ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録

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    新選組に関する本は結構読んでいますが、視点を変えた内容で面白く読みました。
    主人公は、伊東甲子太郎の後を追って新撰組に入隊した、監察兼柔術師範の篠原泰之進。
    近藤、土方の反対派からの視点で描かれており、近藤の影を執拗に追う篠原泰之進もまた、鬼と化してゆく。
    新撰組好きなら読んでみたい一冊だと思う。

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    2026年07月27日
  • 星を掬う

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    現実離れしているような、していないような。
    私も親の離婚を経験して、母親と疎遠になってしまったのだけれど、母が私を捨てたのか、私が母を捨てたのかなんとも言えない部分がある。
    私の人生と重なるところも重ならないところもあったけれど、自分の人生がうまくいかない時に過去の出来事や親の離婚とか厳しさ、教育のせいにしたくなる気持ちはよくわかるし心が痛かった。

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    2026年07月27日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    読み終えたあと、不思議なことに物語の筋よりも、夜の空気だけが身体のどこかに残っていた。街は現実の京都でありながら、角をひとつ曲がるたびに別の世界へ滑り込んでしまう。その曖昧さが心地よい。
    黒髪の乙女は自由に歩き続け、「先輩」はその背中を追いかける。その距離は近いようで遠く、遠いようで近い。人と人との関係というものは、結局そんなふうに少しだけ届かない場所にあるのかもしれない。
    この物語を読んでいると、人生は最短距離で進む必要なんてないのだと思えてくる。少し遠回りをし、寄り道を重ね、思いがけない誰かと出会う。その積み重ねが、いつの間にか目的地そのものになっている。
    本を閉じても、夜はまだ終わってい

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    2026年07月27日
  • 風と共に去りぬ 第1巻

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    長編小説を読み始める直前の、あの期待のこもった緊張感が好きだ。これから数か月、この本が描く世界とともに生活していくのだと思うと、まるで長い旅に出る前夜の眠れない気の高ぶりに似たわくわく感が胸を満たす。
    登場人物の来歴、信条、性格、容姿などが細かく描写されている作品はすべからく名作である——これが私の持論だが、本作はその条件を完璧に満たしていた。そして『風と共に去りぬ』第1巻を読み終えた今、やはりそれは間違っていなかったと確信した。
    主人公のスカーレット・ハラは、笑ってしまうほどわがままで高慢ちきだ。最初は「大丈夫か、この子は」と呆れながら読んでいたのだが、物語が進むにつれてその印象は一変する。

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    2026年07月27日
  • 白夜行

    名作中の名作

    この本を超える本には出会わなかった
    ありがとう、東野圭吾さん。

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    2026年07月27日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験を舞台に家族の幸せの形を描いた本。
    小6って大人が思ってるほど子供じゃないなぁと思ったし、きちんと自分の意思があって素直に尊敬した。伸び代がすごい...
    中学受験って親の関わりが大事っていうけど本当にその通りで家族の「団体戦」だと思った。

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    2026年07月27日
  • 禁忌の子

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    圧巻…!今年一の作品かもしれません。
    なんかもう凄すぎて、読み終えてすぐ山口未桜さんを調べてしまいました。
    医師として働きながら小説を執筆されていることは知っていたのですが、お子さんもいらっしゃるとは。本当に尊敬。
    「ページをめくっていただけるよう、ずっとおもしろいようにと意識して書きました」と仰られてる通り、医療用語も平易で分かりやすく、先が気になる展開で一気読み。
    影響を受けた敬愛作品として挙げられていた「十角館の殺人」「火車」「Zの悲劇」など、私も好きな作品ばかりで、こんなに面白いのも納得でした。

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    2026年07月27日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    最近町田そのこさんばっかり読んでいる自身ですが、これまた今回も胸が苦しく、けれど結局何もかも許すしかなく…救いのない人生をどうにか藻掻いて生きている人、けれど最後は最高に丸く収まる、一人の男を軸に様々な登場人物が絡み合いつつ関係性を描いている群像劇でした。
    町田さん、老若男女を描くのがとにかくうまいと思います。まるで自分と違う立場の人物であっても感情移入できてしまう「ああ、あるよね」という人間の泥臭さ。あまりの感情の幅広さに感嘆してしまいます。

    今回の物語は、血縁を下敷きに、人の人生を書いた作品だったと思いました。
    変えられない生育環境、タイミング、後悔、選択……それでも人ってそう簡単に死ね

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    2026年07月27日
  • 此の世の果ての殺人

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    もうすぐ隕石がやってきて、地球が滅亡する。
    そんな世界で発生した殺人事件に、特異な女性バディが挑む終末ミステリーでした。

    私は、SFならまだしも、ミステリー作品を読んで「この世界にいってみたい!」と思うことがこれまでありませんでした。そう思ったのは本作が初めてです。
    どうせもうすぐみんな死ぬ、という世界設定が魅力的なだけでなく、そんな状況の中で生きる人々の葛藤や信念、選択には心動かされるものがありました。
    捜査がどんどん進み登場人物が増えていく展開の良さ、荒れ果てた世界なのにため息が出るほど美しい壮観の描写は、何度でも味わいたいほど痛快でした。
    デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞した荒木あかねさ

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    2026年07月27日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    蒲生稔の狂気が細部まで描かれる中でどんどん作品に引き込まれて途中具合が悪くなりそうだが、読むのをやめられない中毒性があった。最後稔の正体を知った時は自分がまんまと騙されていたのだと感じ、それが逆に快感だった

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    2026年07月27日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    めちゃくちゃ面白かった!
    さくらももこのエッセイが元々好きなのだが、朝井リョウさんも好きだとは。
    面白いわけだ。
    続編も是非描いてください!

