小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレついこないだまで普通にあった、女性に対する差別や性的搾取。昭和40年代に生まれて半世紀以上生きてきた過半が、そんな中で生きてきたので、油断するとついついその時のまま考えたり感じたり、下手すると発言しそうになる。
この小説では、そういう下手うった昭和世代やその名残のまま生きてきた男が、自分のやってきたことの因果応報でとんでもない目にあっていく。まぁ、自業自得やな…でも、俺かて描かれているような極端な行動はしてなくても、言動の節々できっと「サイテーなおっさん」と思われているんやろなぁ…。
もうそこは、そうやって生きてきた総括として、腹を括らなしゃーないんやろなぁと諦めているが。
長岡友梨奈で -
Posted by ブクログ
「私のほしいものは、子供の形をしている。けど、子供ではない。子供じゃないのに、その子の中に全部入ってる。」
なにかの形をしているけど、それを通して欲しいのは、それを持っていると苦しくても、苦しさですら周りから正当化されて世界がやさしくなるもの
私にとってのそれは子供ではなくて、向上心とか社会的成功とか成長とかそういうものだけど。
生きやすくなるために効率的なコスパのいい悩みが欲しいという自覚と重なるものがあって、「ーのかたちをしているもの」という語彙をこの本を通して手に入れられてよかった
「当たり前のように傷ついた、ことを自覚してまた傷ついて、なに傷ついてんだわたし、とまた‥トイレの個 -
Posted by ブクログ
2026/05/11
ちょっと長そうなんだよなぁ…とずっと読むのを先延ばしにしてしまっていたことをとってもとっても後悔した一冊。アイドル歌手を生み出し、その後のサポートや難題にどう向かっていくかということをマネージャーという視点から描いた本。
アイドルの裏側に焦点を当てているという共通項では、流行ったアニメの「推しの子」にも近いような感じがします。
芸能プロダクションのマネージャーを務めている桐絵は、地方のアイドル発掘オーディションを勝ち上がった真由という女の子と関わることになるのだが、この真由がワガママ放題のお嬢様。
そのオーディションで訪れていた場所の近くにあったライブハウスで歌う別の女の -
Posted by ブクログ
ネタバレあ゛ーーーーーー!!!!
いやまじなにこれ!あらすじ読んで想像した何十倍もヤバかったんだけど!!!
腑に落ちないとこもあるがでもそういうことなのか?と思ったらその上をいかれ、そっからの十年後の再会にまた情緒狂わされの最後の触れ合いにもだもだぐえーーーってなってのあの結末……
いやもうほんと言葉にならない重みに切なさ感じつつも満足してて、でも満足してることに罪悪感もあるっていう。冒頭の手紙何度も読み返したわ。
十二分に書かれてるんだが更にその行間を読めてしまうのが大変・・美味でございました。
はーーーーーーーー、読み終えた時の深いため息が感想の全てかも。