ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • たぶん、恋しい

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    一穂ミチさんの「アフターユー」が良すぎてファンになりました。
    一穂さんの文章は、どこか生っぽくてしっとりしているのが魅力的。
    掴めないものを掴みたくなるから、どんどん文章や世界観にのめり込みたくなる不思議な魅力があります。
    すごく愛おしい、いろんな「恋しい」が詰まっている1冊。

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    2026年08月18日
  • 人形館の殺人〈新装改訂版〉

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    読み手の中に構築された世界を、どう破壊するのか

    館シリーズは十角館しか読んだことがなく、でもその十角館の衝撃をまた味わいたいなと思い、順番ではないけど手にした本書は真相はネタバレになってしまうため書くことはできないが少なくとも私が好きな部類、ただこのような最終展開、結末はどうしても賛否両論にはなりやすい作品ではあると思う。

    私が思うこの作品の良さはシリーズものであり、そして話の中に突然出てくる「不完全な人形たち」の要素。シリーズものが故「この作品も館の中にびっくりするようないことがあるのだろう。」、そして「占星術殺人事件」を彷彿とさせる「身体の一部を切り取られた人形たち」からは思わずこれか

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    2026年08月18日
  • 人魚が逃げた

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    まず、私の中でいつの間にか人魚姫=リトルマーメイドとなり、ハッピーエンドの物語として定着していた。
    ディズニーの弊害である。

    そういえば、子供の頃に絵本で読んだときには泡になった気がする…カニが「♪キスして」とかハッピーに歌ってなくて、もっと切ない感じだった気がする!とそのときの気持ちがよみがえってきた。
    それだけで、読んでよかった一冊だった。

    ストーリーはこの作家さんらしく、安定の軽く読めるちょっといい話という感じで、今回も大満足。
    特に4章『夢は静か』が好みだったな。

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    2026年08月18日
  • わが家は祇園の拝み屋さん4 椿の花が落ちるころ

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    ネタバレ

    さらに、主人公が成長した!
    ついにこの世界で生きると
    覚悟を決めた感じ。

    対決した、彼の過去も
    悲しかったなあ。
    でも、その後、
    仲良しこよしになってるし。

    力をちゃんと手に入れて
    こらから、どう使うか?
    といったところ。

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    2026年08月18日
  • わが家は祇園の拝み屋さん3 秘密の調べと狐の金平糖

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    面白かった❣️
    京都寺町三条のホームズのファンで
    だいたい読み終わったので、ファンタジーとか霊っぽいのはあまり好きじゃないけど、同じ作者さんだし、京都だし、読み始めたのだが。3巻で、主人公が成長したね!出てくるキャラがみんな、魅力的だし、とても楽しいシリーズです。次に進みます。

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    2026年08月18日
  • ありか

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    ネタバレ

    ひかりが終始まぶしくてかわいくて愛おしかった。
    毒親の話とか、自分の昔と重ねながら子育てしているところや、途中、子どもの全身麻酔から入院のシーンなんかも娘と重なり泣いた。母が強くなっていくところは読んでいてスカっとした。
    『いい人間に育てるのが正解なのか、楽しい子ども時代を送らせてやるのが正解なのか』ーーというところが脳裏に焼き付いた。極端だけど、親が適当で放任で子どもがしっかりするパターン、親が甘やかしすぎて子どもは遊んでばかりのパターン、どっちが正解なんだろうね…。前者は、親の顔色伺ってどう言えば怒られないかな、嬉しそうな顔するかな?と思いながらしっかりさせるのは違うと思うし、後者もなんで

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    2026年08月18日
  • 俳優のノート

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    凄い本だ。
    学園祭でもいいから「リア王」を演じるつもりで松岡和子訳の『リア王』を読んでから読めば素晴らしい体験になると思う。

