小説・文芸の高評価レビュー
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職退きて精神は楽になりましたいのちの維持費が少しかかります 大建雄志郎
維持費…毎月いくらぐらいかしら。気になる。
忘れたのではない最初の一字が出ないだけあの人あの人 えーとあの人 永田和宏
私もたまに「あ」から辿って思い出そうとする。
この家に君との時間はどれくらゐ残つているか梁よ答へよ 河野裕子
癌に罹患し、夫である永田和宏との時間はどれほど残っているのか、新築した家の梁に問いかける。
などなど、歳とるとそっかこうなるのか〜、ではなく、すでに身につまされるものばかり。
お酒関係では若山牧水と斎藤茂吉がやはり。
再来年の朝ドラが楽しみ。まだまだ死ねません。 -
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あまりにも良すぎて余韻がやばいです…!
私の感性は村田沙耶香作品とすごく相性が良いのですが、本作はその中でもかなり上位に入りました
元々シスターフッドが好きなので余計刺さったのかもしれません
王道のシスターフッドではありませんが本作も十分それに値すると感じました
自分らしく生きること、周りから異物扱いされないこと
そのふたつを共存させるのはとても困難な世の中です
自分が周りからどう見られているのか…周りの評価を気にせずに生きることができる人などほとんどいないと思います
誰だって他人から石を投げられるのは怖いはずです
私だって例に漏れずです
だからこそ本作の主人公2人に強く惹かれます
どちらの -
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相場氏の小説は可視化されていない社会問題を暴いています。
食品偽造問題の「震える牛」、格差社会の有り様を浮き彫りにした「ガラパゴス」
そして本作は移民者家族との教育格差を白日のもとに晒します。
中国人は中間層も含めて本国での加熱する教育問題を避けるために、海外の大学
に進学し、その国の企業に就職する層が増加しています。
いわゆる富裕層であれば米国や欧州を目指し、中間層であれば近い日本を目指す
と言われています。
当然学費はそれなりにかかりますが今の日本は安いです。たとえ最近法改正され
た準備金3,000万円であっても払えない額らしいです。
そういう留学生は日本語はもちろんのこと、他の -
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お菓子が導く、本格青春科学ミステリー
吃音の少女・菓奈が、お菓子作りを通じて日常の謎に挑む。
ラノベみたいな表紙で油断していたけど、中身は本格科学ミステリーだ。例えばお菓子の状態や失敗の原因を、調理実験や科学的見地から解き明かしていく展開はとても読み応えがある。最後に明かされる仕掛けは驚くべきもので、誰もがあっと言わされるだろう。
また、本作は菓奈の成長物語でもある。吃音で人との関わりを避けていた菓奈が、事件を通じて人間関係を作り、自分の心(良い思いも、悪い思いも)と向き合っていく様子は温かく読める。
ちなみに、タイトルでは「推理が言えない」となっているけど、作中の菓奈は頑張って推理を口に出 -
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パンどろぼうシリーズ♪
やっとこちらが借りれましたー(о´∀`о)
いつ行っても貸出中だから
いつもは小説で予約満タンにしてるけど
絵本予約しちゃったぞ!!!
(もっと早くしなさいよ)
子どもたちも大喜びでした♪
ストーリーも面白いし
絵もユニーク(*^^*)
特大イラスト、やっぱ最高( ̄∇ ̄)
今回は迷路や探し絵もあって
いっぱい楽しめました♪
(子どもの感想にネタバレあります)
3歳
王子長袖!!なーがーそーで!
◯ちゃん(自分)が植えた枝豆どこにあるん?
(姉 え、枝豆植えたん?)
そうだよ!枝豆とはまわじ
(え?はまわじ?、、、) -
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ネタバレ自分も、佳純のようなコテコテ地理系統の人間。そのため、キャラクターひとりひとりが、自分や周囲の人達と重なって感じられた。 一生の友人には代え難いのですが。
私は、地理の面白さの1つは、土地の上で起きてることはだいたい扱える、みたいなアバウトさだと考えて。だから、何となく街を歩くのが楽しい、でも楽しみ方は各々違うメンバーが、たまたま集まったチリケンという場の魅力。さらに、そのメンバーが、地理とはまた違うところでお互いのプライベートを開示し距離を縮めていく感じ。本作のこういった描写がとてもリアルに感じられた。
「でも、悠花のことも大事だっていうのは、それとは別の話だよ」最後の佳純のセリフ、こ -
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メソポタミア文明の発祥の地であるチグリス・ユーフラテス川流域を船で旅する傑作の冒険譚だ。
高野さんは言わずもがな、イラク水滸伝から引き続きの相棒である山田隊長の凄さも際立つ。物怖じせず現地のコミュニティに入り込む好奇心旺盛な高野さんとそれを冷静に眺めつつ地形や歴史に熟知した山田隊長のコンビが絶妙だ。その土地土地の風土や文化は地形や気候、歴史を踏まえると見え方も違うのだなと実感する。
旅の先々でその土地の食を堪能し、歴史や植生を楽しむには教養が必須だがなんとも贅沢なことだ。カズオ・イシグロがコロナ禍に言っていた縦の旅を極めている感がある。近所の散歩でもいいから次に旅するときに真似したくなる。
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