小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
今年読んだ本の中で一番泣いた本かも。
悲しい涙でも嬉しい涙でもないのだけれども、命に向き合うひたむきさ、真面目さに感動しました。
5年前に大水害で町が流されて、多くの人がまだ悲しみを乗り越えきれていない街で、1番の消防士だと言われている達朗。
彼はあの日以来、水が怖く、それをまわりに隠しながら現場の仕事を続けていたが、通報を受け付ける司令室に異動になる。司令室の新しい仲間、街の人、そして家族。龍郎自身も、そしてそれぞれの人たちも、一歩ずつ前に進もうとしている。
あの日の正解を探しているのか。それと向き合うと自分が壊れてしまうかもしれない。でも少なくともやれることはやったと、胸は張れなくても言え -
Posted by ブクログ
竜崎さん、今度は政治家絡み…
ほんまかは、知らんけど、鎌倉の由緒正しい政治家の家系のとこには、警察も気を使わなあかんのか…
まぁ、コソッと京都同じみたいに描かれてたけど。
まぁ、警察庁長官とかなら、政治家になんか言われたりするんかな。政治的なもんを現場に持ち込むのは…ちょっと…
鎌倉署で、2世議員みたいな若いのが、女優さんとスキャンダル!
それに絡んでか、火事に、殺人にと。
その家に絡むだけで、鎌倉署の幹部連中は、腫れ物に触るような感じ。
そんな中で、竜崎さんは、予想通り別格で、更に2世議員のお父ちゃんの与党の重鎮に気に入られる。気さくなおじいちゃんって感じやけど、出るとこ出たら怖いんやろ -
Posted by ブクログ
ネタバレ父の死後に時々不安など負の感情に駆られるようになって、それを断ち切るために夜な夜な町を歩いている主人公。歩いている時に偶然出会った会社の同僚とその知り合い、元カノとその知り合い。それぞれに悩みを抱えた人たちが「夜の散歩」に加わっていく。
知り合い以上友だち未満、みたいな、お互いに深いところには触れないけど、それでいてお互いを思い合っている(だんだんそうなっていく)関係が素敵だと思いました。私も夜にウォーキングをするので、そういう仲間がいればいいなと思いました。
個人的には主人公たちの恋愛観に印象を受けました。主人公は「いつもそばにいて同じものを眺めて笑い合えるような恋愛関係」を望んでいる。 -
Posted by ブクログ
圧倒されました。息つく間もないくらいの目まぐるしい展開に一気読み必至。うまく行きすぎでは、、と思える場面もありはしたけれど、ストーリーの勢い上不可欠。最後まで楽しめました。6作目にしてまだ新しい世界を見せてくれるダンブラウン氏の力量に感服せざるを得ません。この先何を見せてくれるのか、生きている限り見届けるべく元気で意識保って新作を待つ決意です。終活考える世代に近づきつつある年代としては、死に対する考え方が少し変わり肩の力がやや弱まりました。アカデミックな部分が読み飛ばせないほど充実していて、メモとりまくり。GABAというワードは決して忘れません。
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購入済み
これは拾い物
激安で購入したが、すばらしい拾い物でした。時は飛鳥時代、壬申の乱の後、鵜野讃良皇女が持統天皇になる前のころ、藤原不比等も登場する歴史絵巻を背景になんと夫たちのDVと戦い抜く山の民である女性の物語である。現代でもDV気質の男性は多々存在するが生物の本質なのか個体差の問題なのか深く考えさせる重厚なテーマに挑んだ作者の感性は見事である。これが処女作なのかネット上にはこの作者の情報がほとんど無い。名前が有名タレントと同じでユーモア感覚の作品かと思ったが全くの誤解でした。読後に生じる何とも言えない寂寥感がすばらしかった。映画にもできる小説です。
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