小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
発生してしまった!!!
サードインパクトがぁぁぁぁぁ…
ファーストインパクトは、初マハさんとなった『暗幕のゲルニカ』が手元に落下してきたことによって起こりました
セカンドインパクトは、『楽園のカンヴァス』によって引き起こされました
そしてこの度のサードインパクトは、本作『晴れた日の木馬たち』によって起こってしまったのです
この衝撃は凄まじい!
まだインパクトッ!!!を受けてないそこのあなた、吹き飛ばされてください
果たしてあなたはこのインパクトに耐えることができるか!?
ちなみに、この凄まじいインパクトを受けても吹き飛ばされなかったものが3つあります
ひとーつ! -
Posted by ブクログ
「渦中の人しか苦しみを語ってはいけないなんてことはないと思う。想像でしかないけど、それに実際の力は無いのかもしれないけれど、想像するってことは心を、想いを寄せることだと思う」
世界中の死をノートに記して、裕福な家庭に養子に貰われた時分を恥じていたアイ、望まない妊娠をしたが流産してしまったアイを心の底から心配して寄り添おうとしたミナ、「どこまでが使命としての報道なのか、どこまでが自分のためなのか」を悩み、難しさを内包した「愛があるかどうかだよ」というシンプルな答えに行き着いたユウ
世界のどこかで起きている事への気持ちと身近な大切な人を想う気持ちは切実さや想いの深刻さや大きさに差はあるかもしれな -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事が忙しくても、社内で不安な空気感が生まれても、波多が奥さんとの関係で好ましくない状況になりつつある時も、なんの影響もなく山に登り続ける妻鹿さんの異質な感じが読者の気を惹く。職人っぽい有能さもある。
妻鹿さんにバリに誘われ、読者の自分としても語り手の波多と同じく、妻鹿さんの意外な一面に新鮮さを覚え、職場ではわからなかった親しみやすさを自分に見せてくれていることへの喜びを感じていた。
その一方で、波多は道中で何度も妻鹿さんの生き方は玄人とか常人を越えた感覚を持っているというよりは、単に仕事の現場や世の中から目を背けているだけじゃないか(しかも本人はそれに気づいていない)と思い始める。つまり -
Posted by ブクログ
一言メモ、
どんな人だって、流されてワルイ人になりうる。人間だもの
イメージ配役
穂香…とみながあいさん
仁…まつしまそうさん
杉田…おかやまあまねさん
ほのかのお父さん…さわむらいっきさん
今までも、ストーリーが進んでいくうちに、なんとなく、こんな結末なんじゃないかなと思い読み進めるけど、こちらは、笑ってしまうくらいのどんでん返しで、こういう流れもあるのね、という、素敵な展開が待っています。このストーリーは続いたりするのかな?と期待も。この先、パパさんとの絡みも見てみたい。
わかりやすい文章表現で、とても読みやすいです。でも、時系列が、たぶん行った来たしていて、ちゃんと読んだつもりでした -
Posted by ブクログ
「芸術は難しいもの」だと思っている人にこそ、読んでほしい一冊です。『spring』は、その距離感を一気に縮めてくれます。
恩田陸が描くのは、バレエという言葉を持たない芸術。しかしこの作品では、筋肉の緊張、呼吸のリズム、舞台に落ちる光までが言葉で丁寧にすくい取られ、読者の中に“舞台の空間”が立ち上がります。ページをめくるごとに、まるで客席から踊りを目撃しているような感覚になるのが印象的でした。
中心にいるのは、圧倒的な才能を持つダンサー・春。けれどこの物語は、単なる天才の成功譚ではありません。彼を見つめる周囲の視点を通して描かれることで、才能に触れたときの驚きや畏れ、そしてそれでも何かを表現 -
Posted by ブクログ
最高だった。最後は瑞葉と同じ気持ちで「終わりたくない」って叫ぶほど引き込まれました。久しぶりに読書で泣いた…、瑞葉の心情を少し前の自分と重ねてしまったからなのかもしれない。終わりって突然来るんですよね。永遠に続くものなんてないって分かってはいるけれど、突然の終わりに受け入れられない自分がいる。そしてまだ今もそんな自分がいなくなってくれないからこそ厄介だ。ずっとずっと引きずってしまって新しい環境に行っても、ずっとあの頃の光を引きずってしまう。
「なんで終わらないといけないんだよ」
それは、そう。
「びっかびかに光ってる今の私を私はずっと死ぬまでずっと握りしめて生きていくんだよ」
一生忘れない
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