ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    * 万葉集=奈良時代中心の古い歌集
    * 百人一首=DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム

    13世紀前半、DJ藤原定家が歴代名歌人から一首ずつ選んだベストアルバム百人一首の原文、訳文、解説面白かった。後世の俳句、浮世絵、落語に影響を与えただけある。

    百人一首の紫式部の歌の解説読んで思ったんだけど、紫式部も本当はレズビアンだったんじゃないかな?男との恋愛より女友達をまるで恋人かのように歌った和歌があるらしい。だって源氏物語与謝野訳読んだけど、あれだけ魅力的な女ばかり出てくるし、女にしか目がいってない感じがするから。

    紀貫之ってネカマだったらしい

    「普通に読めば、これは貧し

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    2026年05月10日
  • もういちど生まれる

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    ネタバレ

    久しぶりに結構いいなと思った本
    すごく痺れたし、いま読めて良かった
    また読み返したいと思う
    淡くて暗くて儚い時代の物語たちなのに、
    もう大人に入ってきてしまった自分にもすごく刺さる
    いつまでも淡くて大切なものを、わすれたくないと思った
    自分だけの感情と向き合うこと、人には人の黒さや美しさがあること
    すべて、こぼしたくないね
    そんななかで混ざりあって、溶けて、こぼれていくものもあるけど、大丈夫だよって
    自分にも他人にも言いたい

    最後のお話でたくさん泣けた
    仕事や日常で、生きるために苦手なことを頑張っている自分をえらいと抱きしめてみたくなった
    きらきらを夢みても、たくさん考えていても、今はできな

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    2026年05月10日
  • 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

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    今の私の中では1番刺さったといえる本。
    社会にはいろんな人がいる。そんなことがよくわかる話。人生に迷った時はこの本を思い出したい。
    また、たくさんの本の紹介もあるので、何かしら気になる本が見つかると思います。
    (以下ネタバレあり)


    私に響いたフレーズは次の3つ。

    「『仕事』と『お金』と『好きなところ』の関係性については誰もが悩み、それぞれの答えを持って行動しているのだと思う。」
    →この悩みは多くの人が抱えているものだ。私もその1人だが、改めて悩んでいるのは私だけじゃないと気づけ、心が軽くなった。

    「このドレスを自分が着ることがなくても、そうやって誰かが『あなたはこのドレスが似合うような

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    2026年05月10日
  • ひまわり

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    500ページ弱の小説で毎晩楽しみに読んだ。
    難点は内容に惹き込まれて、眠気がとんで数日間、寝不足になったこと。
    頸髄損傷、四肢麻痺を負いながら、音声認識ソフトを使って司法試験を突破した菅原崇弁護士のエピソードを参考に、弁護士でもある著者によって執筆された。

    事故で毎日が激変し、入院生活が続くなか、入院後はじめて外出し、美容院に行き、プレゼントされたリップグロスをぬった主人公が、私は綺麗だった、と実感する場面が泣けた。

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    2026年05月10日
  • 蜜の残り

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    どれが一つくらい当てはまる気持ちが書かれているんじゃないかな、と感じるほど奥底のずるさ、もどかしさなどに心の中の振り幅が大きくなる。思い出せるような忘れたいような、でも大切な気持ち。それでも生きていく。不倫でも叔父でも、正しさと好きな気持ちは比例しない。短いけどいい作品、読んでよかった。私も味わってみたい。

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    2026年05月10日
  • 記銘師ディンの事件録 木に殺された男

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    とても読みやすくぐいぐいと世界観に引き込まれてしまい、読み進める手を止めることが難しかった。
    いろいろな細かい設定に、伏線回収等満足できる点が多く自分としては当たりだなぁと思えました。
    続編あるのかな?あればぜひ読みたいし、なければ是非とも書いてほしいなと思いました。

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    2026年05月10日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

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    アルコール依存をテーマにしながらも、軽妙でユーモラスな語り口によって物語へ引き込まれるアル中小説。冒頭からテンポの良い会話が続き、どこか可笑しみを含んだ世界観の中で読み進めることになる。
    一方で、随所に鋭さや繊細さを感じさせる感情の描写もあり、単なる滑稽さではなく、人間の弱さや揺らぎが丁寧に掬い取られている点が印象的だった。
    作者自身の経験を背景にしながら、重い題材をここまで軽やかに、かつ深みを持って描き切っている点に手腕を感じる一冊だった。

