【感想・ネタバレ】新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

寿退社後に婚約破棄されたアツコが、行く当てもなく乗り込んだ路線バスの終点で見たもの。学級閉鎖で留守番中のアタル君が巻き込まれた不可思議な事件。自殺同然の事故で兄を亡くした妹が、偶然出会った女子中学生。俳句から着想を得て生まれた物語は、十七音の枠を超え、色彩豊かな無限の世界へ広がってゆく。人生の機微を掬い取るように描く、怖くて、切なくて、涙を誘う、極上の短編集。(解説・倉阪鬼一郎)

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Posted by ブクログ

宮部みゆきさんのBBK(ボケ防止句会)のメンバーが考えた俳句をもとに編み出された短編集
一つ一つの俳句に合わせた小説ですごく面白かった
特にお気に入りは「山降りる旅駅ごとに花ひらく」
最後の最後でスカッとして気持ちよかった。

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。12の俳句とそこから生み出された12の短編集。俳句の世界に寄り添うものもあれば、あらぬ方向に飛躍していくものもある。コワさあり、ほっこりあり、しんみりありと宮部さんの世界が多様に広がっていくのが楽しい。これも続編ありそうですね。宮部さん、閉じていないシリーズものが多くていつも新作を待ち望んでいます。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

さすが宮部さんどの話も面白かった。
俳句とお話の関連はぼんやーりとしか、わからないけど、そこもなんか良かった。
全体的に切ない話が多かったけど、良かった。

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2025年12月03日

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