小説・文芸の高評価レビュー
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翠さんの本棚から
(ゆーき本→みんみん→翠→ひまわりめろん)
はい『月のうらがわ』です
月の裏側はね地球からは見えないんですよ
なぜかと言うとね
月は自転と公転の周期が一緒だからなの
例えば月が自転により半分回ったとするよね
地球から見て月が同じところに留まっていれば当然反対側が見えるんだけど、そん時には地球の周りを半分回っているので地球からは最初の面しか見えないの
まぁちょっと握りこぶし二つ作って実験してみて、かたっぽが地球でかたっぽが月ね
で月の方を回しながらぐるっと地球の周りを周ってみて、どっちも半周ね
ほら!いつも同じ側が地球の方を向いてるでしょ?!
そしたら次はじゃあなんで自転 -
Posted by ブクログ
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編集。
どの話も「○○と○○」というタイトルで統一されていて、それぞれ2人の人物を軸に描かれているのが面白かった。
「祝祭と掃苔」で始まり、「伝説と予感」で終わる構成、その本のタイトルが「祝祭と予感」なのも含めて、一冊全体のまとまりが綺麗。
一番好きだったのは「竪琴と葦笛」。ナサニエルとマサルの師弟コンビ(このお話ではまだ師弟ではなかったけど)の二人ともちょっと子供っぽいところが見られてとても微笑ましかった。
最後の「伝説と予感」だけ、それまでとは少し異質で、夢を見ているような不思議な話だったのも好き。『祝祭と予感』というタイトルに繋がるような、ふわっとした余 -
Posted by ブクログ
あぁ、面白かった!
ほぼ一気読みくらいの勢い。
青い壺で有吉佐和子を知り、その後非色を読んでさらにはまった。このかたの本は続きを早く読みたいと思わせる吸引力のある小説が多い。
様々な人が亡くなった富小路公子という女性について語る。ある人はとても優しい人、ある人はとんでもない詐欺師、など正反対のことを言う。こういった色々な面から一人の人物を見ていくスタイル大好きである。
最後の彼女の息子についての証言が結構彼女という人物の核心をついているのかな、と私には思えた。自分のことを美しい人、愛でる対象と思ってもらいたくて、美しいものが何よりも好きで、そしてなにより自分の人生を美しい物語に仕上げたい -
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ネタバレジョー・ピケット猟区管理官シリーズ第十九弾。
熊に人間が襲われるというおよそ他人事ではない事故の調査に向かっていたが、
あっという間に、判事の妻が長距離射撃で殺された事件に呼び戻されるジョー。
すぐそばにいた判事の代わりに撃たれたのか。
天上天下唯我独尊の判事に恨みを抱く者は多く、
新しい保安官、群検事長代理、ハイウェイパトロール警官、警察署長、ジョーと、
法執行機関が全て呼び寄せられ、容疑者リストを作るように要求される。
捜査が進まない中、ネイトが長距離射撃の銃を隠し持っていると密告があり、
保安官に犯人として逮捕される。
リヴとの子供が無事生まれ鷹狩りビジネスも順調で、
表の世界に戻っ -
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死を身近に感じる度に手にとる作品。
通夜、葬儀に続いて故人の家に空き巣が入り、寝る場所もなく近所の銭湯にある大広間のハンモックで1夜を過ごした。そこで夜通し読んだ思い出深い1冊。
私たちが住む現実世界と似てはいても何か決定的に違っている世界、穏やかな憂鬱に包まれたiDEATH。
そこに属す全てのものが死の沈黙、平穏に何となく惹かれているような雰囲気で魅力的。
死者たちは永遠の明るさの中にいる。
足をかけていた枝から足をはずした。
そのあとの彼女は、空気の上にひとりで立っていた。
こんな表現があるんだと思った。音もなく静かで美しいと思えてしまう。 -
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暗号解読(上)
著:サイモン・シン
出版社:新潮社
新潮文庫 シ 37 2
国家にとって、国を治め、軍を動かすためには効率的な通信手段が不可欠であることを支配者たちは知っていた。それと同時に支配者たちは、メッセージが正当な受信者以外の人物に渡ったり、貴重な秘密がライバル国家に奪われたり、重要な情報が敵の軍隊に漏れたりすればどうなるかもよく理解していた。
孫子は、謀攻篇に彼我の情報量が勝利へ直結すること、そのために、用間篇に何種類ものスパイの運用方法をも、記載している。
重要な情報を敵に知られることなしに、離れた味方に伝える手段こそ、暗号なのである。
暗号は、数学、言語学、情報理論、量子 -
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テレビ愛にあふれた緻密なミステリ
本作の舞台はテレビ番組の撮影現場。「ゴシップ人狼」という個性的なバラエティ特番で、今回はなんと生放送。しかも特別なサプライズまで用意されているというとんでもない構成になっている。ところが本番直前にプロデューサーが出演者の死体を見つけ、さらに犯人からの脅迫に従って番組を進行させなければならなくなる。
このパンチの効いた設定の中で、制作サイド・演者・視聴者のそれぞれの視点で番組の進行が描かれる。衝撃的な数々の真実が徐々に明かされていく構成が見事で、最後の最後まで目が離せない。
舞台となる撮影現場や、登場するタレントのディティールがすごくリアルに描かれているの -
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そうか永井さんも、読書家だったのか、クラスにひとりぐらいなのかな、こうやって熱心に読書してる人は。自分は小説が何かとかも分からんかったからなあ、誰か身近に読書家がいれば良かったなあ。いつか再読したい。「あーね」は知らなかったわ。。
気になったのは、
P203『重度障害のお子さんを持つ母親は自身の子育てを振り返り「不幸じゃないけど、大変だった、それをわかって欲しい」と伝えてくれたという。そう、大変と不幸は、似ているようでまったく違うのだ。相模原障害施設殺傷事件を起こした植松聖は、それがわかっていなかったと奥田さんは言った。』のくだり。
これは障害児育児してるわたくし自身の当事者目線で言うと、結構
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