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Posted by ブクログ
シリーズも5作目。
それなのに、まだまだ可能性があったのか!と思い知らされ楽しめました。
このシリーズのキーパーソンは苅部さんだと思っていますが、苅部さん一強ではないところが強みなのかも、と思えました。
創業者一族の話は、シリーズ1作目の1話目で息子さんのことを描き、中心的に触れることはもうないのかなと思ったら、5作目の1話目でお父さんの大学時代の友人が出てくるという。
不思議な魅力を持った上原裕作さんの、友人とのやりとりを通して心持ちや人生観が変わる様が美しく、涙がこみ上げました。
その張本人がすぐに思い出せない程の何気ない一言が、裕作さんの選択を後押しし、上原一族に未来も変えた。
人の死をすぐに受け入れられなくても良くて、それを前向きに思える人もいるというのがなんだか、良かったです。
世間一般のマナーで言えば、お葬式には出た方が良いしお墓参りも行った方がいい。。
でも、人それぞれ心の整理の速度は違うし、タイミングがある。
人のペースを尊重する空気が心地良いです。
2話目は、思春期ならではの悩みがもどかしく愛おしく。
身近な家族の一言が煩わしく感じることもあるけれど、大体少し先の人生をゆく先輩の一言は、よくよく聴いてみれば思いやってのことだったり自分の独り相撲で被害妄想していたりなので、一歩勇気を出して自分の弱みを見せた方がうまく行く気がする。
手紙の宛先が可愛い。こういう発想ができるのが若さゆえという感じもして眩しい。
3話目を読んで、銀河ホテルに行きたい気持ちがより強まった。
これまでも読みながら、こんなホテルがあればなぁ〜と思っていたのが、ホテルでの謎解きの設定がとても細かくリアリティがあるので、銀河ホテルの解像度が高まったことでホテル行きたい!謎解きイベント参加したい!と思えた。
安定した面白さと、刊行頻度もマメで、すごいです。
シリーズ第5弾。今作は、そして銀河ホテルでのイベントがとっても素敵です。そしてますます謎深い苅部さんの不思議な一面と存在感もまさにミステリーならぬミステリアス。
Posted by ブクログ
本当に楽しみで大好きなシリーズ。表紙からまず素晴らしい。銀河ホテルにぴったり。作者のほしおさなえさんの著作は他にも読んだことがあるがダントツにこのシリーズが好きかつ、このシリーズには独特の静寂さがある。もう心を鷲掴みにされるのと、本当に軽井沢にいる気分…まず銀河ホテルが素敵で行きたい。そこに交わるいろんな人々と、手紙室の苅部さん。手紙室で手紙を書く中で、自分のモヤモヤの輪郭が分かり前を向ける…というのがこのシリーズだが、軽井沢マジック、銀河ホテルマジックにかかり美しい世界に誘われる。
こんかい3つ目のお話はいつもと変わった切り口と終わり方だった。
どんどん続いてほしい。
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小説・文芸
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