代償

代償

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    代償(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    377620
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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代償 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『代償』
    なにがなに対してのことを指すのか。
    おもしろかった。

    二部構成

    一部だけ読み終わった。

    暗雲が垂れ込めるように、これからよくない展開が起きてしまうと、嫌な予感を抱いたまま物語はすすむ。
    それを回避する術をもたない、純粋な主人公はまだたった12歳。不幸な運命に、より深くどんどん落ちていくも、信用できる大人はまわりにいない、淘汰する方法もわからない、悟った彼が自身の人生を捨ててしまっているようで、読んでいてとても苦しくなる。
    幸せだった頃が日常だったからこそ、もうあのころのように戻れないと思うと辛い。
    だからこそ手を差し伸べてくれる存在に出会った時は、蜘蛛の糸のように感じるのかな。

    まだ12なのに。

    二部

    「おれたちは親戚なんだから、仲良くやろうぜ」

    直近で東野圭吾さんの『殺人の門』を読んだのを思い出しました。彷彿とさせるおはなし。これだから嫌ミスはやめられない。大好物。
    二部ではリーガルミステリになるのもステキ。私の好みのジャンルです。

    様々な形の代償があって、読者にわかりやすく明記している。書かれていない代償もあるのだろうと、想像させられる部分も魅力的。おもしろい作品です。

    2026.9.22-2026.9.27

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    単なる「イヤミス」にとどまらない、リアルなリーガルサスペンス

    世間では「衝撃の胸糞イヤミス」として語られることの多い作品だが、実際に読んでみるとそれ以上に「法と弁護士の実務世界」が非常に丁寧に描かれており、知的な学びの多い一冊だった。

    物語は二部構成で進む。第一部の少年期は、事故で両親を失った無力な主人公が境遇ゆえに言いなりになる理不尽さに納得がいく。一方で、大人になり弁護士となった第二部でも後手に回り続ける姿には、恐怖というよりもどかしさやイライラを覚える場面もある。

    しかし、その葛藤の裏には「法に携わる者としての制約や職業倫理」という現実的な壁が存在する。過激なサスペンスの煽りに惑わされず、法の限界やプロフェッショナルの苦悩を描いたリーガルドラマとして読むと、非常に読み応えのある作成。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    奥山圭輔
    正晴
    香奈子
    浅沼達也(安藤)
    道子
    佐和子
    修一
    秀秋
    平田
    田端先生
    富樫
    タナベ
    諸田寿人
    木崎美果
    杉原美緒
    原島教論
    水谷先生
    牛島肇…美佐緒
    松田先輩

    平野昌志
    白石真琴弁護士
    白石慎次郎
    海老沢公一弁護士
    渋谷美和子
    梅田安雄
    本間保光
    寿々香
    富山
    小森富士子
    茂手木一之検事
    稲沢弁護士
    萱沼勝
    エーコ…佃紗弓
    田口優人
    相田
    高山義友判事
    三原莉帆子
    三木判事
    石川判事
    安井和志
    岩下
    門田芳男
    岡崎保
    浜田みち恵
    健一
    山田

    0
    2026年08月11日

    Posted by ブクログ

    ラストまでずっと息苦しい。なのに手が離せないという、かなり異質さを感じた作品。文章だけで、こんなに胸が悪くなるのかと驚きました。

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    伊岡瞬。かつて同じ家て育った遠縁の親戚達也が弁護士となった自分に依頼をしてくる。殺人で逮捕された自分は無罪だから弁護してほしいと、しかしそれは罠だった。
    本編は二部構成で一部は二人の少年時代、二部ではお互い大人となった現代として綴られている。達也という人物に対する嫌悪感は留まることを知らず、やられっぱなしの主人公にも少しイライラした。達也の人物像は今まで読んだ小説にでてくるどのサイコパスよりも完成度が高く、最後にはもう少しひどい目にあってほしかった。

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    とてもスラスラ読めました!
    胸糞すぎて、最高でした。これぐらい汚い話のほうがリアルで面白い!代償の意味もわかりました。
    達也が胸糞野郎で、ずっとムカムカしてたんですが、最後の方から天才すぎてもはや感動しました。
    母親道子もひどかったですが、ずっと被害者だったのかなと、、
    面白かったです!

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    胸糞でした。笑

    そんなうまいこといくー?っていうご都合主義なところはあったが、十分に胸糞を楽しませて頂きました。
    最後、達也にどんなスカッとを決めてくれるのかなと思って読み進めておりましたが、やや弱い感じでしたね…

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    前半の幼少期の件はあまりにも胸糞が悪すぎて、もう読むのを辞めたいと思うほどでした。子供の頃の逃げ場のなさは絶望的で、支配されている方が楽だと思う。
    そんな中でも、友人や周囲の協力で弁護士になった主人公の人生にまた悪魔が近づいてくる。

    大人になっても、子供の頃に支配された心は簡単に変えることはできず、経験の少なさや人の良さ(?お人よし?)からの浅はかな考え、逃げ腰な姿勢は変えられず、まだ悪魔の手の内である苦しさに、早く読み終えたい!と、「断罪ミステリー」と言う言葉を信じて読み進めました。

    腐った人間というのはどこまでも腐っている、なぜこんな人間ができたのかは想像するしかないけど、悪は裁かれるものであって欲しい。
    心の傷が消えることは無いが、残されたものが前に進むためにも。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    胸糞ボンバー。
    たぶん好きになるだろうから積読候補を増やさないよう敢えて避けてた伊岡瞬、初読み。

    「自分だったらどうするか」 イヤミス系を読む時は、どうもそんなことを考えているらしい。

    逃げればいい。誰かに助けを求めればいい。 けれど『代償』で描かれる悪意は、そんな簡単な逃げ道を一つずつ塞いでくる。

    達也は、言葉も態度も妙に軽く、分かりやすい悪人には見えない。それなのに、自分の思い通りにならないことを許さず、人の弱さや認識まで利用して自分の望む方向へ動かしていく。

    圭輔と一緒にその恐ろしさを散々見てきたはずなのに、読み進めるほど「本当にそうなのか?」とこちらまで疑わされる。 何も知らずに達也と出会っていたら、恐らく自分も騙される。

    そして最も怖かったのは、真実を知っていることと、それを証明できることはまったく別だということ。 「やっていないことを証明するのは何より難しい」。 ここまで弄ばれて、それでもまだこの悪から逃れられないのか。終盤にはそんな絶望すら感じた。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    あまりにも複雑すぎて、見開きのノートに登場人物・小学生時代から大人になってからの関係性などをノート見開き2ページに細かく書いてあらすじを追っていた
    物語の主人公である圭輔は、小学生・中学生時代は遠い親戚で同級生の達也から逃れられない……
    高校、大学では離れていたが弁護士となった圭輔の元に依頼人として現れ、またもや支配されつつあった
    しかし、先輩の言葉「あなたはいつもできない理由を考えている」と指摘されたこと
    友人からの背中を押されたことで、2人の関係性が始まった子供時代からの理不尽な出来事を調べていくことにした。
    達也は自分でも気づかないうちに、人を欺き破壊することに喜びを見つける特性があり、それを邪魔するものは家族でも排除
    そして、1番の標的は圭輔だったのでは!?
    アルコール、違法薬物、ギャンブル など依存症やマインドコントロールされてしまうもをやめさせるのは難しい
    2023/10/21

    0
    2026年07月23日

代償 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    代償(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    377620
  • 電子版発売日
    :
    2016年05月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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