あらすじ
アラサー女子が、ある日突然…
あっつあつに、
恋をした。
今宵も営業中のおでん屋台には変わり種な客が…
心に沁みてます!
満腹ハートフルストーリー
伊竹市銀座商店街の一角でおでん屋台「かいっちゃん」を営む静香。働いていた東京の大手商社を退職して伊竹にUターン、
しばらく母親が切り盛りする実家の「有野練物」の手伝いをしていたが、
一念発起して町おこしプロジェクトに応募、屋台を開くことに。
経営は常にギリギリだが、店には今宵も個性(と悩み)あふれる常連客、
そして高校時代につきあっていたDJポリスの六平太もやってきて……。
デビュー20周年『ある日、アヒルバス』『花屋さんが言うことには』著者の真骨頂!
〈お品書き〉
第1話 ちくわぶ
第2話 こんにゃく
第3話 がんもどき
第4話 餃子巻
第5話 東京揚げ
第6話 大根
第7話 さつま揚げ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ブク友さんの本棚で見つけました。
皆さん、ありがとうございます!
私が住む地域はまだまだ暑いので、おでん食べたい!とはならないのだけれど・・・
読んでいると、おでんが食べたい!出汁でわった焼酎 いいね〜とお腹がすいてきました。
かいっちゃん、行きたい!
そして、人と人とのつながり 身も心も温まる。
Posted by ブクログ
やっぱり、山本幸久さん、いいなぁ。
単行本では久々だけど、この空気感、暖かくて大好き。
その空気に、「おでん」がまたぴったりはまっている。
仕事で挫折して故郷に戻り、おでんの屋台を始めた静香。
練り物屋の母親も、やってくるお客も暖かい。
ま、あの「キツネ目」さんだけが、ねぇ。
困ったもんだけど、その後がちょっと気になるw
他の人たちのことも、いい方向に進みそうではあっても、はっきりとそれは描かれないのね。
それが、みんなの先に希望を見せてくれている。
やっぱり、山本幸久さん、すきだわ。
Posted by ブクログ
2024/10/2
ハッピー。こんなんがいいのよ。
私も仕事がんばろって思うし。
アカコとヒトミもご活躍です。
アヒルバスも営業してます。
昔の知り合いの近況を知るようで嬉しい。
おでん屋さんにもまた会えるかな。
Posted by ブクログ
装画を見てあまり期待できないかもと偉そうに構えていたら、読み出してみるとすごくおもしろい。盛りだくさんのストーリーで食べ物小説として秀逸でした。おでん食べたい!
Posted by ブクログ
アカコとヒトミ、うわぁー懐かしい、すっかり売れっ子になっんだ‼️感激しつつ、おでん屋台のストーリーに没頭。さすが山本幸久さんの文章は次から次へと展開が面白すぎる。キャラ立ちも素晴らしくて、おでん愛に溢れまくりで、最高だった。スピンオフあっても面白そう。続編も期待したいところ。守くんの成長も気になる!
Posted by ブクログ
美味しいおでんと面白い人たち!
最後イケメンのモト彼とお互いを思っていたことがわかって、ハッピーな展開で良かった!
おでん食べたいな〜!
小説の中の挿絵はとてもいいんだけど、表紙がイマイチなのが残念だった!
Posted by ブクログ
東京からUターンで戻ってきた練り物屋の娘がおでん屋を始める。お客さんが常連さんになってくれ徐々に愛される店になっていく。元カレとの再会もあり人情味あふれるお仕事小説。食べてみたい具が見つかったので今度作ってみよう。
Posted by ブクログ
大手商社の総合職の経理関係の仕事をしていた主人公の女性が目眩をおこしたり、神経調節性失神で意識を失い病院に運ばれたりしたりしたのと、父親が他界した後母親が1人でしている練り物屋の事が気がかりでその後釜になろうと会社を辞め、母親から様々な練り物の作り方を学びながら、夜はおでんの屋台を出して一生懸命頑張る姿が描かれていました。
Posted by ブクログ
読み始めてすぐに、どうしてもおでんが食べたくなってまだ暑いのに作って食べた(笑)
練り物屋さんが営業するおでん屋台。焼酎の出汁割り飲んでみたい。
最終的にそれぞれの話がちゃんとまとまってスッキリした読後だった。
Posted by ブクログ
屋台のおでん屋さんを舞台に、
店主と常連さんたちの日常を描く
ドタバタ劇。
ある場所、食べ物を軸に進むストーリーは、
わたしの大好物と言っても過言ではありません。
地元へのUターンも有りだと感じる
今ならではの作品。
おでん片手に読むと、
もっと楽しいかもしれません!
