ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 木曜日にはココアを

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    カフェでゆっくり再読。
    やっぱり、このやさしい世界観が大好きです。
    途中で何度も涙を堪えながら読み進めましたが、読後はじんわりと心が温まる、そんな物語。
    特に印象的なのが、10月のオーストラリアを彩るジャカランダの景色。
    日本の桜のように街を紫色に染めるなんて、想像するだけでうっとりしてしまいます。読むたびに「いつかこの目で見てみたい!」という憧れが募るばかり。
    そして最後の「恋文」には、もうキュンキュンが止まりませんでした……!
    青山美智子さんの作品に出会うきっかけをくれた、私にとって特別で大切な一冊です。

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    2026年04月23日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    短編集なのに、どの章も長編を読んだときのように入り込んで、涙が滲んでしまいました。それほど心に響く素敵な言葉が、ここぞというところに散りばめられています。年齢も性別もばらばらの登場人物たちに、なぜこんなに共感させられるのか不思議でした。心洗われる素晴らしい読書体験で、ぜひお勧めしたい一冊です。

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    2026年04月23日
  • 世界はきみが思うより

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    「世界は、きみやわたしが思っているより、悪くないかもしれないよ」

    何かしら他人とは違って戸惑うこと、生きづらく感じること
    それらを否定しない寺地はるなさんが好き

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    2026年04月23日
  • この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代

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    下巻も面白かった!
    以下、記憶に留めるためメモ。

    彰子の入内の準備に余念がない。中でも道長が楽しみにしているのは、和歌屏風である。当時の参議以上の高官達に一首ずつ歌を詠んでもらう。ここに道長は一つの意向を秘めていた。彰子の部屋を訪れた一条帝は、ずらりと並んだ高位高官の名をそこに発見するだろう。おくれて入内してきた少女を高官達は無言で応援しているのだ。道長は暗に、娘を支援してくれるかな、それとも、と問いかけているのだ。

    ☆心にもあらで浮き世に長らへば 恋しかるべき夜半(よわ)の月かな 第67代 三条天皇
    →この百人一首の歌は、道長を長々と困らせた、盲目になってしまった三条天皇がようやく譲位を

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    2026年04月23日
  • ファーストラヴ

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    第159回直木賞受賞作。初めて読む作家さん。

    実の父親を殺害した罪で逮捕された女子大生。動機は分からないと供述する彼女だが、臨床心理士との関わりで、固く閉ざされた過去と向き合い、事件の真相が明らかになっていく、というお話。

    誰にでも分かりやすいエピソードだけが、人の心を傷つけるものではないと思い知らされた。
    周囲の大人が大事になるものではないと思い込み、当たり前のように振る舞っていたら、子供はおかしいなことだなんて気付けるはずはない。その経験が積み重なって、人の心を作り上げていく。

    当事者でない限り、その感情を真に理解することは難しい。それでも当事者側に立って本気で想像するしかない。人間

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    2026年04月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    人と人とのつながりは一本の糸じゃない。いろんな縁が交差して絡み合って、独自の模様わ作りながら太くなっていく

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    2026年04月23日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    生き物が好きだった著者が、やがて鳥の研究にたずさわり、ついにシジュウカラが言葉を持つことを発見するまでをつづる。それまでは、言葉を話すのは人間だけで、動物の鳴き声に意味はなく感情を表すだけとされていたという。傲慢にも思えるが、それだけ人間中心主義の考えから我々は脱却できていないということだろう。しかし、地道な研究の結果、著者は鳥語を発見した。よく考えれば当たり前とも思えるが、言葉を話すのは人間だけではなかった。シジュウカラの「ツピピー」は「縄張り宣言」、「ヒヒヒ」は「タカだ」、「ジャージャー」は「ヘビだ」、「ピーツピ」は「警戒しろ」、「ヂヂヂヂ」は「集まれ」。さらに「ピーツピ・ヂヂヂヂ」は「警

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    2026年04月23日
  • 変身・断食芸人

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    ドイツ文学を読もうと思い、まずはカフカを読んでみた。思ったより「変身」が面白くて、いくつかの箇所で笑った。二部あたりが一番面白い気がする。

    グレゴールは、「ドアのすぐそばに行けば、自分が速やかに自分の部屋に戻ろうとしているという誠意を、十分に汲み取ってくれるはずだ」とドアのすぐそばで待機するのだが、彼はバカでかい毒虫なので、部屋に入ってきたお父さんを仰天させ、ブチギレられるという場面など、毒虫ユーモアがいくつかあり、面白かった。

    「断食芸人」もまた、短くて読みやすく、また「変身」と似たようなテーマ性も汲み取れそうだった。かつては自分が世界を賑わせ、中心にいたような人が、流行は終わり、世界に

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    2026年04月23日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    分厚めの本だったけど終盤にかけて一気に伏線回収されていくのが面白くてどんどん読み進められた。
    どのキャラクターも個性が溢れていて、みんな素敵な人物だった。

    どの時代でも、きっとこの先もいじめは無くならない。学校か家しか居場所がないと思いながら、狭い世界でしか生きられない、そんな風に思ってしまう学生を抜け出しても、社会に出てもいじめは存在して、
    残酷だなぁと思った。

