【感想・ネタバレ】代償のレビュー

あらすじ

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

達也のような非情な悪が、とても高度な知性を兼ね備えると、誰も止める事ができず、彼の意のままに、周囲の人間は操られる事になるのだろうと感じられた。

0
2026年08月29日

Posted by ブクログ

奥山圭輔
正晴
香奈子
浅沼達也(安藤)
道子
佐和子
修一
秀秋
平田
田端先生
富樫
タナベ
諸田寿人
木崎美果
杉原美緒
原島教論
水谷先生
牛島肇…美佐緒
松田先輩

平野昌志
白石真琴弁護士
白石慎次郎
海老沢公一弁護士
渋谷美和子
梅田安雄
本間保光
寿々香
富山
小森富士子
茂手木一之検事
稲沢弁護士
萱沼勝
エーコ…佃紗弓
田口優人
相田
高山義友判事
三原莉帆子
三木判事
石川判事
安井和志
岩下
門田芳男
岡崎保
浜田みち恵
健一
山田

0
2026年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホントに不幸になってしまえばいいと思えるほどのしっかりとした悪が出てくる小説は自分があまり知らないだけかもしれないが、非常に珍しく感じ、どんな結末を迎えるのか、凄くハラハラしながら読むことが出来た。
終盤はホントに読むのを止められなかった。

様々な伏線も回収し、最後には主人公が勝ち切ったとは言えないものの、自爆気味に悪が終わっていく様子に少し寂しさも覚えた。
非常に面白い展開、内容だった。

0
2026年08月06日

Posted by ブクログ

ラストまでずっと息苦しい。なのに手が離せないという、かなり異質さを感じた作品。文章だけで、こんなに胸が悪くなるのかと驚きました。

0
2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みしました
近年稀に見る悪役の登場と、主人公の気の弱さというか歯切れの悪さにめちゃくちゃイライラしながら読みましたが、とあるところあたりからいけ!やってやれ!みたいな気持ちになり、最後はしっかり綺麗に纏まりました。
ミステリー界のアンパンマン映画かってくらい分かりやすく読みやすく。ハラハラもあり、楽しめました。
途中、この悪役をどうやって成敗してくれるのかと楽しみでしたが、とにかくイライラしてました笑

最後にはずっと思ってたセリフが。
達也と同じような奴は他にも沢山いる
自分の周りにも達也ほどではなくても本当に理解できない人、ことってあるんです。

0
2026年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みたくないのに読まされる
根っからの極悪人である達也のような人間の心理はわかりたくないのに、わかるように書かれており、本をそっと閉じたくなるような出来事の数々に息を飲みながらページをめくっていました。圭輔の情けなさに、モヤっとしやがらも、物語を完走しました。
代償ってタイトルのインパクトが強い。

0
2026年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

達也・道子親子との出会いから、両親を失い、浅沼家に引き取られるも虐待まがいの扱いを受ける子供時代の第一部、弁護士となり達也の弁護を引き受けながら、達也を有罪にすべく奔走する第二部と、時間軸的には隔たりがあるが、心に受けた傷やトラウマは変わらずに残っていることを感じさせられた。ストーリーも、前半の「検察側の証人」のエピソードが後半に活きる設定で、先が読めない展開だった。達也の、救いようのない悪役感がよく伝わってきて、著者の書きたかったというキャラクターと合致していると感じた。淡々とした語り口で読み進めやすかったが、主人公・圭輔が誰にも心を開ききっておらず、素の心で何を考えているか伝わりきってこなかったので、葛藤する心の中を投影して描くパートなどがあってもよかったと感じた。

0
2026年03月21日

Posted by ブクログ

伊岡瞬。かつて同じ家て育った遠縁の親戚達也が弁護士となった自分に依頼をしてくる。殺人で逮捕された自分は無罪だから弁護してほしいと、しかしそれは罠だった。
本編は二部構成で一部は二人の少年時代、二部ではお互い大人となった現代として綴られている。達也という人物に対する嫌悪感は留まることを知らず、やられっぱなしの主人公にも少しイライラした。達也の人物像は今まで読んだ小説にでてくるどのサイコパスよりも完成度が高く、最後にはもう少しひどい目にあってほしかった。

0
2026年01月29日

Posted by ブクログ

とてもスラスラ読めました!
胸糞すぎて、最高でした。これぐらい汚い話のほうがリアルで面白い!代償の意味もわかりました。
達也が胸糞野郎で、ずっとムカムカしてたんですが、最後の方から天才すぎてもはや感動しました。
母親道子もひどかったですが、ずっと被害者だったのかなと、、
面白かったです!

