【感想・ネタバレ】クリムゾンの迷宮のレビュー

あらすじ

藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ? 傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された……」それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。『黒い家』で圧倒的な評価を得た著者が、綿密な取材と斬新な着想で、日本ホラー界の新たな地平を切り拓く、傑作長編。

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感情タグBEST3

購入済み

面白い。

ストーリー自体や結末には目新しさは特にないが、貴志作品独特の心理戦の迫力や表現のリアルさに引き込まれる。一気に読んでしまった。

1
2014年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リハビリ2冊目。
ばか面白かった…。

今まで読んだ本の中で1.2を争うくらい好きな本になった。
設定からもうワクワクさせられていたが、読み進めるほどそのワクワクは倍増させられていった。

特にグールが毒を食べた他の参加者だということ、その人たちがグールになっていく過程が気に入った。

藤木目線で、少しでも選択を間違えたら確実に死ぬという極限の状況の中、冷静にかつ迅速に行動を決定していく様が、自分に起こっているかのような臨場感で感じられた。
少しでも音を立てたらまずい場面ではこちらも息を呑みながらページをめくっていた。

プラティ君が必要な時に情報を提供しながらも、こちらを馬鹿にしているかのような煽りは実際に想像することができたし、不気味さを増幅させた。

時々登場するゲームブックも、物語を膨らませる上でとても重要なアイテムだった。
最後に明かされる(あくまで藤木の推察だが)藍の正体にも、あっと言わされた。

結局黒幕については明かされていないので、主催者に対する復讐編としてもう一度ゲームに参加するなど、続編があったら良いのにと思う。

しばらくは、読書によってこれを超えるワクワク感は経験できないだろう。

0
2026年07月22日

Posted by ブクログ

他の方の感想を読んで、気になっていた作品です。
わたしはホラー系は苦手ですが、夏になるとなぜか読みたくなるので、意を決して手に取りました。

結論から言うと、怖さよりも先の展開がどうなるのかが気になり、サクサク読み進められました。
わたしは怖いものを読むと夜中にトイレに行きづらくなるのですが、そういうホラーではなかったです。
しかし物語はとても面白いのですが、残酷なシーンがありますのでなかなか人には薦めづらいですね…。

序盤はゲームのルールを覚えたり、サバイバルの細かい知識が披露されたりして、少しついていくのが大変な印象がありましたが、後半は皮肉にもルールが分かりやすくなるので、難しく感じることはなかったです。

あとサバイバル系の作品を読むのはこれが初めてだったと思いますが、この知識は実際に役に立つのか気になりました。
「優先順位は①水②シェルター③暖④食糧
種子や豆類を食べるのは避けたほうが無難
おすすめはバンクシアおよびグレビリアの花、ブラックボーイの木など…
ワナは大別して3種類あり、スネア、デッドフォール、スピアトラップ。
よほど大物でない限り、スネアで事足りる。」(作中より一部抜粋)

ちなみにわたしは、水は一体どこから手に入れればいいのかも分からないサバイバル初心者なので、いの一番にゲームオーバーになりそうですヾ(⌒(_×ω×)_バタン
不器用なので、ワナを1個作るだけでも1日かかりそうな気がします(^^;;

夜中にトイレに行けなくなることはないですが、朝起きて急にサバイバルが始まったらどうしようという恐怖に駆られ、なかなか寝付けなくなる一冊でした。

0
2026年07月18日

Posted by ブクログ

主人公が目覚めると、深紅色の岩山が連なる異様な光景が広がっていた。
ゲーム機には「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された…」とのメッセージが映される。
そこからゼロサムゲームが始まる…というお話。

設定がものすごく作り込まれているし、とっても好みでした!ヨビノリたくみさんがサバイバル本と言っているのも納得でした。植物や動物、罠の掛け方が細かい細かい!(とても褒めています)

ゲーム機に映される指示に従って行動したり、ゲームブックから想像したり、自分たちは今どこにいてなぜこんなことをしているのか考えたり…。
最初から入り込めて最後まで飽きずに読めました!

貴志さんの作品はいつもハラハラして先が気になる!
後半は特に手に汗握る展開…。グールの描写怖すぎる…!

