ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    一番好きな本。ものすごい盛り上がりを見せるわけでなく、まいとおばあちゃんの温かいやりとりでじんわりと感動できる本。この本で味わった読書体験をもう一度したくて他の本を手に取って読んでる

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    2026年08月21日
  • 硝子の塔の殺人

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    10年ぶりくらいにミステリー小説を読んで、またハマりました。過去読んだ作品も含めて再読中です。
    ガラスの塔の殺人→方舟とここ最近のミステリー小説を読めたことが良かったのと同時に、この作品を超えるレベルの小説がないのがな〜。個人的にかなり大好きな作品。ベタな本格派が好きですが、現代の作品はこれくらいの方がいいと思う。探偵が可愛い。

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    2026年08月21日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 1

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    青崎有吾さんは「ノッキンオン・ロックドドア」から入り、「地雷グリコ」も読んで三作目に手を出したのがこちら。

    ファンタジーはあまり好んで読まないのでどうかなと思っていたけれど、思った以上にしっかりミステリで面白かった。
    ファンタジー要素も世界観を楽しむためだけというより、謎や推理にうまく絡んでいて、意外とすんなり入れた。

    青崎さんの文章は言葉遊びのような小ネタがちょこちょこ挟まっていて人によってはクセを感じるかもしれないけれど、個人的にはこの感じは嫌いじゃない。
    軽妙な文章のおかげで、設定のわりに読みやすく感じた。

    普段あまり読まないタイプの作品だったけれど、面白くてすごい勢いで読んでしま

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    2026年08月21日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    理系でよくわからない所があるが、面白い!これがデビュー作は綾辻行人といい、天才!!シリーズ物なので続きを読みたい

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    2026年08月20日
  • 言語化するための小説思考

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    おもしろ小説おじさんの秘密が軽妙な語り口で書かれていて、すごく面白いエッセイだった。
    小川哲という小説家が、徹底的に小説とは何ぞやということを考え抜いている。
    つまりこの本のタイトルは『(私が)言語化するための小説(を書くときの)思考(を大公開!)』が正しい。
    一節一節が短くて読みやすいうえ、文章が上手ですぐ読めてしまうので、気づいたら読み終わっていた。

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    2026年08月20日
  • 夜明けのすべて

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    ネタバレ

    PMSに悩む藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くんの話。
    互いのことを知っていくうちに、生きづらさを少しずつ共有し、直接的とか分かりやすくとかではなく
    気付いたら助け助けられている、そんな関係性

    山添くんは最初、穏やかな職場の中で周りと距離を取っている。パニック障害故に、それまで勤めていた会社を辞めざるを得なかったからだ。
    「ほんとはこんな職場に来るはずじゃなかったんだ」という気持ちがひしひしと伝わってくる描写が辛かった。

    私には、山添くんよりも藤沢さんの方が今の現状を受け入れつつある人なのかなと思っていて、(もちろん罹患してからの時間もあると思うが)
    そういう山添くんを藤沢さんがそっと

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    2026年08月20日
  • 高校サッカーボーイズ U-16

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    サッカーボーイズシリーズの高校生編。上手いヤツでも強豪では普通に見える。上手いヤツは自分が中心だったからこそ、その環境が変わると戸惑うのだろうと読んでて思った。更に世の中で起こった出来事が、目の前のことに集中できなくなる要因となった。確かに、世の中の流れから自分は
    こんなことをしててもよいのか、いわゆる自粛ムードに苦しんでいる側面もあった。そんな苦しい状況の中でも、やれることをやることで、乗り越えようとする姿がカッコいい。チャンスをつかんだ遼介がどうなったのか、気になる終わり方であった。

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    2026年08月20日
  • みつばの郵便屋さん 階下の君は

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    読み終わりたくないぐらい、好き。
    優しい人たちがたくさん出てきて、ほっこりできる。
    作者さんの会話とかの文章が好き!

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    2026年08月20日
  • スピノザの診察室

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    おおきに、先生。

    一番心に残ったことば。
    いいな、こういうの。


    マチ先生は、哲学者のような達観したところがあり、人格者で周りから信頼されている、理想的な人物。
    京都の美しい風景や病を抱えながらも精一杯生きる人たちを、美しい文章で綴っていて実に心地よい。

    そして、たびたび出てくる美味しそうな甘味。読み終わってすぐ次の日、京都伊勢丹で矢来餅と阿闍梨餅を買ってきたよね(笑)
    矢来餅美味し〜。長五郎餅は売り切れ(泣)
    小丸松露も絶対食べる!

