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Posted by ブクログ 2023年11月23日
なんってやさしくてあたたかな物語だろう。でも決してやさしすぎなくてあたたかすぎない。だからとても自然に沁みてくる。そして、自分で気づかなかった、日々誰にでもあるようなささくれに気づかされ、癒してくれる。誰かが、時に自分で作ったお菓子を食べたときみたいな気持ちで本を閉じた。
どこか幻想的なのに、現実...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月26日
大切な友人からお借りして読んだ一冊です。
この本を「しおんが好みそう」と思ってくれたことがとても嬉しくありがたいし、この物語にこの経緯で出会えたこともまた僥倖だと思う。
(とても気に入ったのでもちろんこの後自分でも購入します)
「ようこそ小公女たち」
その小公女に自分も含まれていたらいいなと願う...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月31日
メアリさんという、マイペースなのか自分を持ってる生き様が良いなと思った。
でも、その生涯は記憶がなくなった後の生き方だから、
本当のメアリさんではないのかもしれないと思ったり…
でも、記憶を失った後なら素の自分がでるのかなあとも思ったり。
メアリさんが残したであろうレシピが
子供だったり、大人だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月08日
契約社員の野原つぐみは、兄夫婦の同居に伴い実家をリフォームするという話を聞いて帰省する。
部屋で見つけた1冊の本『小公女』をきっかけ話は始まる。
家族経営の「ホテルのはな」で十年ほど暮らしていたメアリさんが亡くなり、その遺品がキャリーバッグに入っていた児童書だとわかる。
不思議な老女、メアリさんとミ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月03日
記憶を無くした一人の老女が残したたくさんの児童書と本に出てくるお菓子のレシピが、つまづいたり悩んだりしている人たちの背中をちょっとだけ押してくれる。
私が子供の頃は児童書と言えば海外もののほうが読みやすくて、私はその中に出てくる聞いたこともない食べ物の話を読むのが大好きだった。
そういう人にはとにか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月24日
「秘密の花園」ほか、むかし読んだ小説に出てきたお菓子がいっぱい!
お菓子が出てくる場面は鮮明に憶えている。どれも美味しそうでワクワクした!
ラストは良い感じで着地したので、続編はないのかなあ。
「若草物語」や「トムソーヤの冒険」とかアメリカの児童文学の小説もお菓子は美味しそうだし、カナダが舞台の「...続きを読む
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