ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ヨモツイクサ

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    冒頭は、「シャトゥーン ヒグマの森」と似た作品なのかと思ったが、黄泉の森に存在する未知の生物が、どこかハリーポッターのアラゴグに近いように感じた。未知の生物と戦う茜の行動にハラハラドキドキさせられ、後半は一気に読みたくなるほど面白かった‼︎

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    2026年08月18日
  • 小説

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    ネタバレ

    モジャ屋敷に、夏休み中入り浸りたい。

    私はときどき、自分の家に知らない部屋がある夢を見る。どの扉も自由に開けられる。モジャ屋敷にも同じわくわくを感じた。一冊開くたび、自分の知らなかった物語を浴びられる。

    小学六年生の内海集司と外崎真は、屋敷で本を読み、自分たちでも物語を書く。外崎の小説は評価され、内海は才能の差に打ちのめされる。やがて内海は「自分は書かない」と言い切る。

    ここは正直、あまり共感できなかった。内海の気持ちが高揚する場面で、地の文は驚くほど饒舌になる。私には書きたい欲求が溢れているように読めた。自分なら、才能の差に打ちのめされても書きまくる。

    作中の「意味とは外から見えない

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    2026年08月18日
  • 古都(新潮文庫)

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    初めて読む川端康成の文章。日本に生まれてよかったと思った。日本人の感性、そしてその表現の仕方は、この国が誇るべきものなのだろう。

    数学者の藤原正彦さんが、人は感動をするために生きている、とエッセイに書いていた。日本人は自然や日常から感動を見出す力が長けている。

    わたしの中で繋がった!

    小さな感動を日頃から積み重ねていたら、幸せに生きられるだろうな、と。
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    この小説の舞台は古き都、京都。歴史が刻まれる建築物や四季折々植物が見せる姿が、読むだけでありありと浮かんでくる。
    そして実際にその場所へ向かうことができるという環境…感謝。なんて美しい場所で過ごしているのか…
    京都に来て早3年。や

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    2026年08月18日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    下巻(花道編)も失速せずずっと面白くてすごい!全てを読んで思うのは、春江と彰子がいい女すぎる!春江は俊ぼうを10年間養い、子供を失って心が壊れて薬に溺れた彼の世話もして、同じく薬に溺れた思春期の綾乃(喜久雄の娘)の面倒も見て、時にはプライドも捨てて(テレビ出演)家を守った。彰子も、喜久雄が自分と結婚したのは自分の家目当てと分かりつつ喜久雄を支え続けた。
    あと、喜久雄と生駒、喜久雄と綾乃の関係良好そうでなんか良かった。
    足を失って、リハビリしてやっとという時にもう一方の足も失うと分かった俊ぼうが荒れるシーン辛かった。
    もう1回映画みたい!

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    2026年08月18日
  • 金の角持つ子どもたち

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    清々しい読み応えだった。百田尚樹の夏の騎士に並ぶ作品。小学生の頑張るこどもたちがテーマ。

    筋の通ったお母さん、塾の先生も魅力的だった。
    こんな生き方がしてみたいと思わせる。

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    2026年08月18日
  • 豊臣兄弟 天下を獲った処世術

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    今の時代にも活用できる処世術を学べました。
    スピードの大切さ、経済的な考え方、そして
    人を巻き込むさまざまな方法、これらがあってこその天下取りだったのだなとわかりました。また、兄弟で成し遂げたことも理解できました。

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    2026年08月18日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    1年前に映画を見て面白かったので本も読んでみた。めっちゃくちゃ面白かった〜!!!
    当たり前だけど映画よりも情報量が多くて、人物への印象が少し変わった。映画では影の薄かった徳次はずっと側で喜久雄を支えてたんだなぁとか。あと、映画では俊ぼう失踪は春江が連れ出した様な印象を受けた(劇場のシーン)けど、本を読むとその印象が薄れた(アパートの場面)。
    映画では描かれてなかった、喜久雄が映画に出る時に虐められる描写、感情移入しちゃってきつかった。

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    2026年08月18日
  • 夏空に、きみと見た夢

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    情景描写が綺麗で、言葉も人物も何もかも美しい。
    天也が出てくる場面は特に涼しくて穏やかな風が吹いていた。
    聡明な人が紡ぐ言葉は暖かくて切ない。そんな人に私もなりたい。

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    2026年08月18日
  • 恋と禁忌の述語論理

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    面白い!!既に解決された事件の正誤を確かめる、という作品の構成自体が数学の証明じみていて、ゲーム的で面白かった。終わり方も非常に良かった。そして何より硯さんのキャラクターがとても良かった。私も硯さんと勉強がしたい。

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    2026年08月18日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    個人的に今、おじ×若い女の子がキてるので読んでみた
    ちょうど読んでる今のこの時期が作中と重なっていたので時間の流れをリアルに感じながら読めた
    全さんにやっと手が届いたと思ったら消えてしまって…はかないよ~
    全さんはこんな男にハマってはダメだ、の典型的な男だけどこれは沼る
    飲食店でのご飯の味、匂い、ビールの喉越しのよさ、また私自身も山形に住んでいたことがあるので山形旅行の景色も鮮明に感じられた
    だから虚無感が半端ない、思い出のひとつひとつが胸を締め付けてくるから。
    全さんの肌の感触とか薬を飲む様子とか、じわじわと死を感じて、苦しくなる。
    私もこんな恋愛したいけど、多分一生引きずって立ち直れないな

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    2026年08月18日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    めちゃくちゃ面白かった!
    人間の黒い部分に気付かされたというか、誰でもダメだと分かっていても復讐したい気持ちやムカつく人が酷い目にあってしまえ!と思う気持ちがあること。その気持ちを持つこと自体が悪ではなく、行動に移してしまうことが悪なんだと。思いとどまることができるのが人間なんだと、そういう風に描かれていたように思う。
    映画もみたけど原作に忠実で映像ならではの面白さがあってとても良かった!
    読みながら自分にはこんなに黒い感情はないなと思う部分や、大切な人が酷い目にあったら復讐したい気持ちは分かる。と思う部分もあり、自分の気持ちと照らし合わせながら読むのが楽しかった。
    スズキタゴサクに翻弄された

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    2026年08月18日
  • 談話室米澤

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    ミステリ小説家である米澤穂信の随筆集。なんとまあ素晴らしい小品の数々。米澤さんの小説にこれほど惹かれるのは、物語の面白さだけではなく、彼の人の優しくおおらかで、時にユーモアがあり、知への探究を怠らない人間性、精神性に惹かれるからなのだろうと考えた。

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    2026年08月18日
  • だからダスティンは死んだ

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    ピーター・スワンソンのミステリ、4作目。
    それぞれ独立した話ですが、作者の切れ味は共通。
    この作品が一番、面白かった!

    版画家のヘンリエッタ(ヘン)と夫のロイドが引っ越してきたのは、ボストン郊外のテラスハウスが並ぶ優雅な住宅街。
    ご近所の顔合わせパーティーで、隣家の夫婦と知り合います。
    マシューとマイラは仲がいい夫婦だが、マイラは見るからにあたたかく、マシューはちょっと変わっていた。
    ヘンは、たまたま興味を持っていた過去の事件に関連する品を、隣家の書斎で見つけてしまう。
    それは、ダスティンという若者が殺された事件で、犯人が持ち去ったとされる証拠品…

    本当に、犯人なのか?
    マシューの方も探り

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    2026年08月18日
  • そして、バトンは渡された

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    最初の主人公のセリフがすき。それに全ての人があたたかくて、血が繋がってるとかよりもその子をどれだけ考えてきたかが大事なんだろうな。人はひとりじゃなくて、色んな人の思いがあってその子は育ってるんだと思った

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    2026年08月18日
  • しずく

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    ネタバレ

    初西加奈子
    良かった〜
    短編が6個入ってる、
    ほとんどの作品で泣いた、全部好きだった
    最後の解説を読んで、文章が真っ直ぐで素直だからじーんときていたんだなと思った
    人間関係の部分で、殆どの作品がはっきりと解決することはなく、それが当たり前だけどもどこかに希望を感じられる終わり方で、寂しいながらもなんとか生きていける、という気がした

    歳、種族、境遇はバラバラな女2人が各作品にでてくる

    1番『木蓮』が好きだった(ほかも全部よかったけど、これが一番コミカルでえーんってならない)

    綺麗に繕わない文章が愉快
    最後は仲良くなれててかわいい

    「子供というのは、大人には想像もつかないような残虐性が

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    2026年08月18日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    テラとダイオードの旅を描くシリーズ最終巻。
    第3章からは一気読みした。
    1つの惑星で始まった物語がここまで大きな規模になるとは予想していなかった。
    何にも縛られず自由に飛んでいったのがいかにもこの2人らしいと感じた。

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    2026年08月18日
  • オーデュボンの祈り

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    ネタバレ

    いやー!これは面白い。

    流石デビュー作なだけあって、伊坂節が炸裂してる。

    桜が城山撃つシーン、スカッとしすぎてニコニコだった。

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    2026年08月18日
  • さようなら、ギャングたち

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    何度も読み返しているのに、いつまでもおもしろい。おもしろいのに、わからない。わからないのに、切なくなる。切なくなるのに、愛おしくなる。言葉の先から世界が立ち上がっていく感覚をこの作品で知った。この作品を読んでしまってから、ぼくはこの世界でおなじ感覚を探しつづけている。でも、この作品のなかにしかないのだろうと、最近はあきらめている。だから、ぼくは何度でもこの作品を繰り返し読みながら生きていくのだと思う。

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    2026年08月18日
  • 透明な夜の香り

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    友人から勧められ購入。

    読んでみると、文体が綺麗すぎて感動…
    また、記憶に残る文•考えさせられるセリフがとても多く、繰り返し読みたい。

    色と香りが事細やかに描かれており、
    風景+匂い、人+匂いで表す言葉は、
    より想像がしやすく、解像度が上がるなぁと感じた。

    一方で、物事を深く感じ取れる•考えられるという事は必ずしも良い事ばかりではない。というのも本書の一つのテーマだと思われる。
    世の中素晴らしい物•人だけで構成されていないし、そもそも何を素晴らしいとするか?その価値観自体も人によって視点•解釈が異なる。
    考えだしたらキリが無さそうだなと思いつつも、
    とりあえず自分が心地良く感じる場所•物

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    2026年08月18日
  • 世界99 上

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    今、私は一体何を読んだんだ…となっています。ディストピアっぽい世界で、「自分」を持たない主人公のブッ飛んだ立ち回り。
    これが全く共感できないのかというとそうでもない。見方を変えるたびにすべてがひっくり返って、何が正解とか善悪とかわからなくなってきます。
    いくつもの世界を渡り歩く空子の打算的生き方は理解し難い部分もあるけど、謎の爽快感やあっぱれ感もあってページをめくる手が止まりませんでした。
    様々なパターンの女性たち、そして胸がムカムカしてくる男性たち、あとはどんどん加速するピョコルンの衝撃!トラウマになりそうです。
    しかもコレまだあと一冊続く!どうなっちゃうのか全く予想できない。急いで下巻へ!

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    2026年08月18日