0
2026年01月18日

Posted by ブクログ

(新年早々の一冊目なのに)
「救いようがない最悪な一冊」で年明けしたくなり
こちらを再読

再読だけど面白かった
圭輔がかわいそ過ぎで前回も読むのをやめようと思ったくらい
とにかく、彼が幸せでいられるようどうにか強く願いながら読み切った

苦しかった幼少期→大人になってから
の二部作という構成がとてもよかったです

後半から
「そうだったのね!!」を連発させるところ、
さすが伊岡さん!!って感じで
もう大好き

0
2026年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第一章と第二章に分かれた二部構成の物語。
第一章では、圭輔のあまりにも悲惨な過去が描かれており、目を背けたくなる場面も多く、正直読むのがつらかったです。達也と道子が少しずつ生活に入り込み、居場所や財産を乗っ取っていく様子には、強い恐怖を感じました。
「その選択は間違っている」と思いながらも、当時まだ小学生だった圭輔に正しい判断ができなかったのも、無理はないと感じます。

第二部では、圭輔が弁護士として働いている姿が描かれます。あの過去から、ここまでよく生き抜いてきたなと思いました。そこには、中学時代の友人・寿人の存在が大きかったのだと思います。彼と、彼の叔父との出会いがあったからこそ、今の圭輔がいるのだと感じました。
しかし、弁護士として過去のトラウマである達也と再会することになり、接見の場面では、読んでいるこちらまで恐怖で胸が苦しくなりました。

また、中学生だった寿人の姿から、大人になってバイクに乗り、ジャーナリストとして活動する姿はまったく想像できませんでしたが、二人で少しずつ達也と道子を追い詰めていく展開には強く引き込まれました。
すべてが明るみに出た瞬間、「ついにやった」と思わず声に出しそうになりました。

0
2025年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間の黒い部分をこれでもかと描いたサスペンス小説。幼少期から大人へと至る過程を描くことで、過去が現在を締めつける感覚がじわじわと迫ってくる。子供の頃の傷が人格にどれ程の影響を及ぼすのか、その重さを実感させられた。胸糞展開が重なり、読むのが辛くなる箇所もあったものの、一気に読み進めさせる引力があり、強い読書体験を残す作品だった。初めての作家さんでしたが、この方向性なら他の作品もぜひ読みたい。

0
2025年12月13日

Posted by ブクログ

胸糞ボンバー。
たぶん好きになるだろうから積読候補を増やさないよう敢えて避けてた伊岡瞬、初読み。

「自分だったらどうするか」 イヤミス系を読む時は、どうもそんなことを考えているらしい。

逃げればいい。誰かに助けを求めればいい。 けれど『代償』で描かれる悪意は、そんな簡単な逃げ道を一つずつ塞いでくる。

達也は、言葉も態度も妙に軽く、分かりやすい悪人には見えない。それなのに、自分の思い通りにならないことを許さず、人の弱さや認識まで利用して自分の望む方向へ動かしていく。

圭輔と一緒にその恐ろしさを散々見てきたはずなのに、読み進めるほど「本当にそうなのか?」とこちらまで疑わされる。 何も知らずに達也と出会っていたら、恐らく自分も騙される。

そして最も怖かったのは、真実を知っていることと、それを証明できることはまったく別だということ。 「やっていないことを証明するのは何より難しい」。 ここまで弄ばれて、それでもまだこの悪から逃れられないのか。終盤にはそんな絶望すら感じた。

0
2026年08月12日

Posted by ブクログ

あまりにも複雑すぎて、見開きのノートに登場人物・小学生時代から大人になってからの関係性などをノート見開き2ページに細かく書いてあらすじを追っていた
物語の主人公である圭輔は、小学生・中学生時代は遠い親戚で同級生の達也から逃れられない……
高校、大学では離れていたが弁護士となった圭輔の元に依頼人として現れ、またもや支配されつつあった
しかし、先輩の言葉「あなたはいつもできない理由を考えている」と指摘されたこと
友人からの背中を押されたことで、2人の関係性が始まった子供時代からの理不尽な出来事を調べていくことにした。
達也は自分でも気づかないうちに、人を欺き破壊することに喜びを見つける特性があり、それを邪魔するものは家族でも排除
そして、1番の標的は圭輔だったのでは!?
アルコール、違法薬物、ギャンブル など依存症やマインドコントロールされてしまうもをやめさせるのは難しい
2023/10/21

