小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
医師、というより灌漑土木でアフガニスタンの砂漠を緑に変えた男、中村哲さんの
生きざまをつづった本。
中村哲さんの功績について読むのは2冊目。
今回は中村さんだけでなく、彼の活動に賛同し、実際に現地でともに動いた人たち
にも着目し、その様子を綴っている。
より立体的に中村哲さんの思いが伝わってくる。
良書だ。
なんでこういう人を殺したのか。
医師として命を救う以前に、食糧の源、小麦が作れる環境づくり、
すなわち水の供給に命を懸けた人を、なんで死なすのか。
ただ、共に働く人たちがいるので、彼が死んでも活動は止まらない、
これはすばらしいし、そうあらねばらなない。
中村さんだけの活動ではない、という -
Posted by ブクログ
ネタバレ『汝、星のごとく』からちょっと間開けて読んじゃっだけど、それを読んだ時の感情とか情景とか全部浮かんできて、暁海のような、櫂くんを思い出す気持ちになった、思い出す思い出はないのだけど笑
これを抱えながら生きるって辛いっていう言葉で表していいのかわからないけど、でも北原先生がいてくれて良かった。
北原先生って、良くも悪くも両親のように生きていて、生きてしまっていて、と言っていいのかなー、
「善であることと弱者であることとは、時に同じ意味を持つ」
これをわかっている北原先生が、自己犠牲して人生を選んでいく、様子がかっこよかったかな、もはやそれを自己犠牲とよぶのは失礼なのかもしれないけど。
そんな北原 -
Posted by ブクログ
プロポーズの翌日に恋人が盗撮で捕まるという、想像するだけで胃が痛くなる読書体験だった。万引きなどの他の犯罪ならどこかで割り切れる線引きがあるのかもしれないけれど、被害の程度が1だろうと100だろうと、「性犯罪を犯した」ことへの気持ち悪さはどうしても変わらない。好きであればこそ、その事実がより辛くのしかかるリアルさに深くえぐられた。
一方で個人的にすごく面白かったのが、登場人物たちの感情の逃がし方。「憎悪という毒素を長年摂取させられた」という表現の生々しさや、「ジャムを作り初めて楽になった」という行動になぜかすごく惹きつけられた。人には本当に色々なコーピングの形があるんだなと、人間の心の複雑
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