ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 大阪のお母さん 浪花千栄子の生涯

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    おちょやん おちょやんを見ていて、浪花千栄子さんに興味が湧き読むことに。彼女の壮絶な生涯と、まわりの人々のあたたかさと、ドラマとは少し違うけど読んでよかった。なんにでも、今ある場所で一生懸命やるべきですね。

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    2026年01月29日
  • 幸福な食卓

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    瀬尾さんの作品はじめて読んだけど、すごく心に残る物語だった。

    個人的に直ちゃんがとても好きでした。
    頭が良くて、いつも機嫌が良くて、なんでもソツなくこなすクールな感じなのに、ユーモラスな感性に溢れているところが最高。
    どこか不器用なんだけど、佐和子に対しての距離感がすごく優しい。

    登場人物たちが、これでいいのかな?と立ち止まりながら生きているところに、人間らしさを感じたし、大人も迷っていいんだと静かに肯定してくれているような気がして安心した。

    別居しているお母さんの存在もすごく良かった。
    干渉しすぎず、でもちゃんと佐和子の話を聞いて、必要なときだけ、そっと背中を押すような言葉をくれる。

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    2026年01月29日
  • 死んだ山田と教室

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    死んだ山田と教室
    金子玲介

    全10話からなる、死んだ山田が教室のスピーカーに憑依した物語。男子校ならではのノリや会話がいちいち笑える(たくろうのアルファベット三文字大喜利の先駆けも!?)

    ファンタジーなイチ設定を取り巻く日常物語は、漫画でもアニメでもドラマでもいい作品になりそうと感じた。と同時に、テンポや間の取り方が読み手に委ねられる活字の良さを再認識させられた。

    「バカやってる男子校生を楽しむ」だけには当然留まらない。思春期や生死、成長。人生って、あの合言葉を呟くだけの日常では居られないんだなっていう心苦しさ。。楽しかったあの日々からこんなに考えさせられるとは。

    巻末の付録に&quo

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    2026年01月29日
  • 三重県津市西区平山町3-15-7

    購入済み

    カクヨムで気になっていた

    応援します!買いました!

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2026年01月29日
  • 赤と青とエスキース

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    一枚の絵を巡って時が進みながら色んな人達が登場して、繋がってという話の展開もとてもよかった。青山美智子さんの作品をもっと読んでみたいと思った。

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    2026年01月29日
  • 痩せたらかわいくなるのにね?

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    すごいタイトルとすごいセリフの応酬だな…と思いつつ、テンポとリズムが良いので思わず笑ってしまう。
    痩せてキレイになってハッピー!ではなく、
    痩せてる太ってる関係なくありのままの自分を愛しましょう!でもない、スカッとする話とそうでない話と過去の自分への反省と過去に言われたことの思い出し怒りと合間に出てくるギルティーすぎるおいしそうな食べ物が全部合わさって、読後は頭と胃がぐるぐるしてました、笑。

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    2026年01月29日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    ああ、これは
    ファンタジーではないのだな。

    と、最後まで読んで気付かされた。

    読んでいる最中は、霊的なものが見える子を取り巻くファンタジー推理小説なのか?と感じさせられたが

    あの登場人物たちが
    10歳くらいまでの子どもたちによく現れる
    イマジナリーフレンドなのだ と解釈すると
    腑に落ちる。

    きっと最後も……。

    最後まで勢いよく読めると感じたが、
    この違和感、もやもやを抱え続けながらラストまで待たなければいけないことを苦痛に思う人にはつらいかなと。

    夏の匂いが漂ってくる、いい作品だった。

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    2026年01月29日
  • 時帰りの神様

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    会いたい人、今ここにいる人、もうここにいない人。いまが今しかないことを、忘れずに生きていたいと思わせてくれた作品。

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    2026年01月29日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    「多分、僕が旅に求めているのは珍しい経験や素晴らしい体験ではなく、単なる日常からの距離だけなのだ」

    外で読書するのが好きな自分に、以前友人が「それ家でもできるじゃん。外でやる意味ある?」って言ってきたことがあった。

    冒頭のこの言葉は、正にその時自分がうまく説明できなかったものをドンピシャで言語化してくれた感じ。

    自分は日常から物理的に距離を取りたかったんだなって腑に落ちた感覚でした

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    2026年01月29日
  • 代償

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    伊岡瞬。かつて同じ家て育った遠縁の親戚達也が弁護士となった自分に依頼をしてくる。殺人で逮捕された自分は無罪だから弁護してほしいと、しかしそれは罠だった。
    本編は二部構成で一部は二人の少年時代、二部ではお互い大人となった現代として綴られている。達也という人物に対する嫌悪感は留まることを知らず、やられっぱなしの主人公にも少しイライラした。達也の人物像は今まで読んだ小説にでてくるどのサイコパスよりも完成度が高く、最後にはもう少しひどい目にあってほしかった。

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    2026年01月29日
  • おでんオデッセイ

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    東京の商社で働いていた静香。体調を崩し、仕事を辞め、実家に帰る。実家は練物で商いをしている。自分で立とうと、かいっちゃん(屋台)を開くところがすごいし、果ては東京の有名百貨店の催事から声をかけられるなんて!
    売れない芸人のツインパインズ、つみれさん、上司に目の敵にされている元アスリート、アルバイトの早咲、早咲の父、母と友だち、元カレ、バイヤー。いろんな人がかかわってこの店が成り立っているんだということが分かるお話。