0
2026年07月23日

Posted by ブクログ

両親を亡くした圭輔の悲痛が胸に刺さる。
最近父を亡くしたので、その喪失感が響いた。
最後は悪の化身達也が「最も辛い苦痛の一つ」を味わう事になる。重苦しい物語の締めくくりとして爽快感のあるカタルシスを感じた。

0
2026年07月11日

Posted by ブクログ

本当に嫌な気持ちになった。自分が生きてきた世界とは違いすぎるけど、でも日本のどこかでは実際にある闇。
 怖くも、読まずにはいられない世界。

0
2026年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり面白い伊岡瞬。私にとって2冊目。
「悪寒」もゾワゾワしたけど、この本もゾワゾワした。

主人公は奥山圭輔。両親を火事で亡くして、達也と道子という親戚の家に引き取られる。しかしこの2人がダメ親子だった。圭輔は寿人という友人に出会って救われた。
大人になった圭輔は弁護士になり、達也の弁護をすることになる。この事件も裏があって‥
最後は道子が達也をはめて、代償を払うことになる。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

不幸な境遇から遠縁の幼馴染と暮らし、弁護士となった後、幼馴染の強盗殺人容疑を弁護することになる、、、というお話(?)。

子供時代と大人時代の二部構成、子供時代を描くことで関係性がより明確になり、また伏線ともなる。

幼馴染が稀代のワル(?)で胸クソ。


タイトルの「代償」、ちゃんと収まるべきところに収まってスカッとジャパン。
積み上げに積み上げられた鬱憤がきれいにとっ払われてスカッとジャパン。
あっと驚く逆転劇とまではいかないけど、ラストはしっかり決まってハマってスカッとジャパン。

0
2026年02月21日

Posted by ブクログ

伊岡さん初読みでした。
二部構成になっていて子供時代と大人になってからの
話で構成されていて、達也の異常さが不気味でそして胸糞悪さが読み終わった後も残る作品でした。
ただ、達也を追い詰めていく過程が意外にあっさり(圭介が弁護士という職業だったから?)としてて、その点だけが読んでいて、唯一不満があったとこです。
でも、読み応えもあったし世界観に引き込まれ、読後の満足もあったので⭐️四つ。

0
2026年01月10日

Posted by ブクログ

とにかく達也の存在に嫌悪感を抱いて、幼少期の話はどうにかならないかともどかしい気持ちになった。
あくまでフィクションとはいえ、本当に達也のような人間は存在するんだと思った。
すべて解決するのは不可能だと思うが、何があったとしても一方の話だけを鵜呑みにするのは良くないと思わせる一冊だった。

0
2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不幸のどん底に落とされた過去の張本人から強盗致死の弁護を求められるが…

前半、読むのかつらくなるほど主人公が過酷な生活を強いられます。やっと終わったと思ったら弁護士になっても逃れられずに煮え湯を飲まされる。
ずっと、もうこっちもたまらん、早くこいつが断罪されてくれ、解決パートに行ってくれ!などと思いつつ読み進めましたが、最後の最後で鮮やかな結末を迎えるのでした。

でも、もうちょっと解決部分にボリュームを割いて欲しかったかも。そこに至るまでの不愉快がしんどくて、これだけで結末となるのはちょっと割に合わない感覚が残りました。
服毒させられたうえに収監というのも、無理のない形での罰ではあるけど、もっともがき苦しみ惨めになった姿とか、復讐心を満たしてくれるところを描いてほしかったかな。

0
2025年12月31日

Posted by ブクログ

高校生の時に読んだ本を再読してみた。

何もかも奪われた少年は、奪った少年にその代償を支払わせることが出来るのか。
手を汚さずに罪を犯す人間に罪悪感なんてものはない。証拠もないから断罪することは出来ない。では、彼はどうやって代償を支払うのか。読んでいて、ハラハラドキドキ。
途中胸糞悪くなる悪人に、私まで心臓を捕まれながら読んだ。

