ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    初めて読みました。6つの星で出会った人々。7番目に訪れた地球にはたくさんの人々が。「いちばんたいせつなことは、目に見えない」かなり深い物語なんですね。子供のころに読むより大人になって読んだほうが感じることが多いかも。きつねの話、薔薇の話が良かったですね。最後が胸が締め付けられるような寂しさでした。これは死ぬまでに何回も読んでみないといけない本ですね。

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    2025年11月23日
  • アドニスの声が聞こえる

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    ネタバレ

    良かった。
    ところどころにはさまれた、「おまえはグルメか」 「Aで始まる言葉なんて無数にあるのに、よりによだて、どうしてゴリラの名前なんか選んだ」ユーモアのある表現が好き。
    ミセスFが、グライス校長にジョーゼフのことをはっきり言い切るところはウルッときた。
    アドニスのところもよかった。
    色々刺さるところありだった。

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    2025年11月23日
  • 氷の轍

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    面白かった。釧路を含め北海道を舞台にしたミステリー第2作目。

    シンジツ一人は堪へガタシ

    自分にも染みる。

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    2025年11月23日
  • 前の家族

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    ネタバレ

    たぶん、こうなるんだろうな…みたいな予感がありつつ、いろんな展開を予想しながら読んでしまいました。
    まさかの…藍さんはなぜそんなに懐柔されてしまったのか。小林家の一員のように思い始めてしまうところも、かなりホラー。
    マンションに小林家がいるだろうな、みたいなラストは予想していましたが、藍さんが帰宅した時に小林家4人でリフォームされていないお風呂に入っている…みたいなラストを予想してまして。

    引越しした時は、ろくに掃除もせずに出ていったくせにね。
    いやぁ、好き好きは分かれそうですが、私は好きな作品です。

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    2025年11月23日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    家族を殺されたお下げ髪の少女がスナイパーとして育てられ、戦場に赴き駆け抜ける。
    そのような物語ではあるが、その道のりはあまりに過酷。
    スナイパー同期生や戦友の死、またかつての故郷の友人を自ら…。
    最後に少し救いはあるが、戦場を舞台とした物語はやはり重いと感じました。
    しかし小説としてはとても優れている、本屋大賞にふさわしい名作と思います。

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    2025年11月23日
  • あられもない祈り

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    心だけでなく身体まで痛み出す。ただ浮気しているだけの風景が、なぜか名場面に見え出したり。逃げる私が逃げるあなたを追う物語。お互い向き合わずに逃げてしまうから分かりあえない。人は持っていないものを、補いながら恋愛をするが、これは真逆の恋愛。一度目読んだ時は不倫当事者の燃える気持ちで読めたが、二度目は過去を悔いるような気持ちで読めた。是非ニ回読んでほしい作品。一度目と二度目で感じ方が違う作品。

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    2025年11月23日
  • 斜陽 アニメカバー版

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    本当に本当に面白かったです。
    生きるとはなにか、死ぬとはなにか、思想とは、恋愛とは……
    考えさせられると同時に気味が悪く、とても面白く、とても奇妙な本でした。
    場面の移り変わりも驚かされてばかりで、思わず声が出てしまう場面も多かったです。

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    2025年11月23日
  • ミッドナイト・ライブラリー

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    ネタバレ

    半分哲学の本ですが、反哲学のお話でもある。
    自分は哲学にも疎いのでとても勉強になる面白い一冊だった。
    真面目に向き合った上に得られる思考でノーラの環境は何も変わらないが、視点を変える強さを手に入れた。

    自分がこれまでにもたらせた選択の結果に目を向け、今得られた全てを持って全力で生きたいと思った。

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    2025年11月23日
  • 遊園地ぐるぐるめ

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    ピエロが最高!最後は笑顔で「ぐるぐるめ」からさようなら。
    ホロっとさせられ、やっぱ青山さんの話は好きだなー。
    田中さんの遊園地も最高です。

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    2025年11月23日
  • ハサミ男

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    ネタバレ

    最後で主語が分からなくなった。
    今話しているのは誰だ?と問いながら
    読み進めていく感覚が面白く、
    終盤は一気に読めてしまった。

    小説の中の言葉も良かった。
    事実を掴むことが大切、
    異常者の心理なんかどうでもいい、
    外見的特徴を掴むことが大切。
    勘や経験は、
    いかにすばやく事実をつかむかという
    道案内の役目しかしてくれない。

