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文具店員の光は、千色のインクが使える「手紙室」に惹かれ、銀河ホテルを訪れる。ただ、今回の旅にはもう一つ、大きな目的が。一躍スターとなった元バンド仲間のステージに、初めて足を運ぶことにしたのだ(満天の星を見あげて)。銀河ホテルの料理長である吉田は、20歳になった息子に今年も「渡さない手紙」を書いたが・・・・・・(誕生から死までの線分)。挙式の朝を迎えた真奈は、幸せに包まれながらも、どこか複雑な面持ち。胸をよぎるのは、事故で亡くなったお義母さんのことで・・・・・・(順境にあっても逆境にあっても)――ハレの日も、浮かない日も、とびきりに彩る手紙室の物語。
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Posted by ブクログ
4巻。千ものインクが並ぶ手紙室を訪れる人の話。1.学生の頃一緒にバンドを組んでたボーカルが復帰ライブを軽井沢でやるというので元ギターとピアノの二人で聞きに行く。2.ホテルの料理長は毎年息子の誕生日が近づくと手紙室の予約をいれる。8歳から始めて今年は20歳になるのだが1度も手紙を渡したことはない。3.結婚式の相談をする予定だったのに彼からキャンセルと言われその後白紙にしたいと告げられる。彼のお母さんが交通事故に遭い意識が戻らないので結婚の話どころでは無いという。彼のお母さんは銀河ホテルにまた行きたいと言っていた。3話共1人の人の流れる時間が長く気持ちの変化に注目した話になっている。特に1.のお互い相手の気持ちを誤解していたのが解けていくシーンは良かった。
Posted by ブクログ
はぁ……胸がいっぱい。幸せな感情に満たされながら読み終えました。
ほしおさん、作品を読むたびに「好きだなぁ」ってしみじみ思います。文章から人の温もりが感じられて、読んでいて心地いい。波立った気持ちが癒されていくのを感じられる。
シリーズ第4弾は、文具店員男性、息子が成人を迎えるシェフ、ようやく挙式当日を迎える女性について描かれていました。
謎に包まれた手紙室室長・苅部さんの過去に触れそうな予感にドキドキ……
誰もが手紙室で自分の感情や過去に向き合い、新しい気持ちで次の日を迎える。主人公の心情の変化を追いながら、清々しい気持ちになりました。
ほしおさんの描く人生の悲喜こもごもの物語には温もりがあり、希望がある。そして、読者を幸せな気持ちにさせるパワーを感じます。
本作もとても良かった。
ずっとずっとずーーーっと続いてほしいシリーズです。
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小説・文芸
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