ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 告白

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    有名なのになぜか避けてきた小説の1つ。
    友達やSNSの口コミであまりにも期待値が上がりすぎて前情報なしで読むほどの驚きは感じられなかった。でもストーリーとか登場人物の醜い嫉妬や怒りや侮蔑や自己陶酔の心情を生々しく表現するような話が大好きやから面白すぎて2時間半でイッキ読み。
    解説の中島監督のように何回も読みなおすのも楽しそうだし新たな発見ができる気がする。
    自分ってこんなに影響されやすい人間なんだなっていうのをわからされた。

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    2026年03月30日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    映画大好きだ。ハイジは小出恵介だし、その他の配役もバッチリだったんだよな。原作を忠実に再現してた映画なんだなと改めて思った。

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    2026年03月30日
  • 早朝始発の殺風景

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    どこか甘酸っぱい。けれどそんな日常も悪くはない。

    タイトルには殺風景とあるが、果たして本当に…?
    誰しもが抱いている、または抱いていた青春のかけらがちらほらと顔を出している。そんな中でおこる様々な事件は、彼らのつながりをどのように導くのか。連作短編集で、一つの章はそんなに長くありません。隙間時間に読めるのでおすすめの一冊です。

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    2026年03月30日
  • 対岸の彼女

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    辛いことがあるのは自分も相手も同じで、大人になればそんなことわかってるはずなのに、必死に生きるほどに忘れて大切にできない。学生時代は小さかったそれが、恋人、夫婦、子供と変容して分かり合えない世界が広がっていく。

    この本を読んだ25歳の自分が、ちょうどまわりのそうした変化にさらされて、右往左往して全部諦めて切り捨てたくなってたときで、この本が苦しい。理解することを諦めて、傷つく前に遠ざけてきたことがたくさんあって、今もなおそうしている。楽なのに、時々襲われる空虚に死にたくなる、それが自分で選択してつくりあげてきた空虚だから余計に。

    この本は、分かり合えなさの背中に手をあてて、それでもその先の

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    2026年03月30日
  • くっすん大黒

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    この一冊だけで、町田康が好きになってしまった、、

    友人と嫌な女を罵りあう時の言葉のセンスに声を出して笑ってしまった!
    たまたま古本屋で手に取って良かった!

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    2026年03月30日
  • 地雷グリコ

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    ネタバレ

    ミステリというより、一緒に頭脳戦ができるような印象。

    人が亡くなったり、怪物が出てきたりしないから内容的にハードではない。しかし、ミステリの面白さも詰まっている遊戯に心踊ること間違いなし。まだミステリにハマってない人にも、ミステリ大好きな人にも幅広くおすすめできる一冊。

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    2026年03月30日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    面白い!!視覚的に入る怖さと、歴史的に入る怖さがある絵を丁寧に説明してくれるのが、絵に対する面白さを倍増させてくれる。
    「これって怖くない絵じゃない?」と思っても、歴史的背景を含めれば「怖っ!?」となるのが楽しかった

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    2026年03月30日
  • リバース

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    悔しい〜
    正直、真相分かったと途中思ったりした。
    僕の脳が単純すぎたのかもしれない。
    イヤミスの魅力を知れた1冊でした。
    上手く言語化できないが、この作品は痛快に似た気分になった。
    読み終わった後、ベットに寝転がって下唇を噛み締めました。何故か分からないけど。
    もちろん、最高に面白い。
    特に最後の切れ味がえぐい。

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    2026年03月30日
  • 屍人荘の殺人

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    ゾンビが出てきたあたりで、「ええええ??どうなんの??」と思ったが、ゾンビが完璧にマッチしていた!
    トリックも動機も面白かった!

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    2026年03月30日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    やめないで、って思った。
    多分、実際に二木先生のような人が学校の先生だとするならば、距離をとってしまいそう。でもそれは、その人のことをあまり知らないまま打ち明けられた時や、自分が対象になってしまうかもしれない場合に限り。自分以外が対象であるならば、勝手にやっててくださいって思ってしまう私は酷い人ですか?

    二木先生の、本心がわからない喋り方、大っ嫌いで好きです。主人公がこれでもかというほどに捻くれた考えをしてくれるので、こういう事なんだな、と納得できました。

    二木先生の懐の深さがすごい。こんな人間に出会いたいと同時にこんな人って本当にいるのかなと思いました。

    1番好きな場面は、二木先生が身

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    2026年03月30日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

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    過去の自分を振り返ることができました。何度も丁寧に言葉を説明してくれて、さらに文章の構成もたびたびまとめてくれていて、でも説明されればされるほど連想が進んで本から離れて…なので思いの外読み終えるまでに時間がかかりました。このような普遍的かつ説明力のある作品ですが、しっかりと文献を明示し著者のアイデアがどの部分かわかるようにしてあります。哲学をもう少し知りたくなりましたし、私は私で自分の言葉で書いていこうと思いました。

