ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 虹のつばさ

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    欧州の小国メーアシャウムに迫るナチスの魔手。対するは勇敢な王女、飛行機少年、謎の風来坊。
    飛行機少年の冒険譚かと思いきや、そっちがメインかと驚きつつも楽しみました。
    ルリタニアテーマにハズレなし。アニメ化されたら面白いだろうなあ。
    解説にもニヤリですよ。

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    2026年05月31日
  • 時の家

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    全体的に静かなお話に感じられました。個人的に静謐な雰囲気が好きな上、純文学といえどそれほど難しいわけではなかったのでとても楽しく読めました。絵が得意ではないので絵に描いて記録するってことを普段しないけど、そういう記憶の仕方もいいな、やってみたいなと思います。

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    2026年05月31日
  • わたしの知る花

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    60年間すれ違ってようやくたどり着いた先に、想い人はもういない。

    切ないけど、恋愛も結婚も友情でも、タイミング1つでズレてしまう。くっつくだけじゃなく、もちろん離れる時も。。
    人生の折り返しを迎えたいま、これからは人と離れる辛さや悲しさを、とくと味合わされるのだろうな。。


    生易しい純愛なんかじゃなく、あちこち寄り道しながら、それでも紡がれてきた愛が、ひとりの孤独な男性の人生を浮かび上がらせる物語。


    以下メモ✍️
    ひととの付き合い方の難しさをうまく言語化できない私に、ズバッとハマる言葉がたくさん散りばめられていた。
    「ひとってのは、どれだけ相手を求め合っていても、考え合っていても、

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    2026年05月31日
  • 夜明けのすべて

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    最近パニック障害になってしまった。ようやく1番しんどかった時期からは抜け出したが、できていたことも、やりたいことも、“できないこと”に変わっていることが悔しくて、辛くて、諦めそうだった。そんな時にこの本の存在を知って、すぐに読んだ。読み終わった今言えることは、この本に出会えてよかったということ。私のパニック障害が突然現れ、突然悪化してからたった2週間。されど2週間。永遠のように思えた時間だった。だいすきな友達にも会えず、連絡すらとれない。だいすきなドライブにも行けず、外にも行けず、夜になればその症状はもっと悪化する。4月から入社してわずか1ヶ月半。会社に恵まれ楽しく働かせてもらっていたし、自分

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    2026年05月31日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    今までで一番面白かったかもしれない!第一部は無人島の設定ね。今まで読んだことあるな〜と思っていたが展開が予想外で引きつけられた。でも進展が早くそのまま終わってしまった?
    第二部が始まって違う場所、違う登場人物で話が進む。いろいろと考えさせられるストーリーとなっており、どこでどうつながるのか?楽しくて一気読みになってしまった。これ以上書くとネタバレになるのでやめておくが本当にオススメです!
    是非読んでほしい作品です。
    私は荒木あかねさんのファンになりました(^O^)

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    2026年05月31日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    イヤミス好きにはたまらない最後です。
    ブラック企業×ミステリーはあまり今まで見ない設定で、新鮮で興味もそそられます。
    読み進めていくうちに、主人公や周りの人物への疑念が深まっていきます。
    私は信頼できない語り手の設定が大好きなので、その部分もあってより面白かった。
    また、応援書店限定のSSペーパーがついていて、それがまた1つの伏線回収になっていて唸りました笑

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    2026年05月31日
  • 女の国会

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    おもしろくて、一気読み。
    朝沼議員が亡くなった真相が、どうしてなんだろうと最後の最後までわからなかったけど、読み終えてすっきりした。全てのこまかい伏線が回収された感じ。
    政治の世界で生きていく人は、並大抵ではない。でも同じように、ジャーナリストも熱意がないとできない。こんな働き方をしないと、一人前の仕事ができないのかな…と思うと、複雑。
    世の中のニュースを知れるのも、身を削っている人たちの功績なんだなとありがたく思う。

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    2026年05月31日
  • 百年の時効

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    担当する刑事が引き継がれていくタイプのあまり見ない刑事ものの作品。複数の事件がいずれも関連しており、少しずつ謎が解き明かされる感じが良い。長編作品もいいなあと思わせる作品。

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    2026年05月31日
  • アンダークラス

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    ネタバレ

    外国人実習生の方の待遇の酷さというのはなんとなくニュースなどで聞いたことがある、くらいの認識でしたが…こんなことが本当に起きていたら嫌だけど、あるかもしれないよなぁと思わせるようなリアリティのある描写でした。ガラパゴスの時もそうでしたが、これからは違う意識でニュースを見ることになりそうです。
    今回は短い期限付きで、自分のペースで捜査できない緊張感や焦りを田川の言動から度々感じられてこちらも少しドキドキしました。ヘソのくだりって実際にある話なんでしょうか。気になる。
    少し前にサドンデスを読み終えたところだったので、ちょっとニヤリとしてしまうところがありました。タイミングよく読んでいた私を褒めてあ

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    2026年05月31日
  • この夏の星を見る 下

