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Posted by ブクログ
本作も大満足の一冊でした。
自分を励ましてくれる要素があったり、新たな発見があったり、目頭が熱くなるほど胸を打たれたシーンがあったからです。
この本を読む前、自分のメンタルがあまり芳しくなく、自分の人生って一体なんだったのだろう……
と悲観的になっていました。
そんなとき、第1話の主人公、宮下佳菜がまったく同じ言葉を呟いていてびっくり!
「自分にできるかぎりのことをして、人生を味わう」という結論に、そうだよなと妙に納得して、このままいこう!と思わせてくれました。
第2話での、発見はうれしかったです。
書き写すことは、作者の気持ちに迫れる。
目からはいった言葉が身体のなかを通り、指先から出ていく。身体のなかに流れが生まれる。身体全体に言葉が染みこんでいく。身体のなかにある小さな記憶ひとつひとつを揺らす。
僕は、好きな文章を書き写すのが好きなのですが、その理由がわかった気がしました。
作品のなかにある流れが、自分のなかにも浸透し、電流が繋がる。その感覚が心地よいからだと思いました。
これは大きな発見です。
最後の話は、先生と学生の交流が描かれています。
単純にこの設定に、僕は感動しやすいようです(笑
)
斎藤先生の素晴らしさは、少しクセのある永瀬さんの言葉に収斂されている気がしました。
「先生のゼミで良かったです。若輩者の話を真剣に聞いてくれて、そういう人もいるんだな、と思いました。大袈裟だけど、この世界で生きていてもいいんだと感じました」
ものすごく素晴らしい先生だったのだと思いました。
第3巻も、心温まる素敵な作品でした。
次の第4巻で最後です。
すごく楽しみです!
Posted by ブクログ
2026年最初の1冊。
本当は別の本を読み始めたのだが、どうしても入って行けなくて新年早々挫折。でも最初がこの本でよかった。特に2話目の落葉松の森を歩いて、良かったです。
「自分に与えられた命を精一杯感じること。それがどんなにしあわせなことか。」
本の中の文章をこうして感想に書くこともあるけれど、銀河ホテルの手紙室で、好きな色のインクで書写するっていう行為にとても共感した。とても素敵。「わたしはなにかを得るために生きているんじゃない」
思い悩むことの多い日々だけどこの言葉を時々思い出しながら生きていこうと思う。このシリーズいつも感動するけれど今回のこの話、ドラマチックではないけれど一番私には刺さった。一年の最初に本当に良い本を読めて嬉しいです。
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小説・文芸
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