    心理や内面に惑わされがちだけど、
    事実を事実と認識することで
    見え方は変わってくる。
    言葉に惑わされてはいけない。

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    2025年11月23日
  • 白夜行

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    亮司と雪穂は、決して交わらない影と光のような存在だと思う。
    その関係が、愛とも依存とも言えない独特の空気を作っていて、読んでいて異様な静けさを感じた。
    読後は心がずしっと重くなるが、この関係性が切なくもあり、怖くもあり、妙に美しいと思う。

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    2025年11月23日
  • 蛍たちの祈り

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    辛い話の連続だけど、読み終わった後、温かい気持ちになった。血の繋がりだけじゃない繋がりに救われた。
    正道には幸せになってほしいな。

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    2025年11月23日
  • リバー 上

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    上下巻というだけで読むのを躊躇していました。
    あらすじだけでも面白い。
    登場人物が多くてこれは難儀するかと思いきや
    一気に引き込まれました。
    これから下巻読みます。

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    2025年11月23日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    知的障害者のチャーリイ・ゴードンのお話。
    物語は心理学者のニーマー教授やストラウス博士宛ての「経過報告」という形式で、チャーリイの一人称語りで進んでいく。

    チャーリイの始めの経過報告は漢字もほとんど使えず、句読点も十分に使えず、数少ない使える漢字も間違っていたり、「は」と「わ」の区別や「っ」も書けなかったり、彼が大人の年齢だけど幼稚園生くらいの知能しか持っていないことがわかる。原文もどう書かれているのか気になるが、翻訳者もよく翻訳したなと思った。あとがきを読んだら、著者も翻訳者も書くにあたって同じ工夫をしたらしい。

    チャーリイは実験動物のように、研究の被験者として知能を高める手術受ける。そ

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    2025年11月23日
  • レーエンデ国物語 月と太陽

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    「生まれた瞬間から最後の息を引き取るまで、俺達の人生は俺達のものだ。命も矜持も魂も、すべて俺達自身のものだ!」

    ・辛くてたくさん泣いたけれど、とっても良かった。
    ・シモンが好きすぎた。

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    2025年11月23日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    結論、うまく騙された。
    親切心に惑わされてはいけない。
    作者は騙す気しかないのだ。


    星が降る山荘のコテージを再興するべく集められた癖のある人々。
    スターウォッチーにUFO研究会、恋愛小説作家など。
    そんな山荘で殺人が起きる。
    雪崩により下界とは隔離される。
    そんな王道クローズドサークル系の作品。
    のはずだった。

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    2025年11月23日
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)

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    妻と別離する喪失感から始まるあたり、相変わらずの「村上春樹ワールド」で、「待ってましたこの展開!」となるか、「やれやれまたこの展開かよ...」となるかは、読み手に委ねられそう。だいぶ後期作にはなるので、後者の人が増えている印象がある?

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    2025年11月23日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    ノーベル賞を取る天才も当然ながら人間だ。天才じゃないとノーベル賞は取れないけれど、天才だからと言って、必ずしもモラルや道徳面でも聖人君子というわけじゃない。ノーベル賞を取るには運も必要で、科学者として大成功とも言える人生にも苦悩があるのだなとしみじみ思った。
    ノーベル賞受賞者が専門外のことについて誤った方向に進むことをノーベル病と呼んでいるが、ノーベル賞を取るほどの人は専門という概念はなく、自分の興味のあることを研究し続けてしまうものなのかもしれない。それがノーベル賞を取った分野と同じように成功するとは限らないということなのだろう。
    大昔のギリシャなんかの哲学者は自分の専門という概念はなく、森

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    2025年11月23日
  • 哀を飲む

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    愛を失った時、自分は愛される存在ではないと知った時、色々な愛が自分の手からこぼれ落ちた時の哀しみ。
    それ私の舌を通って喉を通り私の中を巡る。私の中を通ってゆっくりと時間をかけて排出される。どんな哀も、私の中にとどまり続けることは無い。
    だから、今だけは哀しみを美味しく召し上がれ。

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    2025年11月23日
  • クロエとオオエ

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    面白かったです!
    テンポがよく読みやすい。
    お仕事と恋愛のバランスが
    ほどよい甘さで丁度良いと感じました。
    ジュエリーに興味を持ちますね。

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    2025年11月23日