小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレこの本のモデルになった、当時研修医として実験に参加していた先生が昔近所にいらっしゃって、時々講演会をしていた
それをきっかけに親から勧められて読んだ本。講演会も行ってみるかと聞かれたけど当時高校生だったのでなんとなく怖くて断ってしまって。大人になってから行ってみたいなと思ったけれど先生は最近亡くなってしまったようで、今になってそれをすごく後悔している
こうやって戦争の体験を直接経験者の方から聞ける機会って、これからどんどん失われていくんだろう
そしておそらく、私たちはその最後の世代なんだろうな。
この本に登場する人物は誰も極悪人ではないのに、一人一人が手に取るナイフや、時には一本のペンが誰か -
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ネタバレ天才とは。才能とは何か?
〜あなたも天才たちの観測者になりませんか?〜
額賀先生のデビュー10周年作品
どのストーリーも好きだった!!
特に、『星原の観測者』の話がお気に入り!
ほんと、じーんと沁みた。
釘宮の星原に対する思いを話すところに、感動して涙が止まらなかった!
私は、天才たちを普段から見ている観測者の1人。
普段は、"天才たちの才能の美しさとその苦悩"がよくわかる1冊だった。
1度カメラマン多々良の写真を見てみたいなぁと思った。
夢には際限がない。でも、才能には終わりが…とのことなので、夢は大なり小なりずっと持ち続けたいと思った!
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面白かった、そして胸が熱くなった。
会話もテンポが良く、読みやすい。
看護師として働くシングルマザーの秋山菜々子
と一人息子の航太郎。
航太郎はシニアリーグでピッチャーとして
活躍しているが、大阪にある、「希望学園」への
進学を決意する。息子の夢を支えるため、
菜々子は慣れない大阪での生活を始める。
野球部の父母会や監督との関係、悩みながらも
母と子で様々なことを乗り越えていく。しかし
実際の高校野球の世界でも、野球部の父母会では、こんなシビアなことが起きているのだろうか
(‥しんどい‥)
母と子が共に成長していく姿、
読みながら彼らと追体験しているようで、
最後の試合のシーンでは泣かされ -
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尚哉と難波くんは高槻ゼミにはいり、3回生スタートです。「トンネルの中には」は悲しいお話。事件があった場所に供えられるお花。それを供えている人にとっては決して忘れられないこと。だけど多くの人にとっては、時間が経つにつれてもう忘れてしまいたい出来事。悪気はないのだろうけど、立場が違うとこんなにも捉え方が違うのだなと考えさせられました。
「桜の鬼」はついに難波くんに耳の秘密を知られてしまい、悩んでいる尚哉を気分転換で旅行に連れ出した彰良と健ちゃん。和気あいあいな3人が楽しそうな反面、最後には異捜の山路が出てきて不穏な感じに。
何とも先が気になる終わり方でした。
巻末のお話の舞台は丸岡食堂。大学生の彰 -
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寺地作品の好きランキングでかなり上位に食い込む、これは。最近は家族のことを書いてるのをよく読んでたけど、家族じゃない人との交わりメインの寺地さんもいいんだよな〜。「いつか月夜」のタイトル回収も美しかった。ミスチルの「足音」みたいな一冊。
おこがましいけど、實成くんと人間関係に対する価値観が結構近いと思った。必要なときに近づいて役割が終わったら離れていくって諸行無常感について、丁寧に言語化してくれた。
あと、人間関係って良くも悪くも「出会い直す」瞬間ってあるのを思い出した。「いい人だと思ってたけどそうでもないよね」を描くときの、絶妙に人を苛つかせるレベルの人間の裏表が好き。(でもその人の背景の -
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ネタバレ電車で読んでたら、電車の中なのに泣いちゃった。
ラストでは大きな悲しみや、喪失感を受け止めたマリンカと家に
それ以上の希望や、可能性や、優しさが奇跡みたいに溢れてきてもう、最高でした。
じつは、ラストに行くまでは、何度も主人公のマリンカのことを、嫌いだなーと思っていました。
だからか、文字も目が滑って集中して読めなくて何度も何度ももどって読み返したりして。
わたしにはこの本、合わなかったかも。って思いながら読んでたんですけどね。
平和な日々の描写から、中盤あたりで、物語の殆どは大きな悲しみと喪失と、何をやってもうまくいかない苛立ちのシーンでね。
でも、途中でヤーガオババが出てきたあたりから物語 -
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