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    コロナ禍で何も出来ない、仕方がない そう思っていた数ヶ月後には他県の人と星を観察していた。
    どんな世の中でも希望はあるんだよ と教えてくれた作品、素晴らしかったです。
    自分が高校生の頃はまだコロナが始まっていなかったけど、高校生の頃に読みたかった…。

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    2026年05月31日
  • その時鐘は鳴り響く

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    それぞれ繋がりのない、時代も異なる事件について、真相が追いかけられるうちに、実は僅かな点が細い線で繋がっていたことに気づいたり、まだ気づけなかったり。
    この作者の物語はすべて後半に差し掛かるにつれ、ドラマの最終回をずっと観ているような、緊張と期待とドキドキが続きます。ほんとすごい。

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    2026年05月31日
  • 言語化するための小説思考

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    とても面白かった。

    自分が面白いと思った小説や、ものすごく売れているのに「全く自分には合わない」と感じる小説をあれこれ思い浮かべ、それがなぜなのかということを、本書を読む手を止めて考えたくなる場面がたくさんあった。

    随所に出てくる、クスッと笑ってしまうような例文や、著者の生活の中のエピソードが、本書のタイトルと合致しており、とても分かりやすい。これだけ分かりやすく言語化できる小川氏の頭脳明晰さに敬服する。そして、これほどの頭脳の持ち主でありながら、ちっとも偉ぶらない庶民的な空気を感じさせる小川氏にますます魅力を感じた。

    前提とする知識があまりにも自分に欠けていているような気がして、とても

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    2026年05月31日
  • さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください2

    匿名

    購入済み

    その後のお話が読めたのは嬉しかったですが、
    最後が駆け足ぽかった。
    モニカさんと出会えたのかとか
    知りたいことがたくさん。
    番外編とか出ませんかね?

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    2026年05月31日
  • かがみの孤城

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    ぶ厚めで、最初は読むのに躊躇うとこがあったけど、今は何回でも読みたくなってる
    これ読んだあとに映画見たら感動倍えぐかった

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    2026年05月31日
  • プラスティック

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    クラインの壷を読み、井上夢人としての本は初めて読んだ。
    これまたどえらい本を読んだ。
    もうぐっちゃぐちゃ。でも最後、綺麗に収束される。
    ミステリー小説が好きな人は、このトリックを予想したことが一度はありそうだけど、これが1994年の本なんだもんね。
    54個目のフロッピィファイルを見た時は鳥肌立ったな。そういうことかと。
    岡嶋二人も井上夢人もリーダビリティという点では、圧倒的かもしれん。

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    2026年05月31日
  • ストーリー・セラー

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    結局どこまでが本当なんですか?って聞きたくなるけど、不思議な純愛小説。

    2人で助け合って生活していくところ、相手のことをとにかく思いやるところ、登場人物がみんな素敵な人だった。

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    2026年05月31日
  • ゲーテはすべてを言った

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    名前は知ってるゲーテ。「若きウェルテルの悩み」を高校でちらっと読んで「うーんわからない」と返却した記憶のみ。芥川賞取られたこの作品も、「わかんないかも」と思いつつ手に取ってみたら、読みやすかった!最近は「ちょっと頭を使う作品」を読もうと思っているんだけど、これもまたそんな感じ。ゲーテ、ちゃんと読んでみたくなる。興味の幅を広げたいというか、私の知らないものをもっと知りたくなる作品にまた出会えて嬉しい。そして、「事件」とあるけど…人は死なないし、心がゾッとすることもない。でも確かに事件…かな。賞を取っていなかったら知らなかったかもしれない。賞自体には興味があんまりないんだけど、手に取るきっかけとし

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    2026年05月31日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    独特な言い回しも絶妙なセンスの造語も、現実の世界を舞台にしながらファンタジーを織り交ぜることによって作り上げられた不思議な世界観も大好き。
    語り手が交互に代わるのも面白い。黒髪の乙女に憧れてふわふわと夜の街でお酒を嗜みたくなる。

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    2026年05月31日
  • 空、はてしない青 上

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    装丁が素敵で気になって購入。
    本屋大賞翻訳小説部門第1位。
    久しぶりに海外の小説読んだけど、これは読みやすかった!
    話も可哀想だけどすごく好きな雰囲気。
    下巻も購入済みだから読む!

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    2026年05月31日
  • レテの汀

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    湖永さん、こっとんさんのレビューを読み、とても気になっていた本書。

    原罪をテーマに描かれていて、哲学的でありながら文章の美しさも素晴らしく、読み進めるうちに気持ちが凪ぐような小説。
    装丁の美しさだけでなく、表紙、テキスト、フォント、空白など視覚的な印象すべてが物語の世界観にフィットしている。だから、心が落ち着いてくるのかもしれない。

    記憶にない罪を贖うというとてつもなく難しいテーマはまさに原罪を抱えて生きること。
    柑のように、家族から記憶のない罪を知らされた人だけでなく、原罪を抱えて生きている人は少なくないと思う。
    苦しみの中にいても、インマヌエル―神は私たちとともに在りつづける―というこ

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    2026年05月31日