ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ザリガニの鳴くところ

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    ネタバレ

    湿地の描写が全て目に浮かぶようで心地良い、失われてしまうとわかっても父親とふたり過ごしたところが好きだなあ。カイアが1番に自然と共にあったからこその結末、めっちゃ好き。

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    2026年05月12日
  • 氷点(下)

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    全ての教会に置かれるべき。
    みんな読んでくれ…!

    読者としては、夏枝がいつまでも陽子を許さないことを怒りとともに不思議に思うが、それはあくまでも他人だからであり、実際に自分の娘が殺されたらそんなことはいえないのかもしれない。

    陽子の真の出自が明らかになった今、どんな物語が進行されるのか。続・氷点を読みたい。

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    2026年05月12日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    全ての教会に置かれるべき。
    みんな読んでくれ…!

    読者としては、夏枝がいつまでも陽子を許さないことを怒りとともに不思議に思うが、それはあくまでも他人だからであり、実際に自分の娘が殺されたらそんなことはいえないのかもしれない。

    陽子の真の出自が明らかになった今、どんな物語が進行されるのか。続・氷点を読みたい。

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    2026年05月12日
  • 風の歌を聴け

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    ネタバレ

    p.121
    「でもね、よく考えてみろよ。条件はみんな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。もちろん運の強いのもいりゃ運の悪いものもいる。タフなのもいりや弱いのもいる、金持ちもいりや貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ

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    2026年05月12日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    友達から、【映画見たけどほのぼの癒される感じで良かったよ〜】と言われなんとなく手に取った本でした。
    ほのぼの?癒される?いやいやそんな本ではありませんでした。

    何気ない天気やお茶の描写を読んでいるだけで涙が湧いてくる、拙い語彙力なので上手に表現できないんだけど、とにかくジーンと静かに魂を揺らされる感覚になります。
    特に何も起こってないのに感涙してしまうのは、言葉の紡ぎ方が素晴らしいからなんだなと最後の解説を読んで気づきました。

    この小説とは全く関係ない私生活の悩み事についても、この本を数ページ読んだ後はいつもと向き合い方の角度が変わっています。

    胸にグッとくるのでサクサク読むことはできず

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    2026年05月12日
  • なんらかの事情

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    「これはエッセイ?ショート・ショート?それとも妄想という名の暴走?」という紹介文がぴったりの一冊。

    くすっと笑える、元気をもらえる、不思議な気持ちになる…素敵な本でした!さくらももこさんとか朝井リョウさんのような楽しいエッセイが好きな人にはよさそう!

    最初はわかるわかると読んでいたんですけど、だんだん暴走が止まらなくなっているような…?(それも含めて面白い!もちろんほめています)
    最後は何を読んでいたんだという感覚になりました。

    才能、運、物言う物、雪強盗、D熱、瓶記、ハッピーニューイヤー、雨季がお気に入りでした!

    なぜかいつも自分の並んだレジが遅い。
    スプレー運がない、ボタン運がない

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    2026年05月12日
  • 夜行観覧車

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    『告白』『贖罪』に続いてこの作品を読んだことで、すっかり湊かなえさんの虜になってしまった。今でも大好きな作品。

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    2026年05月12日
  • リバース

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    知り合いに勧めたら、最後の方は「え〜!」と声を出しながら読んでいた。本を読みながら驚嘆の声を発する人に初めて出会ったので、そのことに驚いて私まで「え〜!」と言ってしまった。そのくらいの作品。
    2018

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    2026年05月12日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    久々に百田尚樹の小説を読んだ。
    やっぱり彼は天才だな。ページを捲るごとに、こんなに心が動かされて涙が出そうになり、かつ日本人であることを誇りに思えることなんて、彼の小説を読むこと以外ではあり得ない。

    主人公は国岡鐵造。石油を扱う国岡商店の店主。
    自分のため、国岡商店のためを考えるより、日本国のためを優先する男。店員を本気で家族のように大事にし、戦後仕事がなくなっても誰1人として馘首しなかった男。それどころか徴兵された店員の家族に給料を送り続けていた。

    国岡商店の店員はみな鐵造に惚れ込んでいて、ここで働くことを誇りに思っている。いいなあ。そんな人の下で、そんなふうに一切の邪念なく働いてみたい

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    2026年05月12日
  • アーモンド

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    上手く表現できないけど、思いやるとか共感するとか、気持ちがわかるとかって,普通に自分に備わっていると思っていたけど,それって本当なのかと思わず問い直してしまった。最後の作者の言葉にこの小説の真髄が言い表されています。

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    2026年05月12日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    ああ、胸がいっぱいだ。静の中にある熱い情熱に胸を打たれて序盤からボロボロ泣いた。前作の主人公、岳人が立派な青年になっていて感激だった。科学には疎くても、知識がなくても楽しめる。真っ直ぐに突き進む佐那の姿は清々しいし、科学部の部員たちの様々なバックグラウンドに考えさせられる。それでも、どんな時でも希望を捨てないで前に進む力を人間は持っているということを再認識した一冊だった。

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    2026年05月12日
  • イクサガミ 人

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    面白すぎて読む手が止まらない!

