ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 螢川・泥の河

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    よかったぁ。何がよかったとか言語化できないんだけど。
    文章も素敵だった。ちょうどいい。
    堅苦しすぎず、ゆるすぎず。
    本を読んでるなぁって思える文章だった。

    情景とかも素敵だったなぁ。続きが読みたくなるけど、そこで終わるのがいいんでしょう。でも短いよー。
    女性が素敵。

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    2026年07月29日
  • Ifの総て

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    "IF" is not "SF",but "SF" is "IF".
    非常に興味深く一気に読み終えた。この知的興奮は『属国の銃弾』以来。つまり四年ぶりの面白さである。もっとも本作は内容は完全なるディストピア小説。過去の歴史上の様々な問題点を、それを引き起こした人間を「排除」若しくは「転向」させて歴史を変えることが出来るかというテーマに対して答えは否。いやもっと悪い時代になってしまうという救い様の無い話である。しかしながら読んでいて少し希望が持てるのは主人公たちの飽くなき挑戦心というかほんの小さな可能性に賭けてみると

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    2026年07月29日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    「青い壺」形式の展開。
    タイ子さんのお話が一番印象深かった。小学校を出て文字が読めないところとかうちの祖母を思い出した。あの時代はみんな貧しかったんだな。最後、息子さんは南へ行ったまま名誉の戦死をして帰ってこなかったものと思ってたから、あの展開は驚いたし、しかもお父さんの後を継いでるのもわかってじんと来た。あとは幾子のお母さん。親の立場になって読んでみると、息子が戦争で傷病死して鬱になった母親の気持ちは痛いほどよくわかる。傷病というのがなんとも。見事な戦死を遂げてても辛いけど、戦火は逃れたのに死んだんかって何があかんかったとか、運か?身体を強く産んでやればよかったんか?と色々考えてしまっての落

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    2026年07月29日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    ネタバレ


    まさか、まさか…
    インドに行かないままに話が終わりました。

    高野さんがインドに渡れる日は来るんでしょうか。
    大使館からの鶴の一声は彼のもとに届いたのでしょうか。
    非常にその後が気になります。

    外国の空港に着いた時のワクワク感は海外旅行した者だけが味わえる高揚感だなぁ、と読んでいて先日韓国に旅行した時の気分を味わえて最高です。

    パスポートを新しく作るために奥様と離婚しようとし始めた辺りから爆笑してしまいました。
    なんでやねんw奥様、こんな奇天烈な方とよく一緒にいられるな…
    その後も編集部の方と再婚しようとしたり、養子縁組しようとしたり、迷走が止まらない!

    救いなのは"御守り&

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    2026年07月29日
  • かがみの孤城 下

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    とても面白かったです
    歴代の本屋大賞の中で最高得票を得た作品と知り読みました。辻村深月さんの作品をはじめて読みましたが、ほかの作品のイメージもあって、若い子向けの話かな?と思っていましたが、中年の私にも思いっきり刺さりました。
    最後に謎が解き明かされる場面は鳥肌がたちました。

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    2026年07月29日
  • スロウハイツの神様(上)

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    再読。
    だいぶ前に読んで、良かったなーと思い捨てずにずっと取っておいた本。しかし何となくしか覚えていなくて、結末とか伏線とか全く忘れた状態で読んだ。やっぱり面白かった。赤羽環はかっこいいけど、もろさもあって魅力的なキャラクターだ。
    最終章に向けて盛り上がり、下巻が楽しみ。

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    2026年07月29日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    映画がなかったら絶対読んでなかったと思うと、映像化を考えた全ての関係者に感謝したい。
    本当に面白い。最高の傑作。

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    2026年07月29日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    泣き続けて疲れました。
    元から箱根駅伝にどっぷりハマっている人間なので、そうでない方にどれくらい伝わる物語なのかは分かりませんが、思っていた以上に没頭して読めました。
    結局は「宝物」の物語ですね。「俺たちの宝物」であり、私の宝物も思い出させてくれる素晴らしい物語でした。

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    2026年07月29日
  • 大邱の夜、ソウルの夜

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    韓国に住む女性の日常について描かれている本。

    日本の現状も非常によく似ているため、読んでいても違和感がなく、自分の周囲の人々をつい思い出してしまった。

    女性というだけで投げかけられる無神経な言葉の数々。

    そこには、女性を生きづらくさせる昔からの文化や価値観が脈々と受け継がれているという理由がある。

    そして、その文化や価値観は、散々嫌な思いをしたはずの女性側にもいつの間にか根付いているという現実。

    この連鎖が断ち切れる日はくるのだろうか。

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    2026年07月29日
  • 京都寺町三条のホームズ : 7 贋作師と声なき依頼

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    円生が出てくると緊張しますね。
    葵もホームズさんも、
    円生を嫌っているのに
    つい、自分の思いや
    円生には、本音を言ってしまう。

    でも、いつも、
    いやーな感じだよね。
    セリフがさ。ネチネチしてて。
    ナレーターの方が
    お上手すぎるからなのかなぁ。
    円生は、とても才能がある人
    らしいのだけれども。

    それに子供の時から
    大変辛い思いはしてきたようだが。
    自分なりのルールは
    あるのでしょうね。

    嫌いな人に
    嫌いだという円生は
    そこはスッキリとして
    いいけどね。

    これで、因縁の対決も終わり?
    いや、また、なんかあるかも?
    でも、嫌味な円生のままだとしても
    自分らしく生きて
    嫉妬からは解放されて欲し

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    2026年07月29日
  • 秋山善吉工務店

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    祖父の家に一緒に住む事になった景子、雅彦、太一が、祖父善吉のおかげでトラブルを克服し、雅彦や太一の父、史親の死を巡る警察からの疑いの目にも全く意に介さない昔気質の強い善吉が家族を護る姿に、昭和の時代の人を思い出す。こんな爺さん、昔は多くいたなぁと。
    痛快でハラハラもするとても面白い小説。

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    2026年07月29日
  • テミスの剣

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    さすが中山七里さん。東野圭吾さんとはまた違った面白さがあって個人的にはとても好き。
    司法の闇に挑む渡瀬の覚悟が格好良い。あんなに頼りなかった渡部が、どんどん狡賢くなっていくのもとても良い。
    警察や検察は簡単に人を殺せる冤罪の恐ろしさを思い知った。
    ちなみに私は、加害者は軒並み死ねば良いと思ってるタイプである

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    2026年07月29日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    今回もめちゃくちゃ笑った。読みながら一人で夜中に笑うなんてホラーすぎるが笑わずにはいられない。
    朝井リョウさんはギャルと2丁目の人々を足して2で割った感じがする。
    言語化力と恥さらけ出し力が高く、空気を読まずに嫌なことは嫌ですと相手が誰であれ言っちゃうあたりが。もう素敵。大好き。

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    2026年07月29日
  • 本日は、お日柄もよく

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    主人公が大人になってから、自分を心からワクワクさせるものに出会い、夢中になって成長していく姿がとても素敵だった。いくつになっても、やりたいことや夢を追いかける気持ちは大切にしたいと改めて思った。

    最後のスピーチの

    「愛せよ。人生において、よきものはそれだけである。」

    という言葉が心に深く残った。

    恋愛だけではなく、人や仕事、自分の人生を愛し、大切に生きていきたい。

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    2026年07月29日
  • そして父になる

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    ネタバレ


    5回くらい観た、私の中のベスト映画のひとつ。
    母になってから余計に感情を揺さぶられる。
    映画にはない細かな心理描写や人物の背景が散りばめられていてとても良かった。
    《印象に残ったところ》
    ・良多ー波留奈ー上山の関係
    良多と波留奈は元交際相手。波留奈の「本当に怖いのは男の嫉妬」という言葉が印象的。一見、上山が単独で良多を蹴落としたような言い方だけど、実はそうなるように波留奈が上山へ仕向けたとしたら相当計算高い女だと思った。シゴデキだからありえる。自分を捨てた男への復讐のような、女としてのプライドもあったんだろうな。
    上山と波留奈も"繋がって"いた。これは不倫関係なのか共謀し

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    2026年07月29日
  • 夫妻集

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    今自分が抱えている問題や考えていることに近いものがあり、参考になった。恋人がいた時に、自分の中で給料の良さとか企業の規模感で優劣をつけてしまって、それだけで最善の選択を絞ってしまおうとしているところとか、どっちがやめるべきという考えがあるとか。
    それぞれの状況状況にとても共感できるし、それぞれの立場でみる相手の描写がすごく良かった。群像劇のいい味が出ていた。
    最近、小野寺史宜さんの作品をよく読んでいるおかげか作品を超えた世界線に出会えてよかった。

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    2026年07月29日
  • 自由なサメと人間たちの夢

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    素晴らしかった。最後のサメの2作品は最強。

    第1話 朋香は精神科開放病棟に入院中だ。しょっちゅう自殺未遂を繰り返しては入院させられている。今日退院だ。できれば今日を最後の日にしたいと考えている。秘密兵器を持っているのだ。最後の診察と採血。朋香は2週間前に夫に別れて欲しいと言われた。退院の時に夫がくる。それまでに済ませたい。

    第2話 後藤大貴は24時間ラインで働いているが、緊急停止ブザーの音を聞いた。右手を失った。幻肢痛に悩まされる。今の義肢はすごいらしい。後藤は黒い義肢を選ぶ。職場に復帰する。もらった保険金で義肢を強くすることにする。

    第3話 大学が夏休みに入った。明晰夢に挑戦してみるこ

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    2026年07月29日
  • 祝祭と予感

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    生きていく。この世界で。

    「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ作品。
    その後の話しもあれば、課題曲が「春と修羅」になった理由が知れたり、塵とホフマン先生の出会いのエピソードなどが知れ、読み始めから読み終わりまでずっと頭の中で音楽が流れていました!

    正直まだまだ足りない笑
    もっともっと彼らのこの先がみたいです…と
    心から思えた作品です。

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    2026年07月29日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    平易な言葉で分かりやすく楽しく、まるで、夏休みの自由研究の発表のような気軽さで書かれているが、素晴らしい発想力と柔軟な行動力、とてつもない努力と忍耐があったのでしょうね。
    こういった方が日本では殆どメディアで取り上げられないのは、何故なのでしょう?
    この本をヒントに、未来ある若者たちがもっともっと興味をもって、研究することが身近になる世の中になるといいなぁ。

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    2026年07月29日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    最高に楽しい~!
    東京大学准教授であり、動物言語学という学問を創設した鈴木俊貴氏の抱腹絶倒のシジュウカラ観察記
    私も庭に来たカラスやハトがこんなことを言ってるのかな~と感じたことはあるが、きちんとデータを集めて証明するとこんなにスゴいことが解明できるんだな~と心から感心した
    その探究精神に脱帽です

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    2026年07月29日