小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わった後に、絶対元に戻って読みたくなる本。
読んでる中で、ほんの少しだけ違和感を持った場面もあったけれど、続きが気になるゆえに読み進めて全然気が付かなかった。
精神科医の大学教授の読みは凄い。
結末を知って、読んでいたはずなのに知ってたはずなのにもっと後味の悪い気持ちになりました。
映像化できないのも納得。
犯人と自分に共通点があるとしたら、愛されたい気持ちを持ち続けていること。
真実の愛を見つけた時の喜びも共感できる。
母親に似た代わりを見つけては自分のものにしようとしていたけれど、死んで無くなってしまったから虚無感に襲われたわけめは無く、本当の母親からの愛を受け取っていなかったからだ -
Posted by ブクログ
前作『変な家』と比べると、謎解きに入るまでの断片情報がかなり多く、構造的にはスケールアップしている。一方で、その断片一つ一つに含まれるショッキングさはやや控えめで、前作のような「点で引っ張る推進力」は弱まっている印象。
そのため、「後で全体として回収されるはず」という前提を持てないと、中盤でややダレる可能性はある。ただし本作は「線で回収するタイプ」の構造になっており、終盤に向けての統合を見越して読めば十分に楽しめる。
実際、ページ数は前作より増えているにもかかわらず、回収への期待が持続する設計のおかげで体感的にはスムーズに読み切れた。テンポ自体は緩やかだが、それを補うだけの構造的な推進力がある -
Posted by ブクログ
ネタバレデンマークの作家、ユッシ・エーズラ・オールソンの特捜部Qシリーズ第三弾。
特捜部Qにボトルメッセージが届けられる。相当な年月が経っており、虫食い状態の中、かろうじて助けを求める手紙だとわかる。子供の悪戯だと判断して乗り気ではないカールだったが、アサドとローセの姉のユアサが少しずつ復元していくと…
間違いなく過去二作を大きく上回る面白さ。個人的にも、警察小説としてはかなり上位にくる作品となった。
主にカールの視点と犯人の視点が交互に描かれ、追うもの、追われるものの緊迫感が凄い。
特に上巻のラスト、そう来るのかと。非常に珍しい反撃で、ここだけでも読む価値がある。
犯人も非常に強敵。あらゆる危 -
Posted by ブクログ
ネタバレ森見節の見える、すばらしい小説でした。
面白すぎて二日ほどで一気読みしました。魅力的な人物がとにかく多く、明石さんに至っては、何故か『あ』『ほ』のくだりだけで既に可愛く見えだしていました。恐るべし乙女。また、羽貫さんも樋口師匠もどことなく惹かれるところがあって、とにかく愛すべき阿呆とその周囲の、理想的ではないながらも不思議と充実したように感じる青春を描いた小説でした。
欲を言えば、明石さんと私の進展をもっと掘り下げて欲しかったとは思いました。しかし、作中にある、成就した恋ほど語る価値はないというのは、非常に的を射た言葉であります。
読み終えてすぐに、「四畳半タイムマシンブルース」に手を
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。