    終末期、マチ先生みたいに死に真摯に向き合う医師に寄り添ってもらえたら、生を全うできそうだ。

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    2026年08月20日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    ある男の死という出来事が序盤で出されるも、なかなかその事件が起きず、それまでがとても長く感じられてもどかしかった。
    しかし、主人公2人の血の繋がりについてが仄めかされたり、その男の死の出来事が登場してくると、一気に面白くなり、最後は一気に読み切った。
    他の作品でもあったが、やはり血の繋がりがあることを知らずに、血の繋がりのある人に出会うと、運命だと勘違いして恋心が芽生えてしまうものなのか。でも当人達にとっては死を選びたくなるほどの大きな悩みになってしまうことに、すごく不思議な気持ちになった。
    「私が彼を好きだったのは、彼が私を好きだったからだ。私は私を好いてくれる彼が好きだったのであって、彼を

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    2026年08月20日
  • 書店ガール

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    ネタバレ

    書架で見かけて。

    「書店ガール」という題から勝手に想像していたのは、
    過酷な肉体労働、読書や文芸書離れ、電子書籍やネット書店の台頭、
    クレーム客や万引きと戦う、変わり者かもしれないがけなげな書店員だった。

    書店を取り巻く環境は(想定していたより以前だったが)想定通り。
    ただ、書店ガールの副店長理子が戦っていた相手は、
    部下とか本部とか経営陣とかだった。
    特に最初の方は旧人と新人の女性同士の対立や人間関係のごたごたで、
    これ書店、関係ある?と思ったほどだった。

    ただ、理子が店長となり、閉店の危機を乗り越えるべく、
    もう一人の書店ガール、亜紀と協力して売り上げをあげようと戦うあたりからの

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    2026年08月20日
  • Another 2001(上)

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    Another エピソードSに出てきた比良塚想が主人公のAnotherシリーズの続編。
    うーん、やっぱりこのシリーズは面白い。今の所一作目の焼き増しではあるけど、メタ視点では既に死者の正体が割れているので、下巻でどんな展開になるのか想像もつかない!というところで後半戦の期待も高まるところ。

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    2026年08月20日
  • Another 2001(上)

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    ネタバレ

    ぞんび?がお姉ちゃんとなり、お世話してくれるという世にも珍しい小説です。
    ファンとしては復活してくれてありがたい、、、

    ただ、本当にゾンビ?
    謎は下巻に続きます。楽しみ。

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    2026年08月20日
  • 野の医者は笑う 心の治療とは何か?

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    最後まで読むと、これはよく書けたなあというような内容。それを明かしていいのー?と思うような、みんながグレーを黙認してきたようなジャンルで本質と向き合っているからすごい。
    そして上でも下でもなく、尊敬も持って書いているのだからすごい。

    自分だって同じような部分もあると素直に書けるからこそ、そしてユーモアを持って潜入調査してるからこそ、東畑さんの本がみんなに好まれるのではないかと思った。

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    2026年08月20日
  • 愚かな薔薇 下

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    未来なのか架空の話なのだけれど方言での会話があったり景色も自然豊かな感じがあり、身近な感じがしました。心の変化の描写もわかりました。

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    2026年08月20日
  • 錦繍

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    おすすめしてもらって読んだ 読みやすくて面白かった いくらなんでも亜紀さんが不遇すぎる 読み返したいな

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    2026年08月20日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    穏やかに進んでいくすごく落ち着いた作品。先に2作目の方を読んでいたので一香のストーリーをメインに知ることができて良かった。
    花や風景、香りの描写が細かくて調べながら読み進めた。尿から自分の情報までわかるという朔のすごさ。私と出会ったらなんて言われるのか気になる。
    朔と一香の関係も素敵だなと思った。

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    2026年08月20日
  • ひとまず上出来

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    自身を粗末に扱う生き方を自暴自棄と呼びますが、先を見越して好きなことを忌避してばかりの人生もどうなのでしょう。それはそれで、ちょっとつまらない気もする。と同時に、後先考えぬ行動で、未来の私が取り返しのつかない後悔をするのも恐ろしい。私は未来の私に対して責任がありますから。

    とは言え、だ。膝を開いていようが閉じていようが、「女」という属性を背負っているだけで、舐めてかかってくる人はいます。威圧感のある強い女になりたいわけではないけれど、なんでも言うことを聞く都合の良い女とは、絶対に思われたくない。

    問題は、「新たなジャストサイズ」を探し当てるのにも、それなりの負

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    2026年08月20日
  • 海月の骨

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    孤独死した現場の清掃を行う「特殊清掃員」。
    「特殊遺品整理課」の2人はこころに傷……闇を抱えながら淡々と遺品整理を行う。

    「部屋にはそこで生きた人の人生が詰まってる」

    水生の送ってきた壮絶な人生。

    2課から移ってきた鳴海の壮絶な人生。

    どちらも想像を絶するものだけど、それ以上に2人が手がける特殊清掃が凄まじい。

    チラッと出てきた東雲くんが癒し。

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    2026年08月20日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    様々な世代の、それぞれ異なる苦悩を抱えた女性たちが、主に旅のなかで希望を抱いていく短編集。
    彼女たちが旅する日本各地の情景も美しい言葉で鮮やかに綴られ、温かな現地の訛りとともに旅情を誘います。

    どの話も味わい深く、最後に静かで上質な余韻が残りました。
    テーマはどれもシリアスなのに、嫌な重苦しさはなく、むしろ読みやすいくらいです。

    またじっくり読み返して咀嚼しなおしたいと思える良書でした。

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    2026年08月20日