするかに傾くんだろうけど、そのどちらでもなく独特の展開と独特の着地点に物語を誘う技はさすが。

    登場人物たちも皆魅力的で(サミール一家、父親の兄弟一家、かず子ちゃん…)現実とファンタジーの入り混じった展開も面白い。個人的に一番気に入ったのは、100かいだての家の構想。前後考えても普通はこれいらんやろ?なのに読みいってしまう。こういうところを大事にする小説が減ってるし、

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    2025年12月17日