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同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)
Posted by ブクログ
清明 隠蔽捜査8
ミソギを終えた竜崎伸也は、神奈川県警に刑事部長として着任した。着任後間もなく東京都町田市と神奈川県との境で他殺体が発見され、警視庁との合同捜査本部が設置された。ここでも早速、竜崎部長の手腕を発揮、原理原則に従った行動で周りの部下を黙らせる。前作のシリーズ5宰領で、要らぬ縄張り争いで気まずい関係となった幹部たちと今度は立場が変わって、再会をするところは、読みどころの一つだ。また妻冴子の自動車教習所通いでのトラブルも加わり、竜崎をドキッとさせる演出にも 今野敏作品としての面白みが出ている。合わせて、横浜の中華街の名店『梅香楼』での飲食の場面が出てくるが、実際にその店を探して食べてみたくなる。次作も楽しみだ。
Posted by ブクログ
2022年(発出2020年) 425ページ
文庫本の表紙の写真は、神奈川県警本部庁舎でしょうか。『ビルの上階に円盤を埋め込んだような独特のデザイン』とあり、表紙カバーをマジマジと眺めました。
神奈川県警にきても、竜崎は変わりません。面白さも変わりません。ご都合主義のような終わり方でも、それが竜崎の醍醐味です。
神奈川県警の新キャラも登場します。竜崎のぶれないキャラで、周りの人たちの信頼を固めていきます。竜崎伸也の人心掌握術ですね。
横浜といえば中華街で、中華街で食事をするシーンがありますが、美味しそうでうらやましい!
安定の伊丹刑事部長も登場します。だけど、伊丹は神奈川県警を明らかに下に見ていて、やなヤツ〜風に描かれています。
そして、今回の家族のお話は冴子さんでした。横浜市もうちからしたら大都会だけど、東京では必要なかった車がついに必要になるのね。
今作で手元にある隠蔽捜査シリーズは終わりです。続刊も早く読みたいのですが、しばらく竜崎伸也とお別れです。
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小説・文芸
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