    役者の読みの深さ。
    読み方の一つではあるけれど素晴らしい実例がここにある。
    役者じゃなくても、このダイブは深い。
    作品とこんな風に深く向き合うことはなかなかないし、良い実例にもお目にかかりにくい、
    演じる以上好き勝手には限界がある。
    原作にある程度誠実に向き合った上での演出やら演技。
    ジェイクスピアは亡くなってるので正解は考えるしかない。
    この劇の原作者が生きてるか死んでるも大きい。
    生前のつかこうへい舞台とはまた違う。
    とにかく二冊の本を揃えることで得難い体験が出来

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    2026年08月18日
  • 肩ごしの恋人

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    エンタメ小説的な面白さがあって、軽く読み進めることができた。
    女性として言葉にはしづらい欲望を、るり子が言葉にしてくれてスッキリした感じがあった。
    女としての幸せってなんだろうな、ってぼんやり考えたり。

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    2026年08月18日
  • 六人部屋の十三年間

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    なんの共通点もない人たちと、いきなり共同生活が始まる、それが「入院」

    病院でのちょっとしたエピソードを小耳にはさむことはあるが、この本はその「集大成」レベルである。
    若い時に発病し、さまざまな「人」、患者、その家族、医師、看護師、見舞客などを見てきて、考えさせられた著者は、さながら「病院哲学」を極めた人のように思える。
    その中でたどり着いた答えは、「人はもともと不平等なのが当たり前なのだ」ということ。
    自分の人生や境遇を人のそれと比べないこと。
    何かを話すときに「〜と比べて」という余計な一言を付け加えないこと。
    と言っても難しい本ではなく、入った人でなければ分からない長期入院の実情がとても興

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    2026年08月18日
  • 手のひらの京(新潮文庫)

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    京都で過ごしている人、京都から離れた人。どんな年代でも、「京都での大学時代」は共通言語のようなところがある。

    私たちはいつも四条に出かけ、河原町で楽しみ、鴨川に助けられてる。時に行く寺社仏閣の歴史には驚かされるし、四季折々に見せる都の姿は言葉を失う美しさ。
    これが京都かと圧倒される。

    ・大企業に勤めながらのんびり過ごしていたが、
     結婚に焦る長女。
    ・入社した会社で恋愛のいざこざに悩む次女。
    ・理系の大学院に進学し京都を出たい想いで
     東京就職を目指す三女。

    誰もが持つ悩みと、京都での最高な日々と、美しい街と…とっても共感できる、大切な時間が詰まっている!
    私が京都を離れてから読んだらき

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    2026年08月18日
  • 燃えよ剣

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ。たぶん20年ぶりくらい。
    土方歳三を思い浮かべる時、大河ドラマ『新選組!』の山本耕史さんの顔が出てきてしまうけど、『燃えよ剣』も映画となり岡田准一さんが演じたと知って、そちらも見てみたいと思った。

    解説の方が書いていたように最初のところで、土方に嫌な印象を持ってしまうが、やはり筋は通った人というところには憧れる。今日で土方が通ればみな道を開けたという怖い姿と、お雪の前での姿、私は史実を知らないが、人間らしさ(他人から見れば訳のわからなさ)がいいんだなと思う。

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    2026年08月18日
  • すべてが円くなるように

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    フェルメールの真珠の耳飾りの女は実は本場オランダの美術館で見たことがある。
    小さい絵だがすごく存在感があった。部屋にそこだけ光が灯っているような。
    真珠には不思議な力があるな〜、もう少し勉強したい。

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    2026年08月18日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    今までありそうで無かったSFものとして、楽しく読ませてもらいました。続きが気になって最後まですぐに読み終えてしまった。

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    2026年08月18日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を先に見たものの、その話とはまた違っている部分が多く、心情や状況も描かれていることから、とても良かった。
    喜久雄について、映画同様、歌舞伎に対する一身の努力、本人の努力に関わらず評価や舞台の有無が左右される環境には、羨望や不憫だと思う気持ちがあった。
    しかし一方で、俊ぼん春江家族や、市駒綾乃家族を大切にしている様子がよく描かれてて、愛のある人だと思うとさらにすきになった。

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    2026年08月18日
  • 同じ星の下に

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    ラストはなんとなく予想の範囲内だったが優しい誘拐犯と親の謎が気になり最後までペースが落ちず一気読み!感動もありつつ読後感も良し。

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    2026年08月18日
  • 婚活1000本ノック(新潮文庫)

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    感動したー!あったかい気持ちで本を閉じた!
    リズミカルな文体とユーモアで、
    笑い系かと思いきや、いやいやどうして、とても深い!