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    2026年05月10日
  • クライマーズ・ハイ

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    ネタバレ

    下りるために登るんさ ーー。

    群馬県・御巣鷹山で起きた日航ジャンボ機の墜落事故に、地元新聞・北関の全権デスクとして奮闘した悠木と、
    十七年後、険峻な岩場・衝立岩に挑む悠木。
    それぞれの時間軸の悠木の闘いを通して、このフレーズの意味を考えさせられる。

    「長野であってくれ」と思ってしまうような、「もらい事故」。
    日航の全権デスクとして、記者たちに現場を踏ませて記事を書かせてそれを載せる。繰り返される7日間の中で、悠木が求め貫いた矜持に触れたような気持ちになった。
    第一報としての現場雑観、スクープ。載せるために、過去の大久保連赤をしがむ上席らと闘う悠木の言葉が心に残った。
    「俺は『新聞』を作りた

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    2026年05月10日
  • シリアの家族

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    ネタバレ

    【シリアの家族】 小松 由佳 著

     これはもう…壮絶。本年上半期の暫定第1位、文句なしのノンフィクション賞です。

     写真家の著者がシリア人と知り合い結婚。シリア難民が国外に出ようとする惨状や英国に渡るまでの壮絶なルポ(この難民たちはボートが転覆して全員死亡)、アサド政権とこれを支援するロシア軍と反政府軍との戦闘、加えてISとの戦闘、反政府軍によるアサド政権の崩壊とその後のイラン・ヒズボラ対イスラエル戦争によるイスラエルからの空爆。これらを著者自身が肌で感じたことや、シリア親族・市民の動き、経済などを克明に描いて、全巻ハラハラ・ドキドキの連続です。国際政治に翻弄される国の姿や、『夜と霧』『エ

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    2026年05月10日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    近代文学専門の古書店
    国語の授業でしか読んだことのない
    このジャンルに興味をいだいたので
    少しずつ読んでみるつもり

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    2026年05月10日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    喜怒哀楽がありつつも、下手くそでも
    "一緒に生きる"努力を怠らない。

    子どもにイライラしてしまったり、時にはダメなことはダメ!と言わなきゃ行けない役回りだったりするけど、"一緒に生きる"のが親にできる唯一のことなんじゃないかなぁ
    素敵なタイトル。

    東さんが、子育て真っ最中だった自分にかけてあげたかったという言葉たち、たくさーん。
    私は本当の育児の大変さに足を踏み入れてない。
    余裕を持って子育てに向き合えている今だからこそ、本を読む余裕がなくなった時のために「言葉の貯金」をしておきたい。

    育児はグラデーションの日々だなぁと思う。
    数ヶ月前と比べると、

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    2026年05月10日
  • 近畿地方のある場所について

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    オーディブルにて。
    オーディブルで聴くの怖すぎる
    気持ち悪くて怖い具合、すごい良かった
    たくさん語り手がいる系が好きなのかもしれない

    映画は微妙です

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    2026年05月10日
  • その本はまだルリユールされていない

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    本が好きな人なら心躍る物語!

    小さい頃から本が好きって言う人は、絶対にこの場所に住みたいと思うはず。本を製本するルリユール工房だけじゃない。古本カフェのトーカ館、様々な青色の文房具を売ってる文具店…行きたくなるでしょ?

    住んでみたくなる場所があることは勿論魅力的。だけど、私が一番この本で惹かれたのは製本時の音や匂い。新品の紙の匂い、ドスン、カンカン。全てが文字から立体的に伝わってくるようで、ダンスを踊っているようで楽しい。

    主人公のまふみと由良子の2人の成長を追いながら、
    紙の本の良さをここで感じとってほしい!


