飼い犬に腹を噛まれる

飼い犬に腹を噛まれる

1,485円 (税込)

7pt

プリンセスの日常には何かが起こる! ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」の日常を綴った彬子女王殿下の最新エッセイ集。挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏による描きおろし。 ――私は自他共に認める事件体質である。ささいなことから、めまいがするような大事件まで、日常的にいろいろ起こる。(「おわりに」より)―― 巻末には ○絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて ○スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ を特別収録! 【目次】○「おおきに」の巻・雪の女王・飼い犬に腹を噛まれる・それは「皿」から始まった・一番近くにいる他人?・「離合って使う?」・入院で得た教訓・雨ノ日ノモノオモヒ・続「離合って使う?」 ○「もぐもぐ」の巻・クリスマスの水無月・虎屋のねじねじ・「モーモー」ノ情報求ム・「サトウ」と「シホ」・森のきのこ茶会・月みる月は・和菓子店逍遥・オヒシハナビラノヒミツ・新米祭の光と影・田植えが伝えてくれること ○「きょうと」の巻・神様の名演出・ぼんぼんの定義・送り火の夜に・コンチキチンを特等席で・京の三大祭り・春愁 ○「わくわく」の巻・ゲレンデの教え・「生きている」車・初めてのF1余話・サブちゃんと甲子園・長い夏休み・赤白ジャージに染まる街 ○「てしごと」の巻・たわし屋のぼんの贈り物・金一封・俵のネズミ・日本の神様は“分業制”・稲が聞く音・茶碗のワンと飯椀のワン・歳神様からのお年玉・神様のお米作り ○「にっぽん」の巻・白雨・ニッポンのお菓子・多様性の国、日本・鬼には鬼の・田んぼのある景色・田んぼには神様がいる・神様の飲み物・「神話に学ぶ」ということ・100年に1度のつながり ○絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて ○スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ ○おわりに 彬子女王

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飼い犬に腹を噛まれる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    タイトルにもなっているだけあって、飼い犬の左馬助くんのエピソードのインパクトはすごい。
    食べ物のエピソードがどれも素敵。なぜかお腹が減るのではなくお腹いっぱいの幸福感に似た心地になる文章で好き。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    エッセイって本当に人柄がでる!
    なんて素敵な方なんだろうとすっかり彬子女王のファンになっちゃいました。

    彬子女王の暮らしや年中行事から日本の魅力も再発見できて、とても楽しい読書時間をいただきました。
    次は赤と青のガウンを読みたい。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    「赤と青のガウン」を読んですっかりファンになってしまった彬子女王のエッセイ。
    タイトルがとにかく魅力的で、おもしろくないはずがない、という本。彬子女王の日常が綴られている。京都に住んでいて、大学で教えていらっしゃるということを、この本で初めて知った。生徒さんはきっと楽しいだろうなぁ(笑)
    彬子女王の

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    『赤と青のガウン』をまだ読めていないのだけど、こちらを先に読ませていただきました。
    言葉づかいがていねいで美しく、ユーモアがあって、好奇心旺盛、常に学びの姿勢の方。
    高貴な方なのに少しも飾らないところに惹かれます。
    いつもお側(そば)についている皇宮警察の護衛官「側衛」さんとのエピソードにも、そんな

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

     珠玉のエッセイ集。「本当ですか?」という彬子女王殿下の周辺で起こる事件の数々、日本という国や皇室のご様子をさりげなく、繊細に表現される感受性と筆力。そして、やはり研究者と感じる理論的な文章構成。いつもながら初めての知識として得る事も多く、わくわくしながら拝読しました。皿から始まったエピソードと側衛

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    彬子女王を初めて認識したのは和樂の連載で、皇室の方がこのような活動をされていることに驚いたのを覚えている。それから気になり出したけど手は出さず…。それが突然、こんな親しみがある?題名で本を出されて手に取らないわけには行かないと、初めて拝読しました。……おもしろいっ!殿下の警護の京都府警や側衛さん、周

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    【心に残った】
    ・和菓子屋は季節や行事ごとに品揃えが変わり、たのしい
    ・収穫から田植えまでは新しいお米に感謝する期間。田植えがはじまると次の収穫のことを思いながら去年のお米に感謝する期間。
    ・未知の経験に対して「新しい世界への切符をいただく」
    ・「事件体質」なのではなく、事件を見つけるのがうまい

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    彬子女王殿下のエッセイを読みたい人の1冊目にぴったりだと思う。タイトルの『飼い犬に腹を噛まれる』がもう面白すぎるんだけど、内容も最高。日本文化への造詣の深さ、京都での日常、側衛の方とのやりとりなど、学べて笑えるエッセイ。

    印象に残ったのは、お印「雪」に込められた思いとエピソード、離合という言葉につ

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    側衛さんと「もぐもぐ」の巻が印象的。「サトウ」と「シオ」の歌、かわいい~!「月見る月は」、お菓子を再現するとらやさんさすがだし、お歌が素敵。タイトルと本文用紙の秘密も、いいわあ。

    ほしさんのイラストがすっごく温かみがあって、好き!最後の対談も好き。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    3〜4ページごとに話題が区切られていて、とても読みやすかったです。
    著者が体験した事件という名の幸せのお福分けが微笑ましくもあり勉強にもなる1冊でした。
    同じ著者の他の本も読みたくなりました。

    0
    2025年09月29日

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