猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

作者名 :
通常価格 652円 (593円+税)
紙の本 [参考] 748円 (税込)
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作品内容

「大きくなること、それは悲劇である」――この警句を胸に11歳の身体のまま成長を止めた少年は、からくり人形を操りチェスを指す。その名もリトル・アリョーヒン。盤面の海に無限の可能性を見出す彼は、自分の姿を見せずに指す独自のスタイルから、いつしか“盤下の詩人”と呼ばれ奇跡のように美しい棋譜を生み出す。架空の友人インディラとミイラ、海底チェス倶楽部、白い鳩を肩に載せた少女、老婆令嬢……少年の数奇な運命を切なく描く。小川洋子の到達点を示す傑作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
384ページ
電子版発売日
2011年10月21日
紙の本の発売
2011年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

猫を抱いて象と泳ぐ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年01月02日

    私の大好きな本。
    小川洋子さんの文は優しいのに力強いと思います。
    この作品は私のとても大切な作品となっています。
    人生は自分の居場所を探す旅だといえます。
    そこは物理的に狭い空間かもしれません。
    しかし何かに夢中になり居場所がみつかれば、深い海でも遠い宇宙へも自由に旅することができます。
    自然に笑み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月31日

    色でいうなら無彩色もしくは寒色系だろうか。
    一文一文が美しく、静かなトーンのながら決して単調ではなくうねりながら流れてゆく。
    時におだやかに時に激しく、チェスという知らない世界も、音楽のような空気感で体全体に伝わってくるよう。
    インディラを、心のどこかではうらやましくも思っているという、暗く狭い場を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月21日

    綺麗な世界観で素敵な本です。チェスのことは素人なのでルールややり方はよくわかりませんが、それでも面白く読めます。

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    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    この美しく静謐な物語に引き込まれながらも、終わりに近づくのが惜しくなる…作品でした。

    心に残った文章(p100)

    少年「チェスを指していると、いろいろ不思議な気持ちを味わうよ」
    「心のそこから上手くいってる、と感じるのは~(略)~相手の駒の力が、こっちの陣営でこだまして、僕の駒の力と響き会う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月06日

    小川洋子版ヒカルの碁、なんて言うと怒られそうだけど、海のように広く深いチェスの世界を感じました。美しい物語。

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    Posted by ブクログ 2021年06月28日

    猫のポーンとおじさんとチェスをするシーンが大好き。そこはひだまりのようであとは冷たいプールの印象
    どうかいつまでもあのバスの中で

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    Posted by ブクログ 2021年06月11日

    読後、久しぶりに涙する自分がいた。「博士の愛した数式」の世界を踏襲してさらに広めたような物語。あまりにもピュアで美しすぎる。考えれば人は誰でも50センチ四方の箱に住み、世界を仰いでいる存在なのかも知れない。与えられたその場所で、懸命に歩みを遂げれば、それだけで充分なのだという気持ちにさせられた。小さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月09日

    小川洋子さんの紡ぐ物語は何でこんなに美しいのか。そして哀しいのか。気がつくと、私はいつも泣いている。

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    Posted by ブクログ 2021年03月17日

    チェスが題材になっており、親しみやすい内容だった。読んでいく中で、まさかと思うようなことが二、三回起こり、気持ちが高揚した。読んでいると、不思議な世界に飲み込まれる感じがした。

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    Posted by ブクログ 2021年03月03日

    誰でも多かれ少なかれ生きづらさのようなものを感じながら生きていると思うが、この本を読んで幸せな気持ちになった。
    悲しい出来事も、美しく描かれている。
    自分は自分のままでいいと言われたような気持ちで読んだ。

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