小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ最後の数ページでこんなに泣くと思わなかった。血の繋がりに関係なく、どの親もそれぞれの形で娘を愛し、それをしっかり受け止めて娘も幸せを紡いでいく姿に、涙が止まらなかった。
梨花さんが「優子ちゃんの親になって、人生が2倍になった。自分の人生と、娘の未来のために生きてることが幸せ」って話していたことや、森宮さんが「自分以外の誰かのために生きられることの幸せを優子ちゃんに教えてもらった」って話していたこと。それ以外にも、それぞれの親が、娘の幸せのために自分が何ができるのか、ということにまっすぐ向き合って生きていて本当に素敵な本だった。そして、本の始まりにあった、「困った。全然不幸ではないのだ。」という -
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Posted by ブクログ
意外にも世間にはフランケンシュタインが怪物の名前だと思っている人が多いようだ。昔、トリビア系のバラエティ番組で「実はフランケンシュタインは怪物の名前ではないのです!」と発表され、スタジオがどよめくのを見たこともある。
会社でこの本を読んでいる時に通りかかった先輩が、「何読んでるの?あぁ、フランケンシュタインね!これでしょ?」と怪物の動きを真似てみせた。先輩も怪物自体がフランケンシュタインだと思っていたと言う。これだけ知名度があるのに、原作に触れたことがある人は少ないということだろう。
フランケンシュタインは探究心、情熱、名誉への渇望を持ち、死を生に逆転させるという試みを実行する。「死を生に」 -
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この本と出会ったのは今から一年前の2025年の頃。
なんとなくあらすじを読んで
生きることの重みがわかるのかと思って購入。
当時の私もすごく感銘を受けた。
ただ、自分自身が身体の限界がきて入院をし、
死と隣り合わせになった時 命の尊さ、
毎日健康であるありがたさを実感した。
その後退院できた時に読み直すまで
少しだけ心の準備のために時間を要したが
いざ読み返してみると
はじめに読んだ時とは違う、
病気を経験したから感じる
感情が押し寄せてきた。
終始涙が止まらず、付箋だらけとなった。
再読したことで改めて
この本は私と一生を共に過ごすこととなる本である
と確信した。 -
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緊迫感と苦しさが読み進めていく内に伝わってきました。死刑という制度について今まで考えてこなかったのですが、死刑囚の日常から執行までの心情が解像度高く描かれており、その背景を忘れてしまうほど感情移入してしまうと同時に被害者家族がどれほどに苦しい思いと憤りを抱いていて、死だけでは償いきれないほどの罪を犯しているという側面を思うと双方が納得し合える結果は生まれてこないのではないかと思ってしまいました。自分の罪をどれだけ悔い改めても、罪は消えない。罪を悔い改め、贖罪する。被害者家族はどうすれば加害者を許すことができるのか。そんなことも考えさせられるような気がしました。重くて苦しくなる内容ですが目を背け
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ネタバレ食堂のおばちゃんシリーズ第18冊目。
あいかわらず、お料理とお酒が美味しそうでした。
◾️第一話 幻惑のフルコース
お正月の1週間、日本各地のお雑煮を味噌汁代わりにランチにサービス。これ、食べてみたいです。
あんこ餅をお雑煮にいれるのは、知っていました。九州の友達に、実家から送って来たあんこ餅をもらったことだか、ご馳走になったことがあったので。
瑠美先生の紹介で、要が、グルメ本の著書で元CAでタレントの人に、別の切口のグルメ本を出す企画の相談を受ける。自分は担当でないので、同僚の担当者に紹介し、一緒にアイディアを出して企画を練った。企画がまとまった段階で、そのタレントは、別の大手の出版 -
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過去の「好き」と現在の「好き」が繋がって、僕たちはずっと「好き」になった時の感情に生かされている。人それぞれ惹かれた理由やそのモノを好きになった経緯が異なっていて、そこに個性だったり、その人そのものが現れている。
岡本真帆さんの「好き」に揺れた言葉たちが、たくさん詰まっていて、気付いたら好きが移って、見たいもの欲しい本が増えていた。
"つまり、「好き」について語るときには、相手のことだけでなく、自分の心の動きについても伝える必要があるということなんだ。"
"いいことをすれば誰もがヒーローと崇める昨日までの悪党"
"無知だったことを知ったら -
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実際に経験してきた人の言葉はやっぱり重みがあるし、刺さるなって。芯が通っていて、ブレのない言葉たちが満載。
著者の経験や言葉が詰まっていて、その人の人生を少しでも垣間見て、吸収することが出来る本っていいなと思う。
その裏側には、著者以外にも編集者だったり、たくさんの人が関わっていて、届けようとする力があるから僕たち読者に届く。
本の中で自分と似たような境遇を見つけた時、自分とは異なる思考で違う切り口で乗り超えていたり、新しい発見がとても多い。
その発見が面白くて、本を読むことが辞められないのだと思う。
"私たちは、誰もが完璧にはなれない存在。
だからこそ、補い合い、学び合い、惹 -
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楽しみにしていた、一穂ミチさんの短編。
みんなそれぞれに「かけがえのない存在」がいて。それに気付くことが出来ること、その存在がいることってすごい幸せなことなんだな。
"燃える思いも焦げるせつなさも、わたしたちの間には存在しなかった。ふたりとも、そういうのに向いていない。ささやかな意見の一致を見出した時の喜び、共感のほのかな温もりを互いに持ち寄り「恋人」という箱の中に詰め込んで成形した、それでいいと思う。"
"始まりたての人生に用意されていたたくさんの扉は、いつしかぱたんぱたんと閉じられていく。自分で閉める時もあるけれど、ほとんどはタイムリミットによって、登校時