小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「加速と協働のあいだで、未来を扱う手つきを取り戻す」
AIやWeb3の話題は、知っているつもりでも、全体像を“体感”として掴める人は多くないと思います。ニュースは刺激的な断片で溢れ、熱狂と冷静の間で、未来だけが宙吊りになる。そんな状況を前提に、この本は「未来は突然来るのではなく、語られ、準備され、やがて“現実”に変わる。だから見誤らないために、いま未来がどう語られているかを見届けよう」と、まず土台を置きます。
本書の前半を貫く軸は、大きく二つです。
一つは「加速」——AIを中心に、社会の前提ごと書き換えていく推進力(加速主義)。e/accの熱狂だけでなく、d/accが示す「どの方向にアク -
Posted by ブクログ
おんもしろかった〜、、、!!
本屋さんが一番売りたい本なんて買うしかないですよね。クオカード握りしめて爆買い積読していましたが満を辞して読む。
詳しくないけどすごいハーレクインなのかな?!?!から始まり、でもかなり骨太!読みやすくてラノベ感もあり主人公が頑張り屋さん、負けん気が強くて大変良い。そしてあの…ヒーローがもうさ…こんなん惚れるしかないよね、ピエールなのかな?!氷雪の貴公子なのかな?!、シュガルンすぎてありがとう。読んでて全然気が付かなかったけどかなりシュガルンだった。ありがとう。
と思ったら突然SASUKE始まってめちゃくちゃわろてしまう。笑うて。この緩急がめちゃくちゃいいんだ -
Posted by ブクログ
難民申請をしたり、移民の在留資格を取り消されたりした人々がどのような境遇にあるか、についてインタビューや体験、現地での観察を個人に焦点を当てて、具体的に書かれた本である。弁護士の話、技能実習生の話、人管の話、鎌倉にあるアルペなんみんセンターの話などもりたくさんである。入管の施設が監獄と同じであり、その職員がジンバルドの監獄実験のような高圧的になってしまうことは、韓国のイテウォンやセウォル号で助けなかった警察官や海上警察を責められない日本である。こうした入管留置された子どもの教育に直面せざるをえない教師の卵もぜひこうした実態をしるべきであろう。ハードカバーではなく、はやく文庫版になって大学生の手
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Posted by ブクログ
湊かなえ作品といえば、なんといってもイヤミス、また各登場人物の内面に焦点を当てる描き方が特徴ですが、本作品も決して例外ではありません。ある家族の殺人事件をめぐり、家族関係、さらにはご近所関係が動揺していく様子に、読む側の気持ちは暗くなるばかり。登場人物はクセのある人ばかりですが、決して現実離れしていない設定なのがモヤモヤを引き立たせます。個人個人に視点が転換していく物語の描き方は、人物内の建前と心情の違いを明確に突きつけてくるため、人間関係が複雑化する現代を生きる読者は納得感と同時に恐怖感をも抱くのではないでしょうか。全体を通し暗い作品ですが、このモヤモヤ感、不快感こそ湊かなえ作品の醍醐味だな
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Posted by ブクログ
1950年代に発表されたSF小説だが今読んでもまったく色あせない。それどころか、最近書かれたものと錯覚してしまうくらいの内容。核戦争後に生き残った人類を描くストーリーは涙なしには読み切れない。人はこの世の最後が迫った時にどうするのか。人々の行動がきれいすぎるようにも思えるけど不自然なことも様子もなく描かれている。最後の100ページは誰もが止まらなくなって一気に読み進めてしまうと思う。最後にどうなるのか。この本を読み終えて、今世の中に起こっていることを考えざるを得なくなり、この小説に重なることが多くてとても暗澹たる気持ちになってしまう。気持ちが落ち込んでしまうくらいのめり込める、とてもよい小説。
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