小説・文芸の高評価レビュー
-
-
Posted by ブクログ
年齢を重ねるに連れ、予定通りに行かなかったことに「今ではない、ということかな」と考えられるようになってきました。
そして、「むしろ良かったんじゃない」という結果も味わっています。
自分の運は受け継がれてきたもの、この時代に生まれたことに感謝を忘れず、次の世代へと渡していくことの大切さを感じました。
人から返って来ないことで運は貯められている、という発想が目からウロコでした。
心に沁みて、そうありたい、そう思って上機嫌で生きて行こう!と希望を湧かせてくれた一冊でした。
そもそも、この本に突発的に出会って、すぐ購入したことが運を貯められた気さえしています。 -
Posted by ブクログ
◯旅に出たくなる至極の一冊
これ以上、旅に出たくなるような小説を知らない。バイクにも乗ってないのに、登場人物の凪がハーレーに乗ってる姿を想像するだけで、ワクワクした気分になる。爽快な気分になる。
でも、それだけでなく、主人公の考え方が変わっていく様も好き。例えば、「さいはての彼女」の主人公の女社長は、辞めていく秘書に沖縄行きと渡された航空券で北海道の女満別へ飛ばされるような疎まれる人だったが、凪との出会いや旅で気持ちを入れ替えていく。また、「冬空のクレーン」では、仕事に精を出してきたが、部下へのパワハラ疑惑で何もかもどうでも良くなった女性が旅へ出て、そこでたまたま出会った人やタンチョウに魅 -
Posted by ブクログ
母に捨てられたと思っていた女性が、大人になって元夫のDVから逃れるため、母達が暮らす家で同居するお話
お金にだらしない元夫の金の無心とDVのため極貧の生活を送る29歳の千鶴
彼女には小学一年生の頃に母と二人で一ヶ月間の気ままな車旅をした事と、その後に一緒に帰るはずだった母に捨てられた記憶を持っている
ある日、ラジオのコーナーにその出来事のメールを送った事で母のと暮らしているという知人と接触する事になり
また、元夫のDVから逃れる為に母達の住む家で同居する事になる
自分の人生がうまく行っていないのは、母から捨てられたせいだと恨み続けてきた千鶴は母と対面するが、母は認知症だという
そんな母や、千 -
Posted by ブクログ
突然夫からも娘からも解放された女性が、ゆっくりと自立して再生していくお話。
自分は職業が職業だし、夫も同業で理解もあれば、子供も同業なので、働く女性としても働く場じゃなくても性別特有のストレスも感じないから、(せいぜい車購入の際にディーラーさんが私の顔じゃなくて夫の顔を見て喋るのが気になる程度だ)いろいろわかんないけど、みんな頑張っているんだなぁと思う。
夫に「もう愛していない」と告げられた真夏は、離婚を受け入れたが、娘は夫と新しいお母さんについていくという。どうしていいかわからなかった。SNSに書き込んだところ、京都で一緒にゲストハウス運営をやらないかという誘いが舞い込み、それに飛びつく。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。