0
2025年12月08日

Posted by ブクログ

事前情報無く読みました。相当面白い! 相当気分が悪くなる本だが、こんな奴も世の中いるのかと心底思った

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

過去にトラウマのある主人公の弁護士。
いちばん関わりたくない憎んでいる相手の弁護をすることになる。幼少期のように彼の手の中で転がされてしまうのか。それとも彼を有罪に落とし込められるのか。
最後まで目の離せない作品。

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

イヤな話だった。あまり人にはオススメ出来ない。面白かったが、楽しい面白さではないから⋯⋯。嫌な奴はとことん嫌な奴で、良い友達は最初から最後まで凄く良い友達だった。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

達也という人物に深い嫌悪を抱きながらも意地で最後まで読み通した。前半に積み重なる胸糞の悪さと結末が爽快感という点で吊り合っているとはとても思えないけれど、主人公が過酷な過去を背負いながらもようやく歩み出せる未来を示唆する終わり方は良かった。

0
2026年01月25日

Posted by ブクログ

ずいぶん前にドラマで代償を観た時の記憶は、あまりにも嫌なイメージで、最後の最後まで辛くて、終わってもすっきりしない感じがしていたような。だから、Audibleでオススメに出てきても、ずっとスルーしていたのだけれど、「痣」が面白かったし、伊岡瞬さんの代表作っと書かれているし、再びチャレンジしてしまった
半分以上、やっぱりやめとけばよかったと思い続け、やはりイメージ通りの終わり方をするのかと思ったら、ドラマの記憶違いなのか、ドラマと原作が違ったのかは定かではないが、いい終わり方だった。
あの心がぐちゃぐちゃにされるイメージのまま終わらなくてよかった。「代償」にふさわしい終わり方でよかった。

0
2026年01月22日

Posted by ブクログ

序盤はとんでもない胸糞なので要注意。

展開がしんどすぎて火事くらいで読み進めるか考え、一旦手を止めた。結局、このまま終わる方が気持ちが暗くなりそうだから、物語が好転するまで読むことに。予想以上にまだまだ地獄の状況になってメンタルが燃え尽きる。でも、逆に何としてもスッキリする展開が見たくて、そこからノンストップで読み切った。

虐待や性加害など達也に同情できる要素があるのに、全く同情できないほど非道。すでに今世だけでは償いきれない代償を背負ってると思う。

夢中で読んだのに、面白いの一言では表せない作品。まだ重さを引きづってるから、次は優しい作品を読んで気持ちを浄化したい。

0
2026年01月14日

Posted by ブクログ

達也が邪悪すぎて、全編通して胸糞悪すぎる話でした。読んでる間本当に気分が落ち込みました…。そういう意味では、元気なときに読んだ方がいい作品。

1章は少年時代、2章は弁護士になった主人公の圭輔が強盗致傷罪で逮捕された達也から弁護を依頼される…という展開ですが、有罪になれば無期懲役か死刑という重い罰が下るのに達也はヘラヘラとして焦る様子はなく。主人公は嫌々ながら弁護を引き受け、達也の有罪を願います。
達也がそんなに余裕なのはなぜか?主人公に弁護を依頼した意図はなんなのか?
次第に、悪魔のような計画が明らかになっていく展開がスリリングで引き込まれました。

0
2026年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

達也の狡賢さ、狡猾さ、人を操る力の高さ、全てがおぞましく感じます。自分の手は汚すことなく、周りの人を使ってターゲットを貶めていく姿が恐ろしすぎて、まるで蛇にじわじわと痛ぶられているような気持ちになりました。圭輔がとても真っ直ぐな人なので、その対比が更に物語の不気味さを増幅していると思います。

0
2025年12月21日

ネタバレ

消化不良

悲劇は残虐な犯人と保守に走る主人公によって起こる。
圭輔がミカを達也に紹介してすぐ立ち去る場面は驚愕もので、圭輔は一生の罪を背負わなくてはいけないのに擁護するような最後。
特にミカと母の被害は口に出すのもおぞましい一方、タイトル名でもある代償が軽すぎて拍子抜け。
ただ最後までは読めた。

0
2020年08月18日

「小説」ランキング