Posted by ブクログ
久しぶりの山本節。アヒルバスにオバケディズまで。やっぱり山本さん。軽妙洒脱な、この路線で行ってほしい。ふろふき大根とちくわぶで、一杯飲りたくなった。
Posted by ブクログ
有野静香はそこそこ名の通った商社で働いていた。だが体を壊して故郷へUターンし、実家の練り物工場を手伝っていた。そんな時、一念発起して町おこしプロジェクトに応募し、実家の練り物を使ったおでん屋台を開く事になり…
おでん屋「かいっちゃん」に通ってくる人を中心として、ほんわかした気持ちになれました。
嫌いで別れた訳ではない元彼とも上手くいきそうで、続編希望です。
Posted by ブクログ
東京の商社で働いていた静香は、身体を壊し退職後に実家の「有野練物」の手伝いをしていたが、町おこしプロジェクトに応募し、おでんの屋台を開く。
実家の工場で作った練物でのおでんは、出汁も染みて絶品。
少しずつ常連客も増えて親しくなり、高校時代の元カレのDJポリスの六平太とも良い関係に…。
登場人物のキャラも際立つうえにちょっとした問題も切り抜けて、良い方向に進んでいくので気持ちよく楽しめる。
心に沁みてくる温かい物語である。
そして、なんと言ってもおでんが美味しそうである。
たまねぎ天に紅しょうが天、餃子巻にウインナー巻、肉いなり、小型ばくだん…とインターンを終えて寄った早咲ちゃんが頼んだもの全て食べてみたいと感じたほど。
おでんで何食べる?と言ったら大根に卵にこんにゃくは絶対外せないと思っていたが、こんなに新鮮で手作りの練物が出てきたら、そっち選んでしまうかも…となる。
練物から魚の旨みがたっぷりと出汁に染みていくのだから、それは美味しいでしょう。
この季節、おでんはたまらない。
Posted by ブクログ
東京の大手商社で体調を崩し、実家の練り物屋さんの手伝いをしていた主人公の静香。ある日、一念発起して町おこしプロジェクトに応募し、実家の練り物を主食材にしたおでんの屋台を始める。美味しさに誘われて集まる多彩な常連客との騒動を描いた作品。
今回は『笑う招き猫』のアカコとヒトミがかなりの頻度で顔を出し、『ある日、アヒルバス』はバスのみ登場します。このあたりは山本幸久ファンなら判るはず。
途中でズッコケかけたけど最後は見事に立て直し、何もかもが良い方向に向かう怒涛のエンディングも心地良く。マンネリちゃあマンネリなのですが、ここは「安定」と呼びたい山本幸久節でした。
寒い日にはもってこいの一冊です。
Posted by ブクログ
伊竹市銀座商店街でおでん屋台「かいっちゃん」を営む静香。経営は常にギリギリだが、店には今宵も個性(と悩み)あふれる常連客が訪れる。
静香は元々東京の商社でバリバリ働いていたが体調を崩してUターンしてきた。
時期的に寒くなってきたしピッタリかな~と思って読み始めてみた(*^^*)おかげでおでんが食べたくて仕方ない!!(単純)
この本のお品書きには出てこないのもあるけど、私のTOP3はこんにゃく・牛すじ・たまごかなぁ⟡.·
10月10日(いいおでん)や2月22日(ふーふーふ)はおでんの日らしい。
百貨店の催事で九州フェアのようなものがあり、鉄板焼きが出てきてまた食べたくなった(笑)あれは食べたらニンニクがすごいけどクセになる味ですよね( ´˘` )
最後東京へ行くってとこで終わったけどその後はどうなったんだろうと気になった!静香と六平太の2年後知りたいな( ˙˘˙ )ノ
、、、一つだけ言うとするならば女性のしゃべり方が何だか苦手でした:( ;´꒳`;):
Posted by ブクログ
東京で働いていたが体調を崩して地元でおでん屋台を始めた静香。客のつみれさん、バイトの早紀ちゃん、元彼の六平太。他にも個性的なお客さんとの出会いもあり、全体に女性って逞しいな、と感じる話。
キツネ目を言い負かしたアスカさんのシーンがお気に入りです。
Posted by ブクログ
猛暑の中、読む作品にあらず、、、。少し肌寒くなってから読むべきだったと後悔している。
それでも、作中のおでんはとても美味しそうで、無性に食べてみたくなった。
静香は、東京の商社を退職して練物製造会社の実家に戻って、街おこしのプロジェクトに応募し、実家の会社の手伝いをしながら、おでんの屋台を開く。そこに集う人達をめぐる人間模様が描かれる。冬に再読したい。
Posted by ブクログ
寒波到来の今の時期に読むと最高!