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    2026年01月29日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    詐欺に関する短編が3つ。詐欺そのものよりもその周りの人間の感情に焦点を当てて、ストーリーが進んでいく。自分には縁のない話だとは思いつつも、実際に同じ状況になったら同じような感情になりそうだと思わされ引き込まれた。

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    2026年01月29日
  • 水たまりで息をする

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    社会にさも当然かのように根付く価値観を、違和感として私たちに問うてくる。
    個人の「弱さ」に対して私たちはどのように知覚し、受け止めたら良いのだろうか。

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    2026年01月29日
  • さやかの寿司

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    さやかの寿司屋の定員と常連のそれぞれの話。
    特に感動して泣けたのは土建屋の社長の話。
    会社を大きくするために一生懸命働いているうちに嫁に浮気され離婚したことを子供達に言わずに子供達は大人になった。
    立派な家に住むけど、同級生の小さな工務店の社長の家には家族団欒の写真があり、それを見てザワザワする。人生虚しく感じる。
    けど子供達がそれを知って社長に孫を合わせに来る。
    ちらし寿司を囲んで… よくありそうな話なのに情景が目に浮かぶようで思わず泣けた。

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    2026年01月29日
  • 日本人が韓国に渡ってK-POPアイドルになった話。

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    最初に断っておくと、私は日本の芸能界にも疎い方だし、ましてやK-POPアイドルは更によく分からない。申し訳ないがこの本の著者も存じ上げなかった。けどK-POPアイドル界が熾烈な世界であることは知っている。なのでこの様な世界に飛び込む人はどんな人なんだろうと思って本を手に取った。するとたまたまYouTubeで目にしたK-POPアイドルに惹きつけられ、韓国語も話せなかったのに渡韓し、アイドルになったという経歴だった。残念ながら私には著者のように、激烈に何かに魅了された体験はないため、少し羨ましく思った。しかし人間関係に悩んだり、裏方の仕事をしたりと、著者もキラキラしない時間の方が多いのかなと思うと

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    2026年01月29日
  • 一億円の犬

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    ネタバレ

    面白かった!!
    最初は、主人公の虚言癖があんまりに哀れというか見ていられなくて、読むのをやめようかとも思ったが、保護犬をお迎えしてからの展開は、すごく良かった。

    私自身も犬が好きではないし、飼った経験もないので「犬なんて病気になったら医療費も全部自費だし、いいことないのに」と思っていたが、犬というものに興味が湧いたというか、飼ってみたいかも、と思わせるだけの力があった。

    近所の保護犬、保護猫のサイトを開いてしまったほど。

    1本の映画としてもすごく成立しそうな話なので、映像化したら面白そう、という印象。
    本当にとても良かった。

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    2026年01月29日
  • ガダラの豚 1

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    なにこれ、めちゃくちゃ面白い。今まで読まなかったのが本当にもったいない。

    実は中島らもさん、今回が初読。
    本作は文庫本三部作の一冊目で、第一部は主人公・大生部(おおうべ)教授のテレビ出演と、妻がハマってしまった新興宗教のインチキを暴くエピソードが中心になっている。

    登場人物はとにかく多彩で、第一巻はその紹介や登場にまつわるウンチクがたっぷり。
    まだ本格的に活躍しないキャラクターも多いが、背景設定が異様に濃く、人物の書き分けが鮮明なのでまったく退屈しない。

    大物風に登場したのに、いきなり修行に失敗する大阿闍梨。
    呪術を専門とする一風変わった民族学者の大学教授。
    少林寺で鍛えた助手。
    一番ま

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    2026年01月29日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    2025年に大ヒットした映画『国宝』を観る前に、原作を読んでおこうと上下巻の文庫を手に取った。歌舞伎についての知識はほとんどなかったが、その不安は読み始めてすぐに消える。語りかけるような地の文と巧みな描写が、読者を自然と物語の世界へ導いてくれるからだ。

    物語は長崎・丸山町から始まり、歌舞伎という芸の世界と、そこに生きる人間たちの業を鮮烈に描き出していく。喜久雄という才能が見いだされる瞬間は、まさに圧巻。芸に選ばれてしまった人間の運命、その残酷さと同時に宿る美しさが、胸に深く刻まれる。

    映画版も素晴らしい完成度だったが、原作を読むことで、徳次や弁天、そして綾乃といった人物たちの存在がいかに物

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    2026年01月29日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    2025年に大ヒットした映画『国宝』を観る前に、原作を読んでおこうと上下巻の文庫を手に取った。歌舞伎についての知識はほとんどなかったが、その不安は読み始めてすぐに消える。語りかけるような地の文と巧みな描写が、読者を自然と物語の世界へ導いてくれるからだ。

    物語は長崎・丸山町から始まり、歌舞伎という芸の世界と、そこに生きる人間たちの業を鮮烈に描き出していく。喜久雄という才能が見いだされる瞬間は、まさに圧巻。芸に選ばれてしまった人間の運命、その残酷さと同時に宿る美しさが、胸に深く刻まれる。

    映画版も素晴らしい完成度だったが、原作を読むことで、徳次や弁天、そして綾乃といった人物たちの存在がいかに物

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    2026年01月29日
  • 普天を我が手に 第三部

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    戦後日本の復興を願い、それぞれが信じる正義を胸に闘う主人公たちの姿が美しい。
    昭和という激動の時代を駆け抜けた壮大な三部作。まるで近現代史の教科書のような重みと、深い感動をもって幕を閉じた。

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    2026年01月29日