ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 存在の耐えられない軽さ

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    恋愛小説の傑作と聞いて読んだが、人の存在とは何かを考えさせられるエグい作品だった。一回きりしかない人生の軽さが突きつけられる一方で、そのやり直しができない人生での選択の重さを考えさせられる。恋愛小説として読めるし、人生を考えたい時にも読める一冊。

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    2026年01月29日
  • 先祖探偵

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    自分の先祖に特に興味はなかったけど、日本の戸籍制度はいろいろとお世話になってるのでとても楽しく読めた。
    最初はわかりやすく戸籍を探して家系図を作るところから始めるので、この連続かなと思ったら全然違った。
    墓で拓本を取ったり、憑代で霊を呼び寄せたりもうなんでもあり。ある時は寺に行き、郷土資料館に行き、観光案内所に行く。旧土地台帳とかよく知ってるなあ!
    今のITご時世で得られる情報って電子化が進んでるかどうかなので、地方に行けば行くほど紙で残されてる資料の方が多い。実際に行ってみて、会ってみてやっとわかることばかり。
    その行く先々でご当地グルメを紹介してくれるのもまたいい。盛岡冷麺も駅弁もめっちゃ

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    2026年01月29日
  • 生きとるわ

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    おもしろい。だけど…なんでこうなる…、と頭を抱えたくなるような話です。脳がぐわんぐわん揺さぶられます。クズのヨコイ。お人好しのオカダは振り回されます。いや、でも本当にそうなのか?
    どうにも救われない彼らが最後に笑っていてくれればいいなと願うばかりです。
    この救われなさを切なくおかしく表現する、又吉直樹に完敗。

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    2026年01月29日
  • 恋に焦がれたブルー

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    表紙に引かれて購入したのですが、めちゃくちゃ泣きました。涙で文字が見えないぐらい泣いて、最後は一気に読み切ってしまいました。切ないシーンが大半で、どうか2人が幸せになってくれと願いながら読みました……。
    人によっては少しモヤが残るかもしれないけど、私は読み切ったあと、とても穏やかな気持ちになりました。

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    2026年01月29日
  • 星を編む

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    北原先生のお話がとってもよかったです。「汝、星の如く」は昔、読んで、面白く読めましたが、今回ほどの感動はなかったです。なんとなく、私には、ピンと来ない感じでした。この作品を読んでから、読み直すと、北原先生のことが深くわかって、味わい深いかもしれません?私は、こちらの本、「星を編む」が好きです。この本の中の1章、春に飛ぶが、特によかった、良いお話でした。

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    2026年01月29日
  • ロードムービー

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    もう少し続きがあったら良いのにと思っていた、「冷たい校舎〜」の登場人物が出てくるお話。最初のお話は、現在と過去が交互に展開され、どちらも先が気になるから読む手を止められなかった。終盤で発覚する驚きの事実によって、さらに面白さが増す。そのほかのお話も、面白くてするすると読めてしまう。作者の、登場人物たちへの愛情が伝わる心温まるお話ばかり。最後の「エピローグ、またはプロローグ」という言い回しがまたゾクゾクとさせてくれて、思わず「冷たい校舎〜」のはじまりを読み返して、ニンマリしてしまった。この先もずっとずっと読んでいたいと思える一冊。

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    2026年01月29日
  • 闇の左手

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    ネタバレ

    すごく良かった…

    はるか未来の話、打ち捨てられた植民星にいる人々は両性具有なのだけど、それがかつての生物実験の果てだったりして、とてもSF。
    世界の説明や人々の風習や思考、交渉するアイの姿は、ガリバー旅行記みたいだなと思いながら読んだ。
    後半のアイとエストラーベンの氷河の厳しい旅路を通してのお互いの理解を深めるところとか、異種族間の(向こうは両性具有だし)愛なのか、友情なのかをお互いが考えるところが、とても良かった。
    世界観がきちっと説明されているにも関わらず、表現する言葉がなかったり、正しく理解することが無理そうなことを、感じる読書ができた。

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    2026年01月29日
  • 43歳頂点論(新潮新書)

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    43歳と言う運命の歳。
    “その年になったら、いったん休んで次の年から再開する。と考えても、結局その時を迎えると焦りがあり、逃げては駄目だという気持ちになって挑んでしまう。”
    ・・植村直己も、そして平出和也氏も。

    登山家の限界論から、三島由紀夫・開高健にも話が展開して行き、それらの書籍も読破しなくてはと思わされる。

    登山関連本として手にしたが、これはキャリア論として内省しながら読み終えたのでした。

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    2026年01月29日
  • 猫のお告げは樹の下で

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    ネタバレ

    再読。2,3年前に読んだ。『木曜日にはココアを』を読んだらまた読み返したくなってしまった。

    青山美智子さんの本を電車の中で読んではいけない。なぜならボロボロと泣いてしまい、満足に涙を拭けないままに読み進めることになるから。(でも今後も電車の中で読み続けます。大好き)

    本当に全ての話が大好きで全部涙を流しながら毎朝読んでいたのですが、特に今の私に刺さったのは二枚目のチケットかなあ。父親と娘の物語。娘が推し活で会ったこともないテレビやCD上での"推し"に熱狂している姿を見て最初は否定的だが、最後にはこういう感情に変わって終わる。
    「お父さんもそうだった。忘れてた。お母さんの