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    2026年07月27日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    雰囲気とか空気感とかで、帰りたくても帰れない、付き合い残業やサービス残業があって、自主セミナーとかもあって。
    みんなおかしいと思っているのに、それを口にすることが憚られる。
    そんな一世代前の(もしかしたら現代もあるのかもしれない)企業の姿を見事に表現した1冊。
    私は定時で帰って、私、定時で帰りますを読んだのであった。

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    2026年07月27日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    なんて素敵な作品に出会えたんだろう、なんて素敵な作者に出会えたんだろう、と心が震えた1冊!
    「マドンナ Madonna」という短編が特にお気に入り。少しすれ違ってしまう母子のお話で、誰にでもあるような、特別な事なんてひとつもない日常のお話。
    それなのに、、、なんでだろう、とても感動して泣いてしまった。なんだろう、、、愛って泣けてきちゃうよね。

    母からの愛っていつでも同じだけ貰っていたはずなのに、それが愛だと気づけた時にだけ一気に体全部に染み渡って、目から溢れちゃうから涙になるんだよねきっと。
    大公の聖母、また常設展に見に行きたいな。
    きっと見たら泣いちゃうな、母の愛にまた、気づいちゃって。

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    2026年07月27日
  • リラの花咲くけものみち

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    ステップファミリーで不登校、ネグレクト状態の少女が、祖母に助け出される。その状態からは考えられないけれども、努力して諦めないで、、でも逃げたりもするけれど、獣医師になるまでのストーリー。涙なくして読めません。

    人間を診る医師よりも、獣医師の方が、動物の数だけ学ぶことがあって、伴侶動物、産業動物等、飼い方?によっても考え方が違う。難しいし、奥が深いと感心しきり。そんな獣医師の世界が垣間見れたことも面白かったです。

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    2026年07月27日
  • 誘拐劇場

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    各章毎に次は?と思わせる引きがあってテンポよく読めた。
    最初の展開からオチまで見事に惹きつけられた。登場人物の思惑は少し強引だし、展開も御都合主義的な部分はあるにせよ色々と仕掛けがあって面白かった。

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    2026年07月27日
  • 教誨

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    周りに人がいないから孤独なのではなく、いるのに誰も受け入れてくれない理解してくれないからこその孤独感や閉塞感が苦しかった。
    しんどいけど読んで良かった。いろいろなことを考えるきっかけになった。

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    2026年07月27日
  • アンチ・グッドモーニング

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    不眠症の女性の話。
    暗さはなくてカラッとしていて読み心地良い。
    怪しいe ラーニング講師が良い味出してる。

    世の中になんかこういうちょっと嫌な人いるよね〜を書く人がうまい作家さんだなと思った。

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    2026年07月27日
  • 能面検事の挫折

    購入済み

    面白くないわけが無い

    不破さんが検事ということで(大阪勤務ですが)いつかやるだろうとファンの方なら思っていたはず。
    はい、やってまいりました。みんな大好き最強弁護士登場です。面白くないわけが無い。
    中山ワールド龍虎相搏つ、ゴ◯ラvsガ◯ラ、ぜひ買いましょうね。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #感動する

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    2026年07月27日
  • ハウスメイド3 最後の秘密

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    ネタバレ

    全3作本当に一気読みだった。何でこんなに読みやすくて途中でやめられないんだろう。3については合わなかったかもという点もあるにはあるのに、でもやっぱり面白かったと言わざるを得ない。早くご飯を食べて続きを読みたいなんて気持ちにさせてくれる本は、この娯楽の多い世界でそんなに多くないので。


    私たちのミリーが母になっている。結婚相手はもちろんエンツォ。人を不快にさせる天才みたいな隣人に不安を覚えつつ新居での生活を楽しもうとしている。

    ソーシャルワーカーとして働きはじめ、もうメイドとしては働いていない。だけど、今作も間違いなく、「ハウスメイド」だった。ハウスメイドに始まりハウスメイドに終わった…ぞっ

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    2026年07月27日
  • 推し、燃ゆ

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    ネタバレ

    推しがいる人、推されている人に読んでほしい作品です。
    主人公は高校生の女の子、あかり。
    学校の成績はついていけず、姉ができることもできないあかり、バイト先でもミスが多く、お客さんから赤ちゃんと呼ばれる。
    そんなあかりでも推しがいることでバイトを頑張り、学校を頑張ることができる。そんな推しが炎上、そこから徐々に崩れ始める。。

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    2026年07月27日