小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的にはダヴィンチコードに負けず劣らずといった印象でした。正直初めの100ページほどはダヴィンチコードと類似した進行のように思われ、魅力的なヒロイン、気の強そうなポリス(今回は兵長)、怪しそうな人物、血縁に関するワードや、あと少しで間に合わずに助けられないシーンには既視感を覚えた。しかしながら、ラストを含めた本書のラストスパートは私の予想を遥かに超えたものであった。
ヨーロッパ、宗教と科学、文化、芸術、悪の組織と好奇心をそそられるテーマであり、実際の読み応えも十分であった。
特にカメルレンゴについては、その宗教と科学の対立に賛同ができる部分もあった。神に対する信仰と言われても休日にミサ行くわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ買ってから10年近く積読にしてしまったけど…
間違い無く、今まで読んだ本の中でトップ5に入る小説に出会えた。抱きしめたいくらいに大好き。
創作物だって分かってはいるんだけど、読後しばらく経っても、日常のふとした瞬間に「北斗ならどうしたかな…?」「刑務所でどう過ごしているのかな」とか考えちゃう。考えては切なくなって、苦しくなって、ますますこの本が愛おしくなる。
北斗に会ってみたい、何か言葉を掛けたいわけでも変えたいわけでも無く、この世界を実際に感じてみたい。
楽しくて笑うことも無いし、読後に爽やかな気持ちにもなれない。でも私はこういう本が、こういう読書体験が一番好き。読後に間違い無く私の一部にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
謎解きもあるにはあるが、謎を追っていくのがメインであんまり頭を使わなかった。
恋愛面だと、グレイソンかジェイムソンかで揺れてたが、ジェイムソンオチっぽい。
個人的にはグレイソンが好き。
1巻では電話での会話のみ登場していたマックスが屋敷にやってきて楽しい。ザンダーと良い雰囲気。
姉のリビーとナッシュは一緒に行動したりしているが、仲はどうなっているんだろう。
イーライのこと結構気に入ってたのに裏切られてショック。しかし、イヴという妹のために頑張ってたのか。良い兄ちゃんだね。
逆にオーレンのチェックに漏れがあったんだなあ。見抜けないか。
副題が家系図なので色々家系図の穴がわ -
Posted by ブクログ
ネタバレネズミが旅での話を語るシーンが多かった。
ネズミの鮮やかなアクションシーン、お見事。でも悲しい話も。
また、<再会>シリーズは、元のYA!シリーズの「NO.6」より”都市”や”国家”についての話がしっかりメインになっていると思った。平和についての物語が描かれていると感じた。やはり紫苑が委員長だし、濃い部分になっている。
そして紫苑が自分の役割をどう務めるのか、個人としての紫苑と委員長としての紫苑の揺らぎのようなものが今後どうなっていくのか、という話も大きいと思う。最後の方の力河さんの視点は、さすが元敏腕記者だな、おっさん、と見直した。でもイヌカシの見方も、(多分)女性なのでまた違った感覚で紫 -
Posted by ブクログ
面白すぎるよおおおおお!!!!!!!!!
比嘉姉妹シリーズが大好きで長年ずっと追いかけています
新作も時間をかけてゆっくり読むつもりでした
それなのにあまりにも面白すぎて読む手を止められずイッキ読みしてしまいました
もっとじっくり楽しみたかったのに!!!!
電子書籍版で購入したのですが特典の手書きあとがきが深く胸に刺さりました
私はいわゆる「普通の日本人」です
大きな差別を受けたこともなければ人並み程度の幸せを得ることができた人間です
だからこそ本作はとても苦しかった...いろいろ考えさせられました
ただのホラー作品ではありません
人間の心の底にある仄暗い欲望を、これでもかと言うくらいにリア -
Posted by ブクログ
3作目新刊を読み始めても、話の内容があやふやすぎて、読み直したくなり再読しました。
朔がどのような闇をかかえていきていたのか、新城との関わり、一香との関係。
嗅覚が鋭すぎて、匂いからあらゆる情報を、嘘や秘密もを聞き(嗅ぎ)取る朔。
そして、匂いは永遠に記憶となり遺るため、変化を嫌がる。
膨大な雑音に囲まれて朔が抱える心の内は誰にもはかりえることはできないだろう。
一度目は一香目線で読んでいたのだろうか。今回は第三者を通じて描かれる朔の様子が色濃く伝わってきてよかった。
朔の研究所への依頼人が持ち込む出来事に巻き込まれながら、一香と朔が出会うことで起こる反応や変化。そして戸惑い。
ある意 -
Posted by ブクログ
「『実は好きな人ができた。すごくかわいくて、とってもいい子で、みんな彼女を狙ってる。だから僕は考えた。結婚しちゃえばいいって。早すぎますか?」
そう言ってきたのです。私はすぐさま答えました。
「それのどこが相談なの?もう決めてるじゃない」
「世の中に、早ければ早いほどおいしいものが、みっつあります。ー、ボージョレ・ヌーヴォー 二、『吉原家』の牛丼 三、結婚 今日は、会場にこのみっつが勢ぞろいしていますね。大変、幸先がいい。そう思いませんか?」
「そして、年月を重ねれば重ねるほど、深いうまみが増してくるものが、みっつあります。
一、愛情 二、人生 そして三、結婚です」
フランスの作家、ジョル
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。