ラストははっきりしたものではありませんが、考察も見ながら自分なりに考えました。
細かな描写や会話にヒントが散りばめられているなと感じました

0
2026年07月06日

Posted by ブクログ

サバイバルデスゲームに参加するとして、最も重要視するものは下の3つの内どれでしょう?
食料
武器
情報

本書非常に面白かったです、誰が何のために開催したかわからないデスゲーム、しかも舞台は火星?
そして参加させられたクセのある人物達…

貴志祐介さんの本を読むのは初めてだったのですが他の本も読んでみたいと思いました。
文体も読みやすいですし、特に人間の悪意みたいなものを表現するのがとても上手だと感じました。

0
2026年06月18日

Posted by ブクログ

デスゲームものの生みの親みたい。
途中から、自分も入り込んでいってしまって恐怖する文体の描写力でした。
一気読みで心臓バクバク。

グールはまさかのおかしくなった人間。
人間食べ続けた人間の姿が、
想像してるものが怪物すぎて鳥肌。
SFホラー見てる感覚になってしまった。
怪しいと思ってたことも最後も綺麗にまとめてくれました。

0
2026年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公と行動を共にした彼女が、実はゲームマスターのスパイだったのではないか――。その疑惑が晴れぬまま、真相が闇に溶け込んでいくような不可解な物語でした。

0
2026年05月02日

Posted by ブクログ

再読も全く無いよう覚えておらず、所々単語を覚えているだけでワクワクドキドキをもう一度感じられました。貴志先生凄いの一言。
バングルバングル、能登半島、嗚呼覚えてる覚えてる。皆にお勧めしたい最高の一冊です。

0
2026年04月05日

Posted by ブクログ

凄惨すぎるぅぅー!!
グロいし後味が悪くて、とにかく最悪!
 最悪なんだけど最高(笑) こういうのが良いんだよ!シンプルだが、非常にスリリングで引き込まれる設定。

超極限のデスゲーム。
 人怖、グロ、緊張感などの全ての要素に釘付けになった。これは一気読みに限る!
 極限状態になると、人間はここまで変わってしまうのか…そりゃ生きたいよなぁ。

 サバイバル要素全開により、ゾクゾクの連発でページを捲る手が止まらない。狂気で怖すぎるんだけど、好みのジャンルということもあり、とにかく面白かったという率直な感想。

最初に読んだ「青の炎」に続き、刺さりまくりで貴志祐介の虜になってまう!

0
2026年03月29日

Posted by ブクログ

臨場感がたまりません!
ありえない設定に思えながら、現実を感じさせる描写の秀逸さ。先が分からない恐怖、追われる恐怖、味方も敵も分からない恐怖。
読みながらゾクゾクさせられました。
ラストはもっと知りたい!となりましたが、あの終わり方も著者ならではの腕。
ハズレがない作家さんですね。

0
2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くて400ページくらいあるのに一気に読み終わってしまった。

所々に不吉な感じが出てて続きが気になりどんどん読んでさまう。
昔読んだバトルロワイアルをちょっと優しくした感じかなって思った。

ただちょっと設定に無理があるかなと思った。
いくら何でも日本から海外の移動は気付くだろう…
蛇を集めるのも大変そうだし…
それにあの金額は安すぎる。

0
2026年01月19日

Posted by ブクログ

この作品は1番好きです!

この本は自分も冒険体験ができると思います

未知の世界で目覚め 
不安と恐怖が常につきまとう
サバイバルゲームを強いられ 
頭を使わないと死につながる

何がどうなっているのか?
運や仲間、チーム戦に
どう進むべきがベストなのか

かなり昔に、ロールプレイゲームの先駆けとしてアドベンチャーブックがありました。
読んでいくと選択を迫られ、選んだページに進み
選択を間違うと死んでゲームオーバーになるというモノ
ドキドキワクワクしながら
ハマった事を思い出しました。

ぜひ冒険サバイバル好きの方に読んで欲しいです!



0
2026年01月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

目覚めたら見知らぬ場所で、命をかけたサバイバルをすることになる。
誰が敵で誰が味方か、先の展開が読めず最後までドキドキでした。意外なオチみたいなのはなく、ゲームの運営への報いなどもなくちょっとモヤモヤしました。

0
2025年04月04日

購入済み

おもしろい

以前知人に紹介されて一度読んでいるにもかかわらず
2回目でもしっかりと面白い
また忘れた頃に読み返したい作品です

0
2022年04月23日

Posted by ブクログ

途中から、もしかして??!!という予想とともに、ラストまで一気読み。
面白かった!
そっか、グールの作り方って!

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

やるかやられるかのデスゲーム!