東京の有名商社からUターンしておでん屋台を営むアラサー女子。
個性豊かな登場人物と共に物語は進んで行くが、爆弾ヒール役もなく平和に読み終われた。
続編希望‼︎
Posted by ブクログ
冬だし…とチョイスした作品。
山本幸久さんは『花屋さんが言うことには』を読みましたが、おでんオデッセイの方が好きかな。
とにかく練物が食べたくなる(笑)
小説だし夢のまた夢だけど、こんな風に住んでる町で人間関係築けていけたらいいなって思った。
Posted by ブクログ
安定の山本幸久。
東京の、おそらく人も羨む大企業でバリバリ働いていた主人公は、あるときオーバーワーク、過剰ストレスで出社できなくなり、実家の練り物屋に出戻る。
そして実家の練り物をネタにおでん屋台を細々とやり始めるのだが、そこに来るお客さんたち、元彼、などなどとのあれこれがあって、あぁ、幸せに生きたいよね。日々、人とちゃんと出会って、話して、尊重しあって、気づかって。
みたいな、優しい幸せを噛み締める、山本幸久のお得意のほっこり物語。
優しいだけじゃなくて、ちゃんと、辛い現実だったりも、冷静に描かれているからこそ、とっても「良い話」だけど、白けないで読める。ほっこりできる。
その塩梅も良い。
そして、おでん食べたくなる!笑
そこも上手。
元気がない時に、サクッと読もう。
Posted by ブクログ
真夏におでんの話を読むのもどうかと思ったんだけど、そんなの関係なくやっぱり良いんだよなあ。
特別おでんが好きなわけではない私でも、猛烈におでんが食べたくなるという。
特に東京揚げ。
あと作中に出てくるおでんがモチーフのゲーム、アイデアといい、ネーミングセンスといいだいぶ面白い。
実際にあったら、人気が出そうだと思うのは私だけ?
読後感も爽やかで、よく煮た大根みたいに心がホクホク温かくなる。
現実はこんなに全てが丸く収まる程甘くないのかもしれないけど、彼らが行き着く未来に幸あれと願うばかり。
Posted by ブクログ
退職して始めた屋台のおでん屋さん。色々なお客さんが来る中で、少しづつ関わりを深めていく様子はやっぱり屋台ならではの人情があっていいな、と思います。次のステップに踏み出す所で物語は終了。明るい気持ちに慣れました。季節的には少し暑くなってきたけど、おでん食べたいなぁ。
Posted by ブクログ
おでん美味しそうだなぁ…と素直に思える。静香の肩肘張らない頑張りが周りの人たちを巻き込んで なんだかんだで丸く収まった。わくわくする終わり方が気持ちいい。あとひょっこりアヒルバスが登場してて懐かしかった!
Posted by ブクログ
おでんの美味しい冬の頃に予約して届いたのが春うららな陽気の日だったから、なかなか手に取れなかった。
でも返却日が迫ってきて、こりゃまずいと読み始めたら面白かった!
心温まる人情ものとでもいうのか、おでんを中心として物語が進んでいく。
でもやっぱり…もっと寒い冬に読みたかったなー!!
Posted by ブクログ
必ず練物を食べたくなる話。
練物やおでんの魅力がいっぱいの小説でした。
ガンモの作り方など知らない世界を知れたのがよかったです。
小説の内容は、とても暖かい感じの小説なので心地よく読めました。
近くにこんな屋台があれば、たまに寄りたいなって思います。
Posted by ブクログ
どの話もほっとする話でした
おでんの具のようにじんわり温かくなって 少し笑いがある話でした
最近ミステリーの話を多く読んでいたのでより
気分転換にもなりました
Posted by ブクログ
タイトルだけで手に取って読んだらサクッと
読めて思ってたより地方の商店街の現状や
そういった商店街なんかがある行政の活動に
興味がわきました。
有野練物にその娘が町おこしプロジェクトで
始めたおでん屋台、そこに色んな人たちが
訪れドラマが描かれていく・・・
そして静香と六平太も・・・いやいや
話が出来すぎていないかい?面白かったから
いいかぁ~まぁおでんだけに身も心も
あったまる話でした。個人的にはおでん屋台に
出てくる具材も有野練物の商品も魅力的で
ほんとにあるなら行ってみたくなった。
そういえばおでんの屋台って
最近見かけなくなったな・・・