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Posted by ブクログ
家の声を聞くことができる守人と、「声」を発する家たちが語る不思議な物語。
タイトルにある「菓子屋横丁」とは、埼玉県川越市で駄菓子や土産物を売る店が軒を連ねている、人気観光スポットです。
【家の声、家の記憶】
守人が聞く家「声」は、家自身の声もあるのですが、月光荘はそこに住んでいた人々の「思い」を記憶していて、どうやらそれを伝えたたがっているようなんです。
なぜ、守人には家の声が聞こえるのか。
今の守人は両親を亡くし、住んでいた家からも離され、厳格で傲慢な祖父に育てられました。そんな祖父も亡くなり、よるべのない身の上です。
そんな彼だから、家の「声」を聞き、寄り添うことができたのかもしれません。
特に最初の「歌う家」のお話は、物語の最後に歌の謎が明かされます。その描写が詩のようで美しいです。読んでいてぽおっと心が暖かくなる文章です。
月光荘の謎がとけた後も、守人は管理人として川越の古い家にまつわる出来事に関わるようになり、別の家にはまた違った形の家の思いが残っていて、それを聞くことになります。
これから守人はどんな家の声を聴くことになるのか、そこにはどんな物語があるのでしょう。
Posted by ブクログ
「言葉の園のお菓子番」が素敵で思わずほしおさんの他の小説も…と思い、以前から気になっていた本書を手にした!(活版印刷三日月堂シリーズにも手を出しているのに、また新しいシリーズを読み始めてしまった…)
映画やドラマの聖地巡礼をテレビでよく見かけるが、あまり興味を持たなかった。
が、これを読んだら…行きたくなります!川越!
テレビで何度も見かける川越…素敵な町、見ているだけで好きな雰囲気だなぁと思ってはいたけれど、本書を読んだら益々興味津々(^^)
遠野くんやべんてんちゃん、遠野くんが管理人を勤める資料館、佐久間さんと藤村さんの珈琲豆のお店…川越の街も彼らが作り出す温かく少し不思議な空間もこれから本の中で(実際にも)たっぷりと味わっていきたいな!
Posted by ブクログ
またまた川越が舞台
男子学生が語る物語ってほしおさんには新しいパターンですね
梨木香歩「家守綺譚」や内田善美「草迷宮・草空間」のようなテイストで自分はとっても好きです!
一章ごとに違う家が登場する連作のようですね
安心して読めそう
MZTさんの布教本(^^)
まとめて貸してくれたのでしばらくはこの世界で楽しめそうです
●月光荘
歌う家 浮草の灯 文鳥の宿 丸窓
古家
次へ繋ぐのを見届けて安心する物語があったが
家に何か意思のようなものがあると思うと
自分は耐えられそうもない
出来るならばこの家に思い出が少ない人に渡したい
ただ現在家があるというのは幸せな事と思う
・切り紙
家族の価値観が違う
主人公の祖父は本人に良かれと思って
道筋を整えて行かせようとする
それが本当にベストなのか
そんな主題が見え隠れ
本人らしく生きていけばいいのだが
どこへも行こうとしない又は行けない時は待つだけでいいのか
小説に生きる人達は上手くつながって
生きる道筋を見つける…きっとそうだろうな
月光荘がなんだか可愛い
空っぽだった大地の下に豊かな場所がある…らしい
自分にもいつか見つけられるだろうか
…ダイジョウブ…
・オカイコサマ
家と話せる人が他にもいた…
小説の中だけのはずなのに事実そんな事がありそうに思ってしまう
ストーリーを追うだけじゃなくて
家についての真実を知りたくなってしまう
街づくりイベントで人が集まっていくのは楽しい
そんな章も良いのだが月光荘との会話が心地よい
唐突だったけど海に行くのは自分も風景が見えてよかった
月光荘の物語も進行形ではなく
終わりがあるのに気がついた
確か貸してくれた本は完結してた気がする
次の巻は最終になるのかなあ
最終巻?まで読みました
もしまだ続きがあるのなら
両親を一度に無くした事を昇華させてあげたい
旅に出るような番外編も読みたいな
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小説・文芸
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