続きが気になりページを捲る手が止まらない臨場感あふれる作品でした。

結末はどんでん返しということはないかなと思います。それよりも一人だけしっかりと死亡が確認されていない人物がいるような…。

それにしてもこのゲームを主催するためにどれだけの金と手間がかけられているのだろうか^^;

0
2026年06月22日

Posted by ブクログ

貴志祐介 3冊目 読み終わり。
世界観と内容が面白くて良かった。
火星(舞台)で行われるデス・ゲーム
徐々に追い詰められていく主人公の緊張感も読んでて伝わってくるし先が気になるストーリー展開で面白かった。

0
2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イッキ読み。展開が気になり過ぎ。
デスゲームものの源流と言われるだけある。
道中の描写も良かったことに加え最後ちょっと哀愁があるのが印象深い。

情報がいちばん必要だろとは最初にちょっと思った。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

死を間近に感じながら何とか現状を打破しようとする登場人物たちの心情がリアルに感じられる作品。途中の違和感も最終的には解消されるし読みやすいと感じた。
食料、環境、生き物、情報、あらゆるものが悩みの種でもあり生きるための手段でもある。それらをフル活用してゼロサム・ゲームを進めていく過程はドキドキする見応えのあるものでありスリル満点。心理戦も存分に楽しめる。理解しがたい突飛な行動も心の余裕がないことの表れだと思うと読みやすいかな。
ラストの判然としない描写にモヤモヤしたが、想像を膨らませて補完しようと思う。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

連休は読書とホラー映画とドロドロドラマ鑑賞
に時間を費やすダラダラ休日。
ゲームの脚本の様な内容で目が覚めたら、
暑い赤い大地に放り出されていた。
ゲーム機を渡され、一人の女性をパートナーに
チェックポイントを目指すが、
武器も食料もこのゲームの目的も分からず、
生き残りを賭けたゲームが始まる。
たして、無事日本に戻ることができるのか?
新世界ほどの壮大な物語ではないが、
オーストラリアの過酷な自然の中で右往左往する
目的の分からない主催者のエゲツなさは、
自然版カイジとも言えば良いか?
作者の知識の豊かさには、
毎度感心するサバイバルゲーム。

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

156
人格とは、外界の状況、特に対人関係に対処するために習得する、いくつかの反応パターンの集積にすぎない

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

ものすごく面白かった。
どんでん返しのようなものがあるわけではないが、インシテミルのような緊張感や恐怖があり、一つの物語として面白かった。
主人公の心情描写というよりかは作品全体としての構想としての面白さがあって、久しぶりにことでの作品を読んだからか新鮮な感じがした。
読後感も綺麗な終わり方だったと思う。
とてもいい作品だった。

0
2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後半は血の気が引きながら読み進めました。
バトルロワイヤル系は初めて読みましたが、これは読み終えるまで休憩できない…

0
2025年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホラー小説、終始ドキドキして読んだしページをめくる手が止まらなかった。冒険小説にもミステリー小説にも思えたし、中盤からの食屍鬼のセリフ、文体が変わる部分ではこちらまで恐怖を覚えた。
「やがて、記憶は風化するだろう。言葉にならない思いが、あなたの胸を締めつける」
藍はこれからも永遠に組織に利用されると思うので、二人が会うことはないだろう。
それにしてもラストが切なすぎる。ホラー小説を題した作品が、こんなに切なくて淡いラストで終わることはあるんだろうか。
終盤まで数々のグロテスクな描写を目の当たりにしつつも、最後までゲームブック通りに小説を読み進めてしまう読者。噴水の近くで笑う藍を想像し、藤木に代わるように淡い思いを抱いてしまった。

0
2025年11月10日

Posted by ブクログ

生々しいけど面白い 非現実的なものをリアルに描けるのが貴志さんの魅力だと思いつつ、貴志さんの本はもっと好きなのがあるから1番とまではいかなかった。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

人間がこれほどまでに短期間で、残酷に、そして合理的に「怪物」へと変わっていく姿に言葉を失いました。信じていた絆が、生存本能という一撃で粉々に砕け散る。その心理描写が緻密すぎて、読んでいる自分まで追い詰められていくような錯覚に陥ります。やはり貴志祐介さんは、人間の心の奥底に潜む「闇」を暴き出す天才です。怖すぎるけれど、目を逸らせない傑作。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

小説をまた読もう、の導入としてタイトルに惹かれていたので最初の一冊として、読み始めはパラパラといつの間にかぐいぐいと最後まで読み込んでいた。
この手のデスゲーム系が溢れてる今読んでいると目新しさはないが、主人公の理性や知性と行動が割りとしっかりしているのでさくさく読めた。
あと、やっぱりめっちゃ壮大に大掛かりで金かかってそうで主催側の目的なんかは最後まであやふやっていうお決まりはある。ただ主催側用意したゲームキャラクターが凄く親切でかなり詳しく生存戦略を教えてくれる、まさに時間を掛けて遊びを鑑賞するつもりなんだなと思った。
個人的に失笑のツボに入ったのがゲーム側であって参加者を散々追いつめ弄んだ側の人物が話をしようと本当に今更提案を叫んだ1場面である。もはや正気を逸脱した相手に何で話が通じる状況だと思ったのか。
主人公を助けた彼女の優しさは本物だろうけど、遺体に魅入っていたとあるのでそちら側から抜け出す気は無いのだろうと思った。
さて次は何を読もうか、の火付けとしてはとても良かったと思う。

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2026年03月03日

購入済み

引き込まれ突き放され

まるで映画を観ているかのように映像が次から次へと頭に浮かび、ページをめくる手が止まらなくなった。小説の醍醐味を堪能できた。最後だけが個人的には肩透かしのように感じて残念だった。

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2021年03月23日

ネタバレ 購入済み

クリムゾンの迷宮

普段はサスペンス系を読むので、こういった物語は新鮮でした。現実離れした設定ではありますが、読み進めるごとに先が気になり、一気に読みきりました。
スリリングな展開が多く、ハラハラドキドキでしたが、結末があっさりし過ぎていたのが個人的には少しがっかりしました。

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2016年04月17日

Posted by 読むコレ

再読。内容盛り沢山で、これぞエンターテインメント! な一冊です。
本作が特に素晴らしいのは、中だるみが全く無い所でしょう。
出だしのサバイバルはゲームのキャラを扱う感覚で少年心をくすぐられますし、それにも慣れてきた頃を見計らった様に作品の本当の狙いが見えてきます。
そしていよいよ終幕となった所から、今度は「実はここからが本番」とばかりにミステリ展開が待っているという。
本作の徹底した娯楽性の追求には、脱帽のうえ脱カツラです。
読み終えて、本作が主人公の物語の出発点でしかなかったと捉えた人は少なくない筈。
続編出して!

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2014年03月26日

ネタバレ 購入済み

迷宮

タイトル通りの終わらせ方。
面白かったけど気になる点が解明せず満足は出来なかった。
私にはバッドエンディングでもなくグッドエンディングでもない。
コンティニューに思えた。

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2014年03月01日

Posted by ブクログ

いわゆるデスゲームものだが、細部までよく描写されていてリアリティがあった。
文章としては少し説明くさいところもあった。
結末はあっさりとしすぎている感もあり、藍側の描写や掘り下げも欲しかった。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

今のデスゲームブームよりもだいぶ前の99年発行デスゲームなのだけど、ゲームブックがアイテムだったりするので現在の流行の原形は感じられる。
『蠅の王』をなんとなく思い起こさせるな。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

面白いがホラーというよりもスプラッター。
ストーリーもバトロワものでよく見るタイプ(パクリではなく、この本が元祖?)

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

東西南北の選択で誰も情報を選択しようとしないことに驚いたが、本書の初版が1999年ということで得心がいった気がする。昔は企業の経営資源と言えば人、物、金だったと聞くが現代ではここに情報が加えられている。こうした背景を色んな人やメディアが吹聴し、情報化社会となった今では平凡な一般人でさえ情報の重要性を認識している。情報の有用性の地位向上を目の当たりにした気分になった。
主人公達はその情報という圧倒的なアドバンテージを持ってゲームに臨むことになるが、グールの存在がそれを阻む。グールのからくりには驚いたが成り立ちも振る舞いも本当に恐ろしいものだった。だが彼らもまた被害者という側面を持っていることや、藍の本心についてもはっきりと明かされなかったことを踏まえると、本書の内容がゲームの中身に終始して外側の描写がされなかったことを残念に思う。報奨500万円は安すぎるよ…悪趣味でケチだなあ

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

目を覚ますと見知らぬ地で突如デスゲームに有無を言わさず参加させられるって設定が昔の映画のCUBEみたいなものかな?と思っていました。読んでみたらどちらかというとサバイバル要素強めで理不尽な罠は極一部です。ですのでジャンルとしてホラーと言うよりは火星のような地でのSFサバイバルがシックリくるかな?貴志祐介さんの作品は黒い家を読みましたが、あちらは夜1人で読むのもキツいくらい怖いヒトコワでしたが、こちらは多少グロ要素はあっても怖さはそこまでではありません。
最初のチェックポイントで四つに分岐し、それぞれのルートで必要なアイテムを手に入れる選択をしますが、もし私が参加してたら真っ先に食料を選んでそうです。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

私事で恐縮ですが、仕事中、眠くなるとよく営業車を停めて昼寝をすることがあります。←
わずか15分くらいですが、起きると自分が一瞬どこにいるかわからなくなるときがあるのです。
目覚めて本書のようにバングルバングルだったらパニックになるでしょうきっと。

バングルバングルを検索すると、たしかに表紙のような風景が見られます。火星?!と思うのも不思議ではありません。
とにかく先が気になって一気に読み進めますが、途中で気がつきました。あ、読んだことあるやつだ…。
はい、久しぶりに楽しめました。

0
2025年12月21日

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