小説・文芸の高評価レビュー
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江戸時代後期の国学者・塙保己一。盲目でありながら学問を究め国家的大事業を成し遂げた、その史実だけでも十分ドラマです。
しかしさらにエンタメ的盛り上がりがマシマシ!
幼少期・寅之助時代のいじらしさ、母親の想い。失明後はもう貪欲に、驚異的記憶力で書物を暗記しまくります。
周りに疑心暗鬼になったり、気遣われてやるせない気持ちになったり。近い人・親しい人とのすれ違い、どこまでわかりあえるのか。なんだかんだあってやっと「あぁよかったな、成し遂げたな」と浮いた気持ちでいたら、そこをバチンと叩き落としてくる展開。「そ、そうだったんかい!」×10!みたいな。
とにかく畳み掛けがすごくて感情が忙しかった。蝉谷さんの文章も楽しかった! -
Posted by ブクログ
DUNE砂の惑星、完結。
ラスト、チェイニーの一途な言葉に胸打たれる。
義母のジェシカもこれまでのような、チェイニーに対するやや意地悪?な見方も無くなって。
結果的にチェイニーは正妻にはなれなかったけれど。
父のレト公爵の時もそうだったし、ずっとそうだったんだろけど、どうせならフレメンを正妻にしてあげるだけの改革しても良かったんちゃう?と思ってしまった。
ジハードをとことん避けてきたポールが、自らジハードを拠り所にしてのし上がっていく様子は、なんだか頼もしいけれどもそれ以上に切なく辛い。
最後は続編が楽しみになる終わり方で、しゃーないな続きも買うかー。 -
Posted by ブクログ
動物に関わる物語は、やっぱり村山さん!
院長の梓は、もう村山さんそのもの!
ウサギであれ、インコであれ、保護された犬や猫であれ、
とにかく命を救おうと必死になる。
そして、その命を守る飼い主にも必死で接する。
たとえ、言葉が乱暴でも、ぶっきらぼうでも、
真摯に対峙する姿は、胸を打つ。
動物と向き合う心構えを、これでもか!
というくらいに強いメッセージを感じる。
深雪がつらい体験から、少しずつ心を開き、前向きに生きようとする姿にはウルウルした。
「前を見て・・・」のラストもすごくいい!
松の葉がお茶になるのは初めて知った。
ハーブなどもとても勉強になった。
本の中に、あちこち村山さんがたくさん表現されていた。
続編、でるかな?
映像化も見たいな!
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