    主人公であり作者の南綾子さんが
    婚活と失敗を繰り返す。見守るのは、
    南さんをヤリ逃げし、他の女に刺されて死んだ山田。

    この山田のセリフが
    ズバリ確信をつき、南さんも自分を知ることになり、
    幸せとは?結婚とは?自分のなりたい姿は?
    パートナーとは?答えを見つけていく。

    この、南さん。とにかく口が悪い。ニックネームの付け方が絶妙で笑ってしまう。あれ?なんか私と似てるかも?親近感。

    ドラマは見ていないけど、小説の方は、
    軽いだけじゃない、全婚活者に読んでほしい。

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    2026年08月18日
  • 放課後ミステリクラブ 2雪のミステリーサークル事件

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    知念実希人先生による児童書ミステリ第二弾。

    今回も散りばめられた伏線を回収し、校庭に突如現れた雪のミステリー・サークルの謎を解く。

    小学生の授業をきちんと覚えていれば解けるらしいのですが、私、解けませんでした!!(笑)

    いや、解決編を読むとね、そんな事!?ってとても簡単な話で、大人向けミステリでは使われないようなネタなんですが、それが児童書になると科学ミステリみたいになる。

    相変わらず知念先生すごいです!

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    2026年08月18日
  • 氷壁

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    全身全霊でかける想い、登り切る感動もあれば、予測できない自然の猛威や誤った判断による失敗などもあり…
    山という危険な場所に挑む者たちの現実離れした経験が、山の恐ろしさと神秘を物語る。

    この本は山へ向かう者が、山の下の世界で悶え、
    また己と闘うために山ヘ戻るような様子を描いていた。

    前から井上靖の文章は詩的であると思っていたけど、彼は詩を勉強し、それを土台に文学を作っている。彼の文章は詩を連ね、間を小説的に埋めたものだと捉える。

    全体的に静かな狂気を感じる、一本の映画みたいだった。地獄の黙示録の"The End"を聞く感じ。
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    純粋な自然に比較して人間世界の鬱

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    2026年08月18日
  • 泣くな研修医

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    本当に文字を書くのが上手いな〜読みやすいな〜というのが一言。言葉がつっかえずに入ってくるので本の中身に集中できる。

    心を突き動かされたというよりはシンプルに好きな話。医療の世界は人の命を扱うからこそ自分の感情までもが入りやすい場所で、医者としての正論、医療現場としての判断と人としての思いが交差する難しい場所だと思う。
    そういう葛藤をうまく表現していて読みやすかったし、こちらも一喜一憂させられるようだった

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    2026年08月18日
  • ちろぴの冒険ダイアリー ふたりではじめてのお留守番をした結果!?

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    ちろぴのがはじめて小説になったよ?
    みんな、こんちゃー!! ちろるです!
    いつも相棒のぴのさんといっしょに
    マインクラフトで楽しくあそんでるんだ。
    ちろるとぴの、ふたりあわせて『ちろぴの』だよ!!
    お留守番を頼まれたけど、不審者が侵入してきたり⁉
    ひみつ基地を作って、どっちが面白いか競争したり‼
    さらわれてしまったぴのさんを、救出したり⁉
    短いお話が3つも読めるよ! はじめての小説にもぴったり★

    こんな人にオススメ( ◠‿◠ )/

    ☆「ちろぴの」が好きな人
    ☆「Minecraft」が好きな人

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    2026年08月18日