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    2026年05月10日
  • イクサガミ 神

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    蠱毒というゲームの設定、フィクションとノンフィクションの融合、登場人物のキャラクラーや生い立ちから人生で遭遇する他者との関係、各流派の誕生から因縁まで、細部までこだわって物語が描かれている壮大なストーリー。最終的に生き残った登場人物こそ人として備わっていなければならない大切なものとは何かを教示してくれているように思った。

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    2026年05月10日
  • 湖底のまつり

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    いやもう…キレイに騙されました。

    冒頭の一章は、ずっと夢の中を漂っているような不思議な読書体験で、「これは現実?幻想?」と足元がふわふわする感じ。何が起きているのか掴めないまま読み進めていたら、二章から一気に景色が変わり、山奥の“水没を控えた村”という舞台が立ち上がってきます。そこから物語は想像していた方向とはまったく違う方へ転がり始め、章ごとに視点が変わることで少しずつ謎が形を帯びていくのが本当に面白かった。

    解説で「騙し絵の世界」と書かれていましたが、まさにその通りで、誰が主人公なのかすら揺らぐような独特の読後感がずっと続きます。
    ラストについては…どうか平穏な幸せを、と願わずにはいら

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    2026年05月10日
  • 隣人の愛を知れ

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    ネタバレ

    不倫している人、されている人等、いろんな立場の6人の女性を中心に物語が進んでいきます。
    人間関係がちょっとずつ繋がっていて、最後まで繋がったときは怖くて「ヒィ〜」と声が出そうになりました(笑)。修羅場すぎる。
    やっぱり不倫はダメですね。やるなら絶対バレないようにするのがマナー。あと避妊しよう。
    登場する男性陣はクズばっか。直人が一番ヤバい。他人のお墓を実家のものと偽るなんて怖すぎる。関戸もポンコツ。
    淳哉は父親としての責任を最低限果たしている点で一番マシかな。
    色々書きましたが(笑)、女性の弱さ、強さがしっかり描かれていて読み応えがありました。面白かった!

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    2026年05月10日
  • かがみの孤城 下

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    苦しい経験から行動することを恐れていたこころが、皆のことを理解しようと少しづつ自分から行動していく成長がみられ、今子育て中の自分として親の立場的に見て嬉しかった。

    アキの単独行動で皆が巻き込まれる形で大きく状況が変わり、最終的にこころがみんなの心に触れてそれぞれの心の痛みを抱えながら勇敢に立ち向かう様は素晴らしいと思った。

    最終的な伏線回収でアキの人生が救われていて、そのアキに皆が救われるという構造が綺麗にまとまっていて良かった。

    この本は読書会の課題本として読んで、この作者の本も初めて読んだが心情の表し方が素晴らしくて泣きそうになりながら読んだ。

    人の心の機微な部分を書くのが上手だと

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    2026年05月10日
  • P+D BOOKS 時空道中膝栗毛

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    新聞連載だったため、短い章立てになっていて読みやすい。例によって薀蓄満載だが、戯作を意識した文体で楽しく読める。恐らく連載機関が決まっていて、構想半ばまでしか到達できなかったのだろうが、気にならず。

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    2026年05月10日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    まるで3分くらいのPVを見ているかのようでした。

    角田光代さん、有名どころを数冊しか読んだことがないのですが…!!表現が素敵

    「ビール缶が困ったみたいにびっしり水滴をまとっている」
    「笑う口にしか見えない月」
    「河を渡ってしまった」
    「炭酸のように笑いがあふれてくる、、」
    もちろん文脈に馴染んでいるからこそいいんです。
    しかし、こうやって引っ張り出してもいいなぁ。

    帯文の「あなたの人生を変える」という部分に惹かれ、
    読み終わった後どうなるんだろうと思いながら読む。
    誇張ではなく、見える景色が変わったような気がする。
    でもこの本を忘れたらすぐに元に戻ってしまいそうで、
    大切な記憶として明日

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    2026年05月10日
  • これがそうなのか

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    無機物に動詞をつける感じがとてもいい。
    いきなり、ただの単語がゆるキャラみたいに見えるからおもしろい。
    明朝体が立ったり、歩いたりしている。

    普段言いたいと思っていることが大切に、大切に書いてあって感動の意味で泣ける。
    「そういうものだから」で片付けちゃうこと、多すぎるね?

    永井さんが「これがそうなのか」と思ったことを読んでいるうちに、自分なりのこれがそうなのかに出会う。
    哲学は、あーでもない、こーでもないと話しながら
    なんとか自分の納得できる場所を見つけるってことかも。

    言葉について。
    みんなが使っていて、
    同じニュアンスで相手に伝わることが前提で、
    それがいかに奇跡なのか…
    普段使っ

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    2026年05月10日