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    2026年01月29日
  • 十字路

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    ネタバレ

    やっぱり赤川次郎の文章は読みやすい。
    スラスラ読める。
    現実味があるようなないような、不思議な読後感。


    久仁子はなぜ田中のことを知っていたのか。
    父親の大江から聞いていたのではあろうが、そうであるなら最初は敵対していたはず。
    いつから、田中に思いを寄せ、こちら側に寝返ったのか。

    折原の子はきっと無事だったのであろう。
    明確に語らずとも、読者に察せられるのが赤川次郎の文才たる所以。

    小難しい単語や言葉を好み、読者には分かりにくい文章を書く作家も嫌いではないのだが、やはり読みやすい文章なのに予測のつかない展開を起こす彼こそが、正真正銘の作家であると感じる。


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    2026年01月29日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    最高でした!
    一緒に箱根駅伝を走っている気持ちであっという間に読んでしまいました!!
    終盤は終わるのが寂しいとおもってしまうくらいのめり込みました。

    甲斐監督の素晴らしさ、選手一人一人の事情と駅伝に対する思い、番組を作る人たちの綿密な仕事…全てが手に汗握る展開でした。
    何かに一生懸命取り組む姿は素敵ですね!

    本選後の他の監督の様子も知りたいところでした。

    今年ドラマ化するとのことなので、今から楽しみです♪

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    2026年01月29日
  • レインツリーの国

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    有川先生のあとがきより

    立派で正しい人になれないのなら、間違って打ちのめされる自分でいるしかない。
    少なくとも、何も感じなくなるよりは間違う度に打ちのめされる自分でいたい。

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    2026年01月29日
  • 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

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    面白かった。私も花田さんに本をすすめられたい。 この本に出てきたもので、いくつか読みたいものをチェックしているので、それを今後探したい。 私はビレバンで本のコーナーは必ず見る。駕籠真太郎さんだってそこで知ったんだもん。 だけど最近は店舗も減ってるし、本のコーナーもマニアックじゃなくなってきてて寂しいのをこの本を読んでいても感じた。

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    2026年01月29日
  • 奇のくに風土記

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    ネタバレ

    本草学を志す十兵衛の成長と、その周りで起こる不思議な出来事が書かれた内容。
    薬にするための植物を探して育成したり、あるいは薬にする話などを中心に、その植物に関連した化生の類と遭遇する話が書かれる。
    他人との交流が下手な十兵衛が周囲の人々の影響を受けて段々と大人になっていく様や、風情ある野山の描写などが好み。
    見たことないジャンルの組み合わせだなと思ったが、どちらも好みなので全然よかった。

    個人的には、十兵衛一行がある山に植物採取をしに行った際、遭遇した山伏に山を荒らすのではと勘繰られたシーンで、空気を読まずに植物に関する熱い語りをした結果、ああこいつら本当に植物の事しか頭にないから荒らすわけ

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    2026年01月29日
  • いつか別れる。でもそれは今日ではない

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    スマホか、彼女に依存してしまっているなと感じたらこの感想の頁をもう一度読み返そうと思った。
    キケロの言葉にゾッとする。他にも孤独な人で溢れている事実に気づけて、心が少し軽くなる。
    背筋を伸ばして恋愛をしたいと思わされた。

    048月と星とプラネタリム爆破計画
    「私が孤独である時、私は最も孤独ではない」キケロの寸鉄
    携帯電話片手に繋がった錯覚でいる現代人に妥当する。
    1人の時こそ、ちゃんと1人きりでいる。誰かと生きていくために。

    052相手優先が愛、自分優先が依存
    重いと言われるような状態は、相手ではなく自分の快楽が最優先されている。
    きっと軽いくらいが、ちょうどいい。黒か白か、どちらか確かめ

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    2026年01月29日
  • 新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選

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    なんて豪華なラインナップ。
    冒頭が高木彬光氏の神津恭介シリーズなんて嬉しすぎる。
    2時間ドラマで近藤正臣氏が演じてたなぁ、と懐かしく。
    犯人あては例によってあまり真剣には取り組んではいないのだけど、どの話も読み応えはばっちり。
    こういう、まさに『推理小説』という作品は大好きである。

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    2026年01月29日
  • 酔い醒めのころに

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    ずっと気になっていた一冊。

    繋がりのある短編集。
    現代のリアルってこんな感じだよなって思った。
    自分もお酒飲みたくなってしまった。

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    2026年01月29日
  • 世界99 下

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    すごい!!書ききってる。
    この世界を世界観を直視できる人は世界99の人なんじゃないかな。
    私の中でマストバイ。でも年齢制限ありだな。

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    2026年01月29日
  • オーロラが見られなくても

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    どんな旅行本よりも、その都市でその料理を食べてみたくなる。馴染みの薄い都市で、馴染みの薄い料理がかえってそそられる。風景と料理がリアルに感じられる文章が秀逸。アムステルダムのコロッケの自販機はぜひとも食してみたい。

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    2026年01月29日
  • 傷つきながら泳いでく

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    共感できる内容ばかりだった。

    自分も子供を持つ気がないDINKSで、30代のいまは子どもの延長で実家に顔を出しているけど、これから先40代50代になったらどんなテンションで実家に顔を出せばいいのか、的なぼやきに激しく首肯した。

    また、正論パンチを繰り出してしまうけど、自分もそこまでしっかりしているわけじゃないところとか、働いたお金で余計なものを買ってしまうムーブとか、シゴデキになりたいのに社会の歯車として機能しているかすら怪しいところとか、被るところがたくさんあってどんどん読めた。

    30代の特に子を持つ予定のないOLにかなりおすすめの一冊でした。

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    2026年01月29日