ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 殺し屋がレジにいる

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    怒ることを忘れていた中年女性が、殺し屋稼業のアウトローたちと出会い、切磋琢磨していくうちに、自分自身を取り戻していく痛快でコミカルなリベンジ・アクション小説。キャッチーなタイトルや装丁で客寄せしつつ、本質は令和になっても変わらない生き苦しい女性の立場を見事に描く社会派小説ともいえる。兎に角、設定もストーリも展開も見事なくらいエンタメに徹しているにも関わらず、そこはかとなく行間から滲み出る「女工哀史」のような視点は、それこそ目打ちのように刺さる。かなりの傑作。

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    2026年03月09日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    【あらすじ】
     祖母から『ちぐさ百貨店』を受け継いだ綺羅。
     祖母の大切な店の良さを残しつつも、そこに自分らしさを加えようと日々精進していた。
     その傍らでは従業員の葵も新作たい焼きを完成させようともがいている。
     常連さんを含めた全てのお客様との出会いが、店の歴史を新たに彩っていく ——— 。
    【感想】
     引退して熱海に去った美寿々おばあちゃんの存在がどうなっていくんだろうと思っていたのですが、たとえ離れていても、孫の綺羅と弟子の葵との絆は健在で安心しました。
     1巻は探り探りの感じで読んでいたのですが、2巻ではすっかり登場人物たちに感情移入してしまいました。
     葵君が次のステップに向かうエ

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    2026年03月09日
  • 熱砂の果て

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    C.J.ボックスの猟区管理官ジョー・ピケットのシリーズ。

    「越境者」「嵐の地平」に続く、16作目。(2作目の電子書籍と翻訳されていない短編集?が間に入ってますが)
    原著は2016年。デビュー作発行は2001年なので、だいぶ経ってますね~。
    日本での発行は1作目2004年、本作が2023年。
    登場人物は、ちゃんと年を取っていくスタイルですが~
    発行年よりはゆっくり進んでます。

    ジョー・ピケットは、家族と仕事を愛する、善良で真面目な男。
    中背で引き締まった体つきで、特にたくましくはないが、愚直に問題に取り組むうちに、何故か危険の真っただ中に入り込む運命にある(笑)
    ワイオミングの広大な自然の中

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    2026年03月09日
  • おまつりのおばけずかん じんめんわたあめ

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    さいしょはどきどきしたけど、だんだんおばけのことがくわしくかいてあって、じぶんでもおもしろいところをさがすと、たのしいことがひろがってくるとあたらしいそうぞうりょくが、つくから、またよんでみたいとおもいました。

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    2026年03月09日
  • 痴人の愛

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    女性崇拝、恋愛弱者の愚かな物語でした。
    男なら共感できる部分はあるのではないでしょうか。
    俺はめちゃくちゃありました。
    こうはならんように気をつけようと思います。

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    2026年03月09日
  • 魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー

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    面白かった!感想書いてなかったことに気付いてしまった。
    あれ?書いた気がするんだけどな。
    ラノベとは漫画なんだと理解したのだが、ラノベをあんまり読んだことがないので、わたしが読んだことあるラノベだと、なんかすごい面白い言葉の羅列で非常に漫画感が強いのだけど、新川帆立さんが書いてるだけあって文章がとてもしっかりしている、いるけれども女子が欲しい要素が詰まってて面白くて続きが読みたくてやっぱ漫画!
    となるのがすごいなと思いました。

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    2026年03月09日
  • 闇医者おゑん秘録帖 碧空の音

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    ちょっと順番が違って読んだので、花冷えてのお竹さんと(お子さんは、はや太)と竹一のおっかさんのお竹さんが、ごっちゃになってちょっと混乱。

    読んでいてお腹が空くのはよくあるけれど、あさのあつこさんの時代小説では、煎茶がすごーく美味しそうに描かれる。

    餡子と熱いお茶が欲しくなる。
     
    次作はいつかなー。たのしみ。

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    2026年03月09日
  • 魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル

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    麗矢が嫌なやつかと思いきや、かっこよかった!
    伊織くんが…!!!!
    いい!全体的にいい!
    ぜんぶ女子が欲しい要素が詰まってていい!
    予定調和だけどいい!
    スミレちゃんかわいい笑
    マリスの全人類俺に惚れてまう思考すき!
    椿ちゃんの出自の秘密も明かされつつあってますます面白い!
    続き読みたい!

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    2026年03月09日
  • 鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ

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    オーディブルで聴ける天久シリーズは、19のこれが最後となった。まだ、読み始め。もう、今から、寂しい!味わって読みたい!結局は、面白いから、先へ先へと進んで、時間があれば、急いで、読んでしまうのだけれど。天久先生のおじさん、院長が、からまって。ワクワク。コトリは院長の手術の助手をしたり。院長は、鷹央にとっては敵だから、ソワソワ。鷹央のやきもち?笑笑。それでも、院長の危機だ、トリオで助けよう!