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    2026年04月23日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ドラマ化は既定路線として、なんかしらの賞をもらってほしいなぁ。
    本屋大賞、の前に、あの本大賞とか。

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    2026年04月23日
  • 東京すみっこごはん

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    ネタバレ

    読み終わった後に温かい気持ちになれる、好きな一冊です。

    特に、お母さんが亡くなる前に、味を伝えるためにレシピ本を手書きで残すというエピソードがとても印象的で、素敵だなと感じました。

    読み終わった直後は「これはおすすめしたい!」と思うくらい心が温かくなったのですが、すぐに感想を書かなかったせいで、具体的に何が良かったのかをうまく思い出せなくなってしまいました。

    だからこそ、これからは感じたことをすぐに言葉にすることを意識していきたいと思います。

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    2026年04月23日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    本人は至って実直に自分の信念の下に、ただただ行動してるだけだが、いつもまわりの皆を巻き込み(父親も大変そう)、そしてちょいと幸せにしてくれる

    そんな成瀬が僕も大好きです。
    ずっと側にいたい。

    最高に映えてるよ!

    そしてスマホは持って!

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    2026年04月23日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    久しぶりの本格推理もの(?)なので、ゆっくり読んだ。

    著者のミステリ、かつ、タイトル通り(いい意味で)気楽に読んだけど、まさか探偵が何人も登場するとは。笑。
    そんなパターン、ある??

    読みやすかったです。面白かった。

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    2026年04月23日
  • 何者

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    正直なところ主人公 拓人の視点や考え方にずっと共感しながら読んでたのに、最後になって「いや、全然共感してなかったよ」と嘘をつきたくなるほど痛いところをつかれた1冊だった。就活、SNS、という今の日本からは切っても切り離せないテーマから、この今の時代特有の風潮を見事に指摘していて、これから控える就活への向き合い方や、SNSの使い方について改めて考えさせられた。

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    2026年04月23日
  • ノーサインで走れ!

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    大洋ホエールズ、巨人で活躍した屋鋪要。プロ野球選手としての実績も素晴らしいことながら、引退後の趣味の充実には目を見張る。プロ級の腕前のSLの撮影、鉄道模型とラベンダー栽培。

    転機ごとの大切な人との出会い。それも本人の性格が呼び寄せているのだろう。

    元々は阪神ファンながらONは別格。甲子園でバッキーと荒川コーチの伝説の乱闘試合も観戦していたとか。

    いくつになっても人間心がけ一つでまだまだ人生を楽しめる。

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    2026年04月23日
  • あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント

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    本当に最高に大好きな本です。
    映画も好きすぎてDVD持っています。
    きっかけは映画です。
    とても心に沁みる。
    そして本で読むと言葉にこんなに深い思いやりが
    あるんだと心が温まります。
    本当に羨ましいぐらい幸せなご家族だと思います。
    老化する事実、それが辛い事実ではなく
    自然であり生き方そのものが終盤に咲くのかなと。
    こんな素敵な映画を作ってくれて感謝です。
    日々丁寧に自分が出来ることは自分でする。
    素敵です。何度でも本を読んで何度でも映画を観たいと思います。
    何度も映画観てますが、毎回泣けます。
    お母さんお父さんがとても愛らしくキュンキュンして抱きしめたくなります。

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    2026年04月23日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

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    祖母姫が孫に向けた言葉、CA・バトラーさんのプロ意識、孫の気持ち、イギリスでの旅模様、、
    いろんな視点・立場から楽しめる一冊だった。
    晩年の祖母姫の記述があまりにもあっさりだったところが逆に深く多くを考えさせられた。

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    2026年04月23日
  • i

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    これは久しぶりに読み応えのある本!!自分もルーツについてモヤモヤして生きてきたので改めて考えてみたい。

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    2026年04月23日
  • もものかんづめ

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    エッセイってあんまり読んだことがなかった。
    小説みたいに先が気になるっていうのがあんまりなかったからかな。
    でもこんなにおもしろいなんて。
    エッセイというものが好きになった。
    さくらももこが好きになった。
    せっかく好きになったのにさくらももこさんが亡くなってしまったのが今更悲しいけど、こんなにたくさん作品あるんだ!って嬉しくなった。

    メルヘン爺の話と、最後のそれを受けての話をみて、わたしの爺さんの死を大して悲しめなかった自分を受け入れられた気がしてさっきまで読みながら笑っていたのになんか泣けてきた。

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    2026年04月23日
  • くらべて、けみして 校閲部の九重さん

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    p.67 作品に対して感動する気持ちを持っていること。だからこそ、作品をもっと良いものにするために協力し、特に戦う。僕はそれが校閲のあり方じゃないかなと思うんだ。

    p.71 文は人そのものだからだよ。著者の気持ち、編集者の気持ち、読者の気持ちをわかるには、以上引くことじゃない。他人の気持ちをわかるために校閲者こそ会話が必要なんだ。

    p.91 タイポグリセミア現象…文章中の単語が、最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象のことを指すと、ネット上で広まった造語。ただし、これ自体がミーム(SNSやネット上でネタとして広められる面白画像や動画等のこと)であり、言語学研

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    2026年04月23日