    いよいよ明かされた響陣の陽奈との過去と現在に続く背負わされた負債が本当に可哀想で居た堪れなくなる。
    陽奈の父のこと、誇りを持つことは大切だとは思うし、現代日本でももっと我々は自分や自分のしている事に誇りを持って生きていくべきだと思うし、誇りを持てる生き方をしていきたいとは思う。
    しかし誇りを勘違いした見栄は違う。
    しかも実の娘を巻き込むような、己よりも辛く苦しい生き方をさせるような事をよくさせたなと思う。

    京八流が元来継承戦がなく協力する事を考えられていた事や奥義の引き継ぎについてのことなど慈愛に満ちたものであった。
    幾星霜を経て重なり合った「武曲」「貪狼」

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    2026年05月12日
  • 阪急電車

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    自分の存在価値がわからなくなったときや傷ついて人と関わるのが怖くなったときに読んで、とても心が救われた作品。
    日常の中のふとした優しさや思いやりを大切にしていきたいし、他人が与えてくれたあたたかさに感謝して覚えていられるような人間になりたいと思わせてくれる。

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    2026年05月12日
  • 100万回生きたねこ

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    「100分de名著」をきっかけに再読。番組での多部未華子さんの朗読がすてきでした。

    ひとつの出会いが百万回の生を凌駕する物語。初読はかなり昔だけど、もう子供ではなかったはず。既に「永遠の名作」「究極のラブストーリー」みたいな位置づけにあって、ひねくれものの自分は、恋愛至上っぽい展開がなんとなく苦手だなあと思ったりしました。
    改めて読むと、そもそも「出会い」にたどり着くまでの設定が理不尽、不条理そのもの。読む側は「そういうもの」としてなんとなく読んでしまうこともできる。でも「そういうもの」を創り出す側は違う。底知れない隔たりと、そして、その深みを見つめる「100分de」の解説が印象的でした。

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    2026年05月12日
  • 謎の香りはパン屋から

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    ネタバレ

    手軽にサクサク読めた!主人公以外の登場人物の話も味が合って楽しく読めたし、パン屋の要素もちょっとづつ入っていて面白かった。突然始まる事件の推理シーンも結構面白かった。

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    2026年05月12日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    成瀬はパワーアップしていた。
    新たなキャラクター達が成瀬と関わることで、成瀬勢力図に引き(惹き)込まれて行く。成瀬の勢力範囲が拡がっている。

    どのエピソードも面白く、読後直ぐに最初から読み直した。
    前作「成瀬は天下を取りにいく」も文庫で2回読んだ。
    その後、本作の文庫化を待っていたが、6月の文庫発売が待てず、単行本のコンプリートボックスを買ってしまった。そのため前作も単行本で読み終えて本作を読んだ。結果、「成瀬は天下を取りにいく」は3回読んでしまった。
    本作も文庫が発売されたらまた読み直す。
    繰り返し読んでも新鮮に面白いのが不思議だ。

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    2026年05月12日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    こういう本大好き
    映画を半年前に見て面白い!こういうのがいいんだよって思ってたところで原作にやっと手を出しました。
    佐藤二朗がスズキタゴサクを演じたのがそのまますぎてすごい役者だなと思いながら読みました。
    ネットやスマホが絡んで現代を揶揄するようなところもまた面白い!
    これは映画観る前に読みたかったかもしれない、映画を観た時の次の爆弾はどこ?いつ?を小説でも味わいたかったです。
    500ページ超でそこそこ長編だけどどんどん読み進められました。続編も絶対読みます。

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    2026年05月12日
  • 家族シアター

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    辻村深月先生の作品は、本当に不思議だ。何回も色々な人の人生を経てきているとしか思えない解像度の高さ。だからこそ、読むと琴線に触れ、考えざるを得なくなる作品を生み出すことができるのだと思う。

    全7編の短編集だが、これから読む方にはぜひ、できるだけ通して読んでほしい。どの家族も「家族」だからこそのぎこちなさを抱えており、それでも色々な出来事を経て「家族」として生きていく姿が描かれている。
    これはフィクションだけれども、きっとこの世のすべての家族に物語があるのだろうと想像力を掻き立てられるような、そんな本だった。

    「トラブルを回避するのではなく、トラブルから何を学び何を得るのか」
    頭ではわかって

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    2026年05月12日
  • 約束のサウナ

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    ホテルを建て直すためにサウナを作る!?
    事業家のサウナ立ち上げのリアルがギュッと詰まってる最高な本。

    -建設会社に騙されたり
    -運用始めたらカッコいいウッドデッキが仇となったり
    -アウフグースのプロが内から生まれたり
    -水風呂にこだわり縁から達成した件
    -口コミをめちゃ大切にしてる姿勢
    -最後のスライドで、細部のシステム化めちゃ頑張ってる件
    -最後は人

    など、めちゃくちゃリアルで面白かった。
    また、投資回収か7年という胆力がすごい。

    自分もサウナ作りたいなーなんて思っていたが、
    まだまだ胆力が足りない気がする。熟成させていこうと思った。

    いつも整わせて頂いているサウナへの感謝が高まりま

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    2026年05月12日
  • 夜明けのハントレス

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    直木賞作家・河﨑秋子氏の作品初読。女性ハンターが害獣との攻防で命を撃つことによって得られる自分の実在性を、平易な文章の積み重ねだから浮き彫りになる、丁寧な周辺描写と心情描写で切り取る。受賞作「ともぐい」も読んでみたい。

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    2026年05月12日