    読み終わってしまった!寂しい!知念さん、ありがとう。鷹央とコトリの出会いの「スフィアの死天使」を再読します。

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    2026年03月09日
  • 首里の馬(新潮文庫)

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    沖縄に関する雑多な情報を蓄積する資料館で整理作業をする未名子は、世界の果ての孤独従事者に対してオンラインで問題を読み上げる、問読者(トイヨミ)として働く。孤独であると自称する彼女は同じく孤独である人との通話によって、互いの一部を共有し合う———

    ヒトが抱く、未知に対する恐怖と、その未知を少しでも既知へと変えて行きたいという欲はこれほどまでに上手く混じり得ないのかと悲しい気持ちになった。
    人間が、自分とは別の場所で貯め込まれる知識に対して警戒するのが本能なのか? それはすなわち、知識とは武器であり、個人の力をより強固にするものだと認めている。そういった行動をとっている人はもしかすると、世界の

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    2026年03月09日
  • 和泉式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    2人の恋の歌の交換、状況説明を
    現代語訳、原文、解説
    の順で無理なく読み進めることができた。

    歌はメールだと瞬時に送れるけど、この時代だから童が持っていく。お相手が偉い人ゆえになかなか会えたかったり、周りの噂に翻弄されたりして、疑念を時折持ちながらも、ゆっくりと愛が深まる感じ。
    最後には同居が始まって、自宅から本妻が出ていく、ドラマのような展開です。


    和泉式部ですが、
    20代 
    ・最初の夫さんの間に子供(小式部内侍)がいて
    ・為尊親王(天皇の子 兄)1年で死別
    ・敦道親王(天皇の子 弟)4、5年で死別、男の子誕生(岩蔵の宮→僧侶に)
    ・その後36歳の時にで夫と結婚して、地方へ

    敦道親王

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    2026年03月09日
  • 妖怪アパートの幽雅な人々 妖アパミニガイド

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    ネタバレ

    「秋音ちゃんの七箇条」、さすがだなと思う。私は一つも守れないなあ。「ケーキの最小単位はホールである」とか「かき揚げはスナック感覚で食すべし」とか書いてあるのを見ると、とてもびっくりする。

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    2026年03月09日
  • 音のない理髪店

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    人と繋がることで生まれてくる信念というものが丁寧に描かれている本だなぁと思った。

    最初はただビックリした。
    『耳が聴こえなければ、文字で伝えればいいだろう』そう思っていた自分の鈍感さや想像力の無さに気づいて。
    たしかに聴こえなければ、物事や事象を文字とリンクさせることが困難だろうに、言われなければ気づかなかったんだ。

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    2026年03月09日
  • 呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ

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    短編3つ。コトリが昔、お世話になった先輩のお話、良かったです。コトリを見守る、天久先生。2人は、相変わらず、お決まりの、意味のない口論してるけど、それが、ほのぼの、良い感じ。私は、天久先生とコトリとコウノイケのトリオのファンだから、楽しんでいます。オーディブルで聴けるのは、あと1冊、19のみになった。終わらないで〜。寂しい。ゆっくり読みたいけれど、読み始めると、止まらないんだよね。

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    2026年03月09日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    父が大切にしている本で、何気なく読み始めたのですが
    どんどん引き込まれていってあっという間に上巻を読み終えてしまいました。

    実在した人物、って考えると、国岡(出光)さんの葛藤、決断、行動の一つ一つに震えます。出逢う人たちとの信頼関係に胸を打たれます。相手を全力で信じる。相手もそれに応えてくれる。約束なんてなくても、ただ相手のため国のためという気持ちで同じ方向を見てるから繋がれる。生き方が素晴らしいなと思いました。

    教科書で学んだ字面だけの近代史が、頭の中で映像化され、一人一人の顔や表情までもが浮き彫りになります。
    高校生や大学生、将来や未来を考える若い人たちにぜひ読んでほしい作品だなと思い

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    2026年03月09日
  • 宙わたる教室

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    教室に火星を作る——。

    新宿の定時制高校の夜の教室に、年齢も境遇もまったく異なる生徒たちが集まる。彼らは理科教師・藤竹のもとで科学部を立ち上げ、「火星を教室に再現をしてクレーターの実験をする」という途方もない目標に挑む。

    この物語の魅力は、「学びとは何か」を根本から問い直している点だ。AIが知識を瞬時に提供できる時代に、なぜ人は自らの手で実験し、仲間と議論し、失敗を重ねる必要があるのか。藤竹が生徒たちに見せるのは、答えではなく「問いの立て方」であり、知識の伝達ではなく「その気にさせる」技術だ。それはまさに、AIには代替できない教育の本質とも言えるかもしれない。

    著者の学術的バックグラウン

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    2026年03月09日
  • 鍵のない夢を見る

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    気持ちの良い主人公がおらず、どの主人公も、全くの悪人ではないが、善人ではなく、人によっては嫌煙するような振る舞いもあった。
    その人からみた正しさがそれぞれに存在していた。

    また、それらを説教くさくなく、わざとらしくなく各人物の起こしそうな思考、動作で書いていくのは大変書く力を必要とするだろうが、さすがの作者である。

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    2026年03月09日
  • ひねくれ給仕は愛を観ない

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    この人の作品は本当にどれもハズレが無いね!
    いつも女の人が恋をしないってのが共通点ではあるのかな。
    心霊のようで、実際はヒトコワっていう展開はどれも面白いです。

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    2026年03月09日
  • 国宝 下 花道篇

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    悪魔との取引
    それがどういうことかクライマックスでわかりました。ゲーテの「ファウスト」を思い出しました。
    読み終わったあとも余韻に浸っています。

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    2026年03月09日
  • ハウスメイド

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    ネタバレ

    ミステリー好きには持ってこいの小説だったけど、夜読むのには怖すぎて終始ゾクゾクしていた。
    展開が進んでいくにつれて、怪しさ満載なニーナも結局は常人でミリーのことを助けようとするところがニーナの優しさだなと思った。
    アンドリューが屋根裏部屋で死んでるのを想像すると気持ちが悪い。歯を抜いて痣だらけみたいなのも最近ドラマで見た「あなたが殺した」を思い出した。

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    2026年03月09日