ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 二度はゆけぬ町の地図

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    これまで読んだ作品も軒並み高い評価をつけたが西村賢太のマイベストはコレかな

    文章も構成もドストライクだった

    解説者が「昭和アイドルの曲名のよう」と書いていた「春は青いバスに乗って」
    自分は横光利一「春は馬車に乗って」が真っ先に思い出されたし、おそらくそういうことだろう

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    2025年12月15日
  • 世界99 下

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    極々個人的な話として、2025年体調不良の集大成に相応しい体験だった。
    SFな部分はものすごくSFだったけど、生々しい被害と加害の体験がどれも自分の身を持って知っているような気がしてくる。気がしてくるだけじゃ無い。自分の中にどちらもある。
    どっちにしても人には言えないような想いが、血だるまになりながら叫んでるこの物語に呼応して喜んでいるようだった。

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    2025年12月15日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    日本人として避けてはいけない事実に対して、人としてどう向き合うか。
    人は互いに心通わせ生きていく。歴史的な悲劇も「歴史」として目を向け大切に互いで共有しないといけない。

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    2025年12月15日
  • 言語化するための小説思考

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    小説書きたくなってくる(書いたことない)
    書いてしまったことを伏線にするというのが最大の発見
    小説書きたい

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    2025年12月15日
  • さみしくてごめん

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    コロナ禍で書かれた日記(第1章)とエッセイ集。作者は哲学者さんであるらしく、文章をこねくり回して結論らしきものや、問いらしきものを捻り出していく。ほむほむ(詩人、穂村弘)さんに文章が似ているなと思っていたら、ほむほむの読者さんであった。出だしで北海道の地名が出てきたので、北海道在住かと思いきや、渋谷の人とのことで大変な都会人であった。引用されている「空席がすばやく埋まる東京で誰が消えたか思い出せない」という感覚はわかる気がする。そんな都会人ではないのだけれど。

    あとがきに

    この本を手にとってくださったあなたにも、ありがとうございます。あなたの、ただ考えてしまったことを、ぜひ押し込めないで、

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    2025年12月15日
  • 北欧こじらせ日記

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    いつまでも次の夢を諦めずに持ち続けるって難しいよなぁ。でもチカさん、キラキラしてて素敵!!私もフィンランド大好き!!

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    2025年12月15日
  • イクサガミ 人

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    また読むまでに時間が空いたけど自然と物語に惹き込まれていくのがイクサガミ。
    ドキドキハラハラの展開が続き、次がラストかと思うとどうなる事やら…想像ができなくて、もうこのドキドキハラハラも味わえなくなるのが寂しくなります。

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    2025年12月15日
  • 黒いスイス

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    観光立国として日本で考えられているスイスがそうではないことがわかる本である。マネーロンダリングについては日本でも報道されているが、ロマの子どもを親から引き離して里子に出したり、ユダヤ人のパスポートにJのマークを印刷させたり、核爆弾開発研究を行ったり、移民排斥党の台頭についての報道はなされていないので、この本は貴重である。

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    2025年12月15日
  • 「本をつくる」という仕事

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    ネタバレ

    本当に「本をつくる」について知れる本。
    インタビューで様々な人に聞いて、聞いて、聞いて、全体を通してかなり面白かった。

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    2025年12月15日
  • 三毛猫ホームズの安息日

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    安定の面白さ!
    そして毎回思うホームズ優秀すぎる(そして私は安定の語彙力の無さ(ーー;))
    この面白さが伝わらない^^;

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    2025年12月15日
  • 本日のメニューは。

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    続きものと知らず3.2.1と逆から読んでしまった。3からでも楽しかったけど、やはり最初のこの話から読んでたら受け取り方違ったかなと思う箇所があり、下調べ大切。

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    2025年12月15日
  • ひきこもり家族

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    はじめての染井為人さん。面白かった。
    ひきこもり。昔よりも確実に増えていると思う。
    不登校なんかも、ワタシが子どもの頃にはほとんどいなかった。
    今は、ムスメの学校でも、毎年毎年普通に何人かいる感じ。
    ワタシは昔風の人間なので、そういう生き方も尊重とかお気持ち尊重とか、しすぎてるからじゃないのかなぁと感じてしまうので、
    話の部屋から無理やり奪取していくところとか、そういうやり方もあるのかなぁと。

    そして話は、思っていた方向とは違う方に進んでいき・・・、面白かったです。
    どういう罪になるのかなぁ。殺されちゃった人には悪いけれど、執行猶予とかついて欲しいけどなぁ

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    2025年12月15日
  • 猫を処方いたします。

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    仕事や人間関係で悩みをもつ人たちが猫と触れ合うことで心にゆとりを取り戻していく話。
    全五章で構成されていて、キーパーソンはニケ先生と千歳さん。
    読み進めると(あれ?もしかしてこの人って…)と思う要素が出てきて、少しずつキャラを知っていくのがワクワクした。
    最後の話はすごく感情を揺さぶられた…!
    猫を飼っていて脱走させてしまった経験があるので、ずっと探してしまうのも、脱走のきっかけを作ってしまった自分を責めるのも、新しい猫を可愛がるのが罪のように感じるのも、とても共感した。

    飼い主は飼い主の人生があるし、猫には猫の人生がある。その選択をしたのは猫だ。〜的なことをニケ先生が話していて、少し救われ

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    2025年12月15日
  • 抗命 インパール2

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    牟田口の異常性が分かる作品 インパール作戦に参加した高司令部にて取材していた高木俊朗氏のインパール四部作のうちの2作目。

    コヒマを無断撤退したと言われる烈の佐藤師団長は何故に撤退したか、また抗命であったのかなど、丹念な取材と時系列の洗い出し、佐藤師団長を精神異常者にしたてようとした事実から浮き彫りになる第15軍、ビルマ方面軍、大本営の思惑など衝撃的な無責任さと牟田口の異常な名誉心、出世欲の妄執に戦慄します。

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    2025年12月15日
  • インパール

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    インパール作戦における人間ドラマ 映画の報道班員として第5飛行師団に配属されインパール作戦に従軍した筆者が、古馴染みであった第33師団第214連隊長作間喬宜大佐に挨拶にゆきその時に知り合った情報主任長一雄中尉、第33師団長柳田元三中将がインパール作戦にてどのように考え何を語りどう動いたか、後日詳細で丁寧な取材を行い極力主観性を廃して真実をあぶりだそうと試みた限りなく誠実なドキュメンタリー小説。
    なお、コヒマにて補給がないことを理由に独断撤退し、軍紀違反となろうともインパール作戦の無謀を食い止めようと試みた佐藤幸徳師団長の第31師団(烈)の様子は『抗命』に、ビシェンプール総攻撃にうつる作間大佐が

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    2025年12月15日
  • 永遠をさがしに

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    永遠の解釈が素敵。
    何をやるにしてもいつでも遅くないし、自分の中にしまってある大切なものを大事にしようと思える。
    続ける事も大事だけど、持ち続けることの大切さを教えてくれた気がします。

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    2025年12月15日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    壮絶な過去に縛られて真っ当な生活を送れない者たちのひょんなことから始まった共同生活。皆が辛い過去を持っているからこそ、暮らし始めて徐々に気さくに会話できるようになってからの日常での些細な会話に胸打たれました!

    一人一人の過去を読んでる時は総じて読み進めるのが辛くなりますが、皆が報われて前を向いて再スタートする姿を最後に読んだ時、本当にこの一冊を読んで良かったと心の底から感じました。
    正直残り100ページくらいでこの物語の結末を綺麗に完結させられるのか疑心暗鬼になってましたが、読んでいて気になった違和感や全く気づかなかった矛盾点が綺麗に回収され、想像だにしない真実の前に言葉を失いました。まさに

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    2025年12月15日
  • 御手洗潔のメロディ

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    ここまで何冊か長編の御手洗潔作品を読んできて、これを読んでやっと!やっと御手洗潔ってキャラクターをちゃんと好きになれました笑
    最初にこれ読んでおけばよかったなと思うほど!!
    どれも読み口がかなり違うので、読み手がどんな話が好きかで好みは分かれそうだけどダントツで「SIVAD SELIM」が好きでした。
    あと島田荘司先生自らのあとがきも面白かった…
    ここから先は今まで以上に御手洗潔作品を読むのが楽しくなりそう。次は何を読もうかなあ。

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    2025年12月15日
  • ボタニストの殺人 上

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    ネタバレ

    ポーとティリーの5作目(上)

    ボタニストから、押し花と詩を受け取った著名人が毒殺される。しかも、警察などによる厳重な監視の目をくぐり抜けて。
    同時期に、ポーの同僚の病理学者、エステル・ドイルが父親殺害の容疑で逮捕される。
    エステル・ドイルが、かなり不利な状況で。

    2つの事件に挑むポーとティリー。


    久しぶりのポーとテリィーですが、〈上〉を読んで
    はい!もう、めっちゃ面白い!

    ボタニストが警察よりも一枚も二枚も上手でハラハラする中、ポーとテリィー、そしてフリン警部のやりとりが、もう作者を飛び越えて勝手にしゃべりあっているみたい。
    そして、2つの事件もどんどん加速するように進んでいく。

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    2025年12月15日
  • ロウ・アンド・ロウ(下)【毎日文庫】

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    下巻。
    上巻はあんなにゆるく話が進んでいたのに
    下巻になった途端、驚く出来事が次々に
    起こっていき、一気に読んでしまった。

    ーーなんて後味のいい
    ″不倫小説″なんだ‥‥ーー

    下巻の帯に書いてあるこの文章。
    読む前は何が起こるのかと疑問に思っていたけれど、読み進めて行くと納得だった。
    複雑ではあるが、もうこれ以上の、
    ある意味のハッピーエンドはないのではないか。

    こんなにドロドロに不倫をし続けて、
    孝之は本当に馬鹿だった。
    まんまと美登利に落とされただけなのに、
    『自分はまだまだいける』と
    自信がついたのだろう。
    アホだなぁ。
    ある事故によって苦しむことになったが
    これも″自業自得″と誰も

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    2025年12月15日