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    2026年03月30日
  • ガダラの豚 3

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    Audibleで最新作を待ちながらとうとう聞き終わりました!
    ナレーターの山内圭哉さんが、素晴らしかった。
    ここは本を読んでの感想を述べるべきかもしれませんが
    ナレーターの方の力も相まって、ガダラの豚も私の中で最高の作品になりました。

    いや〜〜おもしろかったなあ

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    2026年03月30日
  • 幽談

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    現代怪談シリーズ。
    幽霊ってそもそも何?という概念を考えさせられるストーリーばかりだった。
    些細な常識が覆されるとゲシュタルト崩壊のようなキリがない恐怖に変換される。
    実態を持たない、人の形とは限らない誰かの残留思念というか。でも人の形をしていることもあるし。

    "ほん怖"というより"世にも奇妙な物語"のイメージが近い感じだった。『下の人』『知らないこと』が特に軽快に話が進んでいたようて飛び抜けて奇妙。え、そうなる?って。

    雰囲気がなんだか読んだことあるような?と思い返したら教義『地獄の楽しみ方』でも言葉の解釈ひとつで見え方が変わるお話があったなあと。

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    2026年03月30日
  • 煌めくポリフォニー わたしの母語たち

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    ネタバレ

     呉濁流、李良枝、アンサルドゥーア、デリダ——。読み手としても一流の著者が出会ったことばに励まされながら、著者自身の「ことば」とのかかわり/つながりを肯定しつつ掘り下げていく。「温柔」が“やさしい”という意味の中国語で、「温又柔」がとてもやさしいひと、という意味になるとは(迂闊にも)初めて知った。中国語圏で「温又柔」は、まるで日本語の「泉鏡花」のような名前なのだろうか。
     『悲情城市』が、日本と台湾が経験した戦後と冷戦の時代の差異と懸隔を表現してみせたように、著者の小説は台湾と日本の「ポスト冷戦」期のねじれた非対称性が書き込まれているとも言える。台湾社会の民主化、過去の再審と再評価。他方、日本

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    2026年03月30日
  • スコッパーの女

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    スコッパーとは
    埋もれている小説を掘り出す人

    どこか闇や死を纏うような
    語り口調や独白
    表題作を含む5つの短編
    どの話も異なる切り口で
    妙に引き込まれる
    終わり間際まで余すことなく
    楽しませてもらった

    本の頁数の位置や独特の余白に覚えがある
    斜線堂有紀さんの
    『本の背骨が最後に残る』だ
    話し内容も文体も異なるのに
    何故か纏う雰囲気に近しいものを感じた
    スコッパーの女の影響かもしれない…
    こういう感覚の本、すき

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    2026年03月30日
  • コメンテーター

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    ドライブのお供にオーディブルで小説を探していた。
    狙っていたのは奥田英朗の『普天を我が手に』。しかし、オーディブル化はまだだった。とりあえず予約を済ませた。そして、たまたま目に止まったのが『コメンテーター』。あれ?精神科医・伊良部シリーズ? 4作目があったのか。3作までは読んでいたぞ、あれは平成の頃だったか…。と、すっかりご無沙汰していた伊良部先生に対面することになった。

    相変わらずハチャメチャ…のように見えて、最短かつ効果的な治療。読んでいるコチラの気持ちまで治療してくれる。

    最近、ささくれ気味の気持ちが癒された、いや治療された。ありがとう伊良部先生。

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    2026年03月30日
  • どこよりも遠い場所にいる君へ

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    ネタバレ

    感動した。このひとことに尽きる。
    個人的に修治のくまさん感がすごく良かった。本当に社長の息子だったのはびっくり笑

    心に残った言葉は
    P213“本当に笑えるかどうかではなく、思いやりを向けてくれる人にそうやって思う応えたかった。”
    P315
    “大好きでした。
    ありがとう。
    どうか世界一しあわせになって。
    あなたが笑っていてくれたら、もう、ほかに望むものはない。”

    本当に遠い場所は過去。どれほど手を伸ばしても届くことはない。伝えたい言葉があっても届けることができない。それを強く感じていた和希に残してくれた七緒言葉はどれほどのものだっただろう。

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    2026年03月30日
  • 自分の感受性くらい

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    茨木のり子は、歯に着せぬ表現、力強さとしなやかさが共存する人間性、着眼点、表現、どれも本当に素晴らしいです。性別関係なく、人生や人間の本質に迫る彼女の生き方や文章に惹かれるのがわかります。時代背景からは、日本の物質的な豊かさではなく、精神の豊かさに溢れ、古き良き日本も感じます。自分も心の感受性アンテナをしっかり立てた人生を歩みたいと思わせてくれます。大好きな随筆。

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    2026年03月30日
  • 凍りのくじら

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    あんま期待してなかった分感動したし面白かった
    別所さんが結構すき✨️理帆子もなんだかんだいい子だなって思った
    辻村ワールド繋がってていいね!

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    2026年03月30日
  • 麦の海に沈む果実

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    ファンタジックだけどどこか現実にもありそうなこの世界観めちゃよかった!
    ラストも結構予想外で最後まで楽しめた

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    2026年03月30日