小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ余暇時間を使って読書をしているのになんでこんなに苦しまなければいけないんだろうと思った。
主人公が冷笑家なのだが、他の登場人物の言動もほぼ全員こき下ろしがいのある出来栄えで、主人公の鋭い冷笑にキツさを感じずに、むしろ共感しながら読み進めることができる。
しかし、そんな感想を抱くような人間なので、最後にもれなく刺された。満身創痍になった。「評価と感想」を書いているのすら怖い……。
一冊を通して一度も刺されない人っていないのではないだろうか。
私はこの本を四時間くらいの間に夢中で読み切ってしまった。今は瀕死だけど本当に面白かった。 -
Posted by ブクログ
中日黄金期を気づいた落合博満に迫る内容。自分も幼少期の時強い中日、語らない落合を見て育ってきて今改めてその時の事情みたいなのを知れてとても面白かった。誰も信用しないが故に口を閉ざし勝っているのに嫌われていく不思議な存在。本人も自分が死んでから評価されていくと言っており理解されることを諦めている感じが伝わってきたけど実際に接している選手たちはその少ない言葉から意味を汲み取り考えてプレーすることで一流になっていく。勝つことがいちばんのファンサービスを信条にしていたが今の中日を見るとその言葉の重さが伝わる。やっぱり勝たないと面白くない。現役時代の星野との対立や、日本シリーズでの継投、森野のノック、ア
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Posted by ブクログ
面白かったのだが、途中からウザくなってきて、最後まで読み切るのは割とつらかった。
山田は穂木高校2年E組の中心メンバーだったが、亡くなって3日経った。急遽ホームルームが開かれる。男子校だ。山田の声が聞こえる。飲酒運転の赤い車に轢かれたはずだ。クラス全員に聞こえてるらしい。山田は席替えの提案をする。なんでも最強らしい。
新聞部が山田の死の真相を知ろうとする。と言っても実は山田の死の真相もなにも山田自身は猫を助けようとして飲酒運転の赤い車に轢かれたと言っている。猫語がわかると自称する泉によって灰色の車に轢かれたとわかった。だが猫は赤が灰色に見えるとわかり一件落着。
学園祭では山田カフェをやる -
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主人公の聡里が獣医になるために大学に入って、実習や動物病院でのバイトを通じて、しっかりと成長していく物語。ドラマは見ずに小説から。
北海道での一人暮らしや勉強・実習、そして人付き合いへの不安で一杯の新入学。夏の実習での洗礼や進路、恋の悩み。そうしていろんなことを乗り越えて、少しずつ一人前になっていく様子が瑞々しく、人との会話や関わりの中で、聡里が感じることや考えることの心の機微がリアルに伝わってきて、あ、自分もこんな場面だったらそう思うよな、とか、よくここまで言えた、頑張った、とか、すっかりのめり込んでました。
物語に沿って聡里が少しずつでもしっかりと前に進んでいく様子に、すごく元気をもらえま -
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Posted by ブクログ
ニュースなどを見るにつけ、実社会でも性欲がかなりのドライバーになっている人(で、制御に失敗する人)がなんと多いことか。
その性欲基準、性暴力ありきの世界で、女が危険な目に遭わずにすむよう肩身狭く生きているのは、今も昔も大して変わらないように思う。本当に腹立たしいし、悔しいが。
「日本文学の最高到達点」とは思わないが、読ませる推進力がすさまじかった。
誰に自分を重ねて読むかは、人それぞれ。
2つの家庭の問題について、到達点からの振り返りが断片的だったように思うので、もう少し情報がほしいなとも思ったが、語り手の視点から考えると、それぞれのパートナーの深い感情は「藪の中」ということなのだろう。
こ -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもというものは無条件に親を好きでいてくれる。そのことが自分に何よりの勇気や強さを与えてくれる。しかし、そのことに甘えてないがしろにしてしまう瞬間がどうしてもある。
主人公と母親との関係に胸が締め付けられる。
反抗期みたいなこというけど、私は母親に育てられた感覚なし。家の中では自信たっぷりだから、小言は全部払い除けてきた。今でも反抗期みたいなもんか。
私の母親は自分のことばっかりと思ってた。だけど、親になった今、俺も自分のことばっかりだなあ。あの人とは違うと思いたかったけど、全然そうじゃなかった。
三池さん好き。俺もサングラス買おうかなと割と本気で思った。少し